Tag Archives: 姿勢

仙骨が出てると思ったら

仙骨が出てると思った時にはこのセルフ整体法で押し込め!

仙骨が出てると思ったら

 

仰向けに寝てると、お尻が痛くなる。

長い間座っていられない。

触ってみると仙骨が出てる感じがする。

 

このような症状で、悩まれた事はありませんか?

 

その原因は、仙骨が出てる事にあるかも知れません。

 

仙骨ってどこ?

という方もいらっしゃると思います。

 

しかし、仙骨は骨盤を語る上では欠かす事の出来ない、大事な骨になります。

 

ご自身の仙骨が出てるかチェックして、仙骨の出っ張りをご自身で整体してみましょう。

 

 

仙骨が出てるってどういう事?

 

仙骨が出てるって何

 

仙骨とは腸骨という骨に挟まれた骨で、骨盤の中心にある骨の事を言います。

 

理想な位置としては、両方の腸骨の真ん中にある事。

 

しかし、大殿筋というお尻の筋肉が弱ったり、上手く使えなくなると真っすぐの位置を保てなくなり、仙骨が出ます。

 

 

臀筋群図示

 

 

もう少し詳しく説明すると、仙骨は姿勢の変化に伴い、軽度前屈、後屈します。

 

 

仙骨のうなづきと起き上がりのイメージ

 

 

その位置で固定できていれば良いのですが、骨盤の歪み、大殿筋の筋力低下が生じると、姿勢の変化に伴って動くはずの仙骨が過度に動いたり、反対に動かなくなってしまうのです。

 

これが仙骨が出てる原因の1つになります。

 

仙骨が出てると、腰痛の原因になる他、お尻の垂れ、足のむくみなど様々な症状を引き起こしてしまいます。

 

自分の仙骨がずれて出てるのかを、チェックしてみましょう。

 

 

仙骨が出てるかチェックしてみよう。

 

歪みのチェック

 

色々な方法がありますが、一番簡単な方法が筋力の検査をしてみる事です。

 

先程お伝えしたように、大殿筋が使えなくなると仙骨は歪みやすくなる傾向があります。

 

まず、ご自身の大殿筋が正しく使えているかを検査してみましょう。

 

 

仙骨の歪みチェック法【大殿筋使用】

大殿筋の使われ方を調べていきましょう。

【やりかた】

1.横向きに寝ます。

 

2.膝と股関節を90度に曲げます。

 

3.足の裏を壁に着けます。

 

4.上側に膝を軽く前にずらします。

 

5.膝を天井に向けてあげます。

 

6.10秒間の間に何回上げ下げできるかチェックして下さい。

 

7.反対側で同じ事を行って下さい。

 

いかがでしたでしょうか?

左右で膝の上がり方に明らかな差がある場合や、痛みが出た場合などは仙骨が歪み出ている可能性が高いです。

 

更に、仙骨を触って出てる、慢性的に腰痛がある、仙腸関節を押すと痛みがあるなどの症状がある場合は、仙骨が曲がっているといっても過言ではないでしょう。

 

長期間仙骨が歪んで状態を放っておくと、関節が緩くなってしまい元に戻らなくなる可能性もあるので、心配な方は次のセルフ整体法で、仙骨の出っ張りを矯正してみて下さい。

 

 

仙骨のセルフ整体法

筋肉のうまく使って仙骨を正しい位置へ誘導するセルフ体操とセルフ整体法をご紹介いたします。

整体法を行ってから体操を行ってみて下さい。

 

 

骨を治すには骨盤から。

【やり方】

1.仰向けに寝て、股関節と膝を曲げる。

 

2.両手を骨盤の前側の出っ張りを抑える。

 

3.仰向けに寝た際に、骨盤の骨が床に強く当たる側に膝を15度傾ける。

 

4.反対側には5度膝を傾ける。

 

5.一連の動作を10回繰り返し、骨の当たり方の左右差が無くなる事を確認する。

 

骨盤の位置を治そう。【筋肉を使って】

【やり方】

1.仰向けに寝て、膝と股関節を90度に曲げ、足を椅子など高さのある台で休める。

 

2.片方の踵で椅子を下方向へ押し、腰を床から持ち上げる。

 

3.太ももの裏に力が入るように調節を行い、深呼吸を3回行う。

 

4.以上の工程を3セット行う。

 

お尻へ圧迫を加え筋肉をリリースしよう。

【やり方】

1.テニスボールもしくは、ゴルフボールを用意する。

 

2.脚の付け根の骨(大転子)の上にボールがくるように、横向けに寝る。

 

3.両手を上半身を支えるように持ち上げ、お尻でボールを回すように動かす。

 

4.一連の動作を10回行う。

 

お尻の力を取り戻そう。

【やり方】

1.横向けに寝て、脚を真っ直ぐ伸ばす。

 

2.上側の膝を90度に曲げ、足の裏で壁を押す。

下側の脚の膝、股関節ともに90度に曲げる。

 

3.上側の膝を天井に向け上げ、お尻に力が入るように調節する。

 

4.力が入っている事が自覚できたら、そのまま深呼吸を3回繰り返す。

 

5.一連の動作を3セット繰り返す。

 

 

こちらの動画を参考に行ってみてください。

 

 

 

実は恥骨もずれているかも。

 

恥骨の歪み

 

仙骨が出てると感じている方の多くに、恥骨を呼ばれる骨盤の前側の骨のずれがある方がいらっしゃいます。

 

やはり股関節の前側に痛みが出たり、長時間座っている時に脚を同じ位置に保てなかったりと不調が出やすくなります。

 

どうせなら仙骨を一緒に整体していきましょう。

 

 

恥骨のずれチェック法。

仰向けに寝て、足の裏を合わせてカエルの脚のようにした際に股関節の開きづらい側を確認してください。

 

多くの場合で、恥骨が上側にずれている股関節が開きづらくなっています。

 

股関節の開きづらい側で以下の矯正体操を行って下さい。

 

 

恥骨矯正体操。

お腹の筋肉と骨盤の動きを使って恥骨のずれを矯正しましょう。

【やり方】

1.仰向けに寝る。

 

2.股関節の開きづらい側の踵で壁を押し、反対側の脚は骨盤を頭側に動かすように調節する。

 

3.一連の動作を連続して10回行う。

 

 

お尻の垂れや腰痛予防には仙骨矯正。

 

お尻の垂れには仙骨矯正

 

仙骨が出てるかもと感じたのなら、なるべく早い時期に仙骨の矯正を行って下さい。

 

なぜなら仙骨が一度緩んでしまうと、治すのに時間がかかるからです。

 

しかも仙骨と腸骨の関節である仙腸関節の調節には、熟練した技術が必要になってきます。

 

なので、皆さまのお近くにしっかり矯正できる先生がいれば良いのですが、いない場合はわざわざ遠くまで通院しなければならない場合も出てきます。

 

そうならない為にも、今回の方法を参考に症状がひどくなる前にセルフ整体を行ってみて下さい。

 

治療ではなく、予防。

毎日の積み重ねが重要になりますので、すこしづつ継続して仙骨の出っ張りを抑えてあげて下さい。

 

 

【仙骨と恥骨の関係性について知りたい方へおすすめ記事】

 

 

 

 

LINEで送る
Pocket

肋骨とお腹の関係性

肋骨からのダイエットが効果的【痩せてもお腹が出てる理由】

肋骨とお腹の関係性

 

痩せているのだけど、今一お腹が引っ込まない理由が肋骨にあるという。

 

 

細くていいなと羨ましがられるけど、お腹がくびれていないから寸胴

 

 

周りの人からの称賛がかえって、仇となりお腹が出す事が出来ない事が悩み。

 

 

こんなお悩みをお持ちの方に多いのが、肋骨の開きや歪みです。

 

肋骨が歪んでいる絵のイメージ

 

開いた肋骨をそのままにしておくと非効率なダイエットになってしまいます。

 

今回は肋骨とダイエットについて、考えていきたいと思います。

 

お腹ポッコリさんは一見の価値ありですよ。

 

 

お腹が出る4つの理由

 

お腹ポッコリの原因を4つ挙げると、次のようになります。

 

 

  1. 1.体重。
  2. 2.筋肉。
  3. 3.骨盤。
  4. 4.肋骨。

 

 

 

やっぱり体重は大事!

体重と体重計

体重が重いとやはりお腹はポッコリします。

 

 

ダイエットを行えば解決ですね。

 

 

といいたいところですが、ダイエットを成功させてもお腹が凹まない方は大勢いらっしゃいます。

 

 

その理由が筋肉、骨盤、肋骨にあります。

 

 

 

筋肉の低下も原因です。

腹筋の画像

 

ダイエットが成功したのにお腹がたるんでいる理由の1つが、筋肉の低下にあります。

 

 

特に腹筋が緩むと、お腹が出てきます。

 

 

腹筋が弱る原因は、運動不足と骨盤と肋骨の歪みです。

 

 

 

骨盤の歪みとぽっこりお腹。

骨盤から考える足

 

骨盤が歪むと腹筋が弱り、お腹が出てきます。

 

 

また骨盤が前傾するか後傾するかで、たるむ原因が変わります。

 

 

詳しくは『ぽっこりお腹の原因は骨盤前傾?後傾?あなたはどっちタイプ?』をご覧になって下さい。

 

 

 

肋骨が出るとお腹も出ます。

整体は肋骨を治し呼吸を楽にする

 

今回のテーマである肋骨。

 

肋骨がダイエット結果に及ぼす影響の1つが、お腹の出っ張りの改善になります。

 

腰が反ってお腹が出る

肋骨が開くと、腰や背中の筋肉の緊張が強くなり反る傾向にあります。

 

 

姿勢が反り腹筋も弱るのでポッコリお腹になるのですが、その機序について説明していきたいと思います。

 

 

 

肋骨がダイエットに与える影響。

 

肋骨が歪むと、お腹周りの筋肉と姿勢に悪影響を与えるので、お腹が出てきてしまいます。

 

そのメカニズムを探っていきましょう。

 

 

 

機序その1:肋骨と腹筋の関係

骨盤の歪みと腹筋の不活性

 

肋骨が歪むと、肋骨から骨盤に付いている腹筋の筋繊維の一部が伸ばされます。

 

 

筋肉によりますが、基本的に筋肉は伸ばされると力を発揮できなくなります。

 

 

そして、腹筋はお腹を締める大切な筋肉なので、お腹が出てきてしまいます。

 

 

これが、肋骨がダイエット結果に与える影響の1つめです。

 

 

 

機序その2:肋骨が姿勢に与える影響。

肋骨が開いている患者さんは、腰や背中の筋肉の緊張が強くなる傾向があります。

 

 

するとお腹を突き出したような姿勢になる為に、ダイエットしてもお腹が出てみえてしまいます。

 

 

姿勢を良くする為に欠かせない横隔膜も肋骨の歪みは悪影響を与えます

 

 

通常歩く際にはくびれを出すように骨盤、股関節と肋骨を動かしながら歩くのですが、肋骨が歪み横隔膜の力が弱くなると歩く時にこのくびれを出せなくなります。

 

すると、本来動かなくても良い範囲まで腰や背中を捻って歩いてしまう方がいらっしゃいます。

 

 

この時に腰、背中に筋肉の緊張が上がるので、真っすぐ立った時に姿勢が反られたような姿勢になってしまうのです。

 

 

 

機序その3:内臓の働きが良くなる

胃は蠕動(ぜんどう)運動といって、食材が入ってきた時に自らの意志で動きます。

 

動く事で、食べ物を動かし消化させる働きがあります。

 

 

お腹が空くと『グー』と鳴るときに、その動きを感じる方もいらっしゃいます。

 

 

そして、胃腸には自分で動かすにも、胃や腸などの内臓は腹筋や横隔膜によって動かされているのです。

 

横隔膜と腹筋と内臓蠕動

 

自分で動き、更に外からの力が働いて消化はスムースに行えます。

 

 

ですが、肋骨や骨盤が歪むと横隔膜や腹筋が使いづらくなり、胃腸が動かす力も失ってしまいます。

 

 

便秘の原因にもなり、お腹が張ってしまうため、更にお腹が出てくるのです。

 

便秘とぽっこりお腹

 

これらを予防するためにも、肋骨の矯正は必要なのです。

 

 

 

肋骨を絞める骨格矯正体操。

 

肋骨を締めるには整体に通うか自分で治すか

 

 

今回は、自分で肋骨を矯正する体操をご紹介していきたいと思います。

 

 

 

肋骨を締める体操その1

左右で違う動きをして肋骨を締めるのがポイント。

 

最初は右向きで行いましょう。

【やり方】

1.左向きになり右股関節と右膝を90度に曲げます。

 

2.左股関節は上半身と垂直にし左膝を90度に曲げます。

 

3.右肘を立てて、左手で床を支えます。

 

4.右肘、左手、右膝で体重を支えて左の骨盤を床から離します。

 

5.その姿勢をキープし深呼吸を3回行います。

 

6.一連の動きを3セット行って下さい。

 

 

肋骨を締める体操その2

続いて左向きで行いましょう。

【やり方】

1.左向きになり股関節と膝を90度に曲げる。

 

2.左肘を立て、右手を床を支える。

 

3.右膝を前にずらした状態から、左肘、右手、左膝で体重を支えて左の骨盤を床から離します。

 

4.その姿勢のまま深呼吸を3回行います。

 

5.息を吐く際に左の肋骨を締めくびれを作るように持ちあげて下さい。

 

6.一連の動作を3セット行います。

 

肩甲骨と背骨、胸郭の連動性を良くして肋骨を矯正する体操

ある程度、骨盤や肋骨を矯正した後には必要な事が連動性を良くする事です。

 

肩甲骨と胸郭(きょうかく)のバランスをとりながら、上半身を捻じると肋骨が締まってきます。

 

今回は、こちらの体操をお試しください♪

 

肋骨くびれ矯正体やり方

 

 

動画はこちら♪

 

 

 

 

この体操もおすすめです。

 

しなやかな上半身作りの為の体幹の回旋矯正体操やり方

 

 

その後には、この体操を行います。

 

 

肋骨を整えてお腹の下のたるみを治す矯正体操のやり方

 

 

お腹を締める骨盤と肋骨の連動矯正体操やり方

 

 

小顔にも通ずる肋骨矯正。

 

肋骨を閉じるとダイエットに効果的という事をお伝えしてきましたが、実はこれは小顔になる為の手段にもなるのです。

 

 

顔が大きくなってしまう原因の1つに、顎や首の筋肉の緊張があります。

 

エラの筋肉は落ちづらい

 

筋肉が緊張すると筋肉が肥大する為に顔が大きくなるのですが、筋肉をほぐしてもなかなか改善できない事も多いです。

 

 

なぜかというと呼吸が浅いから。

 

肋骨が歪むと横隔膜が弱りその力が失うとご説明しましたが、横隔膜の本来の働きは酸素を肺に取り込むことです。

 

肋骨内外旋と呼吸

 

この力が弱ってしまう為に、何かでその働きを補わなければいけません。

 

それが口呼吸です。

 

口呼吸

 

口呼吸をすると、夜の食いしばりにつながります。

 

 

そして食いしばると、顎や首の筋緊張が上がる為に筋肉が大きくなって、更に大きな顔になってしまいます。

 

 

小顔にするためには、肋骨の矯正をし呼吸を深くするという事は欠かせません。

 

 

 

5.今回のまとめ。

 

肋骨がダイエット結果を変える理由。

 

 

それは肋骨の開きが、お腹を弛ませる原因になるから。

 

 

ダイエットをすれば体重が軽くなるので、勿論スタイルは良く見られやすいです。

 

 

しかし、どんなにダイエットを頑張ってもポッコリお腹が治らないという方は肋骨の歪みを疑って下さい。

 

 

今回紹介しました体操を行いながらダイエットを行えば、お腹のへっこんだ良い姿勢が手に入るはずです。

 

 

ダイエットを頑張っているけどお腹周りが気になるという方は、参考にしてみて下さい。

 

 

LINEで送る
Pocket

顎を引くと小顔になるのか

顎を引くと小顔になるというのは嘘か真か?【顔屋の考え】

顎を引くと小顔になるのか

 

 

「顎を引きなさい」は正しいのか?

 

 

顎を引く前に覚えておくと良い事とは一体!?

 

 

私自身もそうなのですが、小さい頃から親に「顎を引く姿勢を意識しなさい」とよく言われていました。

 

 

親から顎を引けといわれる

 

 

 

小さい頃は素直だったので、顎を引くその姿勢が正しい姿勢だと信じて疑いませんでした。

 

 

ですが、姿勢の勉強をして行く上で何故、顎を引く姿勢が正しいのか。

疑問に思ってきました。

 

 

エラは張ってくるのか疑問

 

 

なので今回は、次の2点について考えていきたいと思います。

 

 

  1. 1.顎を引く姿勢が何故推奨されるのか。
  2. 2.顎を引くと小顔になれるというのは本当なのか。

 

 

 

顎を引くことが本当に体にとって良いことなのかを、調べてきましょう。

 

 

 

何故顎を引くのか?

 

顎に手をやり顎を引く女性

 

 

何故、両親から顎を引きなさいと再三注意されたのか?

 

 

その理由の1つが、良い姿勢を保つ事にあります。

 

 

顎突き出て背中が丸まっている姿勢を、親は嫌うのでしょう。

 

 

猫背気味で座る女性

 

 

確かにみっともなくみえますね。

 

 

しかし、顎を引く事は、良い姿勢を保つ為だけではないようです。

 

 

 

顎を引く事のメリットって何?

首に手をやる女性の横顔

 

 

メリットを列記すると次のようになります。

 

 

  1. 1.姿勢が良く見える。
  2. 2.首のこりや固さが改善する。
  3. 3.顎下のたるみが上がる。
  4. 4.顎のずれが良くなる。
  5. 5.小顔になる。

 

 

『姿勢が良く見える』と『首肩のこりや固さが改善する』は確かに、顎の引く事によって達成できそうです。

 

 

深く息を吸い込む

 

 

では、『顎下のたるみが上がる』や、『顎のずれが良くなる』、『小顔になる』といった悩みはどういった理屈で良くなってくるのでしょうか?

 

顎を引くことによるメリット

 

 

 

顎を引くだけで小顔!?

 

フェイスラインに手を置きこちらを見る女性

 

 

顎を引くと小顔になるのか?

 

 

その疑問に迫っていきたいと思います。

 

 

 

疑問1:顎下のたるみが上がる。

顎を引くと二重あご防止につながる

 

 

顎下のたるみの原因は、脂肪と舌の筋肉の衰えにあります。

 

 

痩せる事で顎下のたるみの改善可能です。

 

ですが、痩せても顎下のたるみが改善しないという方は、舌の衰えが原因だと考えられます。

 

 

この時には顎を引くという動作は、顎下の筋肉の緊張を緩和する事になるので、効果的だと考えられます。

 

 

しかし、顎をただ引くだけでは効果は不充分となります。

 

 

何故なら顎の歪みの位置を正していないから。

 

顎のポジションを治すイメージ

 

顎が歪んだ状態のまま顎を引くと、顎下の筋肉の緊張が十分に緩められない為、喉が詰まった感じがするという患者さんがいらっしゃいます。

 

 

喉を気にする女性

 

顎の位置を正してから顎を引くという動作が、小顔に効果的であると考えられます。

 

 

 

疑問2:顎のずれが緩和する。

顎引くは顎の位置が改善する

 

 

顎のずれは大顔になる大きな原因の1つです。

 

 

顎を支えているものは以下の様になります。

 

 

  1. 1.筋肉。
  2. 2.舌。
  3. 3.歯(噛み合わさった状態で)

 

 

そして話をする際に、首の筋肉は活性化されます。

 

 

 

この時に顎と首の位置関係がとても重要になるのですが、首が突き出た状態だと首の筋肉で顎を悪い方向に引っ張ってしまい良くありません。

 

 

顎前首猫背のイメージ

 

 

顎を引き姿勢を正すことにより、顎と首の位置が正常になるので、顎のずれが補正されやすくなります。

 

 

 

疑問3:小顔になる。

大きい顔から小さい顔へ

 

 

前述した様に、正しい姿勢で顎を引く事は、小顔に効果的な行為であると考えられます。

 

 

では、顎の歪みはどのように改善を行えば良いのでしょうか?

 

 

 

顎の歪みの改善を図るには?

あんぐり顔の女性

 

 

 

1.顔と顎の骨格矯正。

頬骨を矯正するイメージ

 

顔や顎の位置や動きを骨格矯正で整えて、顔の筋肉が無理なく動くように表情筋や
咀嚼筋(物を噛む筋肉)のリハビリを行います。

 

 

 

2.歯医者さんに通う。

レントゲンと歯医者さん

 

歯が噛み合った時の顎にかかるストレスの緩和に、歯医者さんの治療はとても有効的です。

 

 

歯が顎の滑走、動きを妨げないようにミクロン単位で調整する技術は芸術の域です。

 

 

歯の健康は体の健康にも繋がりますので、最近歯医者さんに行っていないなという方は歯のチェックをおすすめします。

 

 

 

3.自分で矯正する。

セルフ小顔矯正のテロップを持つ女性

 

 

顔の骨格矯正も歯医者さんもちょっと、、。

 

でも顎を引いて小顔にはなりたいという方は、自分で顎の矯正を行ってみましょう。

 

 

 

顎引き矯正体操。

 

顎引き矯正体操で用意するもの

 

 

顎の位置を矯正しながら顎を引いて、小顔を目指す体操になります。

 

【やり方】

1.前歯から4本目の歯で割り箸を噛みます。

 

2.背中と頭の後ろを壁につけ割り箸を噛んだまま、頭を壁から離します。

 

3.再度、頭の後ろを壁につけます。
この時に顎が上がらないように注意して下さい。

 

4.続いて舌先を上の顎のスポットと呼ばれる部分にくっ付けます。

スポット

 

5.その状態で先ほどと同じように、頭を壁につけ離すという動作を繰り返します。

 

 

 

まとめ

 

横顔で目を閉じる女性

 

 

今回は、顎を引くと小顔になるのかという謎に迫ってみました。

 

 

顎が正しい位置であることを条件であれば、小顔になる可能性は高そうです。

 

 

顎を引くだけで小顔になれのなら、多少努力をしても行う価値はありますね。

 

 

ここで注意があります。

 

 

顎を引いて下さいとお願いすると、必要以上に顎を引きすぎてしまう方がいらっしゃいます。

 

 

顎を引くポイントとして、顔を横から見たときに目が耳の穴よりも下にならないように注意して行って下さい。

 

顎を引く際のポイント

 

 

顎を引いて姿勢も美しい小顔になる為の第一歩として、参考になさって下さい。

 

 

【小顔になりたい方へ、リビジョンおすすめの記事】

 

 

LINEで送る
Pocket


肩甲骨とドレスと矯正

肩甲骨を出す事は可能か?筋トレの前の鎖骨矯正がカギを握る。

肩甲骨とドレスと矯正

 

ドレスと綺麗な肩甲骨はセットです。

 

 

結婚式前に来院される患者さんの目的の1つが、肩甲骨を出す事。

 

 

もしそのために、肩甲骨の間に手をいれて肩甲骨を引き出そうとしているのなら、一旦その手を止めてあげて下さい。

 

 

肩甲骨と身体の間に手を入れても、肩甲骨は出てこない事が多いです。

 

 

肩甲骨を出すにはエクササイズが必要になります。

しかし、その前にもっと必要な事があります。

 

 

それが、『鎖骨矯正』。

 

 

これを行うかどうかで、結果が変わってきます。

 

 

では早速、綺麗な肩甲骨の出し方をご紹介していきます。

 

 

 

肩甲骨の働き。

 

肩と肩甲骨の動き

 

肩甲骨は、二の腕と共に動きスポーツや荷物を持つ際に肩甲骨は使われます。

 

 

また、重心をとる事際や歩く時の補助としても肩甲骨は働きます。

 

バランスをとる少年と肩甲骨

 

その他に、美容面でも肩甲骨の位置づけは重要です。

 

 

肩甲骨が外から見て形作っている事は、ドレスを綺麗に着こなす条件になります。

 

ドレスを着た肩甲骨がきれいな背中

 

 

肩甲骨はがしってなに?

 

肩甲骨の矯正のイメージ

 

肩甲骨はがしとは、どういうものなのでしょうか?

 

 

簡単にいうと、身体から肩甲骨を離して肩甲骨を浮きだそうとする施術もしくは、体操の事をいうようです。

 

 

専門的には、肩甲胸郭関節の可動域を拡大する

といった感じになるのでしょうか?

 

 

ここで注意があります。

 

 

肩甲骨を出すために、乱暴な施術。

もしくは、鍼をうけると神経が傷つく事もあります。

 

 

その1つに、翼状肩甲(よくじょうけんこう)というものがあります。

 

 

 

翼状肩甲って何?

病的に肩甲骨が浮いている状態を翼状肩甲(よくじょうけんこう)といいます。

 

 

神経が麻痺して、前鋸筋が使えなくなっている状態を表します。

 

前鋸筋と骨格

 

スポーツ中に過度に神経を伸ばしてしまったり、神経を圧迫する事により神経麻痺が起こり肩甲骨が浮き上がってきます。

 

 

また、確率は低いですが、乱暴な施術をうけると起こる可能性もあるので、施術を受ける際は注意してください。

 

 

 

注意しておきましょう!

実際に肩甲骨を矯正する際は翼状肩甲にならないように注意しながら、肩甲骨を出す施術を行っていきます。

 

 

ですが、肩甲骨はがしだけでは肩甲骨が出ない方がいます。

 

 

何故なのでしょうか?

 

 

 

鎖骨が肩甲骨を出すカギを握る。

 

上から見た肩甲骨と鎖骨の位置

 

肩甲骨と鎖骨は『肩鎖関節(けんさかんせつ)』という肩先にある関節で繋がっています。

 

 

肩甲骨はがしを行っても肩甲骨が出ない方の原因の多くが、『鎖骨』にあります。

 

 

 

鎖骨がどう関わってくるのか?

例えば、鎖骨を固定する筋肉に僧帽筋(そうぼうきん)や胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)があります。

 

僧帽筋上部繊維

 

 

胸鎖乳突筋のイラスト

 

 

これらに力が入ってしまうと、肩甲骨は鎖骨が動かなくなったために、正しい動きが出せなくなります。

 

 

また、肩の筋肉ばかりが大きくなる、鎖骨まわりの代謝は落ちます。

 

鎖骨と肩甲骨内旋

 

加えて、肩甲骨も動きが悪くなるために出てこなくなります。

 

 

なので最初に鎖骨を矯正を行いたいのですが、鎖骨を矯正する為には次の3つの矯正が必要になる事が多いです。

 

 

  1. 1.骨盤の矯正。
  2. 2.肋骨の矯正。
  3. 3.首の矯正。

 

 

鎖骨1つ矯正するにも、体の様々な部分を矯正しなければならないのです。

 

 

 

胸郭と肩甲骨の関係

胸郭の図示

 

 

肩甲骨は、肋骨で囲まれた『胸郭(きょうかく)』というドーム状の骨の上に乗っかっています。

 

 

この胸郭が歪むと、上にある肩甲骨の位置も歪みます。

 

 

なので、肩甲骨を出したい場合。

胸郭部分の歪みは先立って治す必要があります。

 

 

そんな時におすすめな方法が『深呼吸』です。

 

 

 

 

深呼吸で胸郭の傾きを治そう

胸郭の傾きのイメージ

胸郭が歪むと、多くの場合で骨盤から肋骨までに距離が離れます。

 

 

体が傾くのです。

 

 

すると、離れている側の『横隔膜(おうかくまく)』が姿勢を支えて固くなり、呼吸の際に動かなくなってきます。

 

 

【左の肋骨が歪んだ場合】

息を吸う際に、左の横隔膜が沈まなくなる。

胸郭の歪みにおける横隔膜の動きのイメージ

 

 

結果、呼吸が浅くなってしまうのです。

 

 

呼吸が浅い、息苦しい

 

 

そんな時は、深呼吸を試してみて下さい。

 

 

使えなかった横隔膜が使えるようになって、胸郭の歪みが整う事が多いです。

 

 

 

鎖骨・肩甲骨矯正と体操3選。

 

鎖骨の位置を正しくさせるには、矯正を受けて頂く事が一番の近道です。

 

しかし、自分でなんとかしたいという方は次の3つを行ってみて下さい。

 

鎖骨の矯正と肩甲骨の体操を自らやってしまおうという、おすすめな方法です。

 

解剖学や関節運動学などが分からなくても出来るように、シンプルな方法をお伝えします。

 

 

 

鎖骨矯正法

鎖骨の動きを引き出して、鎖骨を動きやすくする方法になります。

 

【やり方】

1.仰向けになり片方の肩を水平に挙げて、肘を直角に曲げる。

 

2.もう片方の指で鎖骨の下を圧迫して、斜め下に引く。

 

3.深呼吸をしながら肩と肘を伸ばしていく。

 

 

肩甲骨誘導法

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by 顔顎矯正・鍼灸接骨院 リビジョン (@revision_ginza) on

 

 

鎖骨が動きやすくなったら肩甲骨が正しい方向に動くように誘導します。

 

【やり方】

1.背中でボールを持つ。

 

2.ボールを両手で押し、肩が上がらないように気を付けながら引き上げる。

 

3.10回×3回行う。

 

 

 

肩甲骨引きだし法。

肩甲骨が出るように、肩甲骨に正しい動きを覚えさせる体操になります。

 

【やり方】

1.壁際に背中がつくように立ち、片方の手の平で壁を押す。

 

2.もう片方腕を真っ直ぐに伸ばす。

 

3.深呼吸を行うと同時に手で壁を強く押し、伸ばした腕を更に前に伸ばす。

 

 

やり方は変わりますが、こちらの体操もおすすめです。

 

 

 

 

肩甲骨を正しい位置に戻したら行う体操

 

肩甲骨と鎖骨を正しい位置に戻したら、肩甲骨と背骨の連動性を良くしていきます。

 

肩甲骨を出す為には背骨がしっかりとしなる事が大事になってきます。

 

またその時に、肩甲骨の位置が必要以上に動かないようにコントロールする事で、肩甲骨まわりの筋肉が活性化され肩甲骨が目立ってきます。

 

こちらの2つの体操を行ってみてください。

 

肩甲骨を目立たせる矯正体操やり方1

 

 

肩甲骨を目立たせる矯正体操やり方2

 

 

今回のまとめ。

 

肩甲骨を出そうと肩甲骨と体間に手をいれて、一生懸命はがそうしていませんか?

 

 

それだけではなかなか肩甲骨は出ません。

何故なら鎖骨の歪みが肩甲骨の位置をずらしているからです。

 

 

肩甲骨を出すなら次の順番で、矯正体操を行って下さい。

 

 

  1. 1.深呼吸
  2. 2.鎖骨
  3. 3.肩甲骨

 

 

この順番で骨格の矯正を行う事が、肩甲骨を出す近道になります。

 

 

肩甲骨をきれいに見せたい方はお試し下さい。

 

 

【肩甲骨や肩の丸みが気になる方へ、リビジョンおすすめ記事】

 

 

 

LINEで送る
Pocket