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背骨がまっすぐは実は悪い姿勢!?【良い姿勢3つの条件】

「いままでのあの努力が無駄になるだなんて、、」

 

とならない為にも、良い姿勢とはどんな姿勢なのかをお伝えしていきます。

 

 

真の良い姿勢の条件とは、次の3つの骨格に歪みがない姿勢の事をいいます。

 

 

  1. 1、骨盤の歪み
  2. 2、胸郭の歪み
  3. 3、顔、顎に歪み

 

 

ただこれら3つの歪みがない正しい姿勢。

実は左右非対称な姿勢の事を指しています。

 

 

1つ1つ学んでいき背骨がまっすぐが必ずも良い姿勢ではないという事を、覚えていきましょう。

 

背骨 まっすぐ

 

なぜ背骨がまっすぐが良い姿勢ではないのか?

 

「背骨が真っすぐの状態して、良い姿勢をとって下さい。」

とお願いすると、大概の方が顎を引き胸を張り腰を反らした姿勢をとります。

 

 

前後方向でこの姿勢とチェックすると、アゴを引きすぎていて腰を反らしすぎています。

 

 

また、左右及び体を真上からいてみると、それほど真っすぐでない事が多いです。

 

 

なぜこのような事が起こってくるのかというと、人間の体は左右対称の骨格をしていないからと理由になります。

 

 

これは主に、内臓の位置にも原因があると考えられています。

 

 

例えば心臓は左にあり、肝臓は右にあります。

 

これらを支える役目を骨格は担っているので、実は体は左右で微妙に違った動きをするようになっています。

 

 

なので完全に背骨をまっすぐにする事は結果、体を歪めるような姿勢になっている可能性があります。

 

 

 

どんな姿勢が良い姿勢なのか?

 

良い姿勢の条件を列記してみます。

 

 

  1. 1、骨盤を左右決められた範囲動かせる。
  2. 2、肋骨をしっかり広げられ、締められる。
  3. 3、顔、顎に極端な歪みがない。

 

 

これら3つの歪みを治すと、背骨は適度に曲がった状態になります。

 

つまり人間の骨格は背骨が適度に歪んでいる状態が、背骨がまっすぐな良い姿勢といえます。

 

それぞれの歪みの矯正の仕方をお伝えしていきます。

 

 

 

骨盤を左右決められた範囲動かせる。

骨盤は動きます。主に股関節と共同して歩いたり、
しゃがんだりする時に動くのですが、動きが悪くなってしまうと本来使うべき筋肉が使えなくなってきます。これを萎縮といいます。

 

例えばお尻が垂れてきた方。
その垂れの変わりに太ももやふくらはぎが太くなってきたと感じる時はありませんか?

 

そんな方は骨盤が動かなくなり使えなくなった筋肉の変わりを太ももやふくらはぎが代償してしまっている証拠です。

 

強い筋肉と弱い筋肉がでてくると骨格は強い筋肉に
引っ張られれ歪みを固定化させます。
この状態だと自分の力で骨盤を良い位置に戻す事は困難なので骨格矯正が必要になってきます。

 

その後骨盤の歪みを矯正する体操を行ってあげると
歪みは矯正されます。骨盤の歪みを矯正していきましょう。

 

骨盤矯正の方法:

  1. ①仰向けになって両ひざを曲げる。
  2. ②骨盤が床から離れるように浮かせる。
  3. ③片方の脚を天井に向けまっすぐに伸ばす。
  4. ④反対側の手で足先を触る。
  5. ⑤太ももの裏と腹筋に力がはいるようにする。
  6. ⑥その姿勢で深呼吸を3回行う。
  7. ⑦左右で3セット行う。

 

 

 

肋骨をしっかり広げられ締められる。

これもよい姿勢の条件です。

 

 

肋骨は背骨と繋がっているので、肋骨が広げられなくなると背骨の動きにも影響を及ぼします。

 

 

また肋骨は内臓を包む骨でもあり普段はあまり気が付かないかもしれませんが、左右差を生じやすい部位でもあります。

 

 

パソコン仕事をしている際に胸が下を向いて作業する方が多いと思います。

 

 

この姿勢ですと呼吸が浅くなり、肋骨をしっかり動かす事が出来ません。

 

 

関節は動かさない状態が長いと歪んでくる傾向にあります。

 

 

深呼吸を行って肋骨を整えるようこちらを参考にしてみて下さい。『銀座の整体から巻き肩を治すアドバイス【巻き肩を治すなら肋骨から治す3つの理由と体操法】

 

 

また、肋骨にあわせて首から肩甲骨の歪みを矯正します。

 

 

首と背中の間をスッキリさせる肩甲骨の矯正体操

 

 

また、肋骨は胸椎(きょうつい)という骨と連結しています。

 

背骨の動きの説明

 

 

これを治す時の、セルフ矯正のやり方をご紹介いたします。

 

 

丸まった背中を矯正するタオルを使った姿勢矯正やり方

 

 

顔、顎に極端な歪みがない。

顔や顎の歪みが良い姿勢の条件になります。

あまり関係なさそうなのですが、実は1番重要だったりもします。

 

 

顎はバランサーといって、体の重心バランスをとる役目があります。

 

 

骨格が歪んでいると強い筋肉と弱い筋肉が出てくるとお伝えしましたが、これは顔でも例外ではありません。

 

 

この時に無駄に力が入ってしまう筋肉が咬筋といった筋肉。

 

 

またこの筋肉が常時力が入っている状態ですと食いしばりが起こります。

 

 

加えて、首の骨と顎は繋がってもいるので、顎が曲がると首を曲げて生活するようになってしまいます。

 

 

食いしばるとエラの筋肉を肥大させてり顔が歪んできますし、重心バランスをとる事も難しくなってきます。

 

 

なので、顔や顎が歪んでいない事も良い姿勢の条件になります。

 

 

顎の歪みを矯正する際はこちらを参考にして下さい。『輪郭の左右非対称を防ぐには毎日3分間原因に合わせた顎の体操を行うといい

 

 

 

歪んでも自分で治せる体を目指して

 

背骨がまっすぐは実は悪い姿勢である。

 

 

なぜそのような事がおこるのかというと、人体は左右非対称に作られているから。

 

 

これは骨格、内臓だけにいえる事ではなく脳にもいえる事です。

 

 

ある特定の動きだけを続けると、脳はその動きに反応してその動きを司る脳の部分を肥大させます。

 

 

良い姿勢の条件とは骨盤、肋骨、顔や顎の動きに制限がかかっていない状態です。

 

 

制限がかかりすぎると、自分で矯正する事は難しいです。

 

 

背骨を適度に曲がった良い姿勢を目指して、今回の記事を良い姿作りの参考にして下さい。

 

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