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柔道整復師が保険を使わない

柔道整復師が保険に頼らず店舗も持たずに生きていく方法

柔道整復師が保険を使わない

 

柔道整復師には2つの権利があります。

 

  1. 1.開業権
  2. 2.健康保険を使って施術出来る権利(外傷に限る)

 

 

しかし、この2つがあるが為に、施術に制限がかかる場合があります。

 

柔道整復師に限らず、お店を出すのはどの職種の方でも自由です。

 

 

しかし、骨接ぎや接骨院、整骨院の看板を掲げる事で、広告の制限がかかったり、施術所の大きさを求められたりと、ある程度の決まり事がでてきてしまいます。

 

そして、健康保険を使って施術出来るという事は、ある面では良い事なのですが、元々柔道整復師が保険を使って施術出来る場合は限られていて、どうしても施術が保険の範囲内でしか行えなくなるといったデメリットもあります。

 

今回は、この柔道整復師のメリットである、保険や開業権を行使せずに生きていく方法を、ご紹介させて頂きたいと思います。

 

 

 

1.柔道整復師は保険を使わないでも生きていけるのか?

 

月にどの程度の収入が必要かによって変わりますが、保険を使わない、開業しないという条件でも、柔道整復師がスタッフとして働いた時に貰える給料分程度であれば、稼ぐ事は十分に可能です。

 

むしろ、開業しても1人でやっていこうと思うのなら、最初は保険も使わずに、お店も持たない方が良いでしょう。

 

なぜなら、保険を使うと1部位における料金設定が決まっているので、ある程度の収入を得る為には、多くの患者さんを診なければいけなくなってくるから。

 

そして、店舗を持てば家賃がかかるので、収入があろうがなかろうが、必ず一月に必要な経費がかかってきます。

 

そもそも開業しないと、健康保険も取り扱えないという事もあります。

 

やり方を知らない柔道整復師の方は驚くかもしれませんが、実際にその方法で1日2、3時間しか仕事をせずに、生活している先生もいらっしゃいます。

 

では、具体的にどうやればそのような生活の仕方が出来るかを、ご紹介していきたいと思います。

 

 

 

2.柔道整復師が保険も開業もしないで生活していく方法。

 

基本的に柔道整復師が頂けるお金は、『患者さんを施術した時の施術料』という事になります。

 

なので基本的には、患者さんを施術しなければいけません。

 

しかし、ここで不安があります。

 

 

開業をしないと、『あなた』という凄腕の施術者がいる事を、世間に認知してもらい辛くなります。

 

ですので必然的に、患者さんからの問い合わせが少ないという事になってきます。

 

まず、これが柔道整複師が開業せずに生活してく上での、大きな壁の1つになります。

 

 

 

2-1.どうやって患者さんを見つけるの?

基本的には紹介になります。

 

紹介の種類には何種類かありますが、患者さんからの紹介を受けられる程度の技術は、持つようにしておいて下さい。

 

むしろ、開業しても最初の3ヶ月は殆ど紹介の患者さんしか来院されません。

 

開業しようがしまいが、紹介ではない新規の患者さんから問い合わせがくるには、最低でも3ヶ月はかかります。

 

この3ヶ月を乗り切る事が、最初のステップになってきます。

 

その他に、僕がおススメするのは、後述しますが借りるレンタルサロン周辺のお店の方と仲良くする事です。

 

お店の方に施術を行い満足してもらえれば、そのお店の方が患者さんを紹介してくれるようになります。

 

僕が開院した当初は、この2つで、紹介の患者さんの来院が月に20人ほどありました。

 

 

 

2-2.最初の3ヶ月を乗り切るには、あなたのファンが必要です。

新規の患者さんからの問い合わせがくるようになるには、最低でも3ヶ月は必要になってきます。

 

その3ヶ月を乗り切る最初の方法は、患者さんから紹介を頂ける程度の腕を持つこと。

そして周辺のお店の方と仲良くなる事です。

 

 

そして、それ以外の方法としては、あなたのファンに来院してもらう事です。

 

このファンとは患者さんの事をさしているのですが、何が違うのかというと、あなたが施術院を変えた時でも、その施術院まで来院してくれるか患者さんなのかどうかになります。

 

 

 

2-2-1.何人ファンが必要?

腕が良ければ、患者さんはあなたについてきます。

 

なので何よりもまず、腕を磨く事をおすすめします。

 

そして、あなたが施術院を離れて個人で施術を行いますといった時に、ついてきてくれる患者さんは何人いますか?

 

あなたの施術に5000円払ってくれる患者さん(ファン)が30人いれば、最初の3ヶ月は乗り切れるでしょう。

 

もし、個人でやっていこうと思うのなら、30人はファンを作って下さい。

 

 

 

2-2-2.個人で行うと決めた日の3ヶ月前から行っていたい事。

最初の3ヶ月は、あなたのファンと、その患者さんのご紹介などでなんとかやっていけます。

 

しかし、患者さんの症状は良くなってくるので、次第に患者さんの数は減ってきます。

 

この辺りから、新規の患者さんのお問い合わせがくるようにはしておきたいわけです。

 

その時におすすめするのが、ブログやSNSなどです。

 

これらに、あなたの施術に対する思いや、施術例を載せていって下さい。

 

より正確に、より分かりやすく、これらを書いていけば、あなたの施術に対する思いに共感した患者さんからの問い合わせがくるようになります。

 

これも反応があるまでに一定期間が必要になってくるので、個人でやっていこうと思った日の3ヶ月前から始めて下さい。

 

 

 

2-3.施術場所はどうすれば良いの?

施術用に店舗を借りてしまうと、家賃がかかってきてしまうので、次の3つの方法を考えてみて下さい。

 

  1. 1.レンタルサロンを借りる。
  2. 2.知人、友人の施術院を間借りする。
  3. 3.店舗+自宅用に賃貸する。

 

 

 

2-3-1.レンタルサロンを借りる。

世の中には個人のセラピスト用に、レンタルサロンという便利なサロンがあります。

 

レンタル代には差があるのですが、安いところで1時間1,200、1,300円程度。

高いところでは、1時間で3,000円弱です。

 

レンタルサロンのよいところは、使わなければ賃料が発生しないという事。

 

これのメリットは大きいです。

 

デメリットは、患者さんが予約を希望する時間に、レンタルサロンが空いているかの確認に時間がかかってしまう事や、空いてない場合などは患者さんに不便をかけてしまうという事です。

 

患者さんは、土曜日や日曜に多くの来院希望がある為、土日の賃料は平日よりも高くなる傾向もあります。

 

そして、いろいろオプションを付けると更に賃料は上がります。

一回の賃料が100円上がっても、1年間で計算すると相当な金額にはなります。

 

そして、当日キャンセルを希望された場合や、当日の時間変更を希望される患者さんも大勢出てきます。

 

その場合も、追加料金は発生してきます。

 

店舗を借りるよりはリスクは低いのですが、その分こういった若干の不便さもあります。

 

その点を考慮しながら、レンタルサロンを利用するにはとても便利なものなので、自分の店舗を持つプレオープンにはお勧めな方法になります。

 

 

 

2-3-2.知人、友人の施術院を間借りする。

もし、知人や友人に施術院をオープンしていて、ベットを間貸ししてもらえるだけの余裕がある方がいる場合、相談してみる事をおすすめします。

 

その場合の間借りの方法は、その両者によって決まります。

 

1時間でレンタル料金を払う場合や、売り上げに対する利率で賃料が決まる場合。

業務委託の形式をとる場合など、やり方は様々あります。

 

お互いの利害関係が合致すれば、とても良い方法の1つになります。

 

 

 

2-3-3.店舗+自宅用に賃貸する。

もし、ある程度の数の患者さんがいて売上の目安が付く場合は、店舗と自宅を一緒にしてマンションの1室を借りるという手段もあります。

 

例えば、都内でアパートを借りる場合、最低でも6~7万円はかかります。

 

そして、月の給料を30万程度稼ぎたいとします。

 

患者さんから1回の施術料金を5000円として設定した場合、施術料金5000円からレンタルベッド代の1200円を引いた金額で3800円になります。

 

30万円を3800円で割ると79人になるので、1日に最低2人以上の患者さんの施術を行っていきたいわけです。

 

そして79時間レンタルベッドを借りるとすると、1時間1200円のレンタルベッドを借りる計算だと月に94800円賃料がかかります。

 

自宅のアパート代60000円と、賃料95000円を足すと155000円になるわけです。

 

どこで、マンションを借りるかにもよりますし、最初の敷金や礼金、そして更新料などがかかってきますが、この金額があれば施術用に1部屋余分にあるマンションを借りる事も可能です。

 

これなら、ベッドの空きをいちいち確認しなくとも良いですし、キャンセル料を余分に払う必要もなくなってきます。

 

しかも、全額は無理ですが、経費で家賃を落とす事も可能です。

 

ただ、ここで注意したい点は、どのマンションも店舗用に借りれるかというと、そうではないのです。

 

マンションによって店舗用に借りてもいいですよ。というマンションと、そうではないマンションに分かれます。

 

しっかり事前に確認しておかないと、無断でお店をオープンした事になり、バレた場合、最悪退去という事にもなりかねません。

 

前述した2つの方法に比べて、リスクは上がりますが、良い方法の1つではあります。

 

 

 

3.柔道整復師が保険や開業権など行使せずとも生活する為の方法のまとめ

 

1.個人でやっていく時に、施術院が変わってもついて来てくれる患者さんを30人。

 

2.最初の3か月で紹介して貰える位の腕を持つ。そして周辺のお店の人と仲良くなる。

 

3.なるべく早く新規の患者さんからの問い合わせがくるように、個人でやっていくと決める3か月前から、自分の施術のこだわりなどをブログやSNSに載せる。

 

4.安くて、利便性のよいレンタルサロンを見つける。

 

基本的には、この4点を抑えておけば、まず大丈夫でしょう。

 

むしろ、開業する場合も、この4つの方法しかやる事はありません。

 

この方法が上手くいけば、余った時間で副業をする事も可能です。

 

副業もやり方次第で、十分に稼ぐ事も可能です。

僕の知り合いで施術を行いながら、副業で驚くほど稼いでいる方もいます。

むしろ副業の方が稼いでいるので、本業といっていました。

 

施術と副業を合わせれば、雇われているよりも高い給料を稼ぐも可能です。

 

それを資金にして、将来店舗を持ち、開業する事だって出来ます。

 

もし、これから先、個人で自由に生活していきたいなと思う場合、当院でその生き方に合った働き方をご提案する事も可能ですし、しっかり仕事をして勉強したいという方の募集もしています。

 

情報をしっかり手にいれ準備が整ったら、

必要なのは、1歩踏み出す勇気だけです。

 

興味のある方は自由を求めて、前進してみて下さい。

 

 

 

 

募集要項など詳しくはこちら

→『リビジョンの求人情報

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