足の指の変形困りますよね。
親指が曲がる外反母趾で悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
実は足の小指が変形して内側に曲がってくる方もいるのです。
完全に変形してしまう前に行うと良い予防法をご紹介いたします。
足の小指の変形でお悩みの方は参考にして下さい。
1.何故足の小指が変形するの?
実はその原因はまだ良く分かられていませんが、次に挙げられるものが原因と考えられています。
- ・先天性の発達障害
- ・遺伝
- ・歩き方の癖
- ・合わない靴
先天的に足の小指が曲がったり遺伝により曲がっている場合は、比較的若い時期から小指の変形が確認する事が出来ると思います。
すると歩き方に癖がでてくるので更に足の小指の変形が進んでくる事が予想できるわけですが、一般的にこれを治すにはどのような方法があるのでしょうか?
2.足の小指の変形を治すには?
一般的には次の方法が推奨されます。
- ・テーピング
- ・指の間に器具を挟む
- ・靴の中敷きを変える
- ・ストレッチ、エクササイズ
これらについて、1つずつご紹介していきます。
2-1.テーピング
テーピングを貼る事は有効な処置の1つになります。
だた、肌が弱い方はかぶれる危険性が高いので注意して行って下さい。
【貼り方】
1.テーピングは端に切れ目をいれてY字にする。
2.テープのY字の部分で小指を挟みこみ、軽く引っ張るようにテープを張る。
3.小指の出っ張っている部分から小指の股にかけ指を囲うようにテープを貼り、そのまま足の甲までテープを貼りつける。
2-2.指の間に器具を挟む
足の小指変形用の器具も売っていますが、最初はティッシュを挟む処置でも良いと思います。
ティッシュをある程度の大きさにし、薬指と小指の間に挟んで下さい。
2-3.靴の中敷きを変える
靴の中敷きを変えると歩き方が変わるので、足全般の痛みや変形などの症状をお持ちの方には強く推奨したい処置になります。
ただ、効果が高い分自分の足に合わない中敷きを使ってしまうと、症状の悪化も引き起こします。
市販の中敷きを使っているがなかなか症状が変わらない方は、専門家に相談した方が良いでしょう。
足底板を作成するには高い技術が要求されまた時間もかかる事からお値段は1万円~2万円と市販のものよりお高めですが、自分の足にあったものが作られると魔法にかかったように体が軽くなりますよ。
2-4.ストレッチ、エクササイズ
自分で小指を治すならこの方法が1番おススメです。
特別な器具は必要ないですし、専門家に診てもらわなくても良いのでお手軽です。
今回は小指のストレッチとエクササイズを9つご紹介いたします。
2-4-1.踵とふくらはぎのストレッチ
【やり方】
1.足の裏を壁につける。
2.足の裏を壁につけたまま両手を壁につける
3.片方の膝を軽く曲げる
4.もう片方の膝を伸ばしたままストレッチを行う。
5.お尻を壁に近づけるように力をいれふくらはぎを伸ばす。
6.30秒ストレッチさせて30秒休む、この一連の動作を10回繰り返す。
2-4-2.膝を曲げてのストレッチ
このストレッチのやり方は、踵とふくらはぎのストレッチとやり方はほぼ同じです。
唯一の違いは両膝を曲げる事。
膝を曲げる事で違った筋肉が伸ばされます。
2-4-3.タオルを使ってのストレッチ
【やり方】
1.足を伸ばして床に座る。
2.タオルの両端を持ちタオルの真ん中を使い足を覆う。
3.タオルを自分の方に引っ張りふくらはぎを伸ばす。
4.30秒ストレッチして30秒休む、この動作を10回繰り返す。
2-4-4.ゴルフボールストレッチ
【やり方】
1.椅子に座り足の裏にゴルフボールを挟む。
2.足の裏でゴルフボールを押し付けつつゴルフボールを回す。
3.2分間行う。
2-4-5.指曲げ体操
【やり方】
1.立った姿勢で足の指を床に向かって曲げるように力を入れる。
2.力を入れたまま上半身を前に屈めていく。
3.足の裏及ふくらはぎが伸ばされている事を感じる。
4.10秒キープして休む、これを5回繰り返す。
2-4-6.つま先荷重体操
【やり方】
1.立った姿勢で上半身を屈めていき踵が自然と上がる姿勢を作る。
2.上半身は屈めたままで踵が床に着くように力をいれる。
3.ふくらはぎの伸びを感じつつ10秒キープする。
4.この動作を5回繰り返す。
2-4-7.つま先体操
【やり方】
1.輪ゴムで2本の指を縛る。
2.各指で反対の動きを行う。(小指を伸ばしたら薬指は曲げる)
3.動かした位置を5秒キープさせて10回おこなう。
2-4-8.輪ゴム体操
【やり方】
1.足を交差して両方の小指に輪ゴムをかける。
2.輪ゴムを引っ張り合うように足首を内側に動かす。
3.一連の動作を10回3セット行う。
2-4-9.鉛筆体操
【やり方】
1.椅子に座って上半身を前側に傾ける。
2.踵を床につけたままつま先を上げる。
3.小指を使いあ・い・う・え・おを描く。
4.両足で3セット行う。
3.姿勢を矯正する事もよい手段です。
足の小指の変形に対する処置のやり方をご紹介してきましたが、それ以外では姿勢を治す事も小指の変形を防ぐ良い手段となります。
姿勢が悪くなると重心がくずれ小指に負荷がかかりやすくなってしまうからです。
まずは骨盤の歪みから矯正していくと良いでしょう。
整体院に通うのではなく、ご自身で治したい場合は『骨盤矯正を自分で行う時はこの3つの矯正体操が効く!!【アメリカスポーツトレーナー直伝のやり方】』をご覧になって下さい。
4.まとめ
意外と気になる足の小指の変形。
これは様々な原因が重なり合って起こってしまいます。
もしご両親の指が曲がっていたら要注意。
ご自身の指も変形してしまう可能性が高いです。
普段全く意識しない足の小指ですが、変形前から対応すれば遺伝に勝てるかも知れません。
今回の方法はサリーちゃんの足の予防にもなります。
サリーちゃんの足首でお悩みの方は『サリーちゃん足の予防はココの3秒指圧で簡単に出来る!』も一緒にご覧になって下さい。
足のトラブルでお悩みの方は是非とも活用してみて下さい。
【足の指の形でお悩みの方へ、リビジョンおすすめブログ】