Tag Archives: ツボ押し

眩暈

怒るとめまいがひどくなる?【おすすめツボ押し5選!】

 

眩暈

 

 

最近、目がかすんだり、立ちくらみがすることがある。

 

 

 

 

眩暈(めまい)で、気持ち悪くなる事が増えた。

 

 

 

 

 

通勤や通学の途中で、めまいや、具合が悪くなる事が増えて、日常生活に支障が出るようになった。

 

 

 

そのような方へ、、

 

 

 

最近、怒りっぽくなったり、イライラする事が、増えていませんか??

 

 

 

その眩暈(めまい)は、内臓が関係している場合があります!!

 

 

 

今回は、【内臓】からくる眩暈(めまい)について、説明させていただきます!

 

 

眩暈(めまい)について

めまい

 

 

めまいとは、目のかすみ・目のくらみ・頭のくらくらする感覚の総称です。

 

 

 

軽い症状の場合だと、目を閉じてしばらくするとめまいが止まります。

 

 

 

しかし、重い場合は、車や船に乗っているような揺れが続いて、立っている事が出来なくなり、悪心・嘔吐・冷や汗などを伴う場合があります!

 

 

 

めまいの原因として、現代医学の考え方と、東洋医学の考え方に分けられます!

 

 

 

現代医学では、何らかの病気が、めまいを引き起こしていると考えます。

 

 

 

原因となるのは、以下の物があります。

 

  • ・高血圧症
  • ・貧血
  • ・メニエール病
  • ・脳疾患
  • ・神経衰弱
  • ・動脈硬化症
  • ・神経症

 

 

貧血などの、身近な症状から、脳疾患まで、様々な物が考えられます。

 

 

めまいの頻度が多くなっていたり、症状がひどくなっている場合は、我慢せずに1度、医療機関に診てもらう事も、とても重要です!

 

 

 

東洋医学では、西洋医学とは、別の考え方で、眩暈(めまい)の原因を考えているので、東洋医学の考え方も紹介させていただきます!

 

 

 

眩暈(めまい)の原因【東洋医学の考え方】

 

ストレス

 

東洋医学では、西洋医学とは考え方が違います!東洋医学では、体の中の気・血や臓腑の状態がなにか、影響しているのではないかと、考えます!

 

 

 

今回は、『怒り』の感情と共に起こる眩暈(めまい)について説明させていただきます!

 

 

 

東洋医学では、怒りに関係している臓腑として、【肝】があります!

 

 

 

【肝(かん)】は、ストレス・肉体的・精神的疲労を体の中で、1番受けやすい場所になっています。

 

 

 

ストレスや疲労を溜めこんでしまう事が原因で、肝(かん)の機能が悪くなり、イライラしやすくなっていたり、めまいが起きてしまいます。

 

 

 

 

東洋医学では、そのような症状を【肝陽亢進(かんようこうしん)】といいます。

 

 

 

では、【肝陽亢進(かんようこうしん)】について、詳しく説明させていただきます!

 

 

 

怒るとめまいがする!【肝陽亢進(かんようこうしん)に効くツボ5選!】

鍼灸

 

上記でも、説明させて頂きましたが、肝は、体の中で、ストレスや疲労の影響を受けやすい場所です!

 

 

 

ストレスが溜まると、肝の機能が悪くなってしまうのです!

 

 

 

肝は、疏泄機能(そせつきのう)という大事な役割を行っております!

 

 

 

疏泄機能(そせつきのう)というのは、体の中の生理物質である、気・血を全身へ、すみずみまで、行き渡らせ、伸びやかにする働きや、脾胃による、食べ物の消化を助ける働きがあります!

 

 

 

さらには、精神状態を伸びやかにして、気持ちに余裕を生む働きもあります。

 

 

 

ですが、ストレスなどが加わると、疏泄機能が低下してしまうので、気・血の流れが滞ってしまったり、精神面も余裕がなくなるので、イライラしやすくなったり、怒ることが増えてしまいます!

 

めまいも疏泄機能の低下で、頭や全身に血がうまく回らない事により、立ちくらみなどが起こってしまうのです!

 

 

また、肝は【筋・爪・目】と関係していて、肝臓が疲れていると、目の充血が起きたり、筋肉がひきつってしまう事もあります!

 

 

 

肝陽亢進の全身症状として、以下のものがあげられます!

 

 

  • ・眩暈(めまい)
  • ・耳鳴り
  • ・頭痛
  • ・怒りっぽい
  • ・イライラしやすい
  • ・不眠
  • ・よく夢をみる
  • ・顔面紅潮(顔が赤くなる)
  • ・疲労時や怒ったりすると、めまいや頭痛がひどくなる

 

 

このような症状が、肝陽亢進の特徴です!

 

 

 

このようなタイプの方は、かなりストレスや疲れが溜まっているので、ゆっくり休みを取ることや、上手にストレス発散して、溜めこまない事が大事です!

 

 

また、鍼灸治療では、【ツボ】を使いアプローチしていきます。

 

 

 

それでは、治療に使用するツボを、紹介させていただきます。

 

 

【肝陽亢進にとっても有効なツボ5選!】

 

(1)百会(ひゃくえ)

 

百会

 

頭にあるツボです!肝に溜まっている【熱】を取り去る作用があります!

 

(2)行間(こうかん)

 

こうかん

 

 

肝に関係しているツボです。血の流れを改善させ、頭にしっかり血が巡るようになります!

 

 

(3)太衝(たいしょう)

 

不眠 太衝

 

肝に直接作用するツボになります!疏泄機能を高める役割があるので、使用します!

 

 

(4)丘墟きゅうきょ)

 

丘嘘

 

 

 

 

こちらも同様で、肝に直接作用します!疏泄機能が高まり、精神面の改善をはかります!

 

(5)肝兪(かんゆ)

 

肝兪

背中にあるツボなので、テニスボールなどを使いながら、ツボ押しするのも、おすすめです!

 

 

まとめ

 

まとめ 画像 

今回は、めまいの中でも、【怒りと共に起きるめまい】について説明させて頂きました。

 

 

現代医学からみても、東洋医学からみても、めまいの原因はとても多いです!

 

 

この様なタイプの眩暈(めまい)は、ストレスや疲れが多く影響しているので、しっかり休みを取ることも大事です!

 

 

 

また、紹介させていただいたツボ押しも簡単に出来るものなので、めまいが気になる時や、イライラしてきた時などにぜひ、セルフケアとして行ってみて下さい。

 

 

 

体質改善をして、今の辛い症状を改善させましょう!

 

 

参考にしてみてください。

 

LINEで送る
Pocket

便秘 タイトル

辛い便秘にツボ押しを!【おすすめのツボ教えます♪】

 

便秘 タイトル

 

 

 

普段からお腹がすっきりしない。

 

 

 

 

何日も便秘が続いている。

 

 

 

いつもより便が少なく、スッキリしない。

 

 

 

体の悩みを人に相談しづらい。

 

 

 

そんな辛い便秘で悩んでいる方へ。

 

 

 

西洋医学・東洋医学からみた便秘のタイプの違いや、セルフケア・あなたに合ったツボ押しなどをお教えします。

 

 

 

まずは、便秘の概念から説明させていただきます。

 

 

便秘について

 

便秘 薬

 

 

便秘とは、何らかの原因で排便の機能が低下し、腸の中に便が溜まってしまっている状態です。 

 

 

 

排便回数・排便の量の減少や硬い便など、これらの状態の組み合わせを便秘といいいます。

 

 

 

病気が原因で、便秘が起きている場合があるので、そちらも説明させていただきます。

 

 

便秘の原因【西洋医学からみた便秘】

 

女の子

 

西洋医学では、様々な疾患が原因となり、便秘が起きていると考えます。

 

 

 

様々な原因として、以下のものがあげられます。

 

 

  • ・腸閉塞(イレウス)
  • ・大腸ポリープ
  • ・大腸がん
  • ・環境の変化(旅行先など)
  • ・ストレス
  • ・肝臓がん
  • ・過敏性腸症候群(IBS)

 

 

などが、考えられる場合があります。

 

 

 

腸閉塞やがんなどの危険な疾患が原因となっている可能性もあるので、早めに医療機関に相談する必要があります。

 

 

 

また、過敏性腸症候群(IBS)や、ストレス・生活習慣が、原因となっている便秘には、東洋医学のツボ・経絡などを使用する治療も、有効となっています。

 

 

それでは、東洋医学からみた便秘の原因も説明させていただきます。

 

 

 

便秘の原因【東洋医学からみた便秘の原因】

 

 

トイレ 便秘

 

先ほど、上記で説明させて頂いた、西洋医学とは、考え方が異なります。

 

 

西洋医学では、大腸がんや腸閉塞などのはっきりとした疾患が、原因となり便秘が起きていると考えますが、東洋医学では、その人の気や血の流れ・状態などが原因で便秘が起きていると考えます。

 

 

 

 

東洋医学のでは、便秘のタイプを以下の4つに分けられます。

 

・【1】熱秘(ねっぴ)‥胃や腸に熱が生まれる事が原因の便秘

 

・【2】気秘(きひ)‥怒りなどの感情が肝臓に熱を作り出し、循環が悪いため起こった便秘

 

・【3】虚秘(きょひ)‥気・血が不足し、腸の便を押し出す機能が低下したため、起こった便秘

 

・【4】冷秘(れいひ)‥冷たいものの過食や老化などにより、便を押し出す機能が低下したため起こった便秘

 

 

 

まず最初に、熱秘(ねっぴ)から紹介させていただきます。

 

 

 

【1】熱秘(ねっぴ)について

 

 

 

熱秘というのは、辛い物の食べ過ぎや疲れや風邪で、熱を出した時などに、体の中で上手く処理出来ず、熱が溜まってしまった状態です。

 

 

 

熱が体に溜まると、便が硬くなり、それが便秘につながります。

 

 

熱秘の症状として、以下のものが挙げられます。

 

  • ・便の状態が乾燥していて固い
  • ・お腹が張る
  • ・赤ら顔になる
  • ・口が乾く

 

熱秘には、体の中の熱を取り去り、循環を良くし、排便を促す治療をします。

 

 

【有効なツボ】

 

便秘 天枢

 

 

曲池 便秘

・曲池(きょくち)‥体の中の熱を取り去ります。

 

 

・内庭(ないてい)‥こちらも同様で使用します。

 

 

・上巨虚(じょうこきょ)‥大腸の機能を高めます。

 

 

・天枢(てんすう)‥大腸の気が集まっているツボなので使用します。

 

 

【2】気秘(きひ)について

 

 

 

気秘というのは、怒りなどの感情が肝臓を傷付け、肝臓により行われている全身への血液循環が悪くなり、起こる便秘です。

 

 

 

ストレスを溜めやすい方が、気秘のタイプの便秘になりやすいと言われています。

 

 

 

ストレスも同じく、内臓を傷付け、気の流れを滞らせてしまいます。

 

 

気秘の症状として、以下のものが挙げられます。

 

  • ・便意を催すが、排便できない
  • ・胸が張る
  • ・げっぷが多い
  • ・下が赤くなる

 

 

気秘を改善させるためには、肝臓の機能を高め、全身の気・血液の流れを改善させる治療をします。

 

 

【有効なツボ】

 

大巨 便秘

 

行間 便秘

 

・大巨(だいこ)‥便秘の特効穴としてとても有効です。

 

 

・天枢(てんすう)‥局所穴として使用します。

 

 

・太衝(たいしょう)‥肝臓の機能を高めるため使用します。

 

 

・行間(こうかん)‥同様で使用します。

 

 

【3】虚秘(きょひ)について

 

 

 

虚秘というのは、体の中の気・血が不足している事で起こった便秘です。

 

 

 

加齢・出産・慢性的な病気が原因で、体の中に、気・血が回復出来ずに起こる場合が多いです。

 

 

 

虚秘の症状として、以下のものが挙げられます。

 

  • ・便意を催すが、排便できない
  • ・便がコロコロしていて硬い
  • ・排便後に息切れする
  • ・疲れやすい
  • ・顔色が白い
  • ・爪や唇の色が淡泊

 

 

虚秘のタイプの便秘を改善させるには、ツボ・経絡を使って、体の中の気・血を増やします。

 

 

 

気・血が不足しているので、腸に潤いが無くなり、便が出にくいので、治療をして、体の循環を良くし、腸に気・血を行き渡らせる必要があります。

 

 

【有効なツボ】

血海ツボ

 

足三里 ツボ

 

・気海(きかい)‥体の中に気を増やします

 

 

・血海(けっかい)‥体の中に血を増やします

 

 

・足三里(あしさんり)‥胃腸の機能を高めます

 

 

・上巨虚(じょうこきょ)‥大腸の機能を高めます。

 

 

【4】冷秘(れいひ)について

 

 

冷秘とは、加齢・過労が原因で、体を温める機能が低下し、気・血が冷える事が原因となり起こった便秘です。

 

 

 

もともと、虚弱体質の方も冷秘の便秘になりやすいと言われています。

 

 

 

冷秘の症状として以下のものが挙げられます。

 

 

  • ・排便ができない
  • ・腹部の冷え
  • ・腰・膝の冷え
  • ・腹痛
  • ・透明な量の多い尿が増えるなどの症状も伴います。

 

 

冷秘を改善させる為には、体を温めることが、何よりも大事になります。

 

 

また、加齢・過労などで、低下してしまった腎臓の機能高める必要があります。

 

 

【有効なツボ】

 

腎兪 ツボ

 

関元 ツボ

 

 

・気海(きかい)‥体が冷えて悪くなってしまった気の流れを改善させます。

 

 

・腎兪(じんゆ)‥腎臓の機能をたかめます。

 

 

・天枢(てんすう)‥お灸などで温めることで、効果が高まります。

 

 

・関元(かんげん)‥同様で、こちらも温める事で症状が改善されます。

 

 

 

まとめ

 

便秘 野菜

 

便秘は、西洋医学でも、東洋医学でも様々な原因があり、とても身近な症状です。

 

 

放っておくことで、大きな病気につながることもあります。

 

 

 

便秘の度に薬を使用する方も多いと思いますが、便秘薬の力を借りなければ、排便ができない事は、大きな問題です。

 

 

 

自分で、溜めこんでいるストレスを上手く、解消したり、食物繊維やヨーグルトなど、便秘に効くと言われている食事を取り入れる事も、セルフケアとして有効です。

 

 

また、上記で説明させて頂いたツボを使用して、ツボ押しや温めることもとても有効なので、ぜひ、気になり始めたらやってみて下さい。

 

 

自分に合った治療法を見つけ、便秘を解消させ、内臓美人になりましょう!!

 

LINEで送る
Pocket