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【3つの邪を取れば薬いらず!】五十肩の症状の治すツボ5選

肩表紙

 

日本では、自覚症状で多いものは、肩こりと腰痛です。

 

 

デスクワークなどの背中を丸める姿勢が増えた結果、現代病とも言えます。

 

 

「肩こりかな」っていう違和感程度だったのが、痛くなってきて挙がらなくなったら・・・。

 

 

それは、五十肩かもしれません。

 

 

五十肩は、痛みが強く、動かせなくなることが、特徴です。

 

 

これは、痛み適切な治療とリハビリが必要となります。

 

 

さらに五十肩の症状には、鍼灸が効果絶大なんです。

 

 

そこで今回は、五十肩の治療について、東洋医学の考え方を入れながらお話していきます。

 

 

五十肩とは

 

 

先ほども言いましたが、いきなり現れる「肩の痛み」と「肩が挙がらなくなる」という症状が、五十肩の代表的な症状です。

 

 

肩痛

 

 

特に、痛くて夜眠れない「夜間痛」というものもあります。

 

 

原因は、肩周りの組織の炎症によるもので、肩関節周囲炎とも呼ばれています。

 

 

そして、五十肩では、症状によって、大きく3つの時期に分けられます。

 

 

  • ・炎症期
  • ・拘縮回復期
  • ・回復期

 

 

1つずつ解説していきます。

 

 

炎症期

 

 

五十肩の中で、一番痛みが強い時期です。

 

 

痛みや動かしずらさなどの症状が、1ヵ月~半年かかることもあります。

 

 

夜間痛が出てくるのもの時期です。

 

 

夜間痛では、眠る時、腕の下に枕やクッションなどを置くと楽になることが多いです。

 

 

肩枕

 

 

拘縮期

 

 

激しい痛みが落ち着いてくると、肩の動きが悪くなり、動かしにくくなります。

 

 

これを拘縮期と言います。

 

 

痛いからと言って、動かさないでいると、肩関節は、拘縮(こうしゅく)といって、固まって動かなくなってしまいます。

 

 

そのため、たとえ痛みがあっても、ある程度動かしてあげなければなりません。

 

 

この拘縮期で、ちゃんとリハビリができているか、そのあとの回復期での治り方が変わってきます。

 

 

回復期

 

 

痛みがほぼなくなり、少しずつ肩の動く範囲が広がってくる時期です。

 

 

回復して元に戻るまでには、半年から1~1年半かかります。

 

 

しかし、リハビリを怠ってしまうと、肩を動かせる範囲が狭まってしまうので、しっかりとリハビリを行うことが重要です。

 

 

五十肩の治療

 

 

病院で、「五十肩です」と言われても、治療法は、痛み止めと安静になります。

 

 

薬

 

 

またそのあとは、リハビリを行うこともあります。

 

 

五十肩の有名なリハビリ体操『アイロン体操』

 

 

五十肩で痛いからと言って、動かさないと肩が動かせなくなってしまいます。

 

 

そのため、リハビリをしていかなければなりません。

 

 

そこで、五十肩のリハビリで有名なのが「アイロン体操」です。

 

 

アイロン体操

 

 

この体操ができた当時は、ちょうどよい重さがないため、アイロンで代用したため、「アイロン体操」と言われますが、500~1000mlのペットボトルでも代用できます。

 

 

これは手を下に垂らし、錘を手でつかんで、ゆっくりと動かしていくというリハビリの体操です。

 

 

こうすることで、肩周りのストレッチを行えます。

 

 

あくまでもストレッチなので、痛ければ良いわけではなく、心地よい範囲にしてください。

 

 

五十肩を予防する矯正体操

五十肩になってしまうと、どんな治療をしても治すのに時間がかかってしまいます。

 

 

大事な事は予防です!

 

 

今回は、姿勢を良くしながら肩の動きを改善させる矯正体操をご紹介いたします。

 

 

【五十肩予防矯正体操(その①)】 

五十肩を予防する矯正体操その1

 

 

【五十肩予防矯正体操(その②)】 

五十肩予防矯正体操その2

 

 

【五十肩予防矯正体操(その③)】

五十肩予防矯正体操その3

 

 

こちらの動画を参考に行ってください!

 

 

 

 

東洋医学での五十肩

 

 

東洋医学では、免疫力の低下と栄養不足で起こります。

 

 

東洋医学の考え方で、気候の変化が体に悪影響を与えるという考えがあります。

 

 

体に悪影響を与える気候を『邪』といい、五十肩と関係のあるのは「風邪(ふうじゃ)」、「寒邪(かんじゃ)、「湿邪(しつじゃ)」といいます。

 

 

この3種類の邪が同時に入ることを「痺証(ひしょう)」といい、どの邪が強いかで症状が変わってきます。

 

 

ひしょう

 

 

風邪が強ければ、筋肉を傷つけ、肩から首やうなじにまで痛みが広がります。

 

 

湿邪が強くれも、筋肉を傷つけ、痛みは一ヵ所ですが、患部が腫れます。

 

 

寒邪が強ければ、骨を傷つけ、痛みが激しく、温めると症状が楽になるという特徴があります。

 

 

治療法としては、この3つの邪を取り去る治療を行います。

 

 

ツボは、以下の5つを使います。

 

 

・肩髃(けんぐう)

・肩貞(けんてい)

・臀臑(ひじゅ)

・曲池(きょくち)

・外関(がいかん)

 

 

肩のツボ

 

 

最初の3つは、肩周りにあるツボです。

 

 

痛む場所に近いのに加え、原因となる邪気を取り去るツボです。

 

 

曲池、外関は、患部から離れていますが、これも原因を治してくれるツボになります。

 

 

これらのツボを痛気持ちいい範囲で、ほぐしてからリハビリ行ってください。

 

 

またほぐして痛かったり、リハビリをして痛かった時は、無理をせずに中止してください。

 

まとめ

 

 

五十肩は、肩が痛み、腕が挙がらなくなります。

 

痛みが最も強くなる炎症期、肩の動きが悪くなる拘縮期、徐々に動かせるようになってくる回復期の3つに分けられます。

 

 

動かさないでいると、拘縮してしまう恐れがあるので、「アイロン体操」など、肩周りのストレッチやリハビリが大切です。

 

 

東洋医学では、五十肩は、免疫力の低下と栄養不足で起こります。

 

 

痺証によるもので、風邪と寒邪、湿邪のどの邪が強いかで症状が変わります。

 

 

治療法は、3つの邪を取る治療を行います。

 

 

ツボは、肩髃、肩貞、臀臑、曲池、外関を使いほぐしてから、リハビリ行ってください。

 

 

五十肩でお困りの方の力になれば、幸いです、

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