皆さん、お疲れ様です。
朝、起きて疲れは残っていませんか。
なかなか疲れが取れないって方も多いと思います。
それはいろんな疲労がたまっているのかもしれませんね。
今回は、そんな疲れについてお話して、それに効くツボをご紹介します。
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「疲れる」とはどういうことなのでしょうか?
疲労には、3つの種類があります。
肉体的疲労とは、肉体労働や運動など体を動かすことで起こる体の疲れのことです。
また逆にデスクワークなど動かさず、同じ姿勢でいることでも肉体的疲労は起きます。
同じ姿勢いることはでは、常に同じ筋肉を使い、筋肉が張ってきます。
使っていない筋肉は、使わないことで弱まり、疲れやすい筋肉となってしまいます。
神経的疲労、パソコンなどの画面を見ることで、目からの刺激により脳が緊張して起こる疲労です。
また自律神経は、気候の変化や環境の変化などストレスに対応することで、疲労を起こします。
精神的疲労は、人間関係や生活環境などによる心理的なストレスにより起こる心の疲労です。
疲労には3種類あるというお話をしました。
3種類の疲労は、疲労の原因であり、「疲れている」と感じるところではありません。
疲労を感じるところは脳です。
それぞれのストレスを受けると、細胞が傷つき疲労因子というタンパク質が出てきます。
脳が、この疲労因子を受け取ると、「疲れている」と感じるということなのです。
そして疲労因子が増えてくると、今度は「疲労回復因子」が現れてれきます。
この疲労回復因子は、傷ついた細胞を治して疲労を取り除いてくれます。
疲労回復に最も良いのは睡眠です。
睡眠でも、眠り初めの90分が最も深くなり、成長ホルモンが一番多く分泌されます。
この成長ホルモンが、疲労などで傷ついた細胞を回復させ、結果として疲労は取り除かれます。
この最初の90分が最も成長ホルモンが最も多く分泌されるため、「睡眠のゴールデンタイム」と言われています。
またその後も90分間隔で脳と身体が交互に休んでいきます。
脳の睡眠と体の睡眠の長さには個人差はありますが、2つの睡眠が3~4セット程取れると、疲労は回復しやすいです。
それでは、東洋医学での疲労とはどういう風に考えられているのでしょうか。
東洋医学では,体の活動のエネルギーのことを「気」といいます。
そして体の疲労感では、この「気」に異常が起きた場合に疲労が起きます。
「気」に異常が起きることで、疲労感を感じます。
そして気の5つの作用があると言われています。
1つずつ簡単に説明していきます。
推動作用とは、体に栄養分や水分を全身に運ぶ作用を指します。
防衛作用とは、気候の変化などに対応する力を指します。
気化作用とは、体に必要な物質を作り出す代謝する力を指します。
固摂作用とは、体の必要な物質が体の外に漏れ出ないようにする力を指します。
温煦作用とは体を温める作用を指し、体の熱源の役割をしています。
この5つの作用がしっかりと働くことで、元気でいられるとされています。
この気が不足するか、流れが渋滞することで、疲労感が現れます。
気が不足することを「気虚」といいます。
気虚になると、元気がない、無気力、動くと症状が悪化するなどがあります。
さらに気の5つの作用のうち、どれが弱くなるかで、様々な症状が現れます。
また気の流れが滞ることでも疲労感は現れます。
デスクワークのような同じ姿勢で動かない時に感じる疲労感です。
この状態は気の不足ではなく、同じ姿勢が続くことで気の流れが滞りによる起こるものです。
この気の滞りを気滞といいます。
ここからは、疲れを取るツボについてお話していきます。
気虚には気を増やすツボを使います。
代表的なのが、関元(かんげん)と気海(きかい)です。
2つとも気が集まるところとされており、下腹部には重要なツボが集まっています。
身柱はお灸がおススメで、疲労回復や精神の安定に効果があります。
また足の三里というツボは、消化機能の高め、気を作ってくるツボです。
体を健康にするツボとも言われる万能なツボの1つです。
気滞には気を巡らせるツボを使います。
これは合谷(ごうこく)と太衝(たいしょう)です。
合谷は手にあり、太衝は足にあるツボで、手足1つずつ使うことで全身の気を巡らすことができます。
腎兪は、東洋医学出て言う腎に効くツボです。
腎は生命力の元である「精」を蓄えおり、健康を維持する上で大変重要となってきます。
場所としても、デスクワークでの腰のだるさにも最適です。
四神聡は、頭の頂点にある4つのツボで、精神的な疲れに効果があります。
疲労は、肉体的疲労、神経的疲労、精神的疲労の3種類があります。
どの疲労を感じるところは「脳」です。
ストレスを受けると疲労因子が出て、それを脳が受け取ると、「疲れている」と感じます。
その後に疲労回復因子が出て、疲労を取り除いてくれます。
疲労回復に最も良いのは睡眠です。
特に眠り初めの90分は、「睡眠のゴールデンタイム」とも呼ばれ、成長ホルモンが一番多く分泌され、疲労回復に働きます。
東洋医学では、疲労は気の変調だと考えられています。
気が不足することを「気虚」といい、気の流れが滞ることを「気滞」といいます。
気虚には関元と気海、気滞には合谷と太衝を使います。
また身柱や足三里は、お灸などで温めてあげるのがおススメです。
腎兪は疲労や腰の疲れにもよく効きます。
さらに四神聡は、精神的な疲れに効果があります。
疲れが溜まってつらい人は、しっかりと睡眠を取り、それでもスッキリしないという方は、今回紹介したツボを試してみてください。
疲れが取れないという人は、参考になれば幸いです。
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