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耳の位置を治す

耳の位置や高さの違いは耳を引っ張れば治るって本当?

耳の位置を治す

 

鏡を見た時にふと気にしてみると、耳の位置や高さが違う。

 

そういえば、知らず知らずの内に、眼鏡も曲がってきている気がする。

 

そんな経験ありませんか?

 

そんな経験をお持ちの方の中には、

「耳を引っ張って高さを調整してみた。」

という方もいらっしゃるみたいです。

 

実際に、

「耳の位置の違いが気になるのですが、自分で治す事は出来ますか?」

というご質問を受ける事もあります。

 

 

実は、耳の高さのみ単独でずれている事は少なく、首の歪みや顔の歪みと同時に、生じている事が多いのです。

 

今回は耳の位置や高さの違いが気になる方へ、その対処法をご紹介していきたいと思います。

 

 

耳の位置が必ず左右対称であるとは限らない。

 

耳の高さや位置が必ずしも、左右で一緒であるとは限りません。

 

むしろ寸分のくるいもなくシンメトリーの方の方が、少ないくらいです。

 

耳の形自体に左右差がある方もいらっしゃいますし、形はそれほど左右差はないのだけれども位置がずれてみえる、という方もいます。

 

とりわけ痛みなどの不調がないのであれば気にならないですが、顕著に位置が違う場合は、どうしても気になってしまうものです。

 

なぜ、耳の高さが違ってしまうのでしょうか?

 

 

耳の位置や高さが違くなる原因。

 

耳の位置の違いの原因としては、次の事が考えられます。

 

  • ・頭(頭蓋骨)の形が悪い
  • ・顔の歪み
  • ・首の傾き

 

 

頭蓋骨と耳の関係性

成長の過程で頭の形が歪む場合があります。

 

赤ん坊で頭の骨が柔らかい時に、頭が圧迫させらり遺伝の問題で曲がってしまう事が多いです。

 

 

(頭が曲がるイメージ)

斜頭

 

このような赤ちゃんは、耳の高さに左右差が生じます。

 

 

 

顔の歪みと耳について

顔が歪むと、耳の高さが変わります。

 

正面写真線付き

 

写真では、右の耳が見えやすく、左の耳が見えづらくなっています。

 

 

口角や目、そして眉毛の高さにも左右差がある事が確認出来ます。

 

 

このような方は、上顎や下顎に歪みが生じている可能性が高いです。

 

上顎強調

 

 

首の傾きと耳の位置

首の傾きと耳の高さの位置関係

 

首が傾くと、耳の位置が変わります。

 

 

首の傾き自体は、意識すれば治せるの問題はないのですが、首の傾きを放っておくと下顎の位置が歪みの原因にもなります。

 

 

写真をとる際に、「首を真っ直ぐにして下さい」と言われる方は、気を付けて下さい。

 

 

上記の事を踏まえ、首や顔の歪みを整えて、耳の位置が治してみましょう。

 

 

 

耳の位置の違いの対処法3選

耳の位置の違いはどの様にして、対処すればよいのでしょうか?

 

 

ご自身で治そうとするのであれば、耳の高さが低い側の耳を引っ張ってみる、という方法をとられる事が多いみたいです。

 

 

しかし、実際にその方法で耳の位置が治ったという方は少ない気がします。

 

 

ただ、耳を引っ張ったり、動かしたりする事自体はリンパの流れを良くする事ができたりもするので、積極的に行って頂きたいセルフメンテナンスの1つにはなります。

 

 

では、耳の位置の違いを治すのに、有効な3つの方法をご紹介していきます。

 

 

首の曲がりを治す。

耳の位置が違う人の多くに、首の曲がりを認められます。

 

知らず知らずの内に、首を曲げて生活している方も多いです。

そんな方は、首の曲がりから治していきましょう。

 

【やり方】

1.姿見の鏡の前に立ち、背中と頭を壁で固定する。

 

2.顔の中心線(頭頂部・眉間・鼻先・顎先を結んだ線)と、首の中心の線が一直線になるように、姿勢を調節する。

 

3.顔の中心線は垂直に保ちつつ、首の中心線から平行に動かす。

 

4.動かす際に、手の平で鎖骨の下部分の皮膚を反対側で動かすように行うと、効果的に行えます。

 

5.反対側へも、同様に動かしていって下さい。

 

 

顔の歪みを治す

顔の歪みは、耳の位置をずらしてしまう可能性が高いです。

 

更に鼻が曲がると、眼鏡が曲がってしまうの原因にもなるので、注意が必要です。

 

顔のどこが曲がっているのかで治した方も変わってくるのですが、ご自身で治す場合は次の方法を試してみて下さい。

 

【やり方】

1.手の平で頬骨を押しながら、口の開け閉めを10回行う。

 

2.小鼻の横を押しながら、唇を内側にいれる体操を10回行う。

 

3.口角から下がった顎先の骨部分を、両方の指先で押さえながら、顎が後ろにずれないように、口の開け閉めを10回行う。

 

 

耳まわりを柔らかくする。

耳のまわりが固いと、リンパや血流の流れが悪くなります。

 

耳の位置を治す為に、耳を引っ張る事は自体はそれほど有効ではないのですが、耳まわりの軟部組織を軟かくする事は、顔のリンパの循環を良くし、血行促進にも繋がるので、健康増進にはとても有効になってきます。

 

簡単に行えますので、顔や首の歪みと一緒に治してみて下さい。

 

【やり方】

1.耳尖を指でほぐすように、マッサージを行う。

 

2.耳たぶをマッサージする。

 

3.耳尖りを上に引っ張って5秒キープする。

 

4.耳を横に引っ張って5秒キープする。

 

5.耳たぶを下に引っ張って5秒キープする。

 

 

こちらの動画を参考に行ってみてください。

 

 

 

 

耳の位置を自分で治すなら、首と顔そして耳のマッサージ。

 

自分で行うフェイシャルマッサージ

 

耳を引っ張るだけで、耳の位置は治るのか?

残念ながら、その可能性は低いでしょう。

 

では、どうすればよいのか?

おすすめするのは、首と顔の歪みの矯正。

 

なぜなら、耳の位置や高さが違う人のその殆どに、首や顔の歪みが確認でき、その歪みを矯正すると、耳の位置に変化が出たと感じる方がいるからです。

 

なので、耳をやみくもに引っ張って治そうとする前に、首や顔のセルフ矯正から初めてみて下さい。

 

歪みが矯正されると、耳の位置に変化が生じやすくなるのですが、その歪みの矯正の他にやって頂きたい事は耳のマッサージ。

 

耳のマッサージは、リンパや血液の流れを良くするので、顔の代謝も上がります。

 

しかも、耳まわりの皮膚や筋膜が固いと、頭痛や肩こりの原因にもなってきます。

 

 

耳の位置が高いと知的に大人っぽく見られやすいですし、耳の位置が低いと明るく、童顔に見られるようになります。

 

このように耳の位置は、顔の印象を変える重要なポイントの1つです。

 

鏡をみて、ふと耳の位置や高さの違いが気になったら、これらの矯正から初めてみて下さい。

 

毎日続ければ、ご自身でも効果的に矯正が行えるようになります。

 

是非試してみて下さい。

 

 

【顔の歪みでお困りの方へ、オススメ記事】

 

 

 

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