腕をあげた時に垂れ下がる二の腕の脂肪。
このたるみを引き締めたいなら、筋トレがおすすめです。
二の腕の筋トレで有名なものが、『トライセップス・エクステンション』
手に重りを持って頭の後ろに固定し、その状態から肘を伸ばすエクササイズになります。
では、この体操を続けると二の腕がしまってくるのでしょうか?
二の腕のたるみを治すには、このエクササイズだけでは不十分な場合があります。
それは、肩甲骨がずれて巻き肩になっている場合です。
肩甲骨がずれていると、二の腕の筋肉に力が入りづらくなります。
なので効率良く、二の腕のエクササイズを行う事が出来ません。
結果、一生懸命体操はやったが二の腕は引き締まらなかった。
そんな、残念な結果になってしまいます。
そんな状況を防ぐためには、巻き肩矯正は必須になります。
今回は巻き肩を治して、二の腕のたるみを引き締める方法をご紹介します。
腕を出す機会がある方は、参考にして下さい。
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少し腕を持ち上げると、気づいてしまう二の腕のたるみ。
昔はこんな事はなかったし、今まで通りに生活してきたのに、なんで二の腕がたるんできたんだろう?
その理由にはこちら。
姿勢が悪くなり巻き肩になったせいで、二の腕の筋肉がしっかりと使えなくなり、たるんできてしまった!
二の腕の裏側。
この部分は、比較的脂肪が豊富にあります。
顔の頬っぺたの脂肪もそうなのですが、脂肪を持ち上げるには次の組織が必要です。
これらが衰えると脂肪が引き上げられなくなり、たるんできます。
そして二の腕は、肩よりも手を上に上げる際に使われる事が多いです。
日常生活が洗濯物を干す時などを除いて、手を肩よりも上げる事は少ないはずです。
なので、普段から意識して使わなければ年齢と共に衰え、弱くなってしまいます。
更に付け加えると、肩甲骨がずれた場合。
二の腕の筋肉が上手の使えなくなる確率が上がり、たるみが進行してしまうのです。
巻き肩の矯正が、二の腕のたるみに効く理由がこちら。
この3つになります。
肩甲骨の高い・低いなど位置を決定させるものは、次の要素があります。
・肋骨の形状や鎖骨の上がり下がり
・肩甲骨周りの筋肉の柔軟性
実に、様々な要素が重なって位置決定されています。
そして、巻き肩の人の肩甲骨を触ってみると、一定方向への動きが制限されている事が多いです。
例えば、肩甲骨はこのように動きます。
この動きが制限されて一方方向にしか動いてないと、巻き肩になります。
なので整体を行って、この肩甲骨の動きを正常に戻します。
肩甲骨の位置もそうなのですが、二の腕の骨の位置自体も二の腕を引き締める為には重要な項目の1つです。
先程、肩甲骨の位置が歪むとありましたが、実は二の腕が歪んでも肩甲骨の位置がずれるのです。
二の腕の骨を歪ませる原因として多いのが、野球です。
学生時代から野球をやっていた方。
とくにピッチャーをやっていた方は、毎日腕を捻ってボールを投げているので、二の腕の骨が成長していくにしたがって捻じられていきます。
すると、その二の腕の骨の土台である肩甲骨は、その捻じれに対処しなければならなくなります。
その結果、巻き肩になってくるんです。
野球ではなくても、同じ肩にいつもカバンを下げていたりすると同じ状況になるので左右で持ち帰るなどの注意が必要です!!
巻き肩矯正では次のポイントを中心に体の歪みを診ます。
・肩甲骨に対して二の腕の骨がずれているのか
・二の腕の骨に対して肩甲骨がずれているのか
肩甲骨と二の腕の骨の位置関係が改善されると、筋肉を使う時に筋肉繊維1つ1つにまんべんなく力が行き届くようになります。
その結果、二の腕のたるみが改善されます。
ずれた骨格・骨の位置関係で、エクササイズを頑張っても二の腕の振袖が取れなかった皆様。
その原因がここにあったのかもしれませんよ。
巻き肩の矯正は、二の腕のたるみに効果的だという事でした。
その理由はこちら。
①肩甲骨の位置が矯正されて
↓
②二の腕の骨の位置が改善され
↓
③上腕三頭筋(二の腕の後ろの筋肉)がしっかりと使えるようになるから。
では、自分で巻き肩を矯正してみましょう。
肩甲骨を意識しながら、二の腕を回して巻き型を矯正する体操になります。
【やり方】
①タオルを用意して下さい。
そして、タオルの両端を両手で握ってください。
②そのタオルを目の前まで持ち上げてください。
③肘を曲げないように肩甲骨を意識して、両方の手で前後方向に大きく円を描いて下さい。
その際に左右反対方向に、円を書くようにして下さい。
④そのまま頭の上まで円を描きながら、持ち上げていって下さい。
⑤頭までいったら再度、目の前に戻していただいて、この一連の動作を5回続けてください。
肩甲骨が整ったら、続いては二の腕のエクササイズを行います。
今回は、ボールを使ったエクササイズです。
ポイントは、肩甲骨を大きく動かしながら頭を中心に円を描きながら動かす事です。
しっかりと動かせるようになったら、バスケットボールのような少し重たいボールに変えて上がると効果的です!
二の腕の体操の後は、こちらのアフターケアを行いましょう!
こちらの体操もおすすめです♪
今回は自分で出来る巻き肩矯正方法をお伝えいたしました。
でも実はその前に行った方が良い体操もあるんです。
それが肋骨の矯正です。
『銀座の整体から巻き肩を治すアドバイス【巻き肩を治すなら肋骨から治す3つの理由と体操法】』に詳しく説明していますので、参考にしてみて下さい。
最近、巻き肩や二の腕のたるみが気になってきたなとお悩みの方は、参考にしてみて下さい。
【肩甲骨の位置を歪ませないためのオススメの記事】
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