鍼灸・東洋医学2018/9/29   更新日: 2018/11/13

【東洋医学のプロが教える】胃痛・胃もたれのツボ6選

胃痛胃もたれのツボ表紙

うだるような残暑も落ちいてきました。

 

 

これからは、秋へと向かっていきます。

 

 

秋といえば、実りの秋ですね。

 

 

食べ物が美味しく実り、様々な食材が旬を迎えます。

 

 

そうなってくると、ついつい食べ過ぎたり、無茶食いが多くなってくると思います。

 

 

あんまり暴飲・暴食は、胃に悪いですよ。

 

 

飲みすぎ・食べ過ぎで、次の日に、胃が痛い、胃がもたれるなんて人、多いのではないでしょうか。

 

 

そこで今回は、胃痛・胃もたれを解消するツボを皆さんにお教えしまします。

 

 

胃痛

 

 

胃のことを知ろう

 

 

まず初めに、胃についてお話します。

 

 

胃は、食べ物を溶かして、吸収しやすいように、消化するところです。

 

 

そのため、胃からは胃酸や消化酵素が分泌されています。

 

 

これにより、食べ物が溶かされることで、その先の小腸で栄養が吸収できます。

 

 

胃酸から胃を守る

 

 

胃酸は、塩酸が主成分なので強力な酸です

 

 

これは、食べ物を消化すると同時に、殺菌する役割もあります。

 

 

しかし、強力な酸のため、胃の壁自体も溶かしていまいます。

 

 

そのため、胃の表面は、粘液で覆われていて、胃自身を守っています。

 

 

胃の健康

 

 

この胃酸と粘液の2つが、バランスよく胃から出ていることで、胃は正常に働くことができます。

 

 

胃酸が強すぎたり、粘液が少なかったりすると、胃が溶かされて、胃炎や胃潰瘍になってしまい、胃酸が少ないと、消化不良になってしまいます。

 

 

ストレスと胃炎は、どうして関係あるの

 

 

胃炎

 

 

胃粘液は、胃が塩酸や消化酵素で溶かされないように、胃を保護する役割があります。

 

 

この胃の分泌には、自律神経が関係しています。

 

 

自律神経には、仕事や学校など活動している時に働く交感神経と休憩や睡眠などリラックスしているときに働く副交感神経があります。

 

 

胃酸の分泌は、リラックスしている副交感神経が働くことで起こります。

 

 

しかし、ストレスや暴飲暴食でリラックスできないと、副交感神経はうまく働かず、胃酸と粘液の出るバランスが崩れ、胃炎や胃潰瘍などの胃痛につながってしまいます。

 

 

胃薬の種類

 

 

暴飲暴食による胃炎や胃潰瘍の胃痛は、胃酸と粘液のバランスが崩れることが原因です。

 

 

この胃酸と粘液のバランスを整えることで、胃痛が楽になります。

 

 

胃薬

 

 

暴飲暴食の胃薬には、大きく分けて2種類あります。

 

 

  • ・胃酸が出るのを抑える薬
  • ・胃粘液を出すのを促す薬

 

 

病院で痛み止めをもらったことがある人は、一緒に胃薬を処方されたことがある人も多いと思います。

 

 

これは、痛み止めには、胃の粘液を作るのを妨げてしまう恐れがあるからです。

 

 

そのため、胃の粘液を出すのを促す薬が出されます。

 

 

東洋医学の胃痛・胃もたれ

 

 

では、東洋医学では、どう考えるのでしょうか。

 

 

胃は食べ物を消化する役割とされています。

 

 

さらに消化して栄養となる必要なものは脾に、不必要なものは小腸に分別する役割もあります。

 

 

臓腑

 

 

この役割が、様々な原因で妨げられることで、胃痛・胃もたれが起こります。

 

 

胃痛・胃もたれの原因は、4つに分けられます。

 

 

  • ・胃脘食滞(いかんしょくたい)
  • ・肝胃不和(かんいふわ)
  • ・寒邪犯胃(かんじゃはんい)
  • ・脾胃虚寒(ひいきょかん)

 

 

1つずつ説明していきます。

 

 

胃脘食滞

 

暴飲暴食が主な原因で、胃の必要なものと不必要なものとの分別が、追い付かなくなり、胃で滞ってしまう状態です。

 

 

暴飲暴食

 

 

保和丸や健脾丸という漢方薬を使いますが、日本では販売していません。

 

 

肝胃不和

 

 

肝という臓器は、胃が脾に必要な栄養を運ぶ際、手伝いをする役割があります。

 

 

しかし肝は、ストレスに弱いで、ストレスを受けると、胃や脾の手伝いができなってしまいます。

 

 

その結果、胃に負担がかかり、胃痛や胃もたれを起こします。

 

 

イライラや怒りっぽい人になりやすく、肋骨とおなかの境目に張った痛みなどの症状が出ることがあります。

 

 

このときは、小柴胡湯や大柴胡湯などを使います。

 

 

寒邪犯胃

 

 

生ものや冷たいものを食べ過ぎて、胃を冷やしてしまったときに起こります。

 

 

またお腹を出して、冷やしてしまっても起こることがあります。

 

 

胃寒

 

 

下痢を伴うこともあり、暖めると楽になります。

 

 

安中散という漢方薬を使います。

 

 

脾胃虚寒

 

 

冷たいものを食べすぎが続いたり、働きすぎなどで疲労が溜まった状態が、長く続くことで起こります。

 

 

体力の消耗によるもので、空腹時に痛み、疲れやすさや食欲不振、さらに冷えると悪化するのが特徴です。

 

 

黄耆建中湯を使います。

 

 

胃痛・胃もたれに効果的なツボ6選

 

 

ここまで、東洋医学の胃痛をタイプ別に分けて説明しました。

 

 

ここからは、胃痛・胃もたれに効くツボをお話していきます。

 

 

今回は、特に効果的なツボを6つに絞りお話していきます。

 

 

  • ・足三里
  • ・肝兪
  • ・脾兪
  • ・胃兪
  • ・中脘
  • ・内関

 

 

冷やして痛くなるタイプは、ツボ押しでも有効ですが、お灸のほうが効果が高いです。

 

 

足三里

 

足三里

 

 

ツボの中で、トップクラスに有名なツボで、様々な事に効くことから「万能穴(ばんのうけつ)」とも呼ばれます。

 

 

4つに分けたタイプのすべてに効果的があります。

 

 

肝兪・脾兪・胃兪

 

 

肝兪、脾兪、胃兪

 

 

このツボは、背中に縦3つ並んであり、3つ合わせてあります。

 

 

それぞれの臓器と同じ高さにあり、胃腸の不調には、ここが張るなどの特徴も出ます。

 

 

脾兪・胃兪の両方とも、すべてに効きますが、肝兪は、とりわけ『肝脾不和』に有効です。

 

 

中脘

 

 

ちゅうかん

 

 

お腹の胃の上にあるツボで、押すと苦しくなってしまいます。

 

 

そのため、お灸などで温めるのが良く、寒邪犯胃、脾胃虚寒の冷えているタイプにおススメです。

 

 

内関

 

 

内関

 

 

腕にあり、比較的押しやすいツボで、胃の流れを正常に戻します。

 

 

胃で流れが滞る胃脘食滞に有効です。

 

 

また胃が、食べ物を順調に小腸へ送るのを助けるため、吐き気止めとして、有名なツボです。

 

 

まとめ

 

 

胃は、胃酸と消化酵素で食べ物を溶かして、吸収しやすいように、消化するところです。

 

 

胃酸は、胃自体も溶かすため、粘液で守り、この2つのバランスが崩れると、胃痛が起こります。

 

 

そのため、この2つのバランスを整えるのが、胃薬です。

 

 

東洋医学では、胃痛・胃もたれの原因は、胃脘食滞・肝胃不和・寒邪犯胃・脾胃虚寒の4つに分けられます。

 

 

胃痛や胃もたれに効くツボは、足三里・肝兪・脾兪・胃兪・中脘・内関で、症状に合わせて、ツボ押しやお灸など温めると、楽になります。

 

 

胃痛や胃もたれが、つらい時に参考にしていただけましたら、幸いです。

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