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肩こりに効くツボ

肩こりに効くツボ教えます!!【悩んでいる方必見】

肩こりに効くツボ

 

 

最近、肩こりがひどい。

 

 

 

肩こりがひどくて、体調がすぐれない。

 

 

 

など、肩こりで悩んでいる方が、最近ではとても多いと思います。

 

 

 

悩んでいるが、どう治していくのか分からない。

 

 

 

そんな方へ

 

 

 

 

肩こりの原因と治療法・有効なツボを紹介させていただきます。

 

 

 

肩こりとは

 

 

 

肩こりとは、肩周りの筋肉(主に僧帽筋)が詰まったような、こわばった感じや、凝り感の総称です。

 

 

 

 

肩こりの原因は様々ありますが、一般的に良く知られている原因とは別に、東洋医学からみる原因もあります。

 

 

 

どちらも知る事で、自分がどのタイプの肩こりに当てはまっているのか、どういう治療法があっているのかを、見つける事が出来るはずです。

 

 

 

まずは、一般的な原因から、紹介させていただきます。

 

 

 肩こりの原因【一般的な考え方】

 

 

肩こりの原因

 

  • ・運動不足
  • ・ストレス
  • ・冷え性
  • ・スマホ,パソコンを使用する時などの姿勢不良
  • ・緊張などの精神的な因子
  • ・目の酷使

 

 

など、様々あります。

 

 

 

これらの原因を改善しても、肩こりが良くならない場合があります。

 

 

 

そのような時に東洋医学の考え方も参考になると思います。

 

 

 

それでは、こちらも紹介させて頂きます。

 

 

 肩こりの原因【東洋医学の考え方】

 

 

 

東洋医学からみる肩こりの原因は、大きく分けて以下の3つに分けられます。

 

 

  • ・瘀血
  • ・肝血虚
  • ・気滞

 

 

まずは、瘀血から説明させていただきます。

 

 (1)瘀血

 

瘀血

 

 

瘀血というのは、簡単に言うと体の中の血液が、汚く、ドロドロしている状態の事です。

 

 

瘀血になると、肩・首回りの筋肉に、血液が巡っていないことになり、滞ってしまう事などで、辛い肩こりになってしまいます。

 

 

 

瘀血になる原因も様々あります。

 

 

 

東洋医学の考え方では、血と深く関わる臓器として、【脾・肝・心】が挙げられます。

 

 

 

血の生成・循環・体の中から血をもらさないようにする作用があります。

 

 

 

3つの臓器の働きによって、人間の体の中にキレイな血が循環しているのです!!

 

 

 

ですが

 

 

 

肝・心・脾の臓器が、なんらかの影響で働けなくなってしまうと瘀血という状態になります。

 

 

 

まず、肝という臓器は、イライラなどのストレス・風の影響で、機能が弱まってしまいます。

 

 

 

 

脾という臓器は、食べ物に関係していて、甘い物の食べ過ぎ、飲み過ぎなどの不摂生により、機能が悪くなってしまいます。

 

 

 

他にも、考え過ぎなどの精神的なストレスや、湿気に弱いと言われています。

 

 

 

最後に心という臓器です。心は、体の中の血液循環にとても重要な臓器になります。

 

 

心は、過度に喜ぶという感情が強まると、心疾患になりやすいと言われています。また、熱にも弱いです。

 

 

                ⇊

 

 

瘀血という状態を治すためには、【肝・心・脾】の臓器が、正常に働けるようにする必要があります。

 

 

 

イライラ・ストレスを溜めない事や、食事に気を遣うなど、日常生活で、自ら改善が出来る所です。

 

 

 

また、冷え性の方も体の中の循環がうまくいかない事で、瘀血になっている場合があります。

 

 

 

なので、これからの季節に冷房などで体を冷やし過ぎない、お風呂・お灸などで、体の中から温めるなどの努力が必要になります。

 

 

 

【有効なツボ】

 

肩井 肩陵

 

心兪 膈兪

 

 

・肩井は、僧帽筋上にあるツボでどのタイプの肩こりにも有効です。

 

 

 

・天髎も僧帽筋上にあり、局所穴として使用します。

 

 

 

・肩髎も同様です。

 

 

 

・膈兪(補法・血会)は、血液の問題にとても有効です。血会のツボの刺激で、キレイな血液を作ります。

 

 

 

・血海(補法)というツボは、名前の通り、血がたくさんある場所です。刺激をする事で、循環が良くなります。

 

 

 

・胃の六ッ灸(補法)の使用で、脾の働きを高めます。

 

 

 

・心兪(補法)の使用で、心の機能を高め、血液循環を改善させます。

 

 (2)肝血虚証

 

肩こり 肝血虚

 

 

肝血虚というのは、肝臓に血液が不足している状態です。

 

 

 

肝という臓器は、筋肉・目などに関係しているといわれています。なので、肝血虚になると、筋肉のひきつり・ふるえ・目の乾きなどが現れます。

 

 

 

これが、肩こりの原因となり、肩こりの影響で、目が痛い・乾く・疲れるなどの症状が出る事も肝血虚に当てはまります。

 

 

                 ⇊

 

まず、全身の血液が、少し少ない状態だと考えられるので、血液を作り出す必要があります。

 

 

 

また、肝臓の機能である疏泄機能を高めて、循環を良くして、筋肉に血液を巡らせる事で、肩こり解消に繋がります。

 

 

 

目にも痛みなどの影響を及ぼしているので、酷使し過ぎずに、温めたりすると改善が見られます。

 

 

【有効なツボ】

 

肩中兪 肩外兪

 

 

 

・肩中兪は僧帽筋上にあり、局所穴として使用する。

 

 

 

・肩外兪も同様です。

 

 

 

・巨骨も同様です。

 

 

 

・太衝(補法)を使用する事で、肝機能を高め、血液の循環を促します。

 

 

 

・其門(補法)は、肝の募穴で、肝臓に気を集めて元気にします。

 

 

 

・太陽(奇穴)の使用で、眼精疲労を改善させます。

 

 

 

・血海の使用で血液を増やします。

 

 

 (3)気滞

 

肩こり 気滞

 

 

 

気滞とは、気の流れ・滞りが悪くなってる状態です。それに伴い、血液の流れも悪くなります。

 

 

 

その結果、筋肉に十分に血液が流れなり、肩コリに繋がります。

 

             ⇊

 

気滞が起こると、肝臓に影響を及ぼすことが多く、機能が弱まっている状態です。

 

 

 

疏泄機能を高め全身に血液を行き渡らせる必要があります。

 

 

 

また気滞によって、体のどこかに気が滞り、腫れや痛みを引き起こしている事があるので、鍼灸治療・漢方などで気滞を除くことが大事になります。

 

 

 

【有効なツボ】

 

内関 神門

 

 

・太衝(瀉法)を使用することで、気の滞りを改善させます。

 

 

 

・百会を刺激して、血液循環を良くします。

 

 

 

・膻中 を刺激して、自律神経を整えます。

 

 

 

・内関も同様です。

 

 

 

・神門も同様です。

 

 

それでも治らなかった体操をお試しください

ツボを刺激すると、肩こりが楽になる事は多いです。

 

 

それに加えて、体操を加えてあげると更に症状が緩和されます。

 

 

こちらの体操をお試しください。

 

 

 

 

 まとめ

 

 

 

肩こりの原因の多くは、姿勢不良・運動不足などが、良く知られていると思います。

 

 

 

東洋医学では、違った角度から原因を探す事が出来ます。

 

 

 

肩こりの原因の一つに食事の不摂生がある事も、東洋医学ならではの考え方です。

 

 

 

様々な原因を知る事で、どこを改善するべきなのかを、見つけられるはずです。

 

 

 

自分に合った治療法で、辛い肩こりを治し、体の中から改善させましょう!!

 

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肩の歪みと上着のずれについて

肩の歪みを整えて上着がずれ落ちるのを防ぐ体操3選

肩の歪みと上着のずれについて

 

 

上着がズレ落ちる原因の多くは、肩の高さが左右で違う事です。

 

 

肩の高さの左右差が生じる理由がこちら。

 

 

肩の高さの左右差の原因

 

 

  • ・肩甲骨の高さが違う
  • ・体が傾いている

 

 

多くの場合で、この2つの原因が合わさっています。

 

 

上着のズレ落ちを感じる事がある場合。

皆さんの体は歪んでいる事でしょう。

 

 

体を歪ませる主な理由は、以下のようになります。

 

 

 

  • ・脚を組む
  • ・カバンを片側でかける
  • ・片足で体重を支える癖がある
  • ・ゴルフやテニスなどの体を片方に捻る運動
  • ・食事の際に片側で噛む癖
  • ・歯並びの悪さ
  • ・足に合っていない靴

 

 

 

実に様々な理由で、体は歪むのです。

 

 

日常生活を意識する事も大事なのですが、意識するだけでは肩の高さを治す事は難しいです。

 

 

そんな時は、肩の高さを治す体操を行ってみて下さい。

 

 

背骨や肩甲骨の位置が改善されるので、上着のずれ落ちが少なくなります。

 

 

また肩の治す事で、首こりや肩こりが軽くなる効果も期待出来ます。

 

 

では、肩の高さについて学んでいきましょう。

 

 

 

肩の歪みのせいで上着がずれる!

 

こんなお悩みはありませんか?

 

 

・肩の歪みのせいで、いつも同じ側に上着がずれる。

 

・上着がずれるとだらしなく見えるから、気がついたら直すようにはしているんだけど、いちいち直すのも面倒くさい。

 

・肩の歪みが治して、上着のずれを直す面倒を解消したい。

 

 

なで肩やいかり肩など、肩自体が上がっている下がっている原因は、次の2つが原因になります。

 

 

鎖骨の形と首の長さ

 

 

  1. 1.鎖骨の形や角度
  2. 2.首が長さ

 

 

鎖骨が上がり、首が短く見える場合は、『いかり肩』になります。

 

 

鎖骨が下がり、首が長く見えるのであれば、『なで肩』になります。

 

 

ですが、これは肩の左右差の原因にはなり辛いです。

 

 

何故なら、片方の肩がいかり肩でもう片方の肩がなで肩。

そのような事は、殆どないからです。

 

 

冒頭で説明したように、大抵の場合は肩甲骨か体が歪んでいる事が原因となります。

 

 

なので、肩もしくは、体を治す事で悩みは解決出来るのです。

 

 

 

肩の歪みを治すと上着のずれ落ちは直る。

 

肩の歪みで、上着がずれ落ちるのが気になる。

 

 

そんな事でお困りの方にお勧めなのが、肩の歪みを整える体操です。

 

 

肩の歪みは上着のずれ落ちだけではなく、カバンもずれますし、下着がずれる原因になります。

 

 

いちいち洋服のずれを直すのは、面倒ですよね?

 

 

では肩の歪みを治して、その面倒を解消してみましょう。

 

 

まず、肩甲骨の歪みから確認してみましょう。

 

 

 

肩甲骨の歪みとは?

肩甲骨の歪み

 

肩甲骨とは、胸郭(きょうかく)という肋骨で囲まれた上半身の部分に乗っかっている骨の事をいいます。

 

胸郭の図示

 

この部分は、他の関節と違って骨で繋がっていません。

 

 

なので、肩甲骨を胸郭から離れないようにしているものは、『筋肉』になります。

 

 

何の筋肉が固定しているのかというと、次の2つになります。

 

前鋸筋モデル矢印付き

 

僧帽筋図示

 

 

  • ・前鋸筋(ぜんきょきん)
  • ・僧帽筋(そうぼうきん)

 

 

この2つの筋肉が使えなくなると、肩甲骨が歪みます。

 

 

肩甲骨の歪みを確認するときには、次の部分をチェックしてください。

 

 

【肩甲骨の浮き上がり】

肩甲骨下角の浮き上がり

 

上記の写真は体が傾いていて、尚且つ肩甲骨の歪みもあるものになってしまうのですが、矢印の部分の肩甲骨の浮き上がりがあると肩甲骨の位置は、ずれています。

 

 

また、同様に体の傾きは肩の高さを変えてしまいます。

 

 

 

体の傾きについて

肩の高さとくびれの位置が肩を歪ませる

 

先ほどの胸郭(きょうかく)の話の続きになるのですが、胸郭の下の部分と骨盤の高さで左右差があると、左右でくびれの高さが変わってきます。

 

 

くびれのカーブが強い側に体が傾き、肩の高さを歪める事が多いです。

 

 

この場合に鍛えたい筋肉が、次の部分になります。

 

内肋間筋

 

ハムストリングス筋

 

 

  • ・内肋間筋(ないろっかんきん)
  • ・ハムストリングス筋

 

 

この2つの筋肉が衰えると、くびれが無くなります。

 

 

リブフレア

 

 

肩の高さが左右で異なっていて更に、肋骨が出ていた場合。

体の傾きがある可能性が極めて高いです。

 

 

 

歪みや傾きを治す3つの体操法

 

バランスボールで体操を行う女性

 

今回は、次の3つの体操をご紹介いたします。

 

 

 

  1. ①バランスボールを使った体操
  2. ②ストレッチポールを使った体操
  3. ③バランスボール+壁体操

 

 

 

①バランスボールを使った体操

最初はバランスボールを使って体の捻じりを整えて、肩の高さを治しいきましょう。

 

 

【やり方】

 

1、肩の高さの高い側の腰のくびれが凸しているか確認する。

 

2、凸している側のくびれの部分にバランスボールを当て、横向きに乗る。

 

3、上になった側の肩を上げて脇を伸ばす。

 

4、その状態で、深呼吸を10回行う。

 

 

 

②ストレッチポールを使った体操

次はストレッチポールを使って、肩甲骨の位置を矯正しましょう。

 

 

【やり方】

 

1、肩が下がっている側を確認してください。

 

2、ストレッチポールを横向きにし、そこに下がっている肩側の脇を乗せる。

その際に腕を上げて下さい。

 

3、脇の部分を使って、ストレッチポールを10回上下に動かす。

 

 

 

③バランスボール+壁体操

最後にバランスボールを使って、上半身の安定性を上げましょう!

 

 

【やり方】

 

1、バランスボールに座って壁に『足先・膝・おでこ』をつける。

 

2、両腕を胸の前で組んで、そのままバンザイをして肘を壁に当てる。

 

3、下っ腹を凹ましながら、両肘を壁沿いに上げる。

 

 

 

歪みを治してイライラを解消しましょう~

 

肩の歪みの所為で上着がずれてイライラ。

 

 

今回は、そんな悩みを解決する体操を3つご紹介いたしました。

 

 

肩が歪んでいると肩こり首コリの原因にもなります。

 

 

上着のずれだけではなく、凝りによるイライラを解消する方法にもなります。

 

 

上着のずれの煩わしさ解消に、役立ててみて下さい。

 

 

【肩の歪みでお困りの方へ、オススメの記事】

 

 

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