Tag Archives: 整体、歪み、顔の歪み、歪み治す、整体効果

顔の歪みの何故

顔の歪みはなぜ起こる?【矯正や整体へ通う前の予習と復習】

顔の歪みの何故

 

顔の歪みを治すためには、外科的な方法からエステに至るまで、実に様々な手段があります。

 

 

その中に、徒手矯正法(としゅきょうせい、手で行う整体の事)があります。

 

 

小顔矯正や、頭蓋骨矯正などがそれにあたります。

 

 

顔や頭蓋骨の骨を矯正して、顔の歪みを整えるのですが、なぜ顔は歪むのでしょうか?

 

 

顔が歪む主な原因には、以下のものがあります。

 

 

  • ・遺伝
  • ・顎関節症
  • ・生活習慣の癖
  • ・体の歪み
  • ・食いしばり

 

 

 

これらの原因を考慮しながら、手で顔や頭の骨を押して、歪みを整えていくわけです。

 

 

しかし、中には遺伝、成長上の問題によって骨がいびつに歪んでしまい、小顔矯正のような整体法では歪みが治らないものもあります。

 

 

今回は、なぜ顔が歪んでしまうのか?

 

そして、整体ではどのような矯正を行うのかをご紹介していきます。

 

 

顔の整体へ通う前に、顔の歪みについて予習を行っていきましょう。

 

 

 

顔はなぜ歪むの?

 

顔が歪む原因には、次のものが挙げられます。

 

 

  • ・遺伝
  • ・ケガ
  • ・生活習慣の癖
  • ・体の歪み
  • ・食いしばり

 

 

小顔矯正や頭蓋骨矯正について調べたり、実際に受けた経験のある方でしたら頭蓋骨の縫合(ほうごう)という言葉を聞いた事があると思います。

 

顔面骨縫合

 

お母さんのお腹の中から生まれる時に、いくら体の小さい赤ん坊だとしても出てくるのは難しいです。

 

 

そんな時、頭蓋骨はこの縫合(ほうごう)と呼ばれる関節を押しつぶす形で頭を小さくして、お母さんのお腹の中から出てきます。

 

 

なので、生まれたばかりの赤ん坊の頭は変形しています。

 

 

出産してからほどなく、頭の形は元に戻ってくるのですが、この時期の赤ん坊の頭の骨は柔らかいです。

 

 

同じ方向で寝かせていたりするだけで、頭の形が悪くなってりもします。

 

 

そして、この時期の頭の形は今後の顔の歪みにとって、とても大事な役割を担います。

 

 

 

頭の形と顔の歪み

一般的な赤ん坊の頭の形は、次のようになります。

 

赤ちゃんの頭

 

しかし、中には次のような頭の形の赤ん坊もいます。

 

斜頭

 

片方の頭のはちが出っ張り、反対側のおでこが前の伸びたような頭の形です。

こういった頭の形を斜頭といいます。

 

 

斜頭の赤ん坊の顔は、次のような特徴があります。

 

 

  • ・後頭部の形が左右非対称
  • ・眉骨もしくは、おでこの出っ張りが左右で違う
  • ・目の高さが揃っていない
  • ・頬の高さが違う
  • ・前から見た時の耳の位置が違う

 

 

 

当院に来院される患者さんの中にも、このような症状を訴える方も多く、その方の頭の形を触ってみると、後頭部やこめかみの形が左右が異なっています。

 

 

この他にも、後頭部が平たい形をした短頭症

 

後頭部やおでこの丸みが顕著な、長頭症の方もいます。

 

 

いずれの症状にも共通していえる事は、成人して頭の骨が固くなってから治す事が難しいという事。

 

 

なので、小さいお子様がいるお母さんは、ご自身の赤ん坊の頭の形が崩れないように、片側で寝かさないようにするなど、気を配ってみると良いでしょう。

 

 

 

顎関節症で顔が歪む?

口を開けるとポキポキ音がしたり、開け辛さを感じた事はありませんか?

 

 

そのような症状があった場合、顎関節症(がくかんせつしょう)かも知れません。

 

 

顎関節症はその症状の程度で、5つに分類分けされています。

 

 

【1型】

口が開きづらく、痛みや音が伴うもの。

 

骨や軟骨に問題がなく、主な原因が筋肉によるもの。

 

 

【2型】

関節円板などの軟部組織の微細外傷からくる炎症によって、奥歯に力を入れた際や、大きく口を開ける時に痛みがあるもの。

 

 

【3型】

顎関節症の3型は更に、3a型と3b型の2種類に分けられます。

 

 

・3a型の顎関節症

顎関節には、口が開く角度に応じて骨が擦れあって摩耗しないように、骨をガードする関節円板という組織があります。

 

関節円板の画像

 

 

この関節円板は外側翼突筋という口の中にある筋肉にくっついていて、口を開いた時に形や位置が変わる特徴があります。

 

 

口をあけて関節円板がずれたあと、元の位置に戻るものを3a型の顎関節症といいます。

 

 

 

・3b型の顎関節症

口を開けた時に、関節円板が元に戻らないものをいいます。

 

 

【4型】

症状が進み、顎の関節部の軟骨が変性して、骨の変形をもきたすものをいいます。

 

 

【5型】

1~4型のどれにも分類できない原因不明の顎関節症を5型の顎関節症と分類します。

 

 

 

このように、どのステージであっても口の開け閉めに支障が生じます。

 

 

すると、顎の位置がずれて動き制限された状態が、固定化されます。

 

 

顎が歪むと骨格が歪むので、それだけでも顔の歪みの原因になります。

 

 

そして、顔の表情を作る表情筋が使われなくなる事で、口角の高さに差が生じ、顔の歪みがひどくなってきます。

 

 

ご自身の顎が歪んでいるかどうかのチェックを、行ってみましょう。

 

 

 

顎の歪みのチェック方法

割り箸を上に歯を舌先で挟んで、下顎を左側へ動かしてみて下さい。

 

 

そして次に、下顎を右側へ動かしてみて下さい。

 

 

顎に歪みがある方は、顕著にどちらかの動きが出来なくなります。

 

 

これは顎が歪むことで、顎まわりの筋肉が使えなくなる事に原因があります。

 

 

そんな歪みを鍛えるには、次の方法を試してみて下さい。

 

 

【やり方】

1.上の歯と舌先で割り箸を挟む。

 

2.舌先が左右にずれないように、顎先を左に動かす。

 

3.同じく、舌先がずれないように顎先を右へ動かす。

 

 

下顎が歪んでいる方は、この行程のどれか1つがやりづらいはずです。

 

 

その動きを中心に、各10回づつ体操を行って下さい。

 

 

 

頬杖やうつぶせ寝などの生活習慣からくる歪み

態癖

 

  • ・頬杖
  • ・うつぶせ寝
  • ・横向き寝
  • ・唇を咬む
  • ・口を開けている
  • ・同じ側の歯で食事をしている
  • ・バイオリンなど顎に負担がかかる楽器を演奏している

 

 

これらの癖はないでしょうか?

 

 

この癖を続けてしまうと、継続的な力が顎に加わり、下あごの位置や顔の骨に誤った力が影響した結果、骨格レベルで顔が歪んできてしまいます。

 

 

癖を長期間放置してしまうと、歯の咬み合わせも悪くなります。

 

あごの歪みと咬み合わせ

 

 

実際に咬み合わせが良いか悪いかは、見た目では分かりません。

 

 

矯正の歯医者さんで、セファログラムというレントゲンで診てもらう他にも、いろいろな精密検査を受けなければなりません。

 

セファログラム

 

実際に、歯の矯正を受けながら当院に来院されている患者さまも大勢いらっしゃいますが、歪みがひどければひどいほど、治療期間もお値段もかかる傾向があるようです。

 

子供のころであれば、比較的治りもよい事が多いらしいです。

 

 

 

ひどくなってしまう前に、悪い生活習慣を改める事をおすすめします。

 

 

 

体の歪みと顔の歪みの関係性

体が歪むと顔は歪みます。

 

 

まず、なぜ体は歪むのかという部分から、ご説明させて頂きます。

 

 

習慣的にスポーツをやっていない場合。

体が歪む主な原因は、意識をしない部分での体の使い方にあります。

 

 

例えば、なにげなく座っている姿勢。

 

 

気づかないところで体を歪める原因となります。

 

 

 

体を歪める椅子の座り方

長時間、椅子に腰かけていると、体重をどちらか片方にかけて座る事が多くなります。

 

 

すると、下の写真のように椅子が傾いてきます。

 

椅子での体重のかけ方

 

このような状態で座っている場合、もちろん骨盤の歪みます。

 

骨盤の歪みと椅子

 

整体に通うと、整体師に「脚を組まないようにして下さいね」と注意されることが多いのですが、骨盤を傾けて体重をかける事によって骨盤の歪みが固定化されてしまう危険性があるからなのです。

 

 

骨盤の歪みが固定化された場合。

股関節の動きが制限されてしまいます。

 

 

片方の股関節は開くのに、もう片方の股関節は開かないという具合です。

 

 

また、骨盤の歪みは背骨や肩甲骨の歪みの原因にもなります。

 

 

先程の写真のように、骨盤の左側が前側に歪んだ場合。

骨盤全体として右側を向いています。

 

 

その場合、背骨。

特に腰よりも上の背骨は、全体的に左に捻じられてバランスをとる事が多くなります。

 

 

しかし、それだけではバランスを取り切れない場合は、首や顎まで歪ませてバランスをとろうとしてしまいます。

 

顎のゆがみ

 

 

ここまで体が歪んでしまった場合は、骨盤の歪みだけを治しても顔の歪みがよくなることは少ないです。

 

 

このような場合は、積極的に顎の歪みをとる整体を行っていきます。

 

 

また、顔の歪みがでてきて、食いしばりがあった場合は、顔の歪みまで固定化されてしまう可能性が高いです。

 

 

 

なぜ食いしばりがいけないのか?

食いしばる時に主に使われる筋肉が咬筋(こうきん)という筋肉になります。

 

咬筋の付着部位

 

過度は食いしばりはこの筋肉を肥大化させるので、四角い顔の印象が強くなります。

 

くやしい食いしばり

 

四角い顔を好まない女性も多いので、日中の食いしばりは極力しない方が良いでしょう。

 

 

また、整体では食いしばりは、顎の歪みを中心に顔の矯正を行っていきますが、食いしばりがあると矯正して正しい位置に戻したにも関わらず、再度悪い位置に戻ってしまいます。

 

 

夜間の食いしばりは意識して止める事は難しいのですが、日中の食いしばりであれば止める事が出来ます。

 

 

そんな時におすすめしている方法が、行動認知療法という方法です。

 

 

簡単にいうと、普段の体の使い方を意識しましょうという方法。

 

 

仕事中に目いきやすい部分にマークを貼り、そのマークを見たら意識的に食いしばりを止めるというもの。

 

 

スマホの待ち受けを工夫してみてたり、パソコン仕事の方は、ディスプレイの部分に付箋貼ってみると良いですよ。

 

食いしばり予防の方法1

 

しかし中には、昼間食いしばりではなく、夜間の食いしばりがやめられないという方も多くいます。

 

 

そんな夜寝ている間の食いしばりを止めるには、肋骨や横隔膜(おうかくまく)の調整を行うと症状が軽くなる事が多いです。

 

 

 

肋骨・横隔膜の調節と食いしばり

体には常に使われている臓器があります。

 

 

それは、心臓です。

 

 

心臓は各細胞へ酸素などを運びエネルギー熱を生産し、生命活動を維持させます。

 

 

そして、心臓と同じように日々使っている筋肉が横隔膜になります。

 

横隔膜のイラスト

 

横隔膜はみぞおち部分にあり、パラシュートのような形をしています。

 

 

息を吸うときに縮み、胸腔内を陰圧にして肺胞に酸素を取り込みます。

 

横隔膜の収縮と呼吸

 

これが、基本的な横隔膜の働きです。

 

 

そして、肋骨の歪みがある場合。

この横隔膜の働きが弱まってしまいます。

 

 

正常な肋骨の動きが出る場合、息を大きく吸う時に肋骨が上に広がり(外旋)、胸の横径が広がる事が確認出来ます。

 

 

ですが、肋骨が歪むと息を吸う前から肋骨が開いているために、肋骨の動きが制限され、胸腔内へ酸素を取り込めなくなってしまいます。

 

 

いわゆる、呼吸が浅いといった状態になります。

 

 

しかし、それでは体に酸素が足りずに苦しいので、肋骨の動きの代わりに肩をすくめて、呼吸を深くしようとします。

 

 

これを『副呼吸』というのですが、この呼吸を続けていると、首や肩の筋肉が過剰に使われるために、首こりや肩こりの原因になります。

 

 

それ以外にも、この呼吸は食いしばりの原因になると考えています。

 

 

食いしばりを治すには何故柔らかいみぞおちが必要なのか?』で紹介していますが、このような方は、みぞおちを指で圧迫する押すと過敏に痛がります。

 

 

東洋医学ではこの状態を心下痞硬(しんかひこう)といい、自律神経の乱れからくる不眠や疲れなどの症状と似た問題出てきます。

 

 

顔の歪みがひどくなるばかりではなく、疲れや凝りなどの症状をも引き起こす食いしばり。

 

 

くびれの高さの差や、呼吸が浅いといった自覚がある方は、こちらの体操で調節してみて下さい。

 

 

 

 

整体師が行う顔の歪みの矯正について

 

整体師が顔の歪みを矯正する時は、顔面骨の動きを考慮しながら治していきます。

 

 

僕は、顔面骨の噛み合わせと説明するのですが、顔の骨の動きが悪くなると歪みやすくなります。

 

 

特に意識して調整する骨が、次の4つになります。

 

 

  1. 1.蝶形骨(ちょうけいこつ)
  2. 2.側頭骨(そくとうこつ)
  3. 3.後頭骨(こうとうこつ)
  4. 4.下顎骨(かがくこつ)

 

 

【前から】

顔面骨前面

 

【横から】

顔面骨側面

 

【後ろから】

顔面骨後面

 

この4つの骨は、それぞれに繋がっていて、顔のバランスをとっています。

 

 

また、顎を動かす筋肉の矯正も同時に行っていきます。

 

 

特に、外側翼突筋(がいそくよくとつきん)という顎の動きを調節する筋肉を治す際に、これら4つの骨の矯正が必要になってくるのです。

 

 

 

外側翼突筋(がいそくよくとつきん)とは?

外側翼突筋は、蝶形骨から、下顎骨と関節円板についている筋肉です。

 

外側翼突筋

 

主に、口を開く際に下顎を前に引き出す際に使われる筋肉です。

 

 

また、反対側の側頭筋(そくとうきん)と動くで、顎を左右に動かす作用もあります。

 

 

口の開け閉めを調節する筋肉でもあり、体とのバランスをとる筋肉でもあるのです。

 

 

この内側翼突筋を調整すると、顎の歪みが整うのですが、先程の4つの骨が歪んでいると内側翼突筋の調節がうまく行えません。

 

 

骨盤や背骨は体操を行って頂ければ、自分で矯正する事も可能です。

 

 

ですが、自分で顔の矯正を正しく行う事が難しいという背景もあります。

 

 

なので当院が、顔の矯正を専門にした整体を行っているわけです。

 

 

 

顔の歪みが治せるものなのか、チェックしてみよう。

 

さて、顔の歪みの原因や、整体で行う矯正法の事を学んできたわけですが、そもそも自分の顔の歪みが治るものなのかという疑問が出てくるわけです。

 

 

なので、当院によせられるお悩みの内で、治るものと治らないものの分類分けをしていきたいと思います。

 

 

 

顎の歪みは治るの?

顎のずれのモデル

顎の歪みは整体で治しやすい歪みではあります。

 

 

ですが、顎変形症(あごへんけいしょう)のような骨自体に問題がある歪みは、整体では治せません。

 

 

顎変形症とは、上下の顎の骨の大きさや位置が合っていないため、上顎が前にでていたり、下顎が極端に前に出ている症状の事をいいます。

 

 

受け口の方などは、顎変形症を患っている場合も多いです。

 

 

こういった場合は、手術と歯列矯正の両方の治療が必要になる事もあります。

 

 

当院に相談しに来られて、転院をすすめた方もいます。

おかしいと思ったら、歯医者さん、口腔外科さんへ相談してみて下さい。

 

 

 

頬骨は治るの?

眼窩を作る頬骨

 

頬骨が気になるポイントは以下の2つです。

 

 

  1. 1.頬骨の張り
  2. 2.頬骨の高さの差

 

 

頬骨が張る原因は、骨の成長の仕方に原因があります。

 

頬骨の成長の仕方

 

青い矢印の方向へ骨は成長していきます。

 

 

これは遺伝的要素も大きく、更に冒頭で紹介したような斜頭の方は、頬骨の高さにも差が生じます。

 

 

頬骨を取って外してくっつけるような矯正は行えませんが、整体で『全身~下顎~蝶形骨』のバランスをとり、日常生活でかかる頬骨にかかる負担を分散する事で、変化が出る方も多いです。

 

 

 

小顔になるの?

顔の歪みのbrforeafter

 

小顔と一言にいっても、どこの部分を小さくしたいによって効果は変わってきます。

 

 

一番小さくなりやすいのは、エラ張りです。

 

 

食いしばりがある方は、肋骨を矯正して、顎のバランスをとり、鍼灸で自律神経の治療を行うと、エラの筋肉が小さくなりやすいです。

 

 

顔の横幅なども、同じように矯正すると反応が良いです。

 

 

その一方で、顔の長さを治す場合は期間が長くなります。

 

 

口の歪みの進み具合は上顎の歪み方に比例する!?』で紹介しているような上顎の矯正を行いながら、バランスをとっていく事が多いので、顔の長さが気になる方は参考にしてみて下さい。

 

 

整体へ通う前の3つの注意点

 

整体へ通う前に、プロの視点から気をつけるべき3つの注意点をご紹介します。

 

 

  1. 1.整体院は玉石混合
  2. 2.1回の施術料金が高すぎるところは慎重に
  3. 3.エクササイズもしっかり行う

 

 

整体院は玉石混合

整体院は、開業する時に免許が必要なわけではありません。

 

 

開業における法制度もしっかりしていないので、セラピストによって勉強している量がまちまちです。

 

 

もの凄く勉強している先生もいれば、それほど勉強していない方もいらっしゃいます。

 

 

とある小顔矯正院では、1カ月の社内研修だけで患者さんを担当させてしまっているところもあります。

 

 

顔の事を何も勉強しないで通院してしまうと、後悔してしまう事もあります。

 

 

勉強すれば施術が上手くなるわけではないです。

 

 

ですが、なるべく詳しいセラピストの施術をうけたいと思う方は、あらかじめ調べてから通院する事をおすすめします。

 

 

 

1回の施術料金が高すぎるところは慎重に

整体だけではありませんが、値段が高いとそれだけ効果があるように思ってしまいやすいです。

 

 

もちろん、安すぎる場合は、それなりのクオリティーにはなってしまいますが、、。

 

 

顔の歪みを治す場合。

今回ご紹介したように、実に多くの原因があり、それを1回の施術で治す事はほぼ不可能です。

 

 

僕はまだ見た事がありませんが、治せるセラピストがいたとしても日本で数名でしょう。

 

 

シンガポールや韓国のカジノで一晩に何百万円、何千万円も使えるような富裕層が日本にもいるのは確かです。

 

 

そのような方々は、1回の施術が高かろうが問題ないでしょう。

 

 

ですが、毎月の生活を切り詰めて貯めたお金で、1回で治るという期待を込めて、施術が数十万円もする整体へ行っても、期待するほど良くならないと思います。

 

 

1日で腕立て伏せを1000回行うよりも、100回を10日に分けた方がマッチョになれるように、顔を治して正しい位置を固定する為には、一定期間正しく筋肉を使う必要があるからです。

 

 

これらのリスクも考慮して、それでも受けたいと思う場合は、担当の先生としっかりと話し合って後悔しないように、納得してから受けてみて下さい。

 

 

 

エクササイズもしっかり行う

顔や体の骨格矯正をすると、歪みが整います。

 

 

それは、骨格の歪みが原因で本来使わなくてもよい筋肉が使われす過ぎてしまうからです。

 

 

骨格矯正が主に行いたい事は、使いすぎている筋肉を抑制する事です。

 

 

肩こりの方は、僧帽筋の上部が使われすぐていますし、エラ張りの方は咬筋が使われ過ぎています。

 

 

これらの筋肉を抑制するには、まず骨格を正しい位置に戻します。

 

 

 

そして、正しい位置で関節を動かせるように、弱っている筋肉を鍛えます。

 

 

そのために、エクササイズが必要なのです。

 

 

歪みの度合いにより個人差はありますが、整体に通院する頻度は、それほど多くありません。

 

 

多くとも1週間に1度。

長ければ、1カ月に1回程度です。

 

 

その間、何も意識せずに生活していた場合は、やはり歪みが治るのに時間がかかってしまいます。

 

 

整体に通っていない時も、積極的に歪みを整えるエクササイズを行い、自ら歪みを治そうという心がけは必要になります。

 

そんな方にオススメするセルフ矯正のやり方をご紹介いたします。

 

 

 

 

近くに良い整体がない。

やり方がわかない。

 

 

そんな時は、『リビジョン銀座のfacebook』からコメントを頂ければ、お答えさせていただきます。

 

 

是非、活用してみて下さい。

 

 

 

顔の歪みについて整体へ通う前知っておきたい事

 

今回は整体へ通う前に、皆様に知っておいて頂きたい事を、ご紹介させて頂きました。

 

 

  1. ①顔の歪み原因
  2. ②顔の整体について
  3. ③治しやすい歪み、治しづらい歪みについて
  4. ④通院の際に気を付けて頂きたい整体院の特徴

 

 

まずは、①顔の歪み原因について。

 

 

【顔が歪む主な原因】

  • ・遺伝
  • ・顎関節症
  • ・生活習慣の癖
  • ・体の歪み
  • ・食いしばり

 

 

 

様々なことが原因で、顔が歪んできてしまいます。

 

そして、原因はこの中の1つだけではなく、2つも3つも重なってきてしまうので、困ったものです。

 

 

そして、②顔の整体について

 

顔の矯正は、顔の骨の噛み合わせを治し、体との連動を改善していく整体術です。

 

 

顔だけでなく、首や肋骨の矯正を組み合わせ、歪みに原因を取り除いていきます。

 

 

また、よく寄せられる相談を例に、③治しやすい歪み、治しづらい歪みについてを、ご説明致しました。

 

 

顎変形症などの重度な歪みには対処出来ない場合もありますので、整体へ通う時は、注意してください。

 

 

④通院の際に気を付けて頂きたい整体院の特徴が3つ。

 

 

  1. 1.整体院は玉石混合
  2. 2.1回の施術料金が高すぎるところは慎重に
  3. 3.エクササイズもしっかり行う

 

 

有名な整体院だからといって、下調べしないで通うと、後々後悔する事になります。

 

 

納得した上で、通院する事をおすすめします。

 

 

 

僕も今まで、骨盤の歪みやO脚矯正など、様々な歪みの矯正を行ってきました。

 

 

その中でも顔の歪みの矯正は、習得する事がとても難しい技術でした。

 

 

顔の歪みは体の歪みに比べて洋服などで隠せない分、目立ちやすく気になりやすいものです。

 

 

インターネットが普及する前は、情報を集める事が難しかったのですが、ネットが普及した現代では、数ある情報の中で、どれが正しいのかを判断する事が難しくなってしまいました。

 

 

「顔の整体ってどうなのかな?」

と疑問に思った時の参考になっていれば、幸いです。

 

LINEで送る
Pocket

整体で歪みが治せない方の特徴

整体で顔の歪みが治せない方の共通点【学んで防ぐ無駄遣い】

整体で歪みが治せない方の特徴

 

整体は歪みを矯正する専門院です。

 

骨盤の歪みや、肩こりや腰痛。

小顔矯正や顔の歪みなど、その施術範囲は多岐にわたります。

 

しかし、ここで注意点があります。

 

それは、

整体で全ての歪みが矯正出来るわけではない。

という事です。

 

「整体に通ったけど、歪みが治らなかった」という経験がある方には、ある共通点があります。

 

その共通点とは大きく別けて3つ。

 

 

  • ・整体では矯正する事の出来ない部分の歪みがある。
  • ・体を歪ます癖を意識して治せなかった。
  • ・顔の歪みの場合、顔専門の整体へ通院しなかった。

 

 

その共通点を知る事で、整体へかける費用や時間を、セーブ出来るかも知れません。

 

これから整体へ通おうとしている方や、現在整体へ通院中の方は、参考にしてみて下さい。

 

 

1.整体で本当に治るの?

 

治る方が多いです。

 

しかし、100%治ると言い切れないのは、先ほどの3つが原因の場合。

 

 

  • ・整体では矯正する事の出来ない部分の歪みがある。
  • ・体を歪ます癖を意識して治せなかった。
  • ・顔の歪みの場合、顔専門の整体へ通院しなかった。

 

 

これらが何故治せないのかを詳しくご説明する前に、整体ではどのようにして歪みを治していくのか。

 

整体の治し方について、簡単にご紹介していきたいと思います。

 

 

1-1.治していく過程

歪みとは、正常な骨格の位置がずれた状態をいいます。

 

例えば、産後矯正では『骨盤の開き』を矯正する事が多いです。

 

骨盤の開きとは、正常な骨盤の形が、出産の際に赤ちゃんが産道を通り出てくる過程で、骨盤を押し広げて歪んだ状態を表します。

 

この状態を矯正するには、以下の手順を踏んでいく事が多いです。

 

【産後矯正の過程】

1.仙腸関節や恥骨結合をいった、骨盤の中でも比較的柔らかく、歪みやすい部分に圧迫を加えて、骨の位置を正しい位置に戻していく。

 

2.矯正した位置が戻らないように、筋肉を付ける骨盤体操や、数回にわたって繰り返し骨盤矯正を行って、骨盤が再度開かないように矯正していく。

 

3.1~3か月施術の間隔を空け、再度歪みが生じていないかチェック。

 

4.歪んでいなければ施術終了。

 

 

このように、大概の歪みには、『出産』のような歪みの原因となるものがあります。

 

そしてその原因が何かを見極め、最短の施術回数で治していける整体師が、最も腕の良い整体師という事になります。

 

 

2.治らない場合の原因を説明します。

 

歪みが治らない多くの方で見られる共通点。

 

先程の例である『産後矯正』のように、原因がはっきりしている方でも、治せる場合と治せない場合に分かれる時があります。

 

ネットや雑誌で産後矯正というメニューがあるからといって、何も調べずに通院してしまうと、時間やお金の無駄遣いになってしまう事があります。

 

事前に学んで、無駄を省いていきましょう。

 

 

2-1.整体では矯正する事の出来ない部分がある。

まず最初は、整体では対処する事の出来ない部分の歪みを治そうと、頑張って整体に通っている方。

 

 

今回は3つの例を挙げてご説明します。

 

 

これらに当てはまる方は、通院を考え直す必要があるかもしれません。

 

 

2-1-1.症状の進んだ外反母趾

外反母趾のチェック法【自分で治せるか調べる方法】』でご説明しているように、拇指外反角が15度を大きく超えた方。

 

拇趾外反角度

 

しかも、仕事でハイヒールを履く方。

 

こういった方は、整体での施術で、足の指が元に戻る可能性は低いでしょう。

 

なぜなら、本来であれば、親指を真っ直ぐに戻す働きのある筋肉がずれてしまい、骨を曲げる筋肉へと変化してしまうからなのです。

 

 

2-1-2.凹みが著しい漏斗胸

その他には、漏斗胸。

主に肋骨の出っ張りが気になる方に多い疾患になります。

 

胸を骨が凹み、その凹みの為に、肋骨が出ているように見えるのです。

 

軽度なものであれば、肋骨を引っ込める事自体は、整体でも矯正可能です。

しかし、凹みが著しいものは、やはり手術しなければ治す事は難しいでしょう。

 

詳しくは『肋骨の出っ張りをゴムバンド1本で治す整体の極意教えます』をご覧になって下さい。

 

 

2-1-3.おでこが広く、顔が長い方。

面長矯正で来院される方も多いのですが、この場合も治せる場合と、治せない場合に分かれています。

 

 

面長の場合、主に次の3つの部分のどこかが長い為に、顔が長くみられます。

 

 

  • ・おでこ
  • ・目から口の縦幅
  • ・鼻から顎先までの縦幅

 

 

この中で、おでこの距離を縮める事は難しいです。

 

 

顎先の骨が原因で顔が長く見える場合は、治るかの判別が重要になってきます。

 

 

詳しく知りたい方は『顔が長い悩みは原因が骨かたるみかによって対処法が変わる』をご参照下さい。

 

 

2-2.悪癖が治せなかった。

歪みの程度が軽い方以外は、一度の矯正で完治させる事は難しいです。

 

なぜなら、歪みを引き起こす癖があるから。

 

先程の、漏斗胸やおでこが広いというものは、成長の過程でその特徴が出てきます。

 

しかし、それ以外の歪みには原因あります。

 

その原因は、癖にあるのです。

 

 

2-2-1.治るはずの指の変形が、治らなくなってしまう。

職業病などは、まさにその典型的な例で、ハイヒールを履く事が多いモデルさん。

 

身長が高いモデルさんの指は、先程ご紹介した外反拇指や、内反小趾などの歪みが出ています。

 

 

親指の角度は矯正可能な角度の方は、整体で矯正出来ます。

 

 

しかし、職業上ハイヒールを履かないという事は難しいでしょう。

 

 

すると、一度整体で指を綺麗に矯正しても、再度歪んできてしまいます。

 

 

2-2-2.頬杖には気を付けて。

顔で言うと、頬杖の癖は、顔を歪ませる大きな原因になります。

 

 

頬杖を続けていると、フェイスラインの違いや、顎の高さの左右差が大きくなってきます。

 

 

症状が進んでくると、目の高さが違うなんて症状まで、引き起こす原因にもなります。

 

参照:『右目が小さい事と頬杖の癖に隠された3つの因果関係。

 

 

顔の整体で歪みが戻っても、頬杖を止めなければ、歪みが再発してしまう事でしょう。

 

心あたりのある方は、意識して避けて下さい。

 

 

2-3.顔専門の整体へ通院しなかった。

街中にある殆どの整体院は、体の矯正をメインに行っているはずです。

 

 

しかし、もし皆さんの悩みが顔の歪みにある場合、顔専門の整体院への通院をおすすめします。

 

 

何故なら、顔の整体は非常に専門性が高く、顔の整体に特化して本格的に矯正を行える整体院はまだ少ないのです。

 

 

ただ、モデルさんやタレントさんが通院して話題になっている事もあり、体の整体院でも少しずつ、顔の矯正を行うところも増えてきているようです。

 

 

ですが、当院のように、顔の歪みの矯正が目的で通われている患者さんが9割を超える整体院と、体の整体のついでに顔の整体も行っている整体院。

 

 

僕の知り合いの整体の先生と話していても、やはりその経験値には差があるように感じます。

 

もし、顔の歪みが治らなかったという経験があるのであれば、顔の矯正に特化した整体院を探してみるのも、良い選択だと思います。

 

 

前置きが長くなってしまいましたが、顔の歪みの治し方について、ご説明いたします。

 

 

 

症状が良くならないはこんな方

 

整体で顔の歪みが治らない方の特徴はいくつかありますが、特に気にして頂きたいポイントは次の2つになります。

 

 

  1. 1.斜頭
  2. 2.顎変形症

 

 

1.斜頭

斜頭とは、頭の形が歪んだ状態の事を表します。

 

【正常な赤ん坊の頭の例】

赤ちゃんの頭

 

【斜頭で歪んだ頭の例】

斜頭

 

これは、生まれつきということもありますが、それ以外にも赤ん坊の時の寝かされ方なども影響しています。

 

 

小さい頃に頭が変形していますと、大人になっても次のような症状が残りやすいです。

 

 

  • ・後頭部の形が左右非対称
  • ・後頭部が平坦な側と反対の眉骨、もしくは、おでこの出っ張りが顕著
  • ・目の高さが揃っていない
  • ・頬の高さが違う
  • ・前から見た時の耳の位置が違う
  • ・こめかみのへこみが左右で違う

 

 

片側に顔が下がっていると感じたり、目の高さが違うと感じる方は、斜頭が原因である事が多いです。

 

 

これを成人したのちに、整体で治す事は、難しいです。

 

 

 

2.顎変形症

顎変形症とは、下あごが大きいために受け口になっていたり、下あごが大きく側方に歪んでいる方で、骨に問題がある症状のことを表します。

 

 

症状が進むと、口の開け閉めに問題が生じる事もあります。

 

 

外科手術や歯列矯正を併用して治す事が多いです。

 

 

くわしくは、お近くの口腔外科や歯医者さんで相談してみて下さい。

 

 

 

整体で治しやすい方の特徴

 

整体で前述した斜頭や、顎変形症を治す事は困難です。

 

 

生まれ持った遺伝的要素、症状が進行しているからです。

 

 

その一方で、成長するに従って顔が歪んでくる方もいます。

 

 

この場合の歪みは、整体でも治せることが多いです。

 

 

なぜなら、顔の歪みの原因が、顔へかかる力のアンバランスだからで、整体がそのバランスを調節し、顔にかかる力のコントロールを行うことが出来るからです。

 

 

 

顔にかかる力とは?

あまり意識しないかも知れませんが、顔には顔を変形させる力がかかっています。

 

 

例えば、先ほど例に挙げた頬杖。

 

頬杖は顔を歪ませる

 

これは、骨に圧力をかけるため、顔が曲がってくる可能性が高い悪癖の1つです。

 

 

このように、顔が曲がる主な原因には、骨の一部分にかかる圧が強いという事が考えられるのです。

 

 

 

骨にかかる圧とは?

骨はタンパク質をはじめとした、次の物質から作られています。

 

 

  • ・カルシウム
  • ・リン酸
  • ・カルシウムハイドロキシアパタイト
  • ・コラーゲン
  • ・オステオカルシン
  • ・オステオポンチン
  • ・オステオネクチン

 

 

そして、骨は力に対して形を変えるという性質を持っています。

 

 

骨の中にある骨細胞にはセンサーがあり、このセンサーが力を感知する役割を担っているのですが、強い力を受けているところでは骨が作られて、あまり力が受けていない部分では骨が吸収されるというメカニズムになっています。

 

 

なぜ骨が、絶えず作り変えられないといけないのかというと、細胞は酸化して古くなるからです。

 

 

古くなった骨はもろいので、折れやすいです。

 

 

なので、古くなった骨の細胞を新しい骨の細胞に作り変えて、丈夫な骨にしておく必要があるのです。

 

 

そして、筋肉による牽引力や咬む力などの圧が骨に加わってくると、刺激が骨内の血流を変化させ、骨の成長を促進させる物質を分泌させたりもします。

 

 

このように、骨に圧がかかると骨が変化してくるのです。

 

 

顔に斜めに力が加わる事で、顔の形が変わり歪んでしまうのです。

 

 

そして、頬杖のような、顔を歪ませる力として考えられるものが、次の通りです。

 

 

  • ・顔面骨の噛み合わせの悪さ
  • ・体の歪み
  • ・食いしばり
  • ・生活習慣の中の悪癖

 

 

 

顔面骨の噛み合わせとは?

整体で顔の歪みを治す時は、縫合(ほうごう)と呼ばれる関節部分での顔面骨の動きや、下顎のずれを中心に矯正していきます。

 

 

【縫合】

顔面骨縫合

 

 

そして、顔面骨1つ1つは、呼吸に合わせてある程度動くと考えられています。

 

 

この時に重要となるのが、顔面骨の噛み合わせです。

 

 

骨と骨の噛み合わせがよいと、骨がスムースに動くので、顔にかかる力が分散出来ます。

 

 

ですが、骨のかみ合わせが悪いと動きの悪い部分へ圧が集中して、顔を歪ませてしまいます。

 

 

 

体の歪みも原因となる!?

当院は、顔や顎の歪みから全身を矯正する整体法を、得意としています。

 

 

ですが、顔の歪みの原因が体にある場合は、体の矯正を優先して行います。

 

 

特に、意識して治す部分が肋骨です。

 

正常な肋骨のイメージ

 

肋骨が歪むと、横隔膜の機能に問題が生じ呼吸が浅くなります。

 

肋骨動き

 

そしてまた、横隔膜が歪むと、体全体が捻じれるように歪んできます。

 

肋骨の歪みのイメージ

 

この体全体の捻じれをとる為に、顎がバランスをとるように歪んできます。

 

顎のずれのモデル

 

この状態で普段から歯をかみ合わせる癖があると、顔が歪んできます。

 

 

なので、肋骨の歪みの特徴である肋骨の出っ張りや、反り腰が強い方などは、体から矯正した方が顔の歪みを治しやすい場合も多いです。

 

 

 

食いしばりには気を付けよう

くやしい食いしばり

 

「私、食いしばりの癖なんてありませんよ」

 

食いしばりが顔の歪みの原因だと考えられる方へ、食いしばりがあるか尋ねると、このように回答される方がいます。

 

食いしばりとは、日中や夜間に歯を噛みしめてしまう癖のことをいいます。

 

 

頬の内側や舌の外側に歯の跡がついていたり、歯茎や口の中に骨隆起(こつりゅうき)と呼ばれる出っ張りがあると、食いしばりっている可能性が非常に高いです。

 

 

この癖をお持ちの方は、咬む力が上顎や下あごの歪みをひどくさせるため、顔に斜めの力を生じさせやすくなります。

 

 

意識して、歯を当てないように注意してみて下さい。

 

 

 

生活習慣の中の悪癖

態癖

  • ・頬杖
  • ・うつ伏せ寝
  • ・ソファーで寝る
  • ・片噛み
  • ・バイオリンなどの楽器
  • ・顎を鳴らす癖
  • ・唇を噛む癖
  • ・舌先で歯を内側から押す癖
  • ・カバンの肩掛け
  • ・足を組む癖

 

 

数え上げたらきりがないのですが、これらは顔を歪ませる原因の一例です。

 

 

この悪癖は、直接または、間接的に斜めの力を顔に加えます。

 

 

しかも、顔面骨の噛み合わせや体の歪みがある状態で、この悪癖を続けてしまうと歪みがひどくなります。

 

 

これらの癖は、整体へ行かずとも、意識すれば改善できるものばかりです。

 

 

顔を歪ませない為に、意識して行わないようにしましょう。

 

 

 

整体院へ行く前に、自分の顔をチェックしよう

セルフの小顔矯正

 

整体院へ行く前に、自分の顔のどの部分の歪みを治したいのかチェックしてみて下さい。

 

 

  • ・眉毛や眉骨の高さの差
  • ・鼻の曲がり
  • ・目の高さの違い
  • ・頬骨の出っ張り
  • ・顎の左右差
  • ・エラの張り具合

 

 

これら、どの歪みの原因も、先天的な歪み(生まれついての歪み)と後天的な歪み(成長の段階で歪んできたもの)の両方です。

 

 

たしかに、斜頭や顎変形症を整体だけで治す事は難しいです。

 

 

ですが、顔の歪みは生まれついての歪みよりも、成長の過程で歪んできてしまったものを多いのも事実です。

 

 

そんな場合は、顔の整体へ通うことをオススメします。

 

 

斜頭や変形のような整体では治らない歪みなのに、整体で治せると思い通い続けても時間とお金が無駄になってしまいます。

 

 

整体へ通院する前に、自分の顔の歪みの原因をチェックしてみて下さい。

 

 

 

3.治るもの、治らないものの判断をしっかり行ってもらいましょう。

 

【歪みが治る人の特徴】

  • ・整体で矯正する事の出来る部分が原因の歪み。
  • ・体や顔を歪ます癖を意識して治せる。
  • ・専門性の高い整体へ通院している。

 

 

 

【歪みが治らない人の特徴】

  • ・整体では矯正する事の出来ない部分の歪みがある。
  • ・体を歪ます癖を意識して治せなかった。
  • ・顔の歪みの場合、顔専門の整体へ通院しなかった。

 

 

整体へ通えば、どんな歪みでも簡単に矯正できるわけではないです。

 

 

しかも、治せる歪みであっても、その方の生活環境が整っていない場合、矯正に時間がかかる場合も多いです。

 

 

歯列が原因で歪みが出ている場合、いくら整体へ通っても治る事はないでしょう。

しかし、本人では歯が原因で歪みが出ているとは、考え付き辛いものです。

 

 

その場合は、整体の先生が歯医者さんへ通院を、提案するべきでしょう。

 

 

時間にもお金にも限りがあります。

 

無駄に整体へお金や時間をかけないように、事前学習で無駄遣いを避けましょう。

 

その学習の参考として、今回の記事を活用してみて下さい。

 

LINEで送る
Pocket