なぜ目の左右差に悩まされるのか?
その答えは悪癖と顔の骨の成長の仕方にあります。
正面から顔を見て全く左右差がないという方は、ほとんどいらっしゃいません。
大半の方が、目の左右差なり頬骨の左右差なりエラの左右差なりを持っています。
でも明らかに左右差が目立つ様だとやはり気になるものです。
なので今回は、目の左右差の原因である悪癖と骨の成長の因果関係についてご紹介していきます。
目次 [非表示]
まずは骨について学んでいきましょう。
骨はカルシウムとコラーゲンそして架橋で出来ています。
骨の重さは大体体重の15~20%程、また全身の骨は毎年7%が新たに作り変えられています。
骨の作られ方はよく家に例えられます。
最初に骨の中にある骨芽細胞(骨を作る細胞)がコラーゲンの分子を分泌します。
実はこのコラーゲンは、肌のコラーゲンと全く同じもの。
コラーゲンだけではあの固い骨にはなりません。
ここで必要になってくるのが架橋分子とカルシウム。
コラーゲンの柱を、架橋分子で糊付けして骨組みを作っていきます。
その後コラーゲンと架橋分子で出来た骨組みの隙間をカルシウムというコンクリートで埋めていくと、強くて固い骨が出来上がります。
先ほどは骨の作られ方をご説明していきました。
次は骨の成長の仕方をご紹介していきます。
成長に伴い骨は大きく太く伸びていきます。
そしてその時、骨には2つの事がおこっています。
実は一方的に大きくなるだけではなくて、吸収され骨を無くす行為と新たに形成していく行為を繰り返しながら伸ばされています。
顔の骨の部位によって、骨の伸び方はある程度決まっています。
画像のように骨が伸びる事により、顔が長く奥行きが出てきます。
上顎の後ろ側が成長して長さが増えていくにしたがって、頬骨突起は後ろかつ外側に伸びます。
鼻は上顎骨の前頭突起と隣の鼻骨から出来ています。
鼻の側方、前側、上側に骨が形成されて内側の骨は吸収されていきます。
その事により鼻が前側に移動し深さがあがります。
骨は側方、上側、前側に動いていきます。
目玉を入れる骨を眼窩といいます。
そしてその骨は、次の骨から構成されています。
ポイント:
これらの骨の成長がなんらかしらの力によって妨げられると、骨の大きさに左右差が生まれその結果、目の左右差につながります。
そのなんらかしらの力というのが悪癖になります。
顔の骨に悪い力がかかると、骨の成長を阻害して顔が歪み目に左右差が生まれます。
その悪い力を生み出している悪癖を列記していきます。
他にもここには書ききれない程の悪癖があります。
ただこの癖自体が悪いという訳ではなく、この癖を長い期間続けている事で顔を歪ますような悪癖になってくるといった形です。
悪癖を無くしていくことが一番の予防法になります。
ただ自分の力ではどうにもできない部分もあります。
今回は骨格矯正専門の接骨院だからこそ分かる。
小顔矯正のテクニックを応用した顎の矯正方法をご紹介いたします。
口を開ける際にカクカクなる方には、特におススメの矯正法になります。
【やり方】
①舌先を上顎に密着させる。体操中に舌先はずっと付けたままにして下さい。
②顎がカクカクする側と反対側に顎先がくるように顎をずらす。
③ずらした側の顎先を指で支え押し返すように力を入れる。
この時に顎先はずれた状態のままでいる事。
④その状態で深呼吸を3回行ってください。これを3セット続けて行います。
目の左右差が生じてしまう原因は、顔の骨に過度に力がかかり成長の方向を変えてしまうからという事でした。
そしてその過度の力の原因が、顎のずれや姿勢の歪みを初めとする様々な悪癖です。
目の左右差が昔よりひどくなってきたと思ったらまず、自分で出来る矯正体操から行ってみて下さい。
そしてなにより大事な事は自分で予防できる悪癖。
例えば頬づえなど行わないように注意してください。
これらを行ってしまうと折角の矯正が台無しになってしまいます。
これらに気を付けていただいて、歪みのない顔作りの参考にしてみて下さい。
【悪癖で目に左右差が生じている方へオススメのリビジョンブログ】
〒104-0061
東京都中央区銀座 6-13-5
銀座NHビル4階
営業時間 10:00-23:00
(最終受付 22:00)
不定休
TEL 03-6278-8862
REVIEWお客様の声
© revision. ALL RIGHTS RESERVED