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顎のこりをほぐして首を軽くする方法3選

顎のこりをほぐして原因が分からない首の痛みをとる方法3選

顎のこりをほぐして首を軽くする方法3選

 

首の痛みの原因を大きく2つに分けると、次のようになります。

 

首の痛みの原因は多岐にわたる

 

 

  1. 1.首自体に原因があり、首が痛む場合
  2. 2.首以外に原因があり、首が痛む場合

 

 

 

首に原因がある場合は、原因が分かっているので比較的痛みを軽減しやすいです。

 

 

その一方で、首以外に原因がある場合の矯正は、難しい事が多いです。

 

 

なぜなら、色々な原因が考えられ分かりづらいからです。

 

 

何が原因なのか

 

 

背骨が原因かも知れないし、骨盤が原因かも知れません。

 

 

ですが、首のこりを何度ほぐしても良くならなかった方の『ある部分』をほぐすと首の痛みが軽くなる事があります。

 

 

 

そのある部分とは、『顎』になります。

 

 

顎をほぐすと楽になるのね

 

 

なぜ、顎のこりをほぐすと首が軽くなるのでしょうか?

 

 

 

それには、次の2つが理由として考えられます。

 

 

顎のこりは姿勢と食いしばりと関係がある

 

 

  1. 1.顎が首と一緒に働いて、姿勢を正しているという理由
  2. 2.顎をほぐす事で食いしばりが軽くなるという理由。

 

 

 

つまり、顎がこると姿勢が歪み、首に負担をかけ痛みが生じる。

また、奥歯に力が入ることによって首の筋肉が固くなり、首が痛む。

 

 

これらが首に原因がないのにも関わらず、痛みを生じさせているわけです。

 

 

今回は、顎のこりをほぐして首の痛みを軽減させる方法をご紹介いたします。

 

 

なかなか首が良くならないという方は、参考にしてみて下さい。

 

 

 

顎のこりをほぐすと首の痛みが楽になる?

 

顎を細くする

 

 

首が痛くて病院に行って検査してもらったけど、「異常はない」と言われた経験がある。

 

 

 

歯が痛くて歯医者さんにいったけど、「虫歯はない」といわれた経験がある。

 

 

肩のこりや首に痛みがあってマッサージにいっても、すぐ元に戻ってしまう。

 

 

そんな経験がある方は、顎のこりをほぐすと症状が良くなるかもしれません。

 

 

なぜなら、顎の筋肉は体を支える上でとても重要な筋肉になり、首や姿勢と密接な関係があるからです。

 

 

 

ずれた顎は姿勢をも歪ませる

エラが張る順序

 

 

例えば、ずれた顎を放置した状態で食いしばりがある方はエラが張りやすいです。

 

 

そのような方の姿勢を見てみると、歪んでいる事がほとんどです。

 

 

顎の位置と姿勢の関係

 

 

姿勢の歪みが首の筋肉に負担をかけ、首に痛みが出ることは多々あります。

 

 

この場合、骨盤や背骨の矯正を行っても良くなりません。

 

 

それどころか、顎とのバランスをとるために姿勢を歪ませている可能性もあるので、体の整体が逆効果になってしまい、首の痛みが悪化する事もあります。

 

 

そして他にも、首の痛みの原因を判別する上で厄介な事があります。

 

 

それが、次にあげる症状と痛みが似ているという点です。

 

 

  • ・顎こり
  • ・歯痛
  • ・顎関節症(がくかんせつしょう)

 

 

 

食いしばりが原因の場合は先生から「問題ないよ」と言われる

医者の診断のイメージ

 

首の痛みで首の検査をしても、異常がないと診断される事があります。

 

 

その理由の1つが、首以外に原因があるという事です。

 

 

実際に首に原因があれば、首をほぐす事で症状は軽くなります。

 

 

ですが、顎や歯が原因の場合は、一生懸命首をほぐしたところで直ぐに元に戻ってしまうのです。

 

 

特に首の痛みの原因として考えられるものが、『食いしばり』です。

 

 

食いしばりと骨格模型

 

 

冒頭でも紹介しましたが、顎と首は側頭骨(そくとうこつ)という顔にある骨で繋がっています。

 

 

側頭骨だけ図示

 

そして、その際に重要となってくる筋肉が、胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)という筋肉です。

 

 

骨格と体表での胸鎖乳突筋

 

 

 

食いしばりと顎の筋肉である咬筋(こうきん)という筋肉が緊張します。

 

 

横顔の咬筋

 

すると連動的に、繋がっている首の筋肉も張ってきます。

 

 

首こりを持つ女性

 

 

 

なので、食いしばりに関係のある筋肉をほぐす事で、首の筋肉が柔らかくなるのです。

 

 

【食いしばりと関係が深い筋肉】

咬筋と外側翼突筋

 

 

  • ・咬筋(こうきん)
  • ・外側翼突筋(がいそくよくとつきん)

 

 

 

では早速、簡単にできる顎のこりほぐしの方法を覚えて、すっきり軽い首になりましょう。

 

 

 

顎のこりをほぐす3つの方法

 

顎に手をやる女性

 

 

では、実際に顎のこりをほぐす3つの方法を紹介いたします。

 

 

その方法とは、次の3つです。

 

 

 

  1. ①咬筋ほぐし
  2. ②口内ほぐし
  3. ③首筋ほぐし

 

 

 

 

①咬筋ほぐし

咬筋ほぐしでは、主にエラと頬骨まわりの筋肉をほぐします。

 

【やり方】

 

1.指先を耳の前の頬骨の下部分に置いて下さい。

 

2.奥歯で食いしばると筋肉が盛り上がるので、その部分を指先でかるく揉んで下さい。

 

3.そのままエラの部分に移動して、奥歯をくいしばった時に盛り上がる筋肉を指先でほぐして下さい。

 

 

②口内ほぐし

口の中にもほぐすと良い筋肉があります。

 

 

その中でも外側翼突筋という筋肉をほぐしましょう。

 

【やり方】

 

1.小指を上の歯に沿って口の中に入れていく。

 

2.軽く口を開いた時に小指の先に骨があたるので、その少し内側をかるく圧迫する。

 

3.柔らかい部分を、指の先で圧迫しながらほぐす。

 

4.両方行って下さい。

 

 

③首筋ほぐし

首の筋肉、特に胸鎖乳突筋という筋肉は、咬む時にも首を支える時にも重要な筋肉になります。

 

 

この筋肉をしっかりとほぐしていきます。

 

【やり方】

 

1.親指の腹で耳の後ろの骨を圧迫する。

 

2.押さえた側と反対側を向くと筋肉が盛り上がるので、その盛り上がった筋肉に沿って軽く圧迫を加えながら、鎖骨の部分までほぐす。

 

3.両側を10回づつ行って下さい。 

 

 

こちらの動画を参考に、行ってみて下さい。

 

 

原因のわからない首の痛みがある場合は試してみて下さい!

 

なんだかわからないけど、慢性的に首に痛みやこりがある

 

 

そんな時は、顎にこりをほぐしてみてください。

 

 

顎の筋肉は全身と連鎖しているので、良い姿勢をとる際にも重要になってくる部分になります。

 

 

顎こり、首こりを直して、すがすがしい毎日を過ごしてください。

 

 

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顎がカクカクする時に避けてほしい4つの行動

顎がカクカクする時これだけは避けてほしい4つの行動!

顎がカクカクする時に避けてほしい4つの行動

 

 

顎からカクカクした音が鳴ると、顎がずれたのかと不安になります。

 

 

ひどくなると、食事の最中にカクカク音がなるので困ったものです。

 

 

では、この音の正体は一体何なのでしょうか?

 

 

それは、次のようになります。

 

 

顎関節の構造と各部位の説明

 

  • ・顎にある関節円板(かんせつえんばん)の擦れる音
  • ・下あごの下顎頭(かがくとう)が関節突起(かんせつとっき)を乗り越える際の音
  • ・筋肉や靭帯がひっかかり擦れる音

 

 

その方にも顎がカクカクする原因はありますが、主に上記の3つについて説目していきます。

 

 

症状が悪化する前に、顎の音について学んでいきましょう。

 

 

 

顎がカクカクする時一体どうすれば良いの!?

 

  • ・朝あくびをしたら顎が鳴る!
  • ・食べ物を噛んだ時に顎がカクカクする!?
  • ・顎をパキッと鳴らす癖がある!
  • ・固いものを噛んだときに音が鳴った!

 

 

 

このような時に、顎がパキパキ鳴るようになった経験はないですか?

 

 

まず注意して頂きたい事が、気になって音を鳴らしすぎないようにする事です。

 

何度もアゴを鳴らす事はいけない

 

 

指の関節や首の関節を意図的に鳴らす方もいらっしゃいますが、このような仕草は癖になります。

 

 

首を捻じって音を鳴らす

 

 

気持ちよくなればまだ良いのですが、上手く鳴らない場合もあります。

 

 

すると、音が鳴らない事が気持ち悪いので、上手く鳴るまで関節をねじり音を鳴らそうとします。

 

 

ねじり方が悪いと関節を痛めて『捻挫(ねんざ)』させている事になります。

 

 

首コリ

 

 

気をつけて下さい。

 

 

それでは音が鳴った時の対処法について、学んでいきましょう。

 

 

 

顎のカクカクする時はこんな事に気をつけよう!

 

顎の音の種類は、主に2つあります。

 

 

  1. 1、クリック音
  2. 2、クレピタス音

 

 

 

1、クリック音

 

クリック音とは、顎が『カクカク』や『コキコキ』となる音の事です。

 

 

顎の関節には、関節円板(かんせつえんばん)という組織があります。

 

 

開口時関節円板

 

 

この関節円板は、口を開ける際に骨同士がこすれないようにする緩衝(かんしょう)する役目があります。

 

 

クリック音とは、この関節円板というクッション材が骨からずれた為に音が鳴るものです。

 

 

 

2、クレピタス音

クレピタス音とは『ザラザラ』や『ミシミシ』する音の事をいいます。

 

 

顎の関節の骨や関節円板自体が変形してしまい、その変形した骨同士が擦れて音がなってしまうものです。

 

下顎頭の図示

 

では、 これらの音の対処法とはなんでしょうか?

 

 

 

顎の音の対処法

 

  • ・クリック音
  • ・クレピタス音

 

 

それぞれの音に合わせて、その対処法が若干変わります。

 

 

クリック音の対処法

クリック音の原因は、顎の関節のクッションである関節円板がずれたのが原因です。

 

 

しばらくすると元の位置に戻る方もいらっしゃいますし、なかなか戻らない方もいらっしゃいます。

 

 

「顎から変な音が聞こえるな~」

 

 

そう思ったら固い食事を避けて、頬杖などを顎に負担をかける事をしないように気を付けてください。

 

 

顎がカクカクしたらするめと頬杖は避ける

 

 

 

クレピタス音の対処法

クレピタス音の主な原因は、老化です。

 

 

老人の膝の軟骨が無くなってくるのと同じで、関節円板も年齢と共に減っていきます。

 

 

なので、痛みがなく音が鳴るだけでしたらあまり気にしなくても良い事もあります。

 

 

ですが、まだ若いのに顎からミシミシ音が鳴る方は注意してください。

 

 

噛み癖や関節円板がズレた状態が長くなってしまい、関節が変形しているかもしれません。

 

 

そんな時は専門家に診てもらいましょう!!

 

 

 

避けるべき行動はこれだ!!

 

1、無理に口を大きく開けない

 

「あれ!? 顎から音がするな!?」

 

と感じたら、まず大きく口を開けないようにしましょう。

 

 

鳴り始めであれば、すぐに治る方も多いです。

 

 

2、枕の高さを変えよう!

 

顎が鳴り始めて、さらに食いしばりや歯ぎしりの癖がある方は、寝ている間に顎を安静にする事が出来ない方が多いです。

 

 

そしてそのような方に、

 

「普段、どの位の高さの枕を使っていますか?」

 

とタオルを重ねて枕の高さ再現してもらうと、必要以上に高さがあるまくらを使っている方が多いです。

 

 

高い枕は首の筋肉を高くさせてくいしばりの癖を増強してしまうので、気を付けて下さい。

 

 

 

3、日中に歯をくっつけない

 

日中に上の歯と下の歯が当たっていませんか?

 

実は、その状態って良くないのです。

 

 

本当は、上と下の歯同士は離れているものなのです。

 

 

何故かというと歯同士がくっついていると、無意識に顎に力が入ってしまい顎を安静にできないからになります。

 

 

顎の音の鳴り始めには特に気をつけましょう!

 

 

4、固いものを噛まない!

 

これは本当に鳴り始めの時だけですが、固いものを噛むときも気を付けてください。

 

 

ズレた顎のクッションが、もっとズレてしまう可能性があるんです!

 

 

音がならなくなれば、普通に食事をしても問題なくなります。

 

 

 

顎がカクカク・パキパキする方のセルフ矯正

症状が進んでひどくなってしまうと、専門医に診てもらわないといけないのですが、症状が軽いものなら自分で矯正する事で出来ます。

 

 

今回は、顎の圧迫を抜いて口を開きづらさを改善させるセルフ矯正をご紹介いたします!

 

 

顎の矯正体操やり方

 

 

また、口を開く時にカクッカクッと2段間に分かれて鳴る方もいます。

 

 

これは、そんな複雑なアゴの問題の原因の1つは、顎関節にあります。

 

 

通常なら先程説明したように、口を開く時は顎関節内で下顎頭が前に滑りながらスムーズに動きます。

 

 

ですが、関節円板という顎関節にある組織がずれてしまうと動きが制限されて、顎が開かなくなります。

 

 

すると、その際に反対側の顎をずらして口を開こうとします。

 

 

これが一回目のカクッです。

 

 

その後、引っかかっていた顎もずらして、更に口を大きく開けます。

 

 

この時に、カクッと2回目の音が鳴ります。

 

 

痛みがなければ問題でもないのですが、今回はそんなカクッカクッを治す矯正法をご紹介いたします。

 

 

口曲がり2段階矯正やり方

 

 

まとめ

 

今回は顎のカクカクする音が気になった時に、避けて頂きたい行動をご紹介させていただきました。

 

 

症状がひどくなると、なかなか治らないのが顎関節症です。

 

 

ひどくなる前に、早めに対処していきましょう。

 

 

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