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お腹の骨盤矯正の表紙

自分でできる骨盤矯正【ヤセても残る下腹部のたるみ退治】

お腹の骨盤矯正の表紙

 

皆さん、お腹には自信がありますか?

 

 

 

  • ・去年買ったパンツのファスナーが締まらない。
  • ・ズボンの上に乗っかってる、脂肪をなんとかしたい。
  • ・座った時に、プニプニしている肉をとりたい。
  • ・去年撮った写真と比べると、お腹周りが明らかに違う。

 

 

 

このように、お腹まわりを気にされている方も、多いのではないでしょうか?

 

 

下腹部のたるみをとるには、次の方法が一般的ですね。

でも、なかなか続ける事が難しいものが、多い印象が強いです。

 

 

・ダイエット

付き合いがあって、食事の量を落とす事は難しい、、。

 

・トレーニング

通うのが大変で、続けられるか不安、、、。

 

・脂肪吸引

でも、ちょっと怖いし、いくらかかるんだろう?

 

 

そんな時に、当リビジョン鍼灸接骨院がオススメする方法に『セルフ骨盤矯正』があります。

 

 

なぜ、骨盤矯正が下腹部のたるみにオススメなのでしょうか?

 

 

それには、次の理由があります。

下腹部のたるみの原因は、骨盤が開いた事による筋肉の衰えにあります。

 

筋肉が衰えしまう事で、お腹の脂肪を支えられなくなった結果、お腹がたるんでしまうのです。

 

なので、骨盤を締めるセルフ骨盤矯正が下腹部のたるみに有効なのです。

 

では早速、下腹部のたるみに効く骨盤矯正のやり方を、ご紹介いたします。

 

 

 

【下腹部のたるみを取る骨盤矯正】

 

骨盤矯正の整体

【やり方】

1.仰向けになり、両手をおへそとみぞおちの間におき、膝を立て間にボールを挟みます。

ボールがなければ、クッションなどを代用しても大丈夫です。

このとき、背中と腰の間に空間ができないようにしっかりとつけてください。

 

2.鼻から息を吸い、口から吐きます。

 

3.息を吐きながら、両手で軽く押しながらお腹をへこませ、骨盤を後ろに傾けながら、お尻を締めるように力を入れます。

この時、両膝でボールを押し潰すように力をいれてください。

 

4.息を吐ききったら、3秒その姿勢をキープしてください。

 

5.3秒経ったら、ゆっくりと戻し、リラックスしてください。

 

6.同じ動作を3回繰り返してください。

 

 

このセルフ骨盤矯正をオススメする理由には、3つあります。

 

 

1.骨盤が締まる事で、お腹のたるみを引っ込める事が出来るから。

骨盤が締まると、筋肉がお腹の出っ張りを引っ込めてくれるようになります!

 

2.3分程度で行える体操になるので、続けやすい。

道具がなくても自宅で簡単に行える体操なので、わざわざ時間を作らなくとも行えます。

 

3.骨盤底筋群も鍛えられるので、たるみを下からも持ち上げる事が出来るから。

下腹部がたるむ原因には、骨盤底筋の衰えがあります。

骨盤の歪みが整う事で、普通に腹筋を鍛えてお腹を凹ますよりも、お腹がすっきりします。

 

では、これから更に詳しく、下腹部のたるみの原因や骨盤矯正のやり方をご紹介いたします。

 

 

 

下腹部のたるみには種類がある

 

 

下腹部にたるみができる原因は、大きく2つに分けられます。

 

 

  • ・お腹周りに脂肪が溜まっている
  • ・骨盤がゆがんでいる

 

 

この2つが、下腹部のたるみにどうつながってくるのか、1つずつ説明していきます。

 

 

お腹周りに脂肪が溜まっている

 

 

これは、なんとなくわかると思います。

 

 

食生活や運動不足などの不摂生の結果、お腹周りに脂肪が溜まり、ぽっこりとたるみが出来てしまった状態です。

 

 

不摂生

 

 

お腹周りの脂肪は、なかなか取れにくいですよね。

 

 

しかも、男性と女性では、同じ脂肪でも取れにくさが違いがあります。

 

 

女性は脂肪がつきやすく取れにくい

 

 

体に付く脂肪には、皮下脂肪(ひかしぼう)と内臓脂肪(ないぞうしぼう)があります。

 

 

その名の通り皮膚の下に付くのか、内臓の周りに付くのかの違いです。

 

 

女性の下腹部のたるみになりやすいのは、皮下脂肪になります。

 

 

内臓脂肪は男性に付きやすく、皮下脂肪は女性に付きやすいです。

 

 

なぜかというと、女性ホルモンの影響により、皮下脂肪が溜まりやすいようにコントロールされているからです。

 

 

女性は、子供を授かったときには、子供を育てるためのエネルギーが急に必要になってきます。

 

 

エネルギー不足を避けるため、エネルギーを脂肪という形にして体に溜めておく必要があります。

 

 

また内臓に脂肪を貯めてしまうと、妊娠した時に、赤ちゃんが大きくなるのを邪魔してしまう恐れがあります。

 

 

そのため、子宮などの内臓の周りではなく、皮膚の下辺りに脂肪を蓄えます。

 

 

たるみ

 

 

妊娠用のエネルギーなら落としちゃダメなんじゃないの?

 

 

妊娠するために必要なエネルギーなら、落としちゃいけないように思いますよね。

 

 

確かに体脂肪率が少なすぎるのはいけませんが、ある程度なら落として大丈夫です。

 

 

その目安となるのは『体脂肪率』です。

 

 

体脂肪率とは、体重のうち、脂肪が何%入っているかを表すものです。

 

 

これは、専用の体重計で測定するとわかります。

 

 

体脂肪率

 

 

年齢にもよりますが、女性の標準的な体脂肪率は、21~34%とされています。

 

 

思ったより、幅広いですよね?

 

 

この中でも、2つに分かれています。

 

 

21~27%を標準-(マイナス)としてヤセ寄りの標準、28~34%を標準+(プラス)として肥満寄りの標準にしています。

 

 

そして、35%以上から、軽度の肥満になります。

 

 

またモデルやアスリートの体脂肪率は、10%台の人も多いです。

 

 

モデル

 

 

それだけ低いと、憧れますよね。

 

 

しかし、体脂肪率が低すぎると、デメリットもあります。

 

 

先ほど、女性の体にある脂肪は、妊娠のためのエネルギーの貯蓄だと説明しました。

 

 

10%台では、妊娠を保つためのエネルギーが十分ではありません。

 

 

そのため、体は妊娠すると、エネルギー不足になり、危険だと判断してしまいます。

 

 

その結果、妊娠しないように生理を止めてしまいます。

 

 

健康のためにも、体脂肪を絞るのは20%前半で留めておくのが、理想です。

 

 

この数値なら下腹部のたるみは、取れていることが多いです。

 

 

しかし、20%前半までダイエットしても、下腹部たるみが変わらない場合があります。

 

 

この場合、骨盤のゆがみからくるものの可能性が高く、骨盤矯正が必要になります。

 

 

なんで骨盤がゆがむと、下腹部がたるむの?

 

 

疑問

 

 

長くなりましが、ここからが本題になります。

 

 

骨盤がゆがむことによって、下腹部がたるむ場合があります。

 

 

それには、以下の2つことが関係しています。

 

 

  • ・骨盤が開き、前に倒れている
  • ・骨盤底筋群が弱くなっている

 

 

なぜこの2つが、下腹部のたるみに影響するのか、お話ししていきます。

 

 

骨盤が開き前に倒れている

 

 

骨盤は、仙骨(せんこつ)と寛骨(かんこつ)が組み合わさってできています。

 

 

骨盤の解剖図

 

 

寛骨の腸骨という部分と仙骨が、仙腸関節(せんちょうかんせつ)という関節を作り、数mmでありますが、動いています。

 

 

この関節で、両方の腸骨の方が前に倒れると、骨盤の腸骨が仙骨から開くように動き、前へ傾いた状態になります。

 

 

骨盤前傾

 

 

この骨盤が前に倒れた状態を『反り腰』といいます。

 

 

反り腰の状態では、腹筋が弱くなって、お腹が前に押し出されてしまいます。

 

 

さらにこの状態が長く続くと、骨盤の下の肛門回りにある骨盤底筋群が弱ってしまいます。

 

 

骨盤底筋群ってなに?

 

 

骨盤底筋群とは、文字通り骨盤の下にある筋肉の総称で、子宮や膀胱などを支えています。

 

 

また体幹を安定させるインナーマッスルの1つであり、この筋肉はお腹の中を下から支えてくれる大黒柱の役割もしています。

 

 

これが弱くなると、下からお腹を支えることができなくなり、反り腰で前に出たお腹は、下へ落ちてしまいます。

 

 

その結果、下腹部のたるみとなってしまいます。

 

 

下腹部気にする

 

 

骨盤が前に倒れると、他にも不具合が起こる

 

 

骨盤が前に倒れると、下腹部のたるみ以外にも、多くの悪影響を与えます。

 

 

  • ・腰痛
  • ・お尻が大きくなり垂れる
  • ・下半身太りになる
  • ・便秘
  • ・内臓下垂

 

 

皆さんが、「実は結構、気になる。」っていう症状ですよね。

 

 

なぜこうなってしまうか、簡単にお話ししていきます。

 

 

腰痛

 

 

反り腰の状態では、腰の骨に前へズレる力が生じ、腰の筋肉に負担がかかり、その結果、腰の痛みになります。

 

 

お尻が大きくなり垂れる

 

 

骨盤が前に倒れると、お尻が後ろにセリ出てきます。

 

 

その結果、出っ尻になってしまいます。

 

 

出っ尻

 

 

またその状態が長くなると、お尻の脂肪は重力により、下に垂れてきてしまい、タレ尻になってしまいます。

 

 

下半身太りになる

 

 

骨盤が前に倒れると、重心も前に移動します。

 

 

そのため、身体は前に倒れないように、太ももの筋肉で常に支えようと、力が入ります。

 

 

その結果、太ももの筋肉は、鍛えられ太くなってしまいます。

 

 

またこの姿勢では、鼠径部の循環が妨げられやすくなります。

 

 

そうなってしまうと、リンパの流れが悪くなり、老廃物や水分が溜まりやすくなって、むくみの原因となります。

 

 

便秘

 

 

一見、関係なさそうですが、これには骨盤底筋群が関係してきます。

 

 

骨盤底筋群は、腹圧(ふくあつ)と呼ばれるお腹の中の圧を調整する役割もあります。

 

 

腹圧は排尿やお通じをするのに、大変重要な役割を持っています。

 

 

そのため、骨盤底筋群が弱くなってしまうと、腹圧を高めることができず、排尿やお通じを出しきれなくなってしまいます。

 

 

その結果、便秘になってしまいます。

 

 

また尿を出しきれなくなると、くしゃみの際に、腹圧が一瞬高くなり、尿漏れをおこしてしまうこともあります。

 

 

内臓下垂

 

 

こちらも骨盤底筋が関係してきます。

 

 

先ほども言いましたが、骨盤底筋群には、膀胱や子宮などの臓器を支える役割もあります。

 

 

そのため、骨盤底筋群が弱くなると、それらが支えられなくなり、下に落ちてきてしまいます。

 

 

その結果、子宮脱や膀胱脱、脱腸などの内臓下垂を起こしてしまいます。

 

 

これらの悪影響も起こしてしまわないためにも、骨盤矯正を行い、さらに骨盤底筋群を鍛えるエクササイズを行う必要があります。

 

 

エクササイズする人

 

 

自分でできる骨盤矯正で下腹部のたるみを撃退

 

 

下腹部のたるみの原因は、「骨盤が開き前に傾く」と「骨盤底筋群が弱る」であることをお話ししました。

 

 

ここからは、自分で行う骨盤矯正と骨盤底筋群を鍛えるエクササイズについて、お教えします。

 

 

自分で行う骨盤矯正の整体

 

 

まずは、骨盤矯正についてお話していきます。

 

 

これから説明する骨盤矯正の整体は、深呼吸をして、それに合わせて行っていきます。

 

 

そのため、腹式呼吸で使われる横隔膜や腹横筋などのインナーマッスルも鍛えることができるエクササイズも兼ねています。

 

 

【骨盤矯正を行う整体】

 

骨盤矯正の整体

 

【やり方】

1.仰向けになり、両手をおへそとみぞおちの間におき、膝を立て間にボールを挟みます。

ボールがなければ、クッションなどを代用しても大丈夫です。

このとき、背中と腰の間に空間ができないようにしっかりとつけてください。

 

2.鼻から息を吸い、口から吐きます。

 

3.息を吐きながら、両手で軽く押しながらお腹をへこませ、骨盤を後ろに傾けながら、お尻を締めるように力を入れます。

この時、両膝でボールを押し潰すように力をいれてください。

 

4.息を吐ききったら、3秒その姿勢をキープしてください。

 

5.3秒経ったら、ゆっくりと戻し、リラックスしてください。

 

6.同じ動作を3回繰り返してください。

 

 

この骨盤矯正の整体をすることで、骨盤を締め、さらに正しい位置になり、弱った骨盤底筋群も鍛えられます。

 

 

また骨盤の前が倒れるのが治ると、腹筋にしっかりと負荷がかかるため、腹筋が鍛えやすくなります。

さらにもう1つ、座ってできる骨盤底筋群を鍛えるエクササイズをお伝えします。

 

 

【骨盤底筋群を鍛えるエクササイズ】

 

骨盤底筋群のエクササイズ

【やり方】

1.椅子に深くかけ、膝の間にボールを挟み、背もたれに腰を着けて座ります。

ボールがなければ、クッションなどを代用しても大丈夫です。

 

2.手を下腹部に当て、深呼吸を行います。

 

3.息を吐きながら、膝の間にあるボールを押します。

 (この時、下腹部に力が入っているか、手で確認してください)

 

4.息を吸いながら、お尻をお腹に引き上げるように締めていきます。

(この時、10~15秒程かけて吸うようにしてください。)

 

5.3回深呼吸を行ったら、1度リラックスして、これを3回繰り返してください。

 

 

 

こちらは、骨盤底筋群を鍛えるのに、効果が高いエクササイズになります。

 

 

座ってできるため、テレビを見ながらなど、ちょっとした時に行うことができます。

 

 

【ベルトの上に乗っかるはみ肉が気になる方の骨盤矯正体操】

骨盤を整えて骨盤底筋の活性化と共に、脇腹の筋肉を鍛えて骨盤の安定化をしていきます。

 

 

ゴムチューブに抵抗しながら背骨の曲げ伸ばしを行いながら、脇腹を意識して体操をする事でバランスが整います。

 

 

はみ肉骨盤矯正体操やり方

 

 

骨盤の開きが治らない時の大腿筋膜張筋のリリース法

骨盤の開きと大腿筋膜張筋の関係

 

 

これまでにご紹介した、セルフ骨格矯正を行うと骨盤の歪みは矯正されてくるのですが、尚歪みが残る方もいらっしゃいます。

 

 

そんな時は、太ももの外側にある大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)という筋肉を緩めると骨盤の歪みを治しやすくなります。

 

 

その為のリリース方法をご紹介いたします!

 

 

大腿筋膜張筋リリース

 

 

お腹が突き出てしまう方の体幹バランス矯正体操

ある程度骨盤の歪みが治ったと実感が出来たら、上半身と下半身のバランスをとる体幹のバランス矯正体操を行います。

 

この体操は、横っ腹の筋肉を使って体を真っ直ぐ保つ事を目的にしています。

 

 

お腹が突き出てしまう方の体幹のバランス矯正体操

 

 

骨盤をゆがませない生活 ~骨盤矯正した後の過ごし方~

 

 

骨盤のゆがみは、日常生活のクセからおきるものです。

 

 

ゆがみやすいクセには、以下のようなものがあります。

 

 

  • ・ヒールを履く
  • ・うつ伏せで寝ることが多い
  • ・足をよく組む
  • ・頬づえをつく
  • ・椅子に浅く座る

 

 

これらは骨盤のゆがみを起こしやすいクセになっています。

 

 

ヒール

 

 

そのため、普段の生活で意識して避けるようにしてください。

 

 

しかし、普段の生活をしていても、避けられない場面もあります。

 

 

「仕事で、ヒールをどうしても履かなければならない」「寝て起きたら、うつ伏せになっている」など、仕事の都合や自分が気づかないうちに行ってしまっているものは、避けずらいですよね。

 

 

そういう時や骨盤のゆがみやすい姿勢をしてしまった時には、先ほど紹介した骨盤矯正とエクササイズを行って、こまめにゆがみをリセットしてあげることが大事です。

 

 

避けづらい生活習慣の1例~椅子の座り方~

 

 

ソファーのような柔らかい椅子は、一見楽に思えます。

 

 

ソファーでくつろぐ

 

 

しかし、骨盤を倒して座る姿勢になってしまうので、骨盤をゆがませる原因の1つです。

 

 

椅子に浅く座る姿勢を楽に感じる人は、そういう座り方に慣れてしまっているからです。

 

 

そのため、柔らかい椅子は難しいですが、硬い椅子に座る際は、気を付けてほしいポイントが2つあります。

 

 

椅子の座り方

 

 

  • ・座ってお尻の坐骨(ざこつ)が、ちゃんと座面に当たっている
  • ・背もたれがしっかり腰を支えてくれている

 

 

この2つのポイントに気を付けて座り、骨盤がゆがまないように気をつけて下さい。

 

 

やせても取れない下腹部のたるみには骨盤矯正が必要

 

 

下腹部のたるみの原因は、脂肪が溜まったことによることと、骨盤が開いて前に倒れていることです。

 

 

脂肪が溜まっている場合は、体脂肪率を標準内に抑えることが重要です。

 

 

骨盤が前に倒れている場合は、骨盤矯正が必要です。

 

 

さらに骨盤底筋群が弱ると、たるみを悪化させるので、これらの筋肉を鍛えるエクササイズを行わなければなりません。

 

 

骨盤矯正やエクササイズを行い、骨盤を整え筋肉を鍛えることが、下腹部のたるみを取るのには、重要になってきます。

 

 

また日常生活を送っていると、椅子の座り方などちょっとしたクセで骨盤がゆがむ原因になります。

 

 

だらしない恰好

 

 

そのため、普段から偏りのあるクセを避けて過ごしていくと、骨盤がゆがみなく過ごせ、ぽっこりが収まったお腹で過ごすことができます。

 

 

下腹部のポッコリでお困りの方の参考になれば、幸いです。

 

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恥骨が出ている事による恐怖

恥骨が出てる骨盤を放っておく事による4つの恐怖

恥骨が出ている事による恐怖

恥骨が出てると感じた方の訴える事。

  • ・「恥ずかしい」
  • ・「痛い」
  • ・「骨が出てて大丈夫なのか不安」

どこの骨が出てても嫌なものですが、恥骨は場所が場所だけに、他の方に相談しづらいです。

「恥骨が出たままで大丈夫なのか不安だけれども、そのまま放っておいている」という方も多いです。

出来れば誰にも知られず治したい。

そう思う方も少なくないはず。

恥骨が出てる骨盤を放っておくと、次の経過をたどる事が多いです。

  • ・恥骨の出っ張りが戻らなくなる。
  • ・お腹に力をいれると痛みが出てくる。
  • ・他の骨まで出てくる。
  • ・お腹がたるむ。

そんな症状は、避けていきたいものです。

そんな方の為に、自分で恥骨を引っ込める方法をご紹介させて頂きます。

是非試してみて下さい。

何故恥骨が出てくるの?

簡単に説明すると、骨盤が歪むからです。

骨盤右回旋のイメージモデルつき

骨盤の構造から、その理由を考えてみましょう。

骨盤は4つの骨で構成されています。

寛骨仙骨恥骨坐骨

【骨盤を構成する4つの骨】

  • ・腸骨
  • ・坐骨
  • ・恥骨
  • ・仙骨

そして、この4つの骨を繋げている関節が、2つあります。

仙腸関節恥骨結合図示

【骨盤を繋ぐ関節】

  • ・仙腸関節
  • ・恥骨結合

仙腸関節は、仙骨の両側にあり腸骨と仙骨を繋げています。

もう1つの関節である恥骨結合は、両方の恥骨をくっ付けています。

それに加えて、筋肉や靭帯によって関節が補強され、1つの骨盤をつくっています。

ここに、次のような事がおこってくると、骨盤が歪んできます。

骨盤が歪む原因の例

【骨盤が歪む主な原因】

  • ・脚を組む癖や、いつも同じ側に体重をかけて立つ癖。
  • ・体を片側だけ捻るスポーツや、幼い頃から続けている運動。
  • ・骨折や捻挫などの怪我。
  • ・出産。

これらは、骨盤に無理な負荷をかけ、骨盤が捻れてくる原因となります。

骨盤が捻られて傾き更に開くと恥骨部分に力学的にストレスがかかります。

そして恥骨結合がゆるんでしまうと、恥骨が出てきます。

骨盤が広がると恥骨にストレスがかかる

怪我や出産などは避けられない事ですが、脚を組むなどの癖は、注意すれば直せるものです。

恥骨が出てきたなと感じる方は、やらないように注意して下さい。

恥骨が出てる骨盤を治さないと、4つの恐怖があなたを襲います。

その恐怖とは、この4つ。

  • ・恥骨の出っ張りが戻らなくなる。
  • ・お腹に力をいれると痛みが出てくる。
  • ・他の骨(尾骨や仙骨)まで出てくる。
  • ・お腹がたるむ。

恥骨が出てるだけでも気になるのに、弱り目に祟(たた)り目です。

しかし、骨盤の歪みを治せば、恥骨の出っ張りを引っ込める事も可能です。

ただ、恥骨は場所が場所なので、人に触られるにはちょっと、、。

という方は、今回ご紹介する矯正体操を行って下さい。

恥骨を引っ込めようとせず、閉鎖孔を調節する意識を持とう。

閉鎖孔図示

恥骨を引っ込める矯正体操なのですが、基本的には通常の骨盤体操と変わりません。

何が変わるのかといいますと、閉鎖孔という骨盤の穴の位置を、しっかり治す必要があるという事です。

何故なら、この穴の前に恥骨があり、この穴の位置がどうなっているかで、恥骨が出るかでないかという事が決まるからです。

順を追って、その仕組みを考えていきます。

閉鎖孔って何?

上から見た閉鎖孔

まず、この穴の中には、閉鎖筋という筋肉がついています。

内閉鎖筋図示

この閉鎖筋は、内閉鎖筋と外閉鎖筋に分かれていて、閉鎖孔の位置を調節しています。

そして画像では直線に見えますが、内閉鎖筋の骨へのくっ付き方には特徴があり、骨盤の内側から骨盤の後ろを通り、太ももの骨までくっ付いているのです。

さらに特徴的な事では、骨盤が歪みが悪化してくると、左側の内閉鎖筋が右に比べて短くなり、比較的真っ直ぐになる為、筋肉に力が入らなくなって、歪みが固定化してきてしまうのです。

また、右の内閉鎖筋も骨盤が違う歪み方をするのですが、結果的には筋肉に力が入らなくなってしまうのです。

要は、恥骨が出てきやすくなるという事です。

なので、骨盤の位置を治して、閉鎖筋の正常な働きと取り戻すと良いです。

そうする事によって、骨盤が締まり恥骨にかかるストレスが無くなるため、恥骨の出っ張りが気にならなくなってきます。

骨盤が締まり恥骨にかかる負担が減る

恥骨をへこます、骨盤矯正体操の方法3選。

仰向けで膝を曲げて寝る女性

恥骨を治すには、次の手順を踏んでいってください。

  1. 1.右の骨盤の位置を矯正する。
  2. 2.左の骨盤の位置を正す。
  3. 3.骨盤が左右に動くように調節する。

各関節の位置を治してから、骨盤がしっかり動くように矯正する。

この順番が恥骨を治す最も良い骨盤矯正の手順になります。

では、骨盤の位置から矯正していきましょう。

骨盤位置矯正体操

骨盤は前傾、後傾。

前方回旋、後方回旋。

内旋、外旋。

実に様々な方向へ動く部分です。

では、やってみましょう。

【やり方】

1.仰向けに寝て、膝と股関節を軽く曲げる。

2.膝の間にクッションを挟む。

3.左の踵で床を押して、右の膝を伸ばす。

4.深呼吸を行いながら、一連の動作を3回繰り返す。

左の骨盤を治そう。

続いて、左の捻りを治していきましょう。

次の手順で行って下さい。

【やり方】

1.右を下にして横向きに寝る。

2.股関節と膝を90度に曲げ、足の裏を壁につける。

3.膝と足の間にタオルやクッションを置いて、軽い内股になるように調節を行う。

4.足の裏を壁につけたまま位置がずれないよいに注意しながら、左の膝を手前に引く。

5.深呼吸を行いながら、左の内ももに力がはいるように調節しながら、左の膝でタオルを引きながら押す。

6.一連の動作を3回、3セット繰り返す。

2つの体操を続けた後に

左右の骨盤の位置を矯正する体操を2つご紹介しました。

恥骨の出っ張りが気になる方は、まず2週間から1か月は毎日、体操を続けて下さい。

一度歪んだ骨盤は歪んだ位置で固定化されやすい為、多少エクササイズを行っただけではすぐに元に戻ってしまうからです。

体操を持続していただければ、その効果を実感出来るはずです。

そして、骨盤の歪みが治ったら、次に行う事は『骨盤がしっかり動くようにする体操』です。

何故骨盤を動かす必要があるの?

骨盤の役割の1つに、『歩く際の体重移動をスムースにする』というものがあります。

相関性歩行のモデル

足が右、左とバランスをとりながら歩くように、骨盤も左右に捻られながら歩いていくのです。

どちらかの骨盤が動かなくなってしまうと、骨盤の歪みが再発し、恥骨がゆるみ出てきてしまうのです。

そんな事態を防ぐ為に、次の体操を行って下さい。

【やり方】

1.仰向けに寝て、膝と股関節を90度に曲げた状態になり、足の裏を壁につける。

2.膝の間にクッションなどを挟む。

3.足が壁からずれないように注意しながら、腰を床から離す。

4.その状態を維持し、左足を壁から離して膝を伸ばす。

5.同時に右腕を前に伸ばす。

6.反対側も同様に行う。

直接恥骨を矯正する方法

骨盤の歪みを矯正して恥骨の出っ張りを治す体操をご紹介しましたが、この体操だけでは治らない方もいらっしゃいます。

そんな方は、直接恥骨にアプローチしてあげると治る事が多いです。

次の方法を行ってみて下さい。

恥骨周りの筋肉のストレッチ

仰向けで内転筋と殿筋のトレーニング

お尻や内ももの筋肉のストレッチを行って、恥骨を矯正しやすくします。

【やり方】

1.5~10センチ程度の台の上に両足を乗せる。

2.膝を立て、片方の足首をもう片方の膝の乗せる。

3.上げた足とは反対側の手で膝を押す

4.同様に押された膝で手を押し返す。

5.内ももやお尻に力が入っている事を確認して、深呼吸を3回行う。

6.反対側も同様に行う。

7.一連の体操を3回3セット行う。

セルフ恥骨矯正法

セルフ恥骨矯正の画像

恥骨を直接押し込む矯正方法です。

【やり方】

1.仰向けに寝て、5~10センチの台の上に両足を乗せる。

2.膝を立てて、お尻の骨を浮かせる。

3.両踵を手前に引き、太ももの後ろ側に力が入っている事を感じる。

4.恥骨部分に手を添える。

5.深呼吸を行う。

6.息を吐く際に、恥骨に添えた両手をおへその方向に引き上げる。

7.息を吐く度に両手を引き上げ、3回同じ手順を繰り返す。

女性セラピストによる恥骨矯正も承っております

女性セラピストによる恥骨矯正の施術風景

※現在女性スタッフ不在の為女性スタッフの施術は行っておりません

体操を行っても、なかなか恥骨の出っ張りが治らない方。

デリケートな部分の矯正になるので、出来れば女性のセラピストに行ってもらいたいところです。

骨盤矯正に加えて、恥骨の捻じりを治すように矯正を行う事で、恥骨を引っ込める体操も効果的に行えるようになります。

ご興味のある方は、ご相談下さい。

恥骨が出てるなんて、どこで診て貰えばいいか分からない。

疑問を持つ女性

歪みの度合いがそれほど進んでいないなら、今回の体操を根気よく続けて頂ければ、恥骨の出っ張りも気にならなくなるでしょう。

しかし、歪みが強い場合は、整体師の手を借りなければならないかも知れません。

リビジョン院長によるボディ矯正

ただ、恥骨を出っ張りを意識して治せる整体師は少ないですし、場所が場所だけに言いづらい方もいらっしゃると思います。

そんな時は、肋骨の体操を併用すると、矯正力が強くなります。

骨盤の歪みが強い方は、肋骨の歪みも同時に起こしている方が多く、肋骨まで歪んでいると難治な例も多いです

恥骨と肋骨なんて一見関係なさそうですが、体操を行っても尚、恥骨が気になる方は、『肋骨が片方だけ出てる?それって自分でも矯正できますよ!』を参考に、肋骨の歪みも矯正してみて下さい。

これらの矯正体操を行って、恥骨の出てる骨盤が引き起こす4つの恐怖を拭い去りましょう。

【骨盤について詳しく知りたい方へおすすめの記事】

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仙骨が出てると思ったら

仙骨が出てると思った時にはこのセルフ整体法で押し込め!

仙骨が出てると思ったら

 

仰向けに寝てると、お尻が痛くなる。

長い間座っていられない。

触ってみると仙骨が出てる感じがする。

 

このような症状で、悩まれた事はありませんか?

 

その原因は、仙骨が出てる事にあるかも知れません。

 

仙骨ってどこ?

という方もいらっしゃると思います。

 

しかし、仙骨は骨盤を語る上では欠かす事の出来ない、大事な骨になります。

 

ご自身の仙骨が出てるかチェックして、仙骨の出っ張りをご自身で整体してみましょう。

 

 

仙骨が出てるってどういう事?

 

仙骨が出てるって何

 

仙骨とは腸骨という骨に挟まれた骨で、骨盤の中心にある骨の事を言います。

 

理想な位置としては、両方の腸骨の真ん中にある事。

 

しかし、大殿筋というお尻の筋肉が弱ったり、上手く使えなくなると真っすぐの位置を保てなくなり、仙骨が出ます。

 

 

臀筋群図示

 

 

もう少し詳しく説明すると、仙骨は姿勢の変化に伴い、軽度前屈、後屈します。

 

 

仙骨のうなづきと起き上がりのイメージ

 

 

その位置で固定できていれば良いのですが、骨盤の歪み、大殿筋の筋力低下が生じると、姿勢の変化に伴って動くはずの仙骨が過度に動いたり、反対に動かなくなってしまうのです。

 

これが仙骨が出てる原因の1つになります。

 

仙骨が出てると、腰痛の原因になる他、お尻の垂れ、足のむくみなど様々な症状を引き起こしてしまいます。

 

自分の仙骨がずれて出てるのかを、チェックしてみましょう。

 

 

仙骨が出てるかチェックしてみよう。

 

歪みのチェック

 

色々な方法がありますが、一番簡単な方法が筋力の検査をしてみる事です。

 

先程お伝えしたように、大殿筋が使えなくなると仙骨は歪みやすくなる傾向があります。

 

まず、ご自身の大殿筋が正しく使えているかを検査してみましょう。

 

 

仙骨の歪みチェック法【大殿筋使用】

大殿筋の使われ方を調べていきましょう。

【やりかた】

1.横向きに寝ます。

 

2.膝と股関節を90度に曲げます。

 

3.足の裏を壁に着けます。

 

4.上側に膝を軽く前にずらします。

 

5.膝を天井に向けてあげます。

 

6.10秒間の間に何回上げ下げできるかチェックして下さい。

 

7.反対側で同じ事を行って下さい。

 

いかがでしたでしょうか?

左右で膝の上がり方に明らかな差がある場合や、痛みが出た場合などは仙骨が歪み出ている可能性が高いです。

 

更に、仙骨を触って出てる、慢性的に腰痛がある、仙腸関節を押すと痛みがあるなどの症状がある場合は、仙骨が曲がっているといっても過言ではないでしょう。

 

長期間仙骨が歪んで状態を放っておくと、関節が緩くなってしまい元に戻らなくなる可能性もあるので、心配な方は次のセルフ整体法で、仙骨の出っ張りを矯正してみて下さい。

 

 

仙骨のセルフ整体法

筋肉のうまく使って仙骨を正しい位置へ誘導するセルフ体操とセルフ整体法をご紹介いたします。

整体法を行ってから体操を行ってみて下さい。

 

 

骨を治すには骨盤から。

【やり方】

1.仰向けに寝て、股関節と膝を曲げる。

 

2.両手を骨盤の前側の出っ張りを抑える。

 

3.仰向けに寝た際に、骨盤の骨が床に強く当たる側に膝を15度傾ける。

 

4.反対側には5度膝を傾ける。

 

5.一連の動作を10回繰り返し、骨の当たり方の左右差が無くなる事を確認する。

 

骨盤の位置を治そう。【筋肉を使って】

【やり方】

1.仰向けに寝て、膝と股関節を90度に曲げ、足を椅子など高さのある台で休める。

 

2.片方の踵で椅子を下方向へ押し、腰を床から持ち上げる。

 

3.太ももの裏に力が入るように調節を行い、深呼吸を3回行う。

 

4.以上の工程を3セット行う。

 

お尻へ圧迫を加え筋肉をリリースしよう。

【やり方】

1.テニスボールもしくは、ゴルフボールを用意する。

 

2.脚の付け根の骨(大転子)の上にボールがくるように、横向けに寝る。

 

3.両手を上半身を支えるように持ち上げ、お尻でボールを回すように動かす。

 

4.一連の動作を10回行う。

 

お尻の力を取り戻そう。

【やり方】

1.横向けに寝て、脚を真っ直ぐ伸ばす。

 

2.上側の膝を90度に曲げ、足の裏で壁を押す。

下側の脚の膝、股関節ともに90度に曲げる。

 

3.上側の膝を天井に向け上げ、お尻に力が入るように調節する。

 

4.力が入っている事が自覚できたら、そのまま深呼吸を3回繰り返す。

 

5.一連の動作を3セット繰り返す。

 

 

こちらの動画を参考に行ってみてください。

 

 

 

実は恥骨もずれているかも。

 

恥骨の歪み

 

仙骨が出てると感じている方の多くに、恥骨を呼ばれる骨盤の前側の骨のずれがある方がいらっしゃいます。

 

やはり股関節の前側に痛みが出たり、長時間座っている時に脚を同じ位置に保てなかったりと不調が出やすくなります。

 

どうせなら仙骨を一緒に整体していきましょう。

 

 

恥骨のずれチェック法。

仰向けに寝て、足の裏を合わせてカエルの脚のようにした際に股関節の開きづらい側を確認してください。

 

多くの場合で、恥骨が上側にずれている股関節が開きづらくなっています。

 

股関節の開きづらい側で以下の矯正体操を行って下さい。

 

 

恥骨矯正体操。

お腹の筋肉と骨盤の動きを使って恥骨のずれを矯正しましょう。

【やり方】

1.仰向けに寝る。

 

2.股関節の開きづらい側の踵で壁を押し、反対側の脚は骨盤を頭側に動かすように調節する。

 

3.一連の動作を連続して10回行う。

 

 

お尻の垂れや腰痛予防には仙骨矯正。

 

お尻の垂れには仙骨矯正

 

仙骨が出てるかもと感じたのなら、なるべく早い時期に仙骨の矯正を行って下さい。

 

なぜなら仙骨が一度緩んでしまうと、治すのに時間がかかるからです。

 

しかも仙骨と腸骨の関節である仙腸関節の調節には、熟練した技術が必要になってきます。

 

なので、皆さまのお近くにしっかり矯正できる先生がいれば良いのですが、いない場合はわざわざ遠くまで通院しなければならない場合も出てきます。

 

そうならない為にも、今回の方法を参考に症状がひどくなる前にセルフ整体を行ってみて下さい。

 

治療ではなく、予防。

毎日の積み重ねが重要になりますので、すこしづつ継続して仙骨の出っ張りを抑えてあげて下さい。

 

 

【仙骨と恥骨の関係性について知りたい方へおすすめ記事】

 

 

 

 

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尾骨が出てる方の座り方

尾骨が出てる人はこう座っている!【知れば防げるその痛み】

尾骨が出てる方の座り方

 

 

「先生、私の尾骨出てるんです、長く座っていると痛いんですが治せないですか?」

 

尾骨の出てる人の座り方には、ある特徴があります。

それは尾骨座りです。

 

 

本来であれば、椅子に座るときは坐骨という骨の部分で座ります。

 

座骨で座る女性

 

のですが、浅く椅子に座る癖の方は尾骨で座っています。

 

尾骨で座る癖のある方

 

 

また、股関節にも捻じれが生じ、骨盤も歪んでしまいます。

 

骨盤の歪みと椅子

 

 

尾骨が出る。

骨盤も歪む。

 

 

そんな良い事がない尾骨座り。

 

 

症状が強い人では、痛みも出てきてしまいます。

 

尾骨の痛み

 

 

尾骨を出さない為には、どのように座れば良いのでしょうか?

 

 

また、出てしまった尾骨はどの治せば良いのでしょうか?

 

 

尾骨を出さない為の予防法を知って、対処していきましょう。

 

 

 

1.尾骨の出てる原因、尾骨座りとは?

尾骨座りの説明文

 

椅子に座る時に通常体重が乗る部分は、坐骨と呼ばれる骨です。

 

骨盤のイラスト

 

しかし腰が丸まってくると、体重を支える骨が坐骨から尾骨に移動していきます。

 

 

坐骨は軽く前側に内側に入った形になっているので、そのまま体重がかかってくると、尾骨が前にずれてきます。

 

尾骨が前にズレてくる

 

尾骨が前に入るとその代償として、尾骨の上の部分が後ろに出てきます。

 

尾骨上部が後ろに出っ張る

 

これが尾骨が出てる原因の1つです。

 

 

どのように骨盤が歪むの?

骨盤右回旋のイメージモデルつき

 

尾骨の下が前側にずれ、尾骨の上が後ろ側にずれると骨盤が歪みます。

 

 

その原因が、『大殿筋』という筋肉。

そして、『股関節』にあります。

 

大殿筋と股関節

 

 

 

大殿筋の作用。

大殿筋の働き

 

 

  • ・大殿筋は大腿骨を外旋させます。(外側に捻じる)
  • ・大腿骨を骨盤に近づける作用があります。
  • ・大腿骨(股関節)を伸展(後ろに伸ばす)働きがあります。

 

 

尾骨座りをするとこの筋肉が伸ばられて上手く使えなくなってしまうので、骨盤の歪みに繋がります。

 

 

 

股関節にも原因がある。

左股関節を外旋させる

尾骨座りになると、股関節も歪みます。

 

 

どちらかの股関節が曲がって外側に捻られた状態になるので、歪みの関係上で太ももの前側の筋肉に過剰に力が入ってしまいます。

 

股関節と筋肉

 

すると、太ももだけ太い足になってしまう可能性があります。

 

 

もし太ももだけ太いなと感じたら『太ももだけ太い原因を筋肉学から考えてみて分かった3つの解決方法』を参考にしてみて下さい。

 

 

 

尾骨が出てる事により起こりうる症状。

 

腰を支えるご老人

 

まず、長時間正しい姿勢で座る事が困難になります。

 

 

尾骨で座る事が癖になっていますし、尾骨自体も座る為に変位してきます。

 

 

なので、尾骨に体重をかけて座る事が楽になってしまいます。

 

 

しかし、尾骨座りを長時間行っていると、尾骨自体の痛みも出てきます。

 

 

また、腰の骨がしっかり反れなくなるので腰から曲がる『腰猫背』になり、腰痛も引き起こしてしまいます。

 

腰を曲げた老人

 

お尻の筋肉がたるむ原因にもなります。

 

 

なので、避けるべき座り方の1つです。

 

 

 

尾骨の出てる人の予防法。

 

予防法をしては、以下の方法があります。

 

 

  1. 1.意識して坐骨で座るようにする。
  2. 2.1時間に1回は立ち上がる。
  3. 3.座っている際に体操を行う。

 

 

 

意識して坐骨で座る

斜め後ろから見た椅子に座る女性

 

最初は、坐骨を意識して真っ直ぐ姿勢を保つようにして下さい。

 

 

姿勢良く勉強や仕事をすると、集中力もアップするので作業効率も上がります。

 

ですが、それにも限界があります。

 

 

特にデスクワークの方は、長時間座っていなければなりません。

 

 

体にとって同じ姿勢を続ける事は、かなりの負担になります。

 

 

なぜなら同じ姿勢を続けるためには、特定の筋肉が緊張し続けなければならないからです。

 

座ることで特定の筋肉への負荷がかかる

 

筋肉を使い続けるという事は、エネルギー消費が激しいです。

 

 

なので、トレーニングを積んでいる方でも良い姿勢を続ける事は難しいでしょう。

 

 

このように真っ直ぐ座り続ける事は、ほぼ不可能です。

 

 

次第に腰が丸まって、尾骨に体重がかかってきてしまうでしょう。

 

 

なので、良い姿勢を保つ事が難しくなってきた後には、定期的に椅子から立ち上げる事をおすすめします。

 

 

 

1時間に1回は立ち上がる

椅子から立ち上がる

 

姿勢を保つ事に疲れたら、椅子から立ち上げるようにしましょう。

 

最低でも1時間に1回は、立ち上がって頂きたいです。

 

 

なぜなら、筋肉が萎縮(いしゅく:痩せ細る事)するからです。

 

 

筋肉が弱くなってしまうと体重を筋肉で支える事が出来なくなるため、骨で体重を支えるようになります。

 

 

これを、骨性支持(こつせいしじ)といいます。

 

 

骨で体重を支えると、ご老人の腰や膝のように変形してきてしまいます。

 

 

それを防ぐためには、定期的に立ち上がって筋肉を使って欲しいのです。

 

 

しかし、ここでも問題があります。

 

 

定期的に立ち上がったとしても、筋肉が弱まってしまうスピードが早いため、やはり骨性支持になってしまうのです。

 

なので今回は、筋肉を鍛えて尾骨座りを予防するための体操を、ご紹介いたします。

 

 

尾骨座り予防体操

【やり方】

①椅子に座り片方の手の平で反対側の膝の内側を固定する。

 

②手で押えていない側の足を外側に開き膝は内側にいれる。

 

③手と膝を押し合い太ももの内側に力を入れる。

 

④反対側の足を外側回し上げる。

 

⑤その際に坐骨に体重をかけながら行って下さい。

 

 

今回のまとめ。

 

尾骨が出てる原因は座り方にある。

その座り方とは尾骨座り。

 

 

腰を丸めた姿勢から足を前に伸ばすような姿勢をとり座ると、尾骨座りになります。

 

 

すると、だんだんと尾骨が出っ張るようになってきてしまいます。

 

 

ですので、長時間座る時には今回ご紹介した体操法などを取り入れながら、座り方を工夫してみて下さい。

 

 

一度ずれてしまうと治す事に時間がかかってしまう部分ですので、普段から意識してみて下さい。

 

 

【尾骨と一緒に仙骨の出っ張りも気になる方へ、オススメの記事】

 

 

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出っ尻の原因を見極める

出っ尻の原因は骨か脂肪か筋肉か?【骨格矯正する時はどこを診る?】

出っ尻の原因を見極める

 

お尻が体に対して後ろに突き出ている『出っ尻』

 

 

出っ尻になる原因には、次のものが挙げられます。

 

 

 

  • 1.骨
  • 2.脂肪
  • 3.筋肉

 

 

 

ではこの3つの原因の内、どれが一番問題となるのでしょうか?

 

 

それは、骨です。

 

 

 

詳しくは後述していきますが、骨の位置が悪くなるとお尻の筋肉が過剰に発達して出っ尻になります。

 

 

もしくは、筋肉を使う事が出来ない位置へ骨がずれてしまうと脂肪燃焼が悪くなり、脂肪でお尻が大きくなってしまいます。

 

 

また、骨の位置が歪む事で、出っ尻に見える事もあります。

 

 

今回は、骨・筋肉・脂肪の3つに内で、何が原因で出っ尻になっているのかを調べて、その部分の矯正する方法をご紹介いたします。

 

 

お尻の形や大きさでお困りの方は、参考にして下さい。

 

 

 

出っ尻の原因は突き止められるのか?

 

出っ尻3つの原因

欧米人に比べて、日本人は大きいお尻を嫌う傾向が強いです。

 

 

小さいお尻に憧れを持つ方も多いです。

 

 

そんな方の最大の悩みが、出っ尻です。

 

 

今回は、次の3つにターゲットを絞って、出っ尻の原因を調べてみました。

 

 

 

  1. ①骨
  2. ②筋肉
  3. ③脂肪

 

 

①骨

腰の反りが30°以上

 

出っ尻の方の骨格を調べてみると、こういう方が多いです。

 

 

 

このように股関節の水平線から仙骨岬角の部分にかけての角度が30度より大きくなっています

 

仙骨岬角

 

こういった方の姿勢を診てみるとやはり出っ尻です。

 

骨格は出っ尻の原因になります。

 

 

 

②筋肉

スクワットする外国人女性

 

出っ尻の人の筋肉を調べてみると筋肉が張っている上に、筋肉が大きくなっている事が多いです。

 

 

特にお尻の形を作る大殿筋という筋肉が、張っている事が多いですね。

 

大殿筋の図示

 

これは、出っ尻の人の特徴です。

 

 

出っ尻ではない方は、この大殿筋が落ちて弱くなっている事が多いです。

 

 

すると、お尻がのっぺりしやすくなります。

 

 

筋肉も、出っ尻の原因になるという事になります。

 

 

 

③脂肪

お尻の脂肪

 

お尻の部分に脂肪が沢山あると、やはり出っ尻になってしまうのでしょうか?

 

 

答えはイエスです!

 

 

お尻の脂肪が多くついていると、出っ尻になります。

 

 

ただこの場合は、出っ尻をいうより大尻になっている場合が多いです。

 

 

この大尻に『ある原因』が加わると出っ尻にみえます。

 

 

そのある原因とはなんでしょうか?

 

 

 

結局何が一番の原因なの?

 

子供と不思議

 

出っ尻の原因は骨と筋肉と脂肪。

 

 

この3つとも原因になるという事だったのですが、結局なにが一番の原因となるのでしょうか?

 

 

それは骨です!

 

 

なぜなら骨の上に筋肉も脂肪の乗っかっていています。

 

 

骨格が歪むと、それらの位置も歪んでくるからなんです。

 

 

なので、出っ尻を治すときには骨格矯正の施術院で骨格を治す事が、一番の早道になります。

 

 

 

骨格矯正する時は、ここをチェックする

リビジョン院長によるボディ矯正

 

出っ尻を骨格矯正する時は、骨盤の歪みを必ずチェックします。

 

 

  • ・骨盤がどのように捻じれているか。
  • ・どの方向へ動いていないのか。

 

 

上記の部分を中心に、骨盤の捻じれを入念に調べていきます。

 

 

ももの骨(大腿骨)に対して、骨盤が前側に捻じれていると出っ尻になりやすいです。

 

女性モデルと骨盤の前方回旋

 

では、ご自身の骨盤が前側に捻じれているかを、チェックしてみましょう。

 

 

 

出っ尻骨盤チェックの方法

骨盤はその歪み方で、太ももの力の入れやすさが変わります。

 

 

次の方法で試してみて下さい。

 

【やり方】

椅子から立ち上がり

1.椅子に腰かける。

 

2.手を胸の前で組む。

 

3.膝を伸ばし片足を床から持ち上げる。

 

4.その状態から立ち上がる。

 

 

【チェックポイント】

上半身を傾けての立ち上がり

立ち上げる際に、上半身を左右どちらに傾けた方が楽かを確認してください。

 

 

  • ・足を上げた側に上半身を傾けると、楽に立ち上がれる。
  • ・足を上げた側とは反対に上半身を傾けると、楽に立ち上がれる。

 

 

上半身を足を上げた側に傾けた時、楽に立ち上がれた場合。

支えている側の骨盤が前に捻じられて、出っ尻になっている可能性が高いです。

 

 

整体では、その時に骨盤を後ろに捻じれる施術を行います。

 

 

ですが、「仕事や遊びが忙しくてなかなか通えないよ~」

という方もいらっしゃる事でしょう。

 

 

そんな方の為に、自分で出来る出っ尻を治すエクササイズをお伝えします。

 

 

 

出っ尻を治すエクササイズ

仰向けで膝を抱えてエクササイズを行う女性

 

股関節と太ももの前側が固くなると、出っ尻骨格になってしまいます。

 

 

これらを、効果的にストレッチするエクササイズになります。

 

【やり方】

1.ベッドやテーブルなどに仰向けに寝る。

 

2.片方の膝を曲げてテーブルの上で足を休める。

 

3.両手をもう片方の太ももの裏に当てて、膝が胸に近づくように引き寄せる。

 

4.片方の膝を胸まで引き寄せたら、もう片方の足をテーブルから下す。

降ろした側の太ももと股関節の前側が伸ばされるのを感じて下さい。

 

5.一連の動作を15秒3セット行ってください。

 

 

 

お尻も姿勢も格好良く

スタイルの良い女性のシルエット

 

出っ尻の原因は、骨と筋肉と脂肪。

その中でも特に、骨格が原因となるという事でした。

 

 

出っ尻を治すには骨格矯正が一番です。

 

 

ですが、それが難しい場合は自分で治してみる事もオススメします。

 

 

今回ご紹介したエクササイズやを参考に、出っ尻を治してみてください。

 

 

【お尻の形でお悩みの方へ、リビジョンおすすめ記事】

 

 

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太ももだけ太い原因と筋肉学

太ももだけ太い原因を筋肉学から考えてみて分かった3つの解決方法

太ももだけ太い原因と筋肉学

 

 

太ももだけ太い原因と解決法を知ったら、もうズボンのサイズで悩む事もなくなりますよ。

 

 

太ももだけが太い原因は、主に3つあげられます。

 

 

太ももだけが太い3つの原因

 

  1. 原因その1:骨が太い
  2. 原因その2:筋肉の形
  3. 原因その3:筋肉の量

 

 

 

これらを解決していく事が、太ももだけ太い悩みを無くすポイントになります。

 

 

 

筋肉学から見た太ももだけ太い原因とは?

 

太ももの太さが気になるから、太もも痩せしたい!

 

 

太ももが太いから、ウエストのサイズにパンツを合わせると履けない、、。

 

 

なぜ、太ももだけ太くなってしまうのでしょうか?

 

 

筋肉学から考えた、太ももだけ太いコンプレックスを治す方法をお伝えしていきます。

 

 

 

原因その1・骨が太い

骨太のイラスト

 

筋肉はどこに付いているか知っていますか?

 

 

それはについています。

 

 

この骨が太かったり大きかったりすると、筋肉も大きくなりやすいです。

 

 

骨太は筋肉太の傾向ありという事です。

 

 

 

原因その2・筋肉の量が多い

筋肉の量が多い

 

筋肉の量は、一定して変わらないと思っていませんか?

 

毎日脚を見ても、太い脚は太い脚のまま。

 

 

でも実際、脚の筋肉の細胞は、毎日作り替えられています。

 

 

作る量と壊す量が常に一定なので変わらないように見えるのですが、ちゃんと作り替えられています。

 

 

年をとってくるとこの作り替えが上手くいかなくなってくるので、筋肉の量が減ってきます。

 

 

なので、年をとっても体重が変わらないというのは、少し問題があります。

 

 

足を細くしたい場合。

作る量を少なくし壊す量を多くすれば、筋肉で太くなっている太もも細くなります。

 

 

その典型的な例が、ケガで足をギブス固定している患者さんです。

 

ギブスをした車いすの患者

 

筋肉にはある程度の圧力をかけないとすぐにやせ細ってきます。

 

 

なので、車いす生活やギブスで足を固定すると廃用性萎縮(はいようせいいしゅく)といって、筋肉の量がなくなり脚が細くなってきます。

 

 

しかし、健康な痩せ方ではないので、おすすめは出来ません。

 

 

こんな極端な事をしなくても、太ももを細くする事は可能です。

 

 

 

原因その3・筋肉の形が太い

筋肉の形が太い

 

体は太いんだけど、足は細い方。

いらっしゃいますよね!?

 

 

この方の特徴の1つとして、次の事が挙げられます。

 

 

筋肉の形が太い方と比べて違う。

 

 

例えば、ふくらはぎです。

 

 

ふくらはぎが細い方の特徴として、腓腹筋(ひふくきん)の筋腹(筋肉の最も盛り上がっているところ)の距離が骨に対して短いというのがあります。

 

 

こういった方は、ふくらはぎが相対的にほそく見えやすいです。

 

 

そして反対に、骨に対して筋腹が長い人は、太く見えやすい傾向が強いです。

 

 

 

太ももの太さの原因が分かったら行う事ベスト3!

 

太もも太りの原因が分かったら、さっそく予防していきましょう。

 

 

テーマは健康的に太ももを痩せさせる事。

 

 

それには、以下の方法があります。

 

 

 

  • ・ダイエット
  • ・歪みの矯正
  • ・ウォーキング

 

 

 

ダイエット

自分にあったダイエットを見つける

 

ダイエットは、太もも太りでも必要になってきます。

 

 

しかし、他の部分は痩せているんだけど太ももだけ太いという方は、太ももの筋肉の使い過ぎの可能性が高いので、歪みの矯正からやっていきましょう。

 

 

太もももお腹も全体的に太い方は毎日、お茶碗1杯のごはんを我慢すれば、理論上は痩せてくるはずです。

 

(これで痩せない方は、食べ過ぎの傾向があります)

 

 

 

歪みの矯正

リビジョン院長によるボディ矯正

 

次に行う事は、歪みの矯正です。

 

 

なぜ歪みの矯正が必要になってくるのかといいますと、これには2つの理由があります。

 

 

理由①:歪みが筋肉を太くするから

まず、太ももの筋肉で大きな割合を占めるのが大腿四頭筋という筋肉です。

 

この筋肉は、抗重力筋(こうじゅうりょくきん)といって体重を支える筋肉になります。

 

 

なのでこの筋肉が無くなると、真っ直ぐに立つ事が難しくなります。

 

 

体の歪みがひどくなると、体を支えるためにこの筋肉に過度に負担をかけてしまいます。

 

 

なので、余計に筋肉が付いてしまう事になります。

 

 

 

理由②:筋張力の関係

筋肉には、一番力が入りやすい長さというものがあります。

 

 

先程の大腿四頭筋は、膝関節屈曲75度位を保った長さの時に最も力が入りやすいです。

 

 

なにで、この角度に近づけば近づくほど、太ももの前に力が入りやすくなります。

 

 

そして、この角度を超えて筋肉が伸ばされていくと張力が発生します。

 

 

いわいるストレッチされていくわけです。

 

 

そうなると、体の固い人ほど早く筋肉がストレッチされていくようになります。

 

 

そうなんです。

筋肉の固さには個人差があります。

 

 

この差の原因の一つには以下の理由が考えられます。

 

 

筋繊維の周囲にある膜状の結合組織や、タイチン又はコネクチンと呼ばれる筋繊維の中にあるひも状のたんぱく質が多い。

 

 

すると、筋肉は伸ばされまいとする働きが強くなるので、固くなりやすいです。

 

 

体の歪んでいる方は、元々あった筋肉の固さに加えて余計に力をいれやすいなります。

 

 

少し過剰な表現にはなりますが、この角度が75度ではなく、もっと膝を伸ばした状態で力が入り易くなった場合。

 

 

ひどいと立っているだけでも、太ももの力を過度に使ってしまいます。

 

 

なので、太ももだけ太くなる可能性が高まるのです。

 

 

 

歪みを矯正してみよう

それでは実際に、体の歪みを矯正してみましょう。

 

【やり方】

①頭に枕を置き横向けに寝て、下の足の股関節と膝関節を90度に曲げる。

 

②上に足は膝までは上半身と一直線になるようする。

 

③膝を90度に曲げて膝の下にタオルなどを敷き、膝が股関節よりも低くさるように調節する。

 

④上の膝をタオルに向かって押し、そのまま足首を天井に向かって持ち上げる。

 

この時に、内ももとおしりに力が入ったら正解です。

 

⑤その状態から、上の足を10回上げ下げする。

 

⑥一連の動作を3セット行う。

 

 

加えて、太ももの筋膜をリリースすると太ももが痩せやすいです。

 

太もも痩せするためのタオルを使った筋膜リリース矯正

 

 

また、筋膜のリリースと同時に股関節の内外旋の動きを矯正する事もおすすめします。

 

 

 
 
 
 
 
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ウォーキング

痩せるためにウォーキング

 

最後におこなう事が、ウォーキングになります。

 

 

ウォーキングをおこなうと、余計に筋肉がつきそうな感じがしますか?

 

 

いえ、これはむくみ防止の為におこないます。

 

 

いままで筋肉の使い方にムラがあり、しっかりと筋肉を使えなかったワケです。

 

 

ですが、歪みを矯正してしっかりと筋肉を使える事により足もとに溜まっていた血液を上に押し戻す事が出来るようになります。

 

 

 

健康に影響のない程度に行いましょう!

 

太ももだけ太い事が気になった時は、次の3つを行って下さい。

 

 

 

  1. 1.過度な体重は減らす
  2. 2.体の歪みは矯正する
  3. 3.なるべく歩きようにする

 

 

 

この順番に行ってみてください。

 

 

長年の悩みだった太ももの太さを解消する事ができます。

 

 

太ももの太さが長年気になっている方は、参考にして下さい。

 

 

【太ももの太さでお悩みの方へ、オススメの記事】

 

 

 

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ぽっこりお腹と骨盤の関係性

ぽっこりお腹の原因は骨盤前傾?後傾?あなたはどっちタイプ?

ぽっこりお腹と骨盤の関係性

 

痩せていてもお腹が出ている方がいます。

 

 

まず原因として考えられるモノの1つに、胃下垂(いかすい)があります。

 

 

胃下垂

 

 

痩せている方に多い上にお腹の脂肪が少ないために、胃がお腹を突き出してしまうのです。

 

 

それ以外の原因としては、骨盤の歪みが考えられます。

 

骨盤右回旋のイメージモデルつき

 

骨盤は前後左右に歪み、更に捻られます。

 

 

なので、歪んだ方向によってお腹の出っ張り方やたるみ方が変わります。

 

 

ですが、以下のパターンのように骨盤の歪むと、お腹への影響が強くなります。

 

 

骨盤前傾と骨盤後傾

 

 

  • ・骨盤前傾(こつばんぜんけい)
  • ・骨盤後傾(こつばんこうけい)

 

 

腰が反りお尻が後ろに突き出された状態を、前傾といいます。

 

 

反対に腰が丸まった状態を、後傾といいます。

 

 

どちらで歪んだ場合も、お腹はぽっこりしてきます。

 

 

ただ、お腹の出る形が変わります。

 

 

どのように骨盤が歪んでいるのかで対処の仕方も変わるので、現在の状態を知っておく事はとても大事です。

 

 

今回は骨盤の歪み方を調べる方法と、その治し方をご紹介いたします。

 

 

お腹が出っ張って困っている方は、参考にして下さい。

 

 

 

ぽっこりお腹を解消するには骨盤の歪みから!?

 

骨盤の画像

 

 

太っている訳ではないんだけど、お腹のぽっこりが治らない。

 

 

ダイエットして3キロ痩せたのに、お腹だけぽっこりしている。

 

 

夏で水着も着るし、なんとかならないかな!?

 

 

これらの悩みの原因には全て、骨盤の歪みが関係しています。

 

 

また、痩せない原因の1つにも骨盤の歪みがあります。

 

 

骨盤とダイエットの関係

体表から見た骨盤と腸の関係

 

骨盤は、内臓を収める役割もあります。

 

 

実際には、内臓が正しい位置に保てない方の場合、内臓が骨盤内へ落ちてしまいます。

 

 

便秘の方は、このようなタイプが多いです。

 

 

腹筋と横隔膜(おうかくまく)は腸を動かす際に、腹筋と一緒に働いて便通を良くする働きがあります。

 

 

横隔膜と腹筋と内臓蠕動

 

そして、骨盤が正しい位置にあると、腹筋と横隔膜はより動きやすくなります。

 

 

なので、骨盤に歪みがなければ腹筋と横隔膜(おうかくまく)が頑張れるので、腸を動かし便秘が解消される事もあります。

 

 

ですが、骨盤が歪むと腹筋が弱くなります。

 

 

また骨盤と一緒に肋骨が歪む事で、横隔膜も動きが悪くなります。

 

 

すると、筋肉で腸や胃を押し出す事が出来なくなるので、便秘が悪化します。

 

 

便秘に悩む

 

 

つまり、痩せづらくなるのです。

 

 

骨盤が歪むから痩せないわけではないのですが、歪みは治しておくべきでしょう。

 

 

 

骨盤の歪みを整えて、ぽっこりお腹を解消しよう!!

 

 

お腹のぽっこりの原因の1つとなる、骨盤の歪み。

 

 

もう少し詳しくなると、次のように歪んだ時に、お腹が出ます。

 

 

  • ・骨盤が前傾している。
  • ・骨盤が後傾している。

 

 

骨盤の前傾というのは、腰が反りやすくなっている状態。

 

骨盤前傾の画像

 

仰向けになった時に腰の骨が床につかない人は、このタイプの可能性が高いです。

 

 

後傾しているのは、腰が真っ直ぐにみえる状態。

 

 

骨盤後傾の画像

 

 

仰向けに寝た時に、腰も骨盤も床についていて腰骨にぶつけたようなアザがある方は、このタイプの可能性が高いです。

 

 

 

骨盤が前傾した場合のぽっこりお腹

骨盤が前傾すると、どんなタイプのぽっこりお腹になるのでしょうか?

 

 

それは、『突き出し型のぽっこりお腹』になります。

 

 

 

【突き出し型のぽっこりお腹の特徴】

骨盤前傾とお腹の突き出し

 

仰向けに寝た時にはお腹は出ていないのに、立ち上がると姿勢のせいでお腹がぽっこり見えてしまう。

 

 

このタイプは骨盤が後傾するように骨盤を矯正することによって、見た目をよくする事ができます。

 

 

 

骨盤が前傾しているか調べる方法

骨盤前傾後傾チェックの仕方

 

骨盤が前傾していた場合。

 

 

その位置的な問題から、太ももの前側が使いやすく太ももの裏側が使いづらい状態にあります。

 

 

その状態の場合。

次の体操を行った時に太ももの前側に力が入りやすくなっています。

 

 

【チェック方法】

1.膝を立てて仰向けに寝る。

 

2.お尻と背骨が床から離れるように、体を持ち上げる。

 

3.お尻を締めるように力をいれる。

 

4.その際の力が入っている部分を確認する。

 

 

骨盤前傾の治し方

ぽっこりお腹の骨盤前傾の矯正法

 

 

先ほどのチェックで太ももの前に力が入ってしまった方は、骨盤が前傾してお腹がぽっこりになっている可能性が高いです。

 

 

なので、次の方法を使って骨盤を矯正して下さい。

 

 

【やり方】

 

1.壁に手をつける。

 

2.腰を軽く丸め、上半身を前側に傾ける。

 

3.つま先に体重をかけて、太ももの裏側に力が入るまで腰をおとす。

 

4.力が入った状態のまま、深呼吸を3回3セット行う。

 

 

骨盤が後傾した場合のぽっこりお腹

骨盤が後傾すると、どんなタイプのぽっこりお腹になるのでしょうか?

 

 

それは、『お腹がたるんだぽっこりお腹』になります。

 

【たるみ型のぽっこりお腹の特徴】

骨盤後傾とたるみお腹

 

お腹の皮下脂肪がたるんで、お腹がぽっこりしてしまう。

 

 

このタイプは、骨盤を前傾になるように矯正をする事。

そして、軽い腹筋体操を行うことで改善可能です。

 

 

 

骨盤が後傾しているか調べる方法

骨盤傾後傾チェックの仕方

 

骨盤が後傾している方は、椅子から立ち上げる時に上半身を前に傾けなければ立ち上がれない事が多いです。

 

 

なので、椅子から真っ直ぐ立ち上げれるかをチェックしましょう。

 

【チェックの方法】

 

1.椅子に腰をかける。

 

2.手を胸の前で組む。

 

3.膝を伸ばしたまま、片脚を上げる。

 

4.上半身が前に倒れないように、立ち上がる。

無理して立ちあがろうと痛めるので、無理やり立たないように注意して下さい。

 

 

 

骨盤後傾の治し方

ぽっこりお腹の骨盤後傾の矯正方法

 

骨盤後傾を治すには、大腰筋(だいようきん)や腸骨筋(ちょうこつきん)などの筋肉を鍛える必要があります。

 

大腰筋と腸骨筋

 

【やり方】

 

1.腰の下に畳んだタオルを置き、仰向けに寝る。

 

2.膝を伸ばした状態で、足を天井に向けて上げる。

 

3.息を吐きながら、足を戻す。

 

4.一連の動作を10回、3セット繰り返す。

 

こちらの動画も参考にしてみてください。

 

 

 

 

二つの骨盤の歪みに共通していえる事!

骨盤は前傾しすぎても、後傾しすぎてもぽっこりお腹になってしまいます。

 

 

骨盤の良い位置というのは、前傾でも後傾でもありません。

またてや、右や左に傾いている骨盤でもありません。

 

 

体の動きに合わせて、骨盤が前にも後ろにも傾く骨盤が良い骨盤とされています。

 

良い骨盤とは動く骨盤である

 

 

しかし、姿勢が悪くなると体の動きに合わせて、骨盤が動かなくなってきてしまいます。

 

 

ダメな骨盤は動かない骨盤である

 

 

結果、骨盤の歪みが固定化されて、ぽっこりお腹は悪化してしまいます。

 

 

なのでぽっこりお腹が気になる方は、骨盤体操をして骨盤が固まらないように対処する必要があるのです。

 

 

 

肋骨を矯正して、更にお腹のたるみを良くしよう!

肋骨締めとぽっこりお腹の関係性の説明

 

 

ぽっこりお腹を治す時、骨盤の歪みと一緒に矯正すると良い部分が肋骨です。

 

 

骨盤が前傾・後傾すると、肋骨の位置が変わってきます。

 

 

更に、肋骨が外側に開いてくると脇腹の筋肉が衰えて腹圧が弱くなりお腹が出てきます。

 

 

そんな歪みを矯正する体操をご紹介いたします!

 

 

くびれを作る矯正体操その2やり方

 

 

こちらの動画も参考に行ってみてください。

 

 

 

 

たるんだお腹に効果的!ちょっと変わった腹筋体操

たるんだお腹を凹ませるために腹筋を行う方も多いと思います。

 

 

普通に脚を固定して上半身を起き上がらせる体操も良いのですが、同じ刺激ばかりを筋肉にいれ続けていると筋肉が刺激になれてしまい効果が薄くなってしまう事があります。

 

 

そんな時におすすめな体操が、筋肉の長さは変えずに片方の腹筋を縮めながら、もう片方の腹筋を伸ばしていく体操です。

 

 

この体操を行うと、毎回違った刺激が腹筋にかかるようになり刺激の慢性化が防げます。

 

 

今回は、バランスボールを使う体操のやり方をご紹介いたします!

 

 

ちょっと変わった腹筋やり方

 

 

 

筋トレでぽっこりお腹を治す方法

 

 

 

おすすめの腹筋筋トレメニュー

動画はそんなぽっこりお腹を治すのに効果的な筋トレメニューです。

 

メニュー:

1.レギュラープルアップ(30秒)

2.休憩(10秒)

3.レギュラーニーレイズ(30秒)

4.休憩(10秒)

5.レギュラープランク(30秒)

 

1分半の短いエクササイズですが、1回1回ゆっくり深く行うとかなり効果的です。

 

難しい場合は15秒エクササイズ->10秒休憩->15秒エクササイズという流れで行ってみてください。

 

筋トレにオススメのアプリ

ぽっこりお腹を治すには継続的に筋トレ/エクササイズを行う必要があります。

 

そんな、継続的に筋トレが出来るフィットネスアプリ『モニトレ』(β版)をリリースしました。(リビジョン監修)

 

モニトレとは?

 

 

設定した筋トレやエクササイズのノルマを達成しながら、周りのモニターズ(監視者)と共に一緒に頑張るフィットネスアプリです。

 

週で設定したノルマを達成出来た場合は”ヤルキモノ”に、出来なれけば、”ナマケモノ”の欄に記載されちゃいます。

 

Step1:週に行うノルマを設定(週に3回エクササイズ/筋トレ)

Step2:好きなエクササイズ動画を見ながら一緒にエクササイズ

Step3:自分のエクササイズした動画をアップロード

Step4:他のみんなの頑張りを評価

 

(他ユーザーにはアップロードしたエクササイズ動画の閲覧は出来ません。)

 

ダウンロードリンク(App Store):
https://apple.co/3izK84n

 

公式サイト:
https://monitore-f4d84.web.app/

 

どうしても怠け癖で筋トレ/エクササイズが続かない方、是非利用してみてください。

 

 

まとめ

 

骨盤前傾後傾のまとめ

 

 

太っていたら、お腹は出てきます。

 

 

ポッコリお腹

 

ですが、瘦せていてもお腹は出てきます。

 

 

痩せていてお腹が出てる場合。

その原因は骨盤の歪みにある事が多いです。

 

 

そんな痩せていも出てしまうぽっこりお腹の撃退法で一番手っ取り早いのは、骨盤の位置を治す事。

 

 

その時のポイントは、骨盤がどのように歪んでいるのかを知る事です。

 

 

ブリッジや椅子から立ち上がる時にどの筋肉に力がはいるかで、大まかな歪みを判断することが出来ます。

 

 

骨盤を治しておけば腰痛が楽になりますし、見た目も良くなるので治しておいて損はないです。

 

 

最近、お腹がなるんできたな~と感じられる方は、参考にしてみてください。

 

 

【お腹の出っ張りでお悩みの方へ、リビジョンおすすめ記事】

 

 

 

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お尻を小さくする骨盤矯正

お尻を小さくする為に骨盤矯正は有効か検証してみた

お尻を小さくする骨盤矯正

 

 

年をとるに従って、年々お尻の形は変わっていきます。

 

 

垂れる場合もありますし、大きくなる場合もあります。

 

 

サイズの大きいお尻が好まれる場合もありますが、『プリィ』とした小さいお尻も素敵です。

 

 

お尻を小さくするには、次の方法があります。

 

 

  • ・ダイエット
  • ・エクササイズ
  • ・ウォーキング
  • ・骨格矯正

 

この中で最も重要なものは何かと尋ねられたら、『ダイエット』と答えます。

 

 

ダイエットを行ってお尻が小さくならないという方は、ほぼいないからです。

 

 

では、次に必要なものは何かと聞かれたら、『骨格矯正』です。

 

 

エクササイズもウォーキングも、筋肉を鍛えて小尻にする方法です。

 

ですが、骨の位置が悪いと鍛えたい目的の筋肉が鍛えられない場合もあるからです。

 

 

今回は、なぜ小尻にするために骨盤矯正が必要なのかについて、学んでいきます。

 

 

お尻の形やサイズでお悩みの方は、参考にして下さい。

 

 

 

お尻を小さくする為に骨盤矯正は必要か?

 

日本人の女性が憧れる体型の一つに、小尻があります。

 

 

  • ・パンツを履く際に、お尻が引っ掛かってしまう。
  • ・細いところを通る際に、お尻がぶつかってしまう。

 

 

大尻が嫌われる理由は色々ありますが、女の子で小尻に憧れる方は多いです。

 

 

余談ですが、黒人さんなんかは大きいお尻の女性が好きな方が多いようです。

 

 

日本人の方でもお尻がパンと張ったメリハリボディに憧れる方もいらっしゃると思いますが、それでも、小尻人気は高いです。

 

 

自分でお尻を小さくするためには、ダイエットを行う事をオススメします。

 

 

お尻は脂肪が多い部分になるので、体重が減ればお尻のサイズも落ちてきます。

 

 

ただ、体重を落としただけでは形の良いお尻にはなりません。

 

 

適度にお尻の筋肉が発達するからこそ、形の良い小さなお尻になるのです。

 

 

そのためには、エクササイズが必要です。

ジムに通った場合は、スクワットなどのエクササイズを指導させる事も多いです。

 

 

スクワットはとても良いエクササイズの1つです。

 

 

ですが、骨盤が歪んでいるとお尻のエクササイズにならずに、太ももにばかり負荷をかけるエクササイズになってしまいます。

 

 

結果、お尻は小さくならずに太ももだけ大きくなってしまいます。

 

 

そんな状況を防ぐために、骨盤矯正が必要になるのです。

 

 

 

骨盤矯正で小尻になるメカニズム!

 

小尻にするために骨盤矯正は必要か。

 

 

結論から言えば、『必要』です。

 

 

その理由がこちら。

 

 

 

  • ・お尻の筋肉が使いやすくなる。
  • ・歩き方が変わる

 

 

 

筋肉が使いやすくなる事で、エクササイズが効果的に行えるようになります。

また、お尻の筋肉は歩き方が変わると、形が変わります。

 

 

 

おしりを小さくする歩き方と骨盤の位置関係

 

歩いている時に脚に対して骨盤がどのような位置にあるかで、お尻周りの筋肉の使い方が変わります。

 

 

例えば足を一歩前に出し、体重が前方にかかると股関節は内旋します。

 

 

ですが体重がしっかりかかっていないと、股関節は外旋してしまいます。

 

 

この股関節の位置が重要です。

 

 

お尻の筋肉には、次の3つの筋肉のバランスが重要です。

 

 

  1. 1、大臀筋
  2. 2、中臀筋
  3. 3、小臀筋

 

 

それぞれの働きが、次のようになります。

 

 

 

大殿筋(だいでんきん)【お尻を持ち上げる筋肉】

 

大殿筋は脚に体重がかかった時に、股関節を安定させて体が必要以上に前へ倒れないように支えています。

 

 

また、股関節を外側に捻ります。(外旋)

 

 

この筋肉が過剰についてしまうと、筋肉太りした大尻になってしまいます。

 

 

その場合、骨盤矯正は有効はお尻を小さくする為の施術として効果的に働きます。

 

 

例えば、前足に体重をかけた際過度に体重を前方にかけすぎる方がいるとします。

 

 

そうすると股関節は必要以上に内側に捻れてきます。(内旋)

 

 

この状態は股関節の柔軟性がなくなった状態です。

 

 

反対側の脚を一歩出す際に骨盤が捻られなくなってしまい、びっこを引いたような歩き方になってしまいます。

 

 

この状態を続けると、大殿筋が衰えます。

 

 

筋肉が無くなって一時的には小尻になるのですが、骨盤が歪んでしまうため長期的にみるとお尻が垂れ形は悪くなります。

 

 

ただし、使いすぎも問題です。

 

 

股関節を外側に捻る股関節外旋筋群が、過剰に張ってきます。

 

 

  • ・大殿筋(だいでんきん)
  • ・梨状筋(りじょうきん)
  • ・大腿方形筋(だいたいほうけいきん)
  • ・上双子筋(じょうそうしきん)
  • ・下双子筋(かそうしきん)

 

 

筋肉は過度に使いすぎると大きくなるので、筋肉太りした大尻になってしまいます。

 

 

なので、骨盤矯正でこの部分を直したい場合、股関節の外旋制限がないか調べて直していくわけです。

 

 

ですが、骨盤を矯正するといっても様々な歪み方があります。

 

 

  • ・片側だけ動きに制限がある場合。
  • ・両方とも制限がある場合
  • ・動き制限はないのに体重がかからない場合

 

 

大殿筋の矯正には骨盤は必要です。

 

 

 

あとは歩き方の癖の矯正も行います。

 

すると股関節が過度に内旋しなくなるので、筋肉に緩みがでて小尻になってくる訳です。

 

 

ただ、実際は股関節の曲げ伸ばしの関係性や骨盤が左右に逃げて歩くなどの癖を同時にもっている方も多いので、骨盤だけの矯正で治る方は少ないです。

 

 

 

中臀筋(ちゅうでんきん)【お尻の外張りに関係】

中殿筋はお尻の外側についている筋肉です。

 

 

主な働きが以下のようになります。

 

 

  • ・股関節を外側に開く
  • ・歩行の際、反対側の骨盤を持ち上げる
  • ・股関節を内旋させる
  • ・股関節を外旋させる

 

 

 

 

この筋肉は非常に役立つ筋肉であり、厄介な筋肉でもあります。

 

 

それが、『股関節を内側にも外側にも捻じってしまう』といった点です。

 

 

例を一つ紹介します。

 

 

次のポイントをチェックして下さい。

 

 

  • ・歩いている時に体重をかけた足とは反対の骨盤が、過度に上に持ち上がっているか。
  • ・大転子というももの外側の出っ張りの骨が外側に張り出して歩いていないか。

 

 

 

このような場合は、中殿筋に余分な力が入っている場合が多いです。

 

 

こういった場合。

中電筋がリラックスできるような位置に骨盤を矯正する事で、改善可能で力を抜く事ができます。

 

 

ちなみにO脚の方の場合。

脚のラインが外側に張り出すため、お尻の外側が大きくて気になるという事が多いです。

 

 

そして、大腿筋膜張筋といった筋肉も影響してきます。

 

 

ももの外張りが気になる方は同じく、骨盤が外側に動きすぎないようにする事で美しくなれます。

 

 

こんな体操がおすすめです。

 

 

骨盤と殿筋の矯正体操やり方

 

 

お尻が一回り大きくなったときの矯正体操やり方

 

 

股関節を動かして骨盤底筋を活性化する矯正やり方

 

 

お尻を小さくするには骨盤矯正とその他には?

 

お尻を小さくするには骨盤矯正は、オススメの整体法になります。

 

 

しかし、実は他にもまだ必要な事があります。

 

 

それがこちら。

 

 

  1. 1、お尻エクササイズ
  2. 2、足首矯正

 

 

 

実は、骨盤矯正だけでお尻を小さくさせるよりも、お尻周りのエクササイズや足首の矯正を同時に行ったほうが、お尻は小さくなるのです。

 

 

小尻になるのは大変です。

 

 

しかし、骨盤の歪みや股関節を動きやすくする事でお尻の形を変えられる可能性はすごく高いです。

 

 

憧れの小尻目指してがんばりましょう。

 

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