顔が長いという悩みを無くす方法は大きく分けると、2パターンあります。
そして、パターンの違いは、原因の違いにより起こります。
・骨が原因で顔が長いのか。
・加齢によるたるみで、顔が長くなってきたのか。
原因が変わってくると、対処法が変わってくるのです。
そして、どの方法を選ぶかによって、顔の長さの変化の仕方も変わります。
小顔矯正で顔の長さを治す手技は限られていて、どんな方でも矯正可能というわけではありません。
一方、昔と比べて顔が長くなってきたというお悩みを解決したい場合は、たるみが原因となる事が多く、ご自身でも対処可能な事があります。
顔が長い悩みを治す方法を、探っていきましょう。
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顔が長いとは、どのような顔の事をさすのでしょうか?
どんな方でも、頭の先から顎先にかけての長さが、顔の横幅よりも短いという事はありません。
なので、どんな方でも顔は長い。
という事になります。
身長や性別により変わりますが、目から口までの距離や、鼻の下から顎先までの距離が7センチ以上あると、顔が長くみられがちです。
その一方で、顔が長いというよりも、丸いと感じられる方もいらっしゃいます。
この差は何なのでしょうか?
顔が長く感じられる方は、顔の横幅が狭いか、純粋に顔の縦幅が長い場合に分かれます。
顔の横幅が狭い方は、頬骨の横幅が狭く、奥行きがあります。
顔が長い方は、更にいくつかのタイプに分ける事が出来ます。
おでこが広い方は、顔が長くみられやすいです。
紙の毛が後退してきても、同じ印象をうけます。
この場合、小顔矯正で治す事は難しいです。
目から口までの距離が長いだけで、やはり顔が長く見られがちです。
原因は、頬骨や上顎の縦幅。
そして、歯の大きさにあります。
この部分を治す事が多いです。
このタイプの方は下顎に原因があり、更に2つのタイプに分けられます。
まず、下顎が前に出ているタイプ。
下の歯が上の歯よりも前に出ている方は、このタイプの事が多いです。
受け口と言われる事もあります。
もう1つが、下の歯は前に出ていないが、顎先が前に出っ張っているタイプ。
顎先の骨が大きく成長した事により、起こります。
顎先が長い方は、このタイプです。
では、小顔矯正で施術する事が多い、頬骨や上顎。
顔の中1/3部分の成長の仕方について、簡単にご説明させて頂きます。
頬が縦に長いと、顔は長く見えます。
ですが、実際は頬が長いのではなく、鼻と上顎部分である鼻上顎複合体が成長の特徴によって頬が長く見える事が多いです。
人間の顔は、他の哺乳類と比べて、縦に長い形をしています。
これは、脳みその発達によって、そうなってきたと考えられています。
脳の一部分に嗅球という部分があります。
文字のごとく、においに関係する脳の部分なのですが、人間は大脳が発達しそれに押され、この嗅球が下方向へ成長するようになりました。
すると、その成長方向に合わせて脳底蓋も移動させられ、鼻上顎複合体が垂直方向へ成長するようになったのです。
これが、頬の部分が長く、顔も長くみられる仕組みです。
なので、顔が長く成長する事自体を止める事は出来ないのです。
しかし、顔の成長する度合いを変える事は、可能だったりもします。
成長期における歯列矯正などは、その方法の1つです。
どのタイプで顔が長くなっているかによって、治療が変わります。
おでこを短くする方法は、聞いた事がありません。
その一方で、顔を短くしたいと来院される方の多くに、歯の矯正を受けている方は多いです。
顔の矯正だけでは治す事が難しい方が来院された場合、当院アドバイザーの歯科医にも意見を求め、精密検査が必要な方には、歯科医院への通院を薦める場合があります。
その一方で、すでに歯列矯正を受けていて、来院される方もいらっしゃいます。
顔の長さを治す為に治す矯正では、上顎(口蓋骨)に圧をかけ歯列を広げる装置を付けたりする事が多いようです。
僕は歯医者さんではないので、詳しい説明をするわけにはいきませんが、簡単にいうと、次のようになります。
ただ、最も顔の印象が変わるのは、顔が成長している時期だと言います。
大人になってからこの矯正を行っても効果は薄いでしょう。
という歯医者さんもいるみたいです。
歯科医院によっては歯の矯正の相談は無料、というところも多いので、詳しく知りたい方は、歯医者さんに問い合わせてみると良いでしょう。
時折問い合わせ頂く質問ですが、歯の矯正中であっても、小顔矯正を受けて頂く事は可能です。
不安な方は、通院中の歯医者さんに相談してから来院される事をおすすめしますが、小顔矯正では咀嚼筋や表情筋のリハビリテーションを行う事も多いので、矯正の効果が上がる事も期待出来ます。
少しでも早く治したい方は、施術の併用をおすすめします。
小顔矯正では上顎と下顎のバランスの調節。
そして、顔面骨の噛み合わせの矯正を行い、顔の長さを矯正する事が多いです。
ただ原因が上顎と下顎の位置関係にない場合、矯正の効果はあまり期待できないでしょう。
ですので、初診の際に矯正が可能なのかどうかを、しっかりと判断する必要があります。
ただ、矯正が難しいと思った方でも舌のトレーニングを継続して行って頂いた場合、経過が良くなった場合もあります。
これは、舌を鍛える事により、顎下のお肉が引き締まり、顔の縦幅が短くみえるという効果によるものです。
二重あごや、顔の長さが気になる方は、積極的に舌のトレーニングを行ってみて下さい。
舌は、顎の正しい位置を保持する器官の1つです。
ですので、舌が衰えている方が舌のトレーニングを行った結果、顎の位置が矯正されて、顔が短くなったと感じる事がよくあります。
舌のトレーニングは、ご自身でも行える体操です。
簡単なやり方をご紹介しますので、是非トライしてみて下さい。
舌を良く使う時は、咀嚼(食べ物を噛む事)や発語(しゃべる事)の時です。
しかし、あまり舌を意識して使っているという方は、少ないように感じます。
舌の使い方に癖がある方は多いです。
よく目にする舌の癖は、舌低位といって、舌が通常の位置よりも下がってしまう癖。
この癖がある方は、舌のトレーニングの効果は高いでしょう。
【やり方】
1.上を向く。
2.口を開ける。
3.舌を伸ばす。
4.舌先を鼻先に向けて伸ばす。
5.この一連を5回繰り返す。
顔が段々長くなってきた気がする。
そんな気がしてきたの!
と思う方は、顔の脂肪が落ちて、皮膚が弛んできているかも知れません。
顔にも脂肪があります。
顔の脂肪が多い場所は、頬っぺたと顎下。
脂肪と聞くだけでテンションが下がる女子も多いと思いますが、ある一定量の脂肪は、顔のたるみをとってくれているのです。
ゴム風船に空気を目一杯いれると、表面上には張りが出ます。
これがいわゆる思春期の顔。
久しぶりに昔の写真をみると、自分の顔のパンパンさに驚くはずです。
しかし、風船も時間がたてば中の空気が抜けて、しぼんできます。
これが加齢による顔が長くなってきた状態。
脂肪(空気)がしぼんだ分、皮膚が垂れ下がってきてしまうのです。
そして、皮膚が垂れ下がった分、昔より顔が長くなってしまうのです。
ぶっちゃけて言ってしまうと、顔が長くなってきたかも、、。
と感じてから、たるみが出る前と同じ処置法を試してみても、効果は半減してしまうでしょう。
それほど『たるませない』という事が重要になってきます。
若い頃に日焼けを楽しんでいた方。
顔がたるむ前に、バランスのとれた食事や保湿に対する意識を、高く持つようにして下さい。
実は加齢よりも紫外線などの光の方が、たるみには大敵なのです。
しかし、時を戻す事出来ません。
今からで出来るたるみ予防法を、ご紹介致します。
実は先ほどの舌トレーニングは、顔のたるみにも高く効果を発揮するのです。
ですので、顔の縦幅が気になる方は、舌の体操は進んで行ってみて下さい。
鍼灸院で美容鍼を受けるという選択肢もあります。
美容鍼はたるみや、しわの改善に効果が高いです。
そして、ご自身で行える対処法が、爪楊枝療法。
爪楊枝を10本ひとまとめして、頬っぺたや顎下をツンツンと刺激して下さい。
刺激が血行を促進して、皮膚が反応してきて、頬がふっくらした感じになります。
簡単な方法ですので、試してみて下さい。
骨が長い原因が骨や歯、そして顎のバランスにある場合は次の方法がおすすめ。
そして、その原因がたるみにある場合は、これらの方法がグッド。
顔の長さは非常に変化しづらい悩みではありますが、これらの方法を上手く活用してみて下さい。
舌のトレーニングを行うだけでも、案外上手く、顔の縦幅が治ってしまうかも知れませんよ。
顔の長さの悩みがある方は、参考にしてみて下さい。
【顔の長さでお悩みの方へ、リビジョンのオススメ記事】
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