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顎を引くと小顔になるのか

顎を引くと小顔になるというのは嘘か真か?【顔屋の考え】

顎を引くと小顔になるのか

 

 

「顎を引きなさい」は正しいのか?

 

 

顎を引く前に覚えておくと良い事とは一体!?

 

 

私自身もそうなのですが、小さい頃から親に「顎を引く姿勢を意識しなさい」とよく言われていました。

 

 

親から顎を引けといわれる

 

 

 

小さい頃は素直だったので、顎を引くその姿勢が正しい姿勢だと信じて疑いませんでした。

 

 

ですが、姿勢の勉強をして行く上で何故、顎を引く姿勢が正しいのか。

疑問に思ってきました。

 

 

エラは張ってくるのか疑問

 

 

なので今回は、次の2点について考えていきたいと思います。

 

 

  1. 1.顎を引く姿勢が何故推奨されるのか。
  2. 2.顎を引くと小顔になれるというのは本当なのか。

 

 

 

顎を引くことが本当に体にとって良いことなのかを、調べてきましょう。

 

 

 

何故顎を引くのか?

 

顎に手をやり顎を引く女性

 

 

何故、両親から顎を引きなさいと再三注意されたのか?

 

 

その理由の1つが、良い姿勢を保つ事にあります。

 

 

顎突き出て背中が丸まっている姿勢を、親は嫌うのでしょう。

 

 

猫背気味で座る女性

 

 

確かにみっともなくみえますね。

 

 

しかし、顎を引く事は、良い姿勢を保つ為だけではないようです。

 

 

 

顎を引く事のメリットって何?

首に手をやる女性の横顔

 

 

メリットを列記すると次のようになります。

 

 

  1. 1.姿勢が良く見える。
  2. 2.首のこりや固さが改善する。
  3. 3.顎下のたるみが上がる。
  4. 4.顎のずれが良くなる。
  5. 5.小顔になる。

 

 

『姿勢が良く見える』と『首肩のこりや固さが改善する』は確かに、顎の引く事によって達成できそうです。

 

 

深く息を吸い込む

 

 

では、『顎下のたるみが上がる』や、『顎のずれが良くなる』、『小顔になる』といった悩みはどういった理屈で良くなってくるのでしょうか?

 

顎を引くことによるメリット

 

 

 

顎を引くだけで小顔!?

 

フェイスラインに手を置きこちらを見る女性

 

 

顎を引くと小顔になるのか?

 

 

その疑問に迫っていきたいと思います。

 

 

 

疑問1:顎下のたるみが上がる。

顎を引くと二重あご防止につながる

 

 

顎下のたるみの原因は、脂肪と舌の筋肉の衰えにあります。

 

 

痩せる事で顎下のたるみの改善可能です。

 

ですが、痩せても顎下のたるみが改善しないという方は、舌の衰えが原因だと考えられます。

 

 

この時には顎を引くという動作は、顎下の筋肉の緊張を緩和する事になるので、効果的だと考えられます。

 

 

しかし、顎をただ引くだけでは効果は不充分となります。

 

 

何故なら顎の歪みの位置を正していないから。

 

顎のポジションを治すイメージ

 

顎が歪んだ状態のまま顎を引くと、顎下の筋肉の緊張が十分に緩められない為、喉が詰まった感じがするという患者さんがいらっしゃいます。

 

 

喉を気にする女性

 

顎の位置を正してから顎を引くという動作が、小顔に効果的であると考えられます。

 

 

 

疑問2:顎のずれが緩和する。

顎引くは顎の位置が改善する

 

 

顎のずれは大顔になる大きな原因の1つです。

 

 

顎を支えているものは以下の様になります。

 

 

  1. 1.筋肉。
  2. 2.舌。
  3. 3.歯(噛み合わさった状態で)

 

 

そして話をする際に、首の筋肉は活性化されます。

 

 

 

この時に顎と首の位置関係がとても重要になるのですが、首が突き出た状態だと首の筋肉で顎を悪い方向に引っ張ってしまい良くありません。

 

 

顎前首猫背のイメージ

 

 

顎を引き姿勢を正すことにより、顎と首の位置が正常になるので、顎のずれが補正されやすくなります。

 

 

 

疑問3:小顔になる。

大きい顔から小さい顔へ

 

 

前述した様に、正しい姿勢で顎を引く事は、小顔に効果的な行為であると考えられます。

 

 

では、顎の歪みはどのように改善を行えば良いのでしょうか?

 

 

 

顎の歪みの改善を図るには?

あんぐり顔の女性

 

 

 

1.顔と顎の骨格矯正。

頬骨を矯正するイメージ

 

顔や顎の位置や動きを骨格矯正で整えて、顔の筋肉が無理なく動くように表情筋や
咀嚼筋(物を噛む筋肉)のリハビリを行います。

 

 

 

2.歯医者さんに通う。

レントゲンと歯医者さん

 

歯が噛み合った時の顎にかかるストレスの緩和に、歯医者さんの治療はとても有効的です。

 

 

歯が顎の滑走、動きを妨げないようにミクロン単位で調整する技術は芸術の域です。

 

 

歯の健康は体の健康にも繋がりますので、最近歯医者さんに行っていないなという方は歯のチェックをおすすめします。

 

 

 

3.自分で矯正する。

セルフ小顔矯正のテロップを持つ女性

 

 

顔の骨格矯正も歯医者さんもちょっと、、。

 

でも顎を引いて小顔にはなりたいという方は、自分で顎の矯正を行ってみましょう。

 

 

 

顎引き矯正体操。

 

顎引き矯正体操で用意するもの

 

 

顎の位置を矯正しながら顎を引いて、小顔を目指す体操になります。

 

【やり方】

1.前歯から4本目の歯で割り箸を噛みます。

 

2.背中と頭の後ろを壁につけ割り箸を噛んだまま、頭を壁から離します。

 

3.再度、頭の後ろを壁につけます。
この時に顎が上がらないように注意して下さい。

 

4.続いて舌先を上の顎のスポットと呼ばれる部分にくっ付けます。

スポット

 

5.その状態で先ほどと同じように、頭を壁につけ離すという動作を繰り返します。

 

 

 

まとめ

 

横顔で目を閉じる女性

 

 

今回は、顎を引くと小顔になるのかという謎に迫ってみました。

 

 

顎が正しい位置であることを条件であれば、小顔になる可能性は高そうです。

 

 

顎を引くだけで小顔になれのなら、多少努力をしても行う価値はありますね。

 

 

ここで注意があります。

 

 

顎を引いて下さいとお願いすると、必要以上に顎を引きすぎてしまう方がいらっしゃいます。

 

 

顎を引くポイントとして、顔を横から見たときに目が耳の穴よりも下にならないように注意して行って下さい。

 

顎を引く際のポイント

 

 

顎を引いて姿勢も美しい小顔になる為の第一歩として、参考になさって下さい。

 

 

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