昔よりも鼻の下が長くなってきた気がする。
なんだか顔が長くなってきた!
なんて感じた事はありませんか?
何故、鼻の下が長くなってしまったのでしょうか?
まず、こちらをご覧ください。
美しく見える口元の割合です。
鼻から口元の長さに対して、口元からアゴ先までが倍の長さが良いとされています。
ただ、加齢によって鼻から口元までの長さは変わってきます。
若い方と少し年齢を重ねた方の横顔を比べてみましょう。
年齢を重ねると鼻下から上唇にかけての角度が鈍角になります。
そして、上唇自体も短くなります。
すると、顔の骨が長くなったわけではないのにも関わらず、顔が長くなったと感じてしまうのです。
そんな事にならないように、鼻の下(人中:じんちゅう)が長くなってしまう原因と、顔の筋肉を鍛えて顔が長くなるのを防ぐ方法をご紹介いたします。
【今回の記事のポイント】
鼻下(人中:じんちゅう)が長くなる原因は4つ。
筋肉を鍛える事で予防可能。
食事も大事。
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鼻の下が長くなる原因は、全部で4つあります。
まずは、骨の基本知識からご説明します。
骨は日々生まれ変わっています。
骨が出来る事を骨新生(こつしんせい)といい、骨が無くなる事を骨吸収(こつきゅうしゅう)といいます。
通常は、この骨が出来る割合と減る割合が大体一緒なので、骨の形や密度は変わらないのですが、加齢にとってこの割合が変わります。
骨が減る割合が多くなり、骨が増える割合が減ってきます。
骨の密度がなくなった場合を骨粗鬆症(こつそそうしょう)というのですが、これが顔面骨でもおこります。
主に、眼窩(目の周囲)、側頭骨(こめかみ)、下顎骨(あご)、上顎骨(ほほ)、前額骨(ひたい)の骨が減ってくるので、顔がゴツゴツした感じになります。
これが、上顎にも起こるので、上顎まわりの皮膚の量に対して少なくなり皮が余ってきます。
結果、人中が長くなってくるんです。
頬部上顎靭帯の上顎部は、頬骨上顎骨縫合に起始し、鼻唇溝の皮膚に停止します。
靭帯にもコラーゲンやエラスチンなど弾性繊維があるので、加齢や日焼けなどで靭帯が緩むと唇が落っこちてきます。
すると、骨は長くなっていなくても唇の位置が下がり、顔が間伸びしたような印象を受けるようになります。
顔には脂肪がついていて、この脂肪が多いと丸顔になりやすいです。
また、顔の脂肪は2層構造になってして、浅いところにある脂肪と深いところにある脂肪に分けられています。
この脂肪を持ち上げているのが、あとで説明する筋肉や筋膜、そして靭帯などです。
脂肪を支える組織が衰えると、脂肪がさがってきます。
これは、顔のたるみの原因にもなりますし、顔が長くみえる原因にもなります。
次の筋肉が衰えると、鼻の下が長くなってきます。
これらの筋肉は上唇についていて、一緒に働く事で唇の形を変えます。
例えば、アゴ先のオトガイ筋と口輪筋が一緒に使われると口をすぼめます。
口輪筋と上唇鼻翼挙筋を一緒に使うと、上唇をじょうご口にして、上唇と下唇を離します。
このように、上唇を動かす筋肉が衰えるために、唇が下がり鼻の下が長くなってくるのです。
鼻の下が伸びちゃった..
そんな方におすすめする矯正体操があります。
それが、人中矯正体操です!
上唇を動かす筋肉を使って、上唇をあげて人中を短くするこの体操。
特に鍛えたい筋肉がこちら。
また、これらの筋肉を鍛える時にポイントとなるのが、下唇の筋肉をなるべく使わない事になります。
何故かというと、上唇を動かす筋肉は下唇を持ち上げるオトガイ筋などの筋肉よりも弱いために、下唇を使ってしまうと上手に使えなくなってしまうのです。
なので最初は、こちらのオトガイ筋抑制セルフ矯正を行ってください。
そして、その次に人中を短くする矯正体操を行ってみてください。
どうですか?出来ましたか?
いまいち、やり方が分からないという方は、こちらの動画を参考に行ってみてください。
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また、歯ブラシを使った筋膜のリリース法もおすすめです。
さて、先ほどまでは人中が長くなってしまう原因や、セルフ矯正法をご紹介させて頂きましたが、実はもっと大切な事があります。
それは、食事を見直す事です。
『体は食べた物でつくられる』
という言葉を聞いた事のある方も多いかと思いますが、これは本当にそうで肌も靭帯も筋肉も、親から受け継いだ細胞と食事から得られたエネルギーを合わせたもので出来ています。
なので、体に良くない食事や合わない食事を摂り続けていると、顔のたるみが早く出てきてしまうのです。
そうならない為にも食品添加物の量を抑えて、なるべく自然に近い食材をつかった食事を心がける事をおすすめしまう。
では、どんな食べ物が自分に合っているのでしょうか?
今は、遺伝子検査などを行ってかなり詳しいところまで分かるようになりました。
その1つの方法として、リビジョン鍼灸接骨院では量子学的食事療法をおすすめしています。
量子とは、どういったものなのでしょうか?
量子とは、水や食物、木や石など世界のあらゆる物質を構成しているとても小さい物質やエネルギーの単位の事をいいます。
例えば、原子や電子、陽子などです。
この量子が集まって、この世の中の物質は出来ています。
これは、人間の体も食材も量子レベルまで細かくすると一緒のもので作られています。
なので、この細かいレベルで何が足りていないのか?
また、何を摂り過ぎているのか?
これを調べて、自分にあった食事を選んでいく食事療法。
これを、量子学的食事療法といいます。
どんな方法で調べるのかというと、『メタトロン』といった機械を使います。
メタトロンは日本では医療機器としては認められていませんが、人間の健康を管理するためにロシアで開発された検査機器です。
量子レベルで心身の健康状態を計測して、なんの食物が体にあっているのかという相性を調べる事が出来ます。
当院では、食いしばりの原因を調べる時にもメタトロンを使う事が多いです。
鼻の下が長くなると、骨の長さは変わらなくとも顔が長くなって見えてしまいます。
その為に必要な事が3つあります。
これは、顔のたるみが進行しないように予防する事にも有効な方法です。
老化を完全にとめる事は出来ませんが、これらに気を使う事で見た目は変わるはずです。
ちなみに、体の歪みから顔の骨格の歪みがひどくなり、顔の筋肉が衰えやすくなる事もあります。
ほうれい線が出てきた…
顔がたるんできた…
そんな事を感じた事のある方は、こちらの体操をお試しください。
人中の事でお困りの方のお役に立てていれば、幸いです。
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