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辛い腰痛改善法!すぐにできる【腹筋トレーニング】

最近、腰痛がひどい。。

 

 

寒くなると、腰が重ダルい。

 

 

そんな、辛い腰痛で悩んでいる方へ!

 

 

今回は、【腰痛改善!】簡単!腹筋トレーニングの2分の動画を、紹介させていただきます!

 

まずは、腰痛の原因を、簡単に説明させていただきます!

 

 

腰痛とは

腰痛

 

まず、腰痛とは、腰部に起こる痛みや、違和感の総称です!

 

 

 

腰痛の起こる原因として、考えられるものが、様々あります!

 

 

 

また、東洋医学と西洋医学では、腰痛の原因の考え方が異なります!

 

 

 

まずは、腰痛の一般的な考え方から、紹介させていただきます!

 

 

腰痛の原因【西洋医学の考え方】

薬

腰がいきなり痛み始めた場合には、ぎっくり腰や椎間板ヘルニアなどが、考えられますが、鈍い痛みが続いたり、重苦しい痛みがある場合には、ほとんど腰痛症と考えます。

 

 

多い原因としては、デスクワークがなどで姿勢が悪くなっていたり、同じ姿勢を続けることで、血行が悪くなり、筋肉に栄養がいかなくなってしまいます。

 

 

そうなると、腰の周りの筋肉がこわばり、痛みが起きてしまうのです!

 

 

また、女性の場合は、月経時痛や子宮筋腫、子宮内膜症などの婦人科疾患のでも起こります。ストレスなどの心因性なものから起こる腰痛もあるので、様々な要因が、組み合わさり起きている事が、多いのです!

 

次に、東洋医学の考え方を説明いたします。

 

 

腰痛の原因【東洋医学の考え方】

内臓 ブログ

東洋医学では、体の中を巡っている気・血の状態や、五臓六腑という内臓の状態から、原因を考えていきます。

 

 

まず、【腰】と関係が深い臓器として、【腎】があります!

 

 

【腎】という臓器が、何らかの影響で、機能の低下が起こると、腰に症状が出やすいと、言われています。

 

 

1番多く考えられる病態として、【腎虚(じんきょ)】というものがあります!

 

 

では、簡単に【腎虚(じんきょ)】という状態の説明をさせていただきます!

 

 

腰痛が起こる原因【腎虚について】

不眠イラスト

 

 

まず、腎虚という状態は、腎の作用の低下が、起こっていることを言います!

 

 

東洋医学からみた【腎】の作用として、以下のものがあげられます!

 

 

(1)運動など、体の全てに必要なエネルギーを貯めています。

 

腎は、精(せい)というエネルギーを、貯める作用があります!精は、体の成長・発育をつかさどっている大事なエネルギーです!

 

このエネルギーは、月経や生殖に、関わります!なので、不妊症や月経不順が起きている場合には、腎の機能低下が起きている場合があります!

 

 

(2)腎は【骨】をつかさどる。

 

腎は、【骨】を司る作用があり、成長と深く関係しています!

 

腎の機能低下が起こると、足腰に痛みが出る場合もあります!

 

腎の機能は、全身の様々な作用と、関わっているため、機能の低下が起こると、全身に悪影響が、起きてしまいます!

 

腎虚症になりやすい方と、そうでない方がいます!腎虚症になりやすい方は、元々虚弱体質の方や、働きすぎなどで、疲れがたまっている方などです!

 

腎虚症の症状として、以下のものがあげられます!

 

  • ・足腰がダル重い
  • ・動悸・息切れ
  • ・耳鳴り・難聴
  • ・四肢の冷え
  • ・呼吸が浅い
  • ・不妊症

 

 

腰痛だけでなく、全身に様々な症状が出る場合があるので、早めの治療・予防が必要になります!

 

 

 

東洋医学では、腎虚症が原因で起きている腰痛に、ツボを使用して、治療を行います!

 

セルフケアとして行えるツボ押しが、とてもおすすめなので、紹介させていただきます!

 

 

自分でできる!【腰痛】のセルフケア

代謝 ブログ

 

まずは、有効なツボを5つ紹介させていただきます!

 

腰痛に効く!即効性のあるツボ5選!

 

(1)腎兪(じんゆ)

 

腰痛 腎兪

 

腎兪は、腰の一番くびれているラインで、背骨から指2本分外側にあるツボです!弱っている腎の機能を高める作用があります!

 

(2)腰腿点(ようたいてん)

 

腰腿点

 

手の甲にあるツボですが、すべてのタイプの腰痛に効く万能なツボです!深呼吸とあわせてツボ押しを行ってください!

 

(3)復溜(ふくりゅう)

復溜

 

足の内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみにあるツボです!復溜も腎に直接作用するツボなので、腎の機能が高まります!

 

(4)気海(きかい)

 

腰痛 気海

腎虚症になると、全身に気が、不足している状態となります!なので気海を使い、気を増やして、循環を改善させます!

 

(5)血海(けっかい)

 

生理痛血海

 

腰の周りの筋肉の血液循環が、悪くなっているので、血海を使用して、血行を改善させます!

 

 

以上の5つのツボ押しは、とても有効で、即効性があるので、ぜひ試してみてください!

 

また、他に簡単なセルフケアとして、腰痛のトレーニングがあるので、紹介させていただきます!

 

辛い腰痛改善!腰痛トレーニング!

 

①呼吸に合わせて腹筋を鍛えるトレーニング

腹筋

まず、仰向けで手を体の横に置き膝を曲げます!足は、肩幅に開いた状態になります。

 

その状態で深呼吸をします。

 

 

鼻から息を吸い、口から吐きます。口から吐くときに、お腹をへこませるように力をいれます。

 

 

息を吐ききったら3秒間キープします!この体操を10回繰り返します。

 

 

②インナーマッスルを鍛える体操(応用編)

佐野先生

先程と同様、仰向けで寝ます!足を肩幅くらいに広げ、膝を曲げます。

 

その状態で深呼吸をします。

 

鼻から息を吸い、口から吐きます。息を吐きながらおへそをのぞき込むように頭を持ち上げます。

 

この時、お腹に力が入っている事を感じてください。この状態を3秒間キープします。

 

この体操も10回行ってください!

 

動画はこちら!

 

 

 

ただ、仰向けになって上半身を曲げる腹筋を行うと腰が痛くなってしまう方のいらっしゃいます。

 

 

これは、腹圧といって上半身が過度に曲がらないように調節する圧が足りない為におこる症状です。

 

 

そんな方は、こちらの体操から行ってみてください。

 

 

膝浮きの矯正体操やり方

 

 

また、長く座っていると腰が痛くなる方はこちらの体操がおすすめです。

 

 

座って出来る腰の矯正体操やり方

 

 

まとめ

まとめ 画像

 

腰痛となる原因は、本当に様々ありますが、どの場合でも早めの治療・予防がとても大事になります!

 

 

痛みが強く、気になる場合には一度、医療機関で診てもらう事も大事です!

 

 

また、今回紹介させていただいた、ツボ押しと腹筋トレーニングは、どちらも簡単にできるものなので、とてもおすすめです!

 

 

ぜひ、参考にしていただき、腰痛を解消してください!

 

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腰痛

腰痛で悩んでいる方必見【あなたに合ったツボ教えます!】

腰痛

 

 

 

 

朝起きて感じる腰のだるさや重み

 

 

 

仕事中などに感じる腰痛

 

 

 

物を取る時の腰の痛み

 

 

 

など

 

 

 

さまざまな場面で腰の重ダルさ・痛みを感じる方が多いと思います。

 

 

 

そんな方へ

 

 

 

 

腰痛の原因【西洋医学からみた腰痛・東洋医学からみた腰痛】や治療法・自分に合ったツボ・正しいツボ押しについて紹介させていただきます。

 

 

 

腰痛とは

 

腰痛画像

 

腰痛とは、腰部に感じる痛みの総称です。

 

 

 

原因として、多く考えられるのは、腹筋と背筋のバランスの悪さによるものです。

 

 

 

どちらも、体を支えている大事な筋肉です。

 

 

 

どちらか一方の筋肉が弱まることで、腰に負担がかかり、痛みが出てしまいます。

 

 

 

また、病気が原因で痛みが出てている場合があるので、そちらも説明させていただきます。

 

 

 

腰痛の原因【西洋医学の考え方】

 

 

 

腰痛と関わる疾患として、以下のものがあげられます。

 

 

 

 

  • ・腰椎椎間板ヘルニア
  • ・椎間関節性腰痛
  • ・筋筋膜性腰痛
  • ・脊柱管狭窄症
  • ・変形性脊椎症
  • ・慢性関節リウマチ
  • ・脊椎外傷
  • ・腰椎分離・すべり症
  • ・がん(転移によるもの)
  • ・側弯症
  • ・長時間の同じ姿勢
  • ・尿路結石
  • ・腎盂腎炎

 

 

など、内臓の疾患からくる腰痛や、がんなどの緊急を要する腰痛があります。

 

 

 

腰痛を気になり始めたら一度、病院で他の病気から影響されているものか、検査する事も大事です。

 

 

 

西洋医学の疾患が原因となっている腰痛にも、東洋医学のツボを使い改善させる事が出来ます。

 

 

 

では次に東洋医学からみた腰痛について説明させていただきます。

 

 

 

腰痛の原因【東洋医学の考え方】

 

 

西洋医学と東洋医学の考え方は異なります。

 

 

 

西洋医学では、腰痛の原因を筋肉・神経・骨などの影響からかんがえますが、東洋医学では、原因を気・血の状態から考えます。

 

 

 

例えば、西洋医学では、先ほど上記にあげた疾患により、神経などが圧迫されて、腰に負担がかかり、痛みが出ると考えますが、東洋医学では、気の流れが悪いことで、腰回りの筋肉に栄養が行かず、痛みが出ていると考えます。

 

 

では、東洋医学について、説明させていただきます。

 

 

 

東洋医学からみた腰痛の原因として、多くは以下の3つに分けられます。

 

 

  • ・寒湿証
  • ・気滞血瘀証
  • ・腎虚証

 

 

まずは、寒湿証から説明させていただきます。

 

【1】寒湿証(かんしつしょう)について

 

 

 

寒湿症とは、疲れている時などに、強い寒さの刺激受けることで発症します。

 

 

 

雨の日や寒い日に痛みが強くなるタイプの腰痛です。

 

 

寒湿証の症状として、以下のものがあげられます。

 

  • ・寒い日に痛みが強くなる
  • ・温めると楽になる
  • ・腰を曲げたり、長く座っていると痛む
  • ・腰がだるく冷えている
  • ・息切れ
  • ・疲れ
  • ・めまい
  • ・頭痛などの腰痛以外の症状も伴う

 

 

この腰痛は、寒邪・湿邪の悪い邪が体の中に入り、気・血液の流れを滞らせている事が原因となっています。

 

 

 

寒湿証では、体を温め寒邪・湿邪を取り去り、滞っている気・血・経絡の流れを改善させ、腰回りの筋肉に栄養を巡らせる治療をします。

 

 

 

治療のため使用するツボを紹介させていただきます。

 

 

【有効なツボ】

 

腰痛 腎兪

 

 

腰痛 太衝

 

 

・太衝(たいしょう)‥体の中の湿を取り去り、循環を改善させます。

 

 

 

・豊隆(ほうりゅう)‥同様の理由で使用します。

 

 

 

・三陰交(さんいんこう)‥気・血・経絡の流れを改善させます。

 

 

 

 

・腎兪(じんゆ)‥腰痛の特効穴となり、どのタイプの腰痛にも有効です。

 

 

 

【2】気滞血瘀証(きたいけつおしょう)について

 

 

 

 

気滞血瘀証とは、外から悪い邪がはいってきたり、怒りなどの感情が内臓を傷付け、気の働き・気の流れが悪くなっている状態です。

 

 

 

気は、血を全身へ巡らせる作用があります。

 

 

 

 

なので、気滞により、気の流れが悪くなることで血液の流れも悪くなり、全身を巡っている血液が汚れてしまっている状態です。

 

 

 

気滞血瘀証の症状として、以下のものがあげられます。

 

 

 

  • ・腰を曲げたり、動かすことで痛みが強くなる。
  • ・脇胸部や胸が張り、痛みがある。
  • ・刺すような痛みを感じる
  • ・怒ったりすることで、痛みが強くなる
  • ・顔色が悪い(唇や爪も青紫色になる)

 

 

気滞血瘀症の治療も、同様にツボや経絡を使用し、滞っている気の流れをスムーズにします。

 

 

 

 

気の流れが改善されると、血液もスムーズに流れるようになり、汚れている血液がどんどん良い状態になります。

 

 

【有効なツボ】

 

腰腿点

 

腰痛 膈兪

 

 

・腰腿点(ようたいてん)‥すべての腰痛に効果的です。

 

 

・太衝(たいしょう)‥肝臓の機能を高めることで、気・血の循環を改善させます。

 

 

 

・期門(きもん)‥同様で、肝臓の機能を高めます。

 

 

 

・血海(けっかい)‥血が集まっているツボになるので、血液の滞りを改善させます。

 

 

 

・膈兪(かくゆ)‥血液の状態が悪い時の特効穴となるので使用します。

 

 

 

 

 

【3】腎虚証(じんきょしょう)について

 

 

 

腎虚症とは、腎臓の気が不足し、機能が低下している状態です。

 

 

 

働きすぎ・睡眠不足などで、疲れが溜まっている方になりやすいと言われています。

 

 

 

腎臓はもともと、腰と関係が深いと言われています。なので、腎臓の機能の低下が腰に負担をかけます。

 

 

 

腎虚症の症状として、以下のものがあげられます。

 

 

  • ・腰を動かすと痛みが強くなる
  • ・疲れている時や長く座っている時などに痛む
  • ・不眠
  • ・体のだるさ
  • ・物忘れ
  • ・耳鳴り
  • ・めまいなどの症状を伴う

 

 

 

腎虚症は、腎臓に気を集めて、低下している機能を正常に戻す(高める)治療をします。

 

 

 

また、気・血が不足している事で、筋肉に栄養が届かず、痛みを引き起こしているので、気・血を増やします!

 

 

 

【有効なツボ】

 

腰痛 気海

 

腰痛 血海

 

 

 

・気海(きかい)‥不足している気を増やします。

 

 

・血海(けっかい)‥血液を増やし循環を改善させます。

 

 

・腎兪(じんゆ)‥腎臓の機能を高めます。また腰痛の特効穴なので使用します。

 

 

・太谿(たいけい)‥腎臓の機能を高めるために使用します

 

 

ツボ押しだけで治らない方へ、簡単に出来る腰の体操

ツボ押しを行うと腰の痛みが軽くなるのですが、それに加えて腰の体操を加えると、更に痛みが和らぎます。

 

こちらの体操をお試しください。

 

 

腰痛予防のためのセルフ牽引矯正法やり方

 

 

また、お尻の筋肉が固くなると坐骨神経痛などの原因にもなります。

 

 

そんな時は、こちらのリリース法をお試しください。

 

 

固くなったお尻をリリース矯正法やり方

 

 

まとめ

 

 

 

腰痛は、西洋医学の観点からも、東洋医学の観点からも様々な原因が、考えられます。

 

 

 

西洋医学の治療では治らなかったものが、東洋医学の治療で治る場合もあります。

 

 

 

 

根本の問題を治さないと、痛みが繰り返し出てきてしまう事があります。

 

 

 

 

「いつも痛いから‥」、「気にしなければ大丈夫」と我慢せずに、医療機関に相談することが大事です。

 

 

 

また、鍼治療では、腰痛に電気を流して治す場合もあります。

 

 

 

自分の腰痛のタイプを見つけ、自分に合った治療していく事が必要です。

 

 

 

 

自分の体を見つめ直して、健康な体を作りましょう!!

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恥骨が出ている事による恐怖

恥骨が出てる骨盤を放っておく事による4つの恐怖

恥骨が出ている事による恐怖

恥骨が出てると感じた方の訴える事。

  • ・「恥ずかしい」
  • ・「痛い」
  • ・「骨が出てて大丈夫なのか不安」

どこの骨が出てても嫌なものですが、恥骨は場所が場所だけに、他の方に相談しづらいです。

「恥骨が出たままで大丈夫なのか不安だけれども、そのまま放っておいている」という方も多いです。

出来れば誰にも知られず治したい。

そう思う方も少なくないはず。

恥骨が出てる骨盤を放っておくと、次の経過をたどる事が多いです。

  • ・恥骨の出っ張りが戻らなくなる。
  • ・お腹に力をいれると痛みが出てくる。
  • ・他の骨まで出てくる。
  • ・お腹がたるむ。

そんな症状は、避けていきたいものです。

そんな方の為に、自分で恥骨を引っ込める方法をご紹介させて頂きます。

是非試してみて下さい。

何故恥骨が出てくるの?

簡単に説明すると、骨盤が歪むからです。

骨盤右回旋のイメージモデルつき

骨盤の構造から、その理由を考えてみましょう。

骨盤は4つの骨で構成されています。

寛骨仙骨恥骨坐骨

【骨盤を構成する4つの骨】

  • ・腸骨
  • ・坐骨
  • ・恥骨
  • ・仙骨

そして、この4つの骨を繋げている関節が、2つあります。

仙腸関節恥骨結合図示

【骨盤を繋ぐ関節】

  • ・仙腸関節
  • ・恥骨結合

仙腸関節は、仙骨の両側にあり腸骨と仙骨を繋げています。

もう1つの関節である恥骨結合は、両方の恥骨をくっ付けています。

それに加えて、筋肉や靭帯によって関節が補強され、1つの骨盤をつくっています。

ここに、次のような事がおこってくると、骨盤が歪んできます。

骨盤が歪む原因の例

【骨盤が歪む主な原因】

  • ・脚を組む癖や、いつも同じ側に体重をかけて立つ癖。
  • ・体を片側だけ捻るスポーツや、幼い頃から続けている運動。
  • ・骨折や捻挫などの怪我。
  • ・出産。

これらは、骨盤に無理な負荷をかけ、骨盤が捻れてくる原因となります。

骨盤が捻られて傾き更に開くと恥骨部分に力学的にストレスがかかります。

そして恥骨結合がゆるんでしまうと、恥骨が出てきます。

骨盤が広がると恥骨にストレスがかかる

怪我や出産などは避けられない事ですが、脚を組むなどの癖は、注意すれば直せるものです。

恥骨が出てきたなと感じる方は、やらないように注意して下さい。

恥骨が出てる骨盤を治さないと、4つの恐怖があなたを襲います。

その恐怖とは、この4つ。

  • ・恥骨の出っ張りが戻らなくなる。
  • ・お腹に力をいれると痛みが出てくる。
  • ・他の骨(尾骨や仙骨)まで出てくる。
  • ・お腹がたるむ。

恥骨が出てるだけでも気になるのに、弱り目に祟(たた)り目です。

しかし、骨盤の歪みを治せば、恥骨の出っ張りを引っ込める事も可能です。

ただ、恥骨は場所が場所なので、人に触られるにはちょっと、、。

という方は、今回ご紹介する矯正体操を行って下さい。

恥骨を引っ込めようとせず、閉鎖孔を調節する意識を持とう。

閉鎖孔図示

恥骨を引っ込める矯正体操なのですが、基本的には通常の骨盤体操と変わりません。

何が変わるのかといいますと、閉鎖孔という骨盤の穴の位置を、しっかり治す必要があるという事です。

何故なら、この穴の前に恥骨があり、この穴の位置がどうなっているかで、恥骨が出るかでないかという事が決まるからです。

順を追って、その仕組みを考えていきます。

閉鎖孔って何?

上から見た閉鎖孔

まず、この穴の中には、閉鎖筋という筋肉がついています。

内閉鎖筋図示

この閉鎖筋は、内閉鎖筋と外閉鎖筋に分かれていて、閉鎖孔の位置を調節しています。

そして画像では直線に見えますが、内閉鎖筋の骨へのくっ付き方には特徴があり、骨盤の内側から骨盤の後ろを通り、太ももの骨までくっ付いているのです。

さらに特徴的な事では、骨盤が歪みが悪化してくると、左側の内閉鎖筋が右に比べて短くなり、比較的真っ直ぐになる為、筋肉に力が入らなくなって、歪みが固定化してきてしまうのです。

また、右の内閉鎖筋も骨盤が違う歪み方をするのですが、結果的には筋肉に力が入らなくなってしまうのです。

要は、恥骨が出てきやすくなるという事です。

なので、骨盤の位置を治して、閉鎖筋の正常な働きと取り戻すと良いです。

そうする事によって、骨盤が締まり恥骨にかかるストレスが無くなるため、恥骨の出っ張りが気にならなくなってきます。

骨盤が締まり恥骨にかかる負担が減る

恥骨をへこます、骨盤矯正体操の方法3選。

仰向けで膝を曲げて寝る女性

恥骨を治すには、次の手順を踏んでいってください。

  1. 1.右の骨盤の位置を矯正する。
  2. 2.左の骨盤の位置を正す。
  3. 3.骨盤が左右に動くように調節する。

各関節の位置を治してから、骨盤がしっかり動くように矯正する。

この順番が恥骨を治す最も良い骨盤矯正の手順になります。

では、骨盤の位置から矯正していきましょう。

骨盤位置矯正体操

骨盤は前傾、後傾。

前方回旋、後方回旋。

内旋、外旋。

実に様々な方向へ動く部分です。

では、やってみましょう。

【やり方】

1.仰向けに寝て、膝と股関節を軽く曲げる。

2.膝の間にクッションを挟む。

3.左の踵で床を押して、右の膝を伸ばす。

4.深呼吸を行いながら、一連の動作を3回繰り返す。

左の骨盤を治そう。

続いて、左の捻りを治していきましょう。

次の手順で行って下さい。

【やり方】

1.右を下にして横向きに寝る。

2.股関節と膝を90度に曲げ、足の裏を壁につける。

3.膝と足の間にタオルやクッションを置いて、軽い内股になるように調節を行う。

4.足の裏を壁につけたまま位置がずれないよいに注意しながら、左の膝を手前に引く。

5.深呼吸を行いながら、左の内ももに力がはいるように調節しながら、左の膝でタオルを引きながら押す。

6.一連の動作を3回、3セット繰り返す。

2つの体操を続けた後に

左右の骨盤の位置を矯正する体操を2つご紹介しました。

恥骨の出っ張りが気になる方は、まず2週間から1か月は毎日、体操を続けて下さい。

一度歪んだ骨盤は歪んだ位置で固定化されやすい為、多少エクササイズを行っただけではすぐに元に戻ってしまうからです。

体操を持続していただければ、その効果を実感出来るはずです。

そして、骨盤の歪みが治ったら、次に行う事は『骨盤がしっかり動くようにする体操』です。

何故骨盤を動かす必要があるの?

骨盤の役割の1つに、『歩く際の体重移動をスムースにする』というものがあります。

相関性歩行のモデル

足が右、左とバランスをとりながら歩くように、骨盤も左右に捻られながら歩いていくのです。

どちらかの骨盤が動かなくなってしまうと、骨盤の歪みが再発し、恥骨がゆるみ出てきてしまうのです。

そんな事態を防ぐ為に、次の体操を行って下さい。

【やり方】

1.仰向けに寝て、膝と股関節を90度に曲げた状態になり、足の裏を壁につける。

2.膝の間にクッションなどを挟む。

3.足が壁からずれないように注意しながら、腰を床から離す。

4.その状態を維持し、左足を壁から離して膝を伸ばす。

5.同時に右腕を前に伸ばす。

6.反対側も同様に行う。

直接恥骨を矯正する方法

骨盤の歪みを矯正して恥骨の出っ張りを治す体操をご紹介しましたが、この体操だけでは治らない方もいらっしゃいます。

そんな方は、直接恥骨にアプローチしてあげると治る事が多いです。

次の方法を行ってみて下さい。

恥骨周りの筋肉のストレッチ

仰向けで内転筋と殿筋のトレーニング

お尻や内ももの筋肉のストレッチを行って、恥骨を矯正しやすくします。

【やり方】

1.5~10センチ程度の台の上に両足を乗せる。

2.膝を立て、片方の足首をもう片方の膝の乗せる。

3.上げた足とは反対側の手で膝を押す

4.同様に押された膝で手を押し返す。

5.内ももやお尻に力が入っている事を確認して、深呼吸を3回行う。

6.反対側も同様に行う。

7.一連の体操を3回3セット行う。

セルフ恥骨矯正法

セルフ恥骨矯正の画像

恥骨を直接押し込む矯正方法です。

【やり方】

1.仰向けに寝て、5~10センチの台の上に両足を乗せる。

2.膝を立てて、お尻の骨を浮かせる。

3.両踵を手前に引き、太ももの後ろ側に力が入っている事を感じる。

4.恥骨部分に手を添える。

5.深呼吸を行う。

6.息を吐く際に、恥骨に添えた両手をおへその方向に引き上げる。

7.息を吐く度に両手を引き上げ、3回同じ手順を繰り返す。

女性セラピストによる恥骨矯正も承っております

女性セラピストによる恥骨矯正の施術風景

※現在女性スタッフ不在の為女性スタッフの施術は行っておりません

体操を行っても、なかなか恥骨の出っ張りが治らない方。

デリケートな部分の矯正になるので、出来れば女性のセラピストに行ってもらいたいところです。

骨盤矯正に加えて、恥骨の捻じりを治すように矯正を行う事で、恥骨を引っ込める体操も効果的に行えるようになります。

ご興味のある方は、ご相談下さい。

恥骨が出てるなんて、どこで診て貰えばいいか分からない。

疑問を持つ女性

歪みの度合いがそれほど進んでいないなら、今回の体操を根気よく続けて頂ければ、恥骨の出っ張りも気にならなくなるでしょう。

しかし、歪みが強い場合は、整体師の手を借りなければならないかも知れません。

リビジョン院長によるボディ矯正

ただ、恥骨を出っ張りを意識して治せる整体師は少ないですし、場所が場所だけに言いづらい方もいらっしゃると思います。

そんな時は、肋骨の体操を併用すると、矯正力が強くなります。

骨盤の歪みが強い方は、肋骨の歪みも同時に起こしている方が多く、肋骨まで歪んでいると難治な例も多いです

恥骨と肋骨なんて一見関係なさそうですが、体操を行っても尚、恥骨が気になる方は、『肋骨が片方だけ出てる?それって自分でも矯正できますよ!』を参考に、肋骨の歪みも矯正してみて下さい。

これらの矯正体操を行って、恥骨の出てる骨盤が引き起こす4つの恐怖を拭い去りましょう。

【骨盤について詳しく知りたい方へおすすめの記事】

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仙骨が出てると思ったら

仙骨が出てると思った時にはこのセルフ整体法で押し込め!

仙骨が出てると思ったら

 

仰向けに寝てると、お尻が痛くなる。

長い間座っていられない。

触ってみると仙骨が出てる感じがする。

 

このような症状で、悩まれた事はありませんか?

 

その原因は、仙骨が出てる事にあるかも知れません。

 

仙骨ってどこ?

という方もいらっしゃると思います。

 

しかし、仙骨は骨盤を語る上では欠かす事の出来ない、大事な骨になります。

 

ご自身の仙骨が出てるかチェックして、仙骨の出っ張りをご自身で整体してみましょう。

 

 

仙骨が出てるってどういう事?

 

仙骨が出てるって何

 

仙骨とは腸骨という骨に挟まれた骨で、骨盤の中心にある骨の事を言います。

 

理想な位置としては、両方の腸骨の真ん中にある事。

 

しかし、大殿筋というお尻の筋肉が弱ったり、上手く使えなくなると真っすぐの位置を保てなくなり、仙骨が出ます。

 

 

臀筋群図示

 

 

もう少し詳しく説明すると、仙骨は姿勢の変化に伴い、軽度前屈、後屈します。

 

 

仙骨のうなづきと起き上がりのイメージ

 

 

その位置で固定できていれば良いのですが、骨盤の歪み、大殿筋の筋力低下が生じると、姿勢の変化に伴って動くはずの仙骨が過度に動いたり、反対に動かなくなってしまうのです。

 

これが仙骨が出てる原因の1つになります。

 

仙骨が出てると、腰痛の原因になる他、お尻の垂れ、足のむくみなど様々な症状を引き起こしてしまいます。

 

自分の仙骨がずれて出てるのかを、チェックしてみましょう。

 

 

仙骨が出てるかチェックしてみよう。

 

歪みのチェック

 

色々な方法がありますが、一番簡単な方法が筋力の検査をしてみる事です。

 

先程お伝えしたように、大殿筋が使えなくなると仙骨は歪みやすくなる傾向があります。

 

まず、ご自身の大殿筋が正しく使えているかを検査してみましょう。

 

 

仙骨の歪みチェック法【大殿筋使用】

大殿筋の使われ方を調べていきましょう。

【やりかた】

1.横向きに寝ます。

 

2.膝と股関節を90度に曲げます。

 

3.足の裏を壁に着けます。

 

4.上側に膝を軽く前にずらします。

 

5.膝を天井に向けてあげます。

 

6.10秒間の間に何回上げ下げできるかチェックして下さい。

 

7.反対側で同じ事を行って下さい。

 

いかがでしたでしょうか?

左右で膝の上がり方に明らかな差がある場合や、痛みが出た場合などは仙骨が歪み出ている可能性が高いです。

 

更に、仙骨を触って出てる、慢性的に腰痛がある、仙腸関節を押すと痛みがあるなどの症状がある場合は、仙骨が曲がっているといっても過言ではないでしょう。

 

長期間仙骨が歪んで状態を放っておくと、関節が緩くなってしまい元に戻らなくなる可能性もあるので、心配な方は次のセルフ整体法で、仙骨の出っ張りを矯正してみて下さい。

 

 

仙骨のセルフ整体法

筋肉のうまく使って仙骨を正しい位置へ誘導するセルフ体操とセルフ整体法をご紹介いたします。

整体法を行ってから体操を行ってみて下さい。

 

 

骨を治すには骨盤から。

【やり方】

1.仰向けに寝て、股関節と膝を曲げる。

 

2.両手を骨盤の前側の出っ張りを抑える。

 

3.仰向けに寝た際に、骨盤の骨が床に強く当たる側に膝を15度傾ける。

 

4.反対側には5度膝を傾ける。

 

5.一連の動作を10回繰り返し、骨の当たり方の左右差が無くなる事を確認する。

 

骨盤の位置を治そう。【筋肉を使って】

【やり方】

1.仰向けに寝て、膝と股関節を90度に曲げ、足を椅子など高さのある台で休める。

 

2.片方の踵で椅子を下方向へ押し、腰を床から持ち上げる。

 

3.太ももの裏に力が入るように調節を行い、深呼吸を3回行う。

 

4.以上の工程を3セット行う。

 

お尻へ圧迫を加え筋肉をリリースしよう。

【やり方】

1.テニスボールもしくは、ゴルフボールを用意する。

 

2.脚の付け根の骨(大転子)の上にボールがくるように、横向けに寝る。

 

3.両手を上半身を支えるように持ち上げ、お尻でボールを回すように動かす。

 

4.一連の動作を10回行う。

 

お尻の力を取り戻そう。

【やり方】

1.横向けに寝て、脚を真っ直ぐ伸ばす。

 

2.上側の膝を90度に曲げ、足の裏で壁を押す。

下側の脚の膝、股関節ともに90度に曲げる。

 

3.上側の膝を天井に向け上げ、お尻に力が入るように調節する。

 

4.力が入っている事が自覚できたら、そのまま深呼吸を3回繰り返す。

 

5.一連の動作を3セット繰り返す。

 

 

こちらの動画を参考に行ってみてください。

 

 

 

実は恥骨もずれているかも。

 

恥骨の歪み

 

仙骨が出てると感じている方の多くに、恥骨を呼ばれる骨盤の前側の骨のずれがある方がいらっしゃいます。

 

やはり股関節の前側に痛みが出たり、長時間座っている時に脚を同じ位置に保てなかったりと不調が出やすくなります。

 

どうせなら仙骨を一緒に整体していきましょう。

 

 

恥骨のずれチェック法。

仰向けに寝て、足の裏を合わせてカエルの脚のようにした際に股関節の開きづらい側を確認してください。

 

多くの場合で、恥骨が上側にずれている股関節が開きづらくなっています。

 

股関節の開きづらい側で以下の矯正体操を行って下さい。

 

 

恥骨矯正体操。

お腹の筋肉と骨盤の動きを使って恥骨のずれを矯正しましょう。

【やり方】

1.仰向けに寝る。

 

2.股関節の開きづらい側の踵で壁を押し、反対側の脚は骨盤を頭側に動かすように調節する。

 

3.一連の動作を連続して10回行う。

 

 

お尻の垂れや腰痛予防には仙骨矯正。

 

お尻の垂れには仙骨矯正

 

仙骨が出てるかもと感じたのなら、なるべく早い時期に仙骨の矯正を行って下さい。

 

なぜなら仙骨が一度緩んでしまうと、治すのに時間がかかるからです。

 

しかも仙骨と腸骨の関節である仙腸関節の調節には、熟練した技術が必要になってきます。

 

なので、皆さまのお近くにしっかり矯正できる先生がいれば良いのですが、いない場合はわざわざ遠くまで通院しなければならない場合も出てきます。

 

そうならない為にも、今回の方法を参考に症状がひどくなる前にセルフ整体を行ってみて下さい。

 

治療ではなく、予防。

毎日の積み重ねが重要になりますので、すこしづつ継続して仙骨の出っ張りを抑えてあげて下さい。

 

 

【仙骨と恥骨の関係性について知りたい方へおすすめ記事】

 

 

 

 

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