顎からカクカクした音が鳴ると、顎がずれたのかと不安になります。
ひどくなると、食事の最中にカクカク音がなるので困ったものです。
では、この音の正体は一体何なのでしょうか?
それは、次のようになります。
その方にも顎がカクカクする原因はありますが、主に上記の3つについて説目していきます。
症状が悪化する前に、顎の音について学んでいきましょう。
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このような時に、顎がパキパキ鳴るようになった経験はないですか?
まず注意して頂きたい事が、気になって音を鳴らしすぎないようにする事です。
指の関節や首の関節を意図的に鳴らす方もいらっしゃいますが、このような仕草は癖になります。
気持ちよくなればまだ良いのですが、上手く鳴らない場合もあります。
すると、音が鳴らない事が気持ち悪いので、上手く鳴るまで関節をねじり音を鳴らそうとします。
ねじり方が悪いと関節を痛めて『捻挫(ねんざ)』させている事になります。
気をつけて下さい。
それでは音が鳴った時の対処法について、学んでいきましょう。
顎の音の種類は、主に2つあります。
クリック音とは、顎が『カクカク』や『コキコキ』となる音の事です。
顎の関節には、関節円板(かんせつえんばん)という組織があります。
この関節円板は、口を開ける際に骨同士がこすれないようにする緩衝(かんしょう)する役目があります。
クリック音とは、この関節円板というクッション材が骨からずれた為に音が鳴るものです。
クレピタス音とは『ザラザラ』や『ミシミシ』する音の事をいいます。
顎の関節の骨や関節円板自体が変形してしまい、その変形した骨同士が擦れて音がなってしまうものです。
では、 これらの音の対処法とはなんでしょうか?
それぞれの音に合わせて、その対処法が若干変わります。
クリック音の原因は、顎の関節のクッションである関節円板がずれたのが原因です。
しばらくすると元の位置に戻る方もいらっしゃいますし、なかなか戻らない方もいらっしゃいます。
「顎から変な音が聞こえるな~」
そう思ったら固い食事を避けて、頬杖などを顎に負担をかける事をしないように気を付けてください。
クレピタス音の主な原因は、老化です。
老人の膝の軟骨が無くなってくるのと同じで、関節円板も年齢と共に減っていきます。
なので、痛みがなく音が鳴るだけでしたらあまり気にしなくても良い事もあります。
ですが、まだ若いのに顎からミシミシ音が鳴る方は注意してください。
噛み癖や関節円板がズレた状態が長くなってしまい、関節が変形しているかもしれません。
そんな時は専門家に診てもらいましょう!!
1、無理に口を大きく開けない
「あれ!? 顎から音がするな!?」
と感じたら、まず大きく口を開けないようにしましょう。
鳴り始めであれば、すぐに治る方も多いです。
2、枕の高さを変えよう!
顎が鳴り始めて、さらに食いしばりや歯ぎしりの癖がある方は、寝ている間に顎を安静にする事が出来ない方が多いです。
そしてそのような方に、
「普段、どの位の高さの枕を使っていますか?」
とタオルを重ねて枕の高さ再現してもらうと、必要以上に高さがあるまくらを使っている方が多いです。
高い枕は首の筋肉を高くさせてくいしばりの癖を増強してしまうので、気を付けて下さい。
3、日中に歯をくっつけない
日中に上の歯と下の歯が当たっていませんか?
実は、その状態って良くないのです。
本当は、上と下の歯同士は離れているものなのです。
何故かというと歯同士がくっついていると、無意識に顎に力が入ってしまい顎を安静にできないからになります。
顎の音の鳴り始めには特に気をつけましょう!
4、固いものを噛まない!
これは本当に鳴り始めの時だけですが、固いものを噛むときも気を付けてください。
ズレた顎のクッションが、もっとズレてしまう可能性があるんです!
音がならなくなれば、普通に食事をしても問題なくなります。
症状が進んでひどくなってしまうと、専門医に診てもらわないといけないのですが、症状が軽いものなら自分で矯正する事で出来ます。
今回は、顎の圧迫を抜いて口を開きづらさを改善させるセルフ矯正をご紹介いたします!
また、口を開く時にカクッカクッと2段間に分かれて鳴る方もいます。
これは、そんな複雑なアゴの問題の原因の1つは、顎関節にあります。
通常なら先程説明したように、口を開く時は顎関節内で下顎頭が前に滑りながらスムーズに動きます。
ですが、関節円板という顎関節にある組織がずれてしまうと動きが制限されて、顎が開かなくなります。
すると、その際に反対側の顎をずらして口を開こうとします。
これが一回目のカクッです。
その後、引っかかっていた顎もずらして、更に口を大きく開けます。
この時に、カクッと2回目の音が鳴ります。
痛みがなければ問題でもないのですが、今回はそんなカクッカクッを治す矯正法をご紹介いたします。
今回は顎のカクカクする音が気になった時に、避けて頂きたい行動をご紹介させていただきました。
症状がひどくなると、なかなか治らないのが顎関節症です。
ひどくなる前に、早めに対処していきましょう。
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