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猫背の猫

正しい姿勢とストレッチをお教えします!【猫背解消のポイントとは?】

猫背の猫

 

 

みなさん、姿勢は気をつけていますか?

 

 

癖で背中が丸まってしまう人、椅子に浅く座ってしまう人、デスクワークで猫背になってしまう人・・・。

 

 

仕事に集中すると、前のめりになりつい猫背になってしまいます。

 

 

デスクワーク

 

 

そんな姿勢が長く続いて仕事が終わると、首や肩、腰がガチガチに硬くなって痛いという方は、少なくないのではないでしょうか。

 

 

猫背って本当に身体に良くないものなのです。

 

 

今回は、そんな猫背についてどうして身体によくないのかお話していきます。

 

 

背骨について

 

 

姿勢の話に入る前に、まずは人の体の大黒柱である背骨についてお話していきます。

 

 

背骨は、医学的には脊柱(せきちゅう)と呼びます。

 

 

脊柱は1つの骨でなく椎骨(ついこつ)という骨が積み木のように積み重なってできています。

 

 

椎骨は頸椎(けいつい)・胸椎(きょうつい)・腰椎(ようつい)・仙椎(せんつい)の4種類に分けられ、それぞれ7個、12個、5個、5個あります。

 

 

横から見ると頸椎と腰椎はお腹側に、胸椎と仙椎は背中側にカーブしています。

 

 

脊椎

 

 

このカーブは、運動などの衝撃の吸収や頭を支えるために絶妙なバランスを保っています。

 

 

またボーリングの玉ぐらい重いと言われている頭を、首やその周りの筋肉で支えています。

 

 

正しい姿勢とは

 

 

では正しい姿勢ってどういう姿勢でしょうか。

 

 

理想的な姿勢の目安として、立っている姿勢を横から見た時、次の4点が一直線上に並びます。

 

 

  • ・耳
  • ・肩の先
  • ・股関節の横の骨のでっぱり
  • ・外くるぶしの少し前

 

 

立位

 

この4つが一直線上に並ぶと、正しい姿勢となります。

 

 

この姿勢では背骨が、頭や上半身の重さ支え、背骨のカーブが生活や運動している時の衝撃を和らげるクッションとして働いてくれます。

 

 

猫背による身体への悪影響

 

 

ネコ背

 

 

猫背のような背中が丸くなる姿勢では、背骨のカーブが不安定になり、様々なところに悪影響が出てきます。

 

 

どこに悪影響がおこるか、首・肩・胸・腰に分けて詳しくお話していきます。

 

 

首への影響

 

 

猫背になると背中が丸まり、頭や首は前に出てしまいます。

 

 

頭や首が前に出ることで、本来骨で頭の重さを支えるはずが、首や肩の筋肉が代わりに支えることになります。

 

 

この時、後頭部側から引っ張って支えるような形になります。

 

 

首肩筋肉

 

 

そうすると頭や首の骨から肩甲骨に付く、僧帽筋(そうぼうきん)と肩甲挙筋(けんこうきょきん)という筋肉に負担がかかり、筋肉が常に張った状態になって血流が滞ります。

 

 

その結果、乳酸や老廃物(ろうはいぶつ)などが溜まって、コリや痛みになってしまいます。

 

 

またストレートネックも猫背が原因で起こることがあります。

 

 

頭が前に出ることで頸椎の前弯がなくなり、真っ直ぐになります。

 

 

ストレートネック

 

 

この状態が続くと、頭の骨から鎖骨についている胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)や首から肋骨についている斜角筋(しゃかくきん)が縮んだままになり、硬くなってしまいます。

 

 

その結果、首のカーブが少なくなり、ストレートネックになります。

 

 

肩への影響

 

 

肩の関節は、鎖骨(さこつ)と肩甲骨(けんこうこつ)と上腕骨(じょうわんこつ)という腕の骨で出来ています。

 

肩関節

 

 

肩が正しい位置にあると、関節がしっかりとかみ合います。

 

 

さらに関節のかみ合わせを肩周りの靭帯で補強して、腕の重さを肩甲骨でしっかりと支えてくれます。

 

 

肩靭帯

 

 

しかし、パソコン作業でキーボードを使っていると、腕を前に出し、肩を巻き込んでしまいます。

 

 

PC肩巻き込み

 

 

肩を巻き込むと、靭帯での支えが不十分になり、棘上筋(きょくじょうきん)や僧帽筋が代わりに支えるようになります。

 

 

腕の重さが首や肩周りの筋肉にかかるため、肩こりの原因になり、悪化すると四十肩になる危険性もあります。

 

 

胸への影響

 

 

胸には、胸郭(きょうかく)という胸骨(きょうこつ)と肋骨(ろっこつ)、胸椎で出来た空間があります。

 

 

この中には肺があり、胸郭が広がったり縮んだりすることで空気の出入りを助けています。

 

 

胸郭と肺

 

 

しかし猫背になると、背中が丸くなったせいで胸郭が広がるのを邪魔して、うまく膨らむことができません。

 

 

その結果、十分に空気を取り込むことが出来ず、呼吸が浅くなってしまいます。

 

 

腰への影響

 

 

背中が丸まると、胸椎の背中側へのカーブが強くなります。

 

 

そうすると、座る際には骨盤を倒して浅く座る姿勢を取りやすくなります。

 

 

ソファーにリラックスして座るような状態です。

 

 

ソファーに座る

 

この姿勢は腰の筋肉は引っ張られ固くなってしまいます。

 

 

また背中の筋肉は、お尻の筋肉と筋膜という薄い膜で繋がっています。

 

 

背中が丸まって背中の筋肉が引っ張られると、お尻に筋肉まで引っ張られます。

 

 

胸腰筋膜

 

 

その結果、お尻が張ってきて腰の痛みにつながってきます。

 

 

 

猫背の改善のための生活習慣

 

 

姿勢を正す

 

 

それでは猫背を治すにはどうしたらよいでしょうか?

 

 

まずは、正しい姿勢を取り、筋肉に余分な負担をかけないこと。

 

 

立ち姿勢では、先ほどの4点が一直線上に来る姿勢を取ります。

 

 

そのためのポイントとして、以下の3つを挙げます。

 

 

  1. ①頭のてっぺんが糸で引っ張られる様に意識し、顎を引きます。
  2. ②軽く肩甲骨を合わせるように肩を引きます。
  3. ③つま先を前へ向けます。

 

 

正しい姿勢

 

 

この時、よい姿勢を取ろうと無理に力むと逆効果になるので、軽く力を抜くのがコツです。

 

 

また座る姿勢は、坐骨というお尻の骨を椅子の座面に当たることを感じながら、骨盤を立てて座った姿勢が、一番負担が少なく座った姿勢になります。

 

 

 

 

この時、椅子に深くかけ、腰を背もたれに当てるようにしてください。

 

 

ところが、正しい姿勢でも同じ姿勢が長く続くと身体に負担になります。

 

 

筋肉は、伸び縮みする事で血流やリンパの流れを促すポンプの役割があります。

 

 

動かない筋肉は、血流が悪くなり、乳酸などの疲労物質を流すことができなくなってしまいます。

 

 

デスクワークの合間にストレッチを行い、固まった筋肉を動かすようにしてください。

 

 

最後に椅子に座ったままできるストレッチの方法をお伝えします。

 

 

【ストレッチ】

 

①後ろで手を、掌が上を向くように組みます。 

  ※肘はのばしてください。

 

②左右の肩甲骨を合わせるように肩を後ろに引きます。

※この時息を鼻からゆっくりと吸ってください。

 

③肩を引いたまま、頭をゆっくり後ろに倒します。

※ 頭を倒す時は、口をすぼめて息を細く吐き切って下さい。

 

④そのままの姿勢で3つ数えてから頭を起こし、肩の力を抜きます。

 

 

【注意事項】

  • ・腰で反らないよう注意してください。
  • ・肩を後ろに引いたときに肩に痛みがあったら中止してください。

 

 

猫背のストレッチ

 

 

これは背中を丸めてしまうクセを取って、背すじを伸ばしやすくするストレッチです。

 

 

姿勢を良くしてお腹のたるみを解消しよう!

猫背になると、肩こりや腰痛の原因にもなるのですがもう1つ困った事があります。

 

 

それは、姿勢が悪くなった事によってお腹がたるんでくる事です。

 

 

デスクワーク中に猫背になると、腹圧が下がります。

腹圧とは姿勢を良くするためのお腹にある圧力の事で、この圧力を利用して姿勢を良くしているのですが、猫背はこの圧力を弱くします。

 

 

すると、お腹の力で体を支える事が難しくなってきて筋肉が衰えます。

 

 

結果、代謝が悪くなってお腹がたるんでくるのです。

 

 

そんな事にならないようにする為の、姿勢の矯正体操のやり方をご紹介いたします!

 

 

まずは、背骨を柔らかくします。

 

 

肩こり首コリ予防のための椅子を使った背骨矯正

 

 

そして、背骨を矯正した後に背中やお腹の筋肉を使って姿勢を良くしていきます。

 

 

まずは、こちらの体操を行ってください。

 

 

姿勢悪いねと言われる方の為の矯正体操やり方

 

 

そして、そのあとの体操がこちらです。

 

 

お腹のたるみが気になる方の姿勢矯正

 

 

 

まとめ

 

 

猫背は、首・肩・背中・腰と全体的に負担をかけてしまいます。

 

 

パソコン仕事やソファーに深く座るなど猫背の姿勢を取りやすい機会が多いので、普段の心がけやストレッチなどのセルフケアが改善や予防のポイントとなります。

 

 

猫背がクセになっていて治したいと考えている人や肩こりや腰痛などの症状が猫背からきているのではと感じている人は、一度プロの所へ行ってみてください。

 

 

姿勢指導

 

 

猫背が気になる方の参考になれば幸いです。

 

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証明写真と虫眼鏡

顔の左右差を写真から分析してみた【治りやすさの判断材料】

証明写真と虫眼鏡

 

 

整体で顔の歪みを矯正するときに、写真から得られる情報は意外と大事になってきます。

 

 

顎の傾きやフェイスライン。

 

目の高さや耳の位置からある程度の重症度を判断します。

 

 

少しわかりづらいですが、次の写真から歪みを考えていきます。

 

 

正面写真線付き

 

 

実際には、写真以外にも骨盤のテストなど様々なテストから判断しなければなりませんが、上の写真からは、次のような歪みが確認出来ます。

 

 

 

  1. 1.右目が下がっている。
  2. 2.左の口角が上がっている。
  3. 3.左のほうれい線が深い。
  4. 4.左耳が正面から見えづらい。
  5. 5.右肩が下がっている。

 

 

 

以下の項目にチェックがつく方は要注意です。

 

 

 

  • ・耳の高さが目の高さの違いがある
  • ・目が下がっている側とは逆側の口角が上がっている
  • ・顎が曲がっている側とは逆方向へ首を捻じりやすい

 

 

 

これらの項目にチェックがつく方は、歪みの矯正に時間がかかることが多いからです。

 

 

では、今回は写真から得られる情報から自分の歪みの原因が何なのか?

 

 

また、治しやすいものなのかを調べていきたいと思います。

 

 

歪みの進行度合いをチェックして、整顔してみましょう。

 

 

 

写真から分かる事

 

自撮りの写真

 

写真から、治し易さの大まかな判断が出来ます。

 

 

例えば、先ほどの写真の方。

最も治しづらい歪みが、目の高さになります。

 

 

そう判断する理由の1つが、目と口角の位置関係です。

 

 

 

目と口角の関係性

写真から見た口角と目

 

写真を見てみると、右目の下がっていて、左の口角が上がっていています。

 

 

そして、ほうれい線も左が深く、左の耳が後ろにずれています。

眉骨の高さの左右差もありそうです。

 

 

歯が見える写真や、首を左右に捻った写真もあると良いのですが、おそらくこの方は顔面の上側が左に捻れ、顎が左奥にずれて噛みやすい状態にも関わらず、右で噛む癖がある事が予想されます。

 

 

そして、右の肩が下がっているので、顔だけではなく体の歪みも深刻化し、顔だけの治しても矯正の効果が維持出来ません。

 

写真から分かる肩の位置

 

 

この方の歯並びが悪く、犬歯がずれていた場合や噛み合わせが悪い場合。

歯列矯正が必要になってくる事もあります。

 

 

歯列の矯正

 

そして、首や肩の位置の関係上、体を捻り辛くなっている状態の可能性も高いです。

 

 

そしてこの状態で生活していると、何気ない動作でも歪みは進んでいきます。

 

 

その動作の1つに歩行があります。

 

 

 

歩行について

歩行の足あと(左)

 

正常に歩くには、左足を一歩前に出し体重をかけた時に、上半身は左に捻れなくてはなりません。

 

相関性歩行のモデル

 

そして同じく顎も左にずれて、左で噛み合わせます。

 

相関性歩行顎シフト付き

 

ですが、右で噛み合わせる歪みが強く、肩も右に下がっている方の場合。

 

 

その歪みの為に、左右で体を捻りながら真っ直ぐ歩くには、不利な状態となっています。

真っ直ぐ歩けない

 

 

力学的に体を真っ直ぐ進ませる事が難しい為に、顎や股関節など比較的動かしやすい関節を捻りなんとか前に進ませようと努力します。

 

左股関節を外旋させる

 

また、上半身も歪んできてしまいます。

 

 

 

上半身の歪みについて

肋骨が歪んでいる絵のイメージ

 

骨盤が歪むと、高い確率で上半身が歪みます。

 

 

主に歪む部分が以下のようになります。

 

 

  • ・肋骨
  • ・肩甲骨
  • ・背骨

 

 

例えば、右肩が下がっている方。

 

右肩が下がってる

 

 

肩甲骨の位置がズレて、右肩が巻き肩になっている可能性があります。

 

 

右巻き肩矢印付き

 

 

肩甲骨の位置がずれると、僧帽筋(そうぼうきん)や前鋸筋(ぜんきょきん)などの筋肉が適切に使えなくなります。

 

 

僧帽筋図示

 

 

前鋸筋モデル矢印付き

 

 

この筋肉が使えなくなると、下半身と上半身を使って、適切に体を捻じることが出来なくなってしまいます。

 

 

体を捻じって歩けないイメージ

 

 

そして、バランスと取ろうとして、肩よりも上の関節である首やアゴが捻じれてきます。

 

 

顎の歪みと上半身

 

 

結果、顔の関節のかみ合わせが悪くなり、歪みます。

 

 

線付き顎の曲がりのイメージ

 

 

ここでなんの対策しなかった場合、動きに少ない顔の関節などに負荷がかかり歪みが強くなってしまいます。

 

 

歪みが進んでくると、目の高さの左右差も表れてきます。

 

 

歪んだ眼窩のイメージ

 

 

どれだけ歪みが進行しているかにもよりますが、これらの事を考慮すると治る迄に時間がかかってしまうのです。

 

 

 

進んでしまった歪みを治すには?

 

態癖

 

まず、次の癖を行わないように気を付けて下さい。

 

 

  1. 1.頬杖
  2. 2.うつ伏せ寝
  3. 3.片方噛み
  4. 4.ガムなどを噛みながら歩く
  5. 5.電話や楽器を耳や顎と首の間で挟む

 

 

これらは、歪みをひどくさせる癖の一部です。

 

 

出来るだけ行わないよう、心がけて下さい

 

 

そして、まずは顎まわりの筋肉。

 

特に舌を鍛えてみて下さい。

 

 

 

顎と舌と首

舌を鍛える

 

顎と首は舌骨(ぜっこつ)という骨をかいして繋がっています。

舌骨の位置のイメージ

そして、舌は舌骨にくっついています。

 

 

顎がずれると首がずれますが、その時に舌も曲がっています。

 

 

鏡の前で顔を上げた際に、左右のエラの高さに左右差が確認できた場合。

 

 

その多くの場合、口をあけた際に舌が左右どちらかに傾いています。

 

舌の傾きのイメージ

 

舌は話をする際や、食事の時に顎と一緒に動いてバランスをとる器官です。

 

 

そして、自分の意思で動かせる筋肉でもあります。

 

 

舌回しのエラと小顔効果を問う【学校で教えない舌の解剖学】』で紹介しているような舌を上下に動かす舌体操を行うと、顎の位置が良くなるので、是非試してみて下さい。

 

 

 

整体では何を治すの?

 

整体で首を治す

 

整体で顔の歪みが強くなった方を治す場合、主に次の部分を治します。

 

 

  1. 1.骨盤
  2. 2.股関節
  3. 3.肋骨
  4. 4.背骨
  5. 5.肩甲骨
  6. 6.顎
  7. 7.顔面

 

 

ほぼ全身です。

 

これには、ある理由があります。

 

 

それは、呼吸を深くして食いしばりを軽くしたいからです。

 

 

 

呼吸と食いしばり

呼吸が浅い方

食いしばりがある方の多くに、自身の呼吸が浅い自覚があります。

 

 

そして、その方のみぞおちを指で押すと、過敏に痛がる方が多いです。

 

 

東洋医学ではみぞおちに痛みがあると、体にストレスがかかっていると考えます。

 

 

その痛みをとる方法の1つが、骨格矯正で横隔膜(おうかくまく)のリハビリをして呼吸を深くさせる事になります。

 

 

 

横隔膜とは?

横隔膜のイラスト

 

横隔膜とは、みぞおちにあるパラシュート状の筋肉の事をさします。

 

 

息を吸うときに、縮んで下がり肺に酸素を取り込みます。

 

 

そして、息を吐くときにはゆるんで上がり、二酸化炭素を逃がします。

 

 

これが正常な横隔膜の働きなのですが、姿勢が悪くなり骨盤や肋骨が捻れると、横隔膜の動きが鈍くなります。

 

 

代表的な不良姿勢に反り腰があります。

 

骨盤前傾と後縦郭

 

一般的に骨盤が前側に傾き歪んでしまうと、横隔膜を使っての呼吸ができなくなってしまうために、呼吸が浅くなります。

 

 

そして、横隔膜の代わりに首の筋肉を使って呼吸を助けます。

 

胸鎖乳突筋と斜角筋

 

 

常に筋肉が使われるために、筋肉に疲労がたまって肩こりにもなります。

 

 

肩こり

 

 

この状態は寝ている時も同様に起こります。

 

 

 

夜間の食いしばり

口呼吸

 

横隔膜がうまく使えなくなった場合、夜寝ている時も呼吸量が足りません。

 

 

なので、鼻だけで呼吸するのではなく、口でも呼吸をするようになります。

 

 

そして、夜間の口呼吸は、食いしばりの原因となり得ます。

 

 

夜間の歯ぎしり・食いしばり

 

 

朝、起きた時にすっきりしない方や、顔のむくみが強い方。

エラの筋肉に強いコリが感じられる方は、顔が歪む原因にもなってきます。

 

 

なので、横隔膜のリハビリテーションが必要になってきます。

 

次のような体操を行ってみて下さい。

 

 

 

呼吸を深くする簡単な体操

 

後縦郭へ空気をいれる体操

 

背中を伸ばして深呼吸することで、呼吸を深くする体操です。

 

 

【やり方】

 

1.手を胸の前で組み、肘を伸ばす

 

2.背中を丸める。

 

3.息を吸うのと同時に、肩甲骨が離れるイメージで背中を丸める。

 

4.息を吐く際に、背中を後ろに押し出す。

 

5.そのままの姿勢で再度、息を吸い背中を伸ばす。

 

6.一連の動作を3回、3セット行う。

 

 

 

体も顔も左右差の原因

 

体も顔も歪む

 

今回は、写真からわかる歪み方について考えてみました。

 

 

歪みが気になったら、写真から次のポイントをチェックしてみてください。

 

 

  1. 1.耳の位置
  2. 2.目の位置
  3. 3.口角の位置
  4. 4.顎の歪み
  5. 5.肩の高さ

 

 

そして、次の歪みがあった場合は、歪みが進行していて治しづらいことが多いです。

 

 

  1. 1.耳の位置がずれていて、目の高さが違う
  2. 2.目の低い側と口角の高い側が逆
  3. 3.肩の低い側と顎の位置が逆

 

 

どんな方にも歪みはあるものですし、写真からすべての歪みがわかるわけでもありません。

 

 

ですが、写真写りが気になる方は多いはずです。

 

 

今回ご紹介したポイントに当てはまる方は、歪みと食いしばりがある方が多いです。

 

 

そんなときは、今回ご紹介した体操を行ってみてください。

 

 

歪みの進行を予防出来るはずです。

 

 

整体に通おうか、どうしようか。

そんなお悩みをお持ちの方の参考になっていれば、幸いです。

 

 

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良い姿勢が疲れる原因

良い姿勢が疲れる原因とは!?【猫背は無理やり正すな!】

良い姿勢が疲れる原因

 

 

良い姿勢になりたいと、日々背中を伸ばして頑張っている皆さま。

 

 

どの程度、その良い姿勢を続けていられますか?

 

 

バレエを踊る方々

 

 

普段からトレーニングを積んで筋肉隆々の方であっても、1日中良い姿勢を保っていると疲れるはずです。

 

 

その理由の1つに、無理に猫背を治しているという事が挙げられます。

 

 

力を入れて姿勢を良くする男性

 

 

姿勢が悪い方に、「良い姿勢をとって下さい」とお願いすると、大抵の方が胸を張り、腰を過度に反らせる姿勢をとります。

 

 

姿勢を良くして下さいと指示した際の人の動きの画像

 

猫背を治す為にこのような姿勢を長時間保つには、ある事が重要になってきます。

 

 

そのある事とは

 

胸鎖乳突筋、斜角筋及び、僧帽筋上部の脱力

 

です。

 

 

僧帽筋上部

僧帽筋上部繊維

 

 

胸鎖乳突筋・斜角筋

骨格と体表での胸鎖乳突筋

 

 

日常的にこの3つの筋肉には、力がはいりやすいです。

 

 

なので、力を抜こうとしても、なかなか上手に力を抜けないという方が大勢いらっしゃるのです。

 

 

そして、猫背を治す為には上記の3つの筋肉が脱力した上で、次の2つに筋肉に力が入る必要があります。

 

 

その筋肉が、僧帽筋下部と菱形筋です。

 

 

僧帽筋下部

 

僧帽筋下部線維

 

 

菱形筋

背部の筋肉のイラスト

 

 

この2つの筋肉を優位的に使う事で、背骨や肩甲骨の動きが良くなり猫背が治っていくのです。

 

 

また、僧帽筋上部・胸鎖乳突筋・斜角筋に力が入ったまま、僧帽筋下部や菱形筋に力が入ってしまうと、呼吸が浅くなる傾向も強いです。

 

 

呼吸が浅くなると疲れやすくなります。

 

 

肩こりや疲れを感じ肩に手を置く女性

 

 

そして、呼吸が浅くなった状態で筋肉を使うと、さらに疲れます。

 

 

普段使わない筋肉であれば、尚更疲れます。

 

 

なので、呼吸が浅くなり慣れない筋肉に常時力をいれていると、なにもしなくとも疲れてくるのです。

 

 

疲れた女性のイメージ

 

では、良い姿勢を長時間続ける事は不可能なのかというと、そうでもありません。

 

 

僧帽筋上部や斜角筋の脱力が上手に出来れば、意識して背中を伸ばさずとも良い姿勢になるので疲れなくなります。

 

 

そこで今回は、良い姿勢でいても疲れづらくなる為の方法を、ご紹介していきます。

 

 

良い姿勢を長期間続ける事が出来ない方は、参考にしてみて下さい。

 

 

 

疲れずに良い姿勢を保つ3つのコツ

 

疲れずに良い姿勢を保つ3つのコツ

 

 

  1. 1.背骨の柔軟性を出す
  2. 2.胸郭・肋骨を柔らかくする
  3. 3.僧帽筋下部などの筋肉を鍛える

 

 

 

今回は、この3つに対してアプローチしていきたいと思います。

 

 

まず、なぜ背骨の柔軟性が必要なのかという事からお伝えしていきたいと思います。

 

 

 

背骨の柔軟性を出す意味

ヨガで背中を反らす女性

 

 

背骨が固くなると背筋が動きづらくなり、猫背になります。

 

 

猫背というと背中が丸くなるイメージがあります。

 

 

なので、背中を伸ばそうと姿勢を正した場合、背骨ではこのような動きが出ます。

 

胸椎伸展骨運動

 

この、上の骨が下の骨に対してスライドする動き。

 

 

この動きが悪くなると、どうなるのでしょうか?

 

 

 

  • ・背中が丸まります
  • ・動きの悪さを腰骨で代償し反り腰になります
  • ・背中の筋肉が弱ります
  • ・肋骨の動きも悪くなり呼吸が浅くなります

 

 

 

このように、背中部分の働きが悪くなり、猫背が悪化しやすくなってしまいます。

 

 

なので、背骨の柔軟性は大事なのです。

 

 

そして、背骨の動きを改善させる際にもう1つ重要な事があります。

 

 

それが、胸郭・肋骨を柔らかくする事です。

 

 

では続いて、胸郭・肋骨を柔らかくする意味について考えていきます。

 

 

 

胸郭・肋骨を柔らかくする意味

ストレス緩和で呼吸を楽に

 

 

胸郭とはいわゆる、胴体部分の事をさします。

 

胸郭の図示

 

  • ・前側を胸骨。
  • ・後ろ側を背骨。
  • ・回りを肋骨。
  • ・下を横隔膜。

 

 

 

これらの組織で囲まれた部分を、胸郭と呼びます。

 

 

胸郭の主な働きは、次の2つです。

 

 

 

・内臓の回りを骨で囲む事で、外からの衝撃から内臓を守る。

・ドーム状の空間を横隔膜で引き伸ばす事により、肺を膨らませ呼吸を行う。

 

 

 

その他の働きとして、良い姿勢を保つ為にも必要な部分でもあります。

 

 

深呼吸を行う際に、肋骨1つ1つの隙間が広がり、そして閉じます。

 

 

しかし、この動きが悪くなる状態があります。

 

 

それは、緊張した時です。

 

 

緊張してドキドキ

 

 

緊張すると肋骨の間にある筋肉が固くなり、肋骨が動かなくなります。

 

 

空気を深く吸えなくなってしまう為に、息苦しくなってしまうのです。

 

 

そして、その息苦しさを拭う為。

肋骨の代わりに過剰に動く部分があります。

 

 

それがです。

 

 

息を切らして走るランナー

 

 

スポーツや走ったりすると肩が細かく上下するようになりますが、あの状態になるのです。

 

 

すると、首や肩に緊張がとれなくなり、先ほどの僧帽筋上部や胸鎖乳突筋の脱力が行えなくなります。

 

 

結果、常時肩を上げる筋肉が活性化され、猫背が治らなくなります。

 

 

因みに、肩凝りでお悩みの患者さんの施術の際、当院ではマッサージなどのほぐしをあまり行いません。

 

 

マッサージはやらない

 

 

筋肉の緊張をとり柔らかくする事は大事なのですが、効果が持続しない事が多い為です。

 

 

胸郭や肋骨の動きが固くなった結果、首肩の緊張が出ている方の場合。

 

 

肋骨の矯正を行い呼吸が深くなるようにする施術だけで、筋肉の緊張がほぐれて肩のコリが柔らかくなる方が多いです。

 

 

これは、肋骨の動きを滑らかにする事によって呼吸が深くなり、首や肩の緊張が緩和し筋肉にストレッチがかかる事もそうなのですが、自律神経のバランスがとれ血流や緊張がとれる為と考えています。

 

 

このように、肋骨を柔らかくする事は、猫背を治す事にも繋がりますし、肩凝りを緩和する為にも良い手段の1つなのです。

 

 

最後に、僧帽筋下部や菱形筋を鍛える意味について考えていきましょう。

 

 

僧帽筋下部や菱形筋を鍛える意味

肩のトレーニング

 

これらの筋肉は、主に肩甲骨についています。

 

 

前からと後ろからの肩甲骨

 

 

そして、肩甲骨を背骨に近づける作用があります。

 

 

猫背や巻き肩改善には必要不可欠な筋肉なのですが、ここで注意点があります。

 

 

背骨の柔軟性を出す前に、これらの筋肉を鍛え過ぎないようにして下さい。

 

 

背骨の柔軟性がある状態で鍛える事によって、猫背が改善できるのです。

 

 

ですが、柔軟性が得られないまま鍛えてしまうと、背中が盛り上がった姿勢になる可能性が高いです。

 

 

若干猫背の筋肉質の男性

 

 

猫背を治そうとして反対に、猫背になってしまうのです。

 

 

これでは本末転倒です。

 

 

背骨の柔軟性を出し、かつ僧帽筋下部の筋肉をつける事で、強くて且つ柔らかい猫背改善筋を得る事が出来るのです。

 

 

そしてまた、猫背を治す際には筋肉を鍛えるというイメージよりも、筋肉を動かすというイメージを強くもった方が良いでしょう。

 

 

姿勢を治す際に筋肉は強く固いよりも、柔らかく良く動く筋肉のほうが、都合の良い場合が多いです。

 

 

例えば、肩甲骨を上げる僧帽筋上部は、肩甲骨を下げる僧帽筋下部の脱力と入力を交互に行えるようになると、筋肉が柔らかくなり猫背が良くなります。

 

 

しかし、正しい姿勢を保とうと力をいれ、まっすぐを意識した場合。

 

 

僧帽筋の上部と下部に同時に力が入ってしまい、脱力が出来ずに疲れてしまうのです。

 

この状態を強縮(きょうちょく)と言います。

 

 

筋肉隆々なマッスルボディーを目指しているのであれば、この動きの悪くはありません。

 

 

しかし、普段運動習慣がないのであれば、避けたほうが良い筋肉の使い方になります。

 

 

反復になりますが、肩の力は抜いて背中に力が入る。

 

 

この状態を目指し、姿勢を治していきましょう。

 

 

では最後に、良い姿勢でいても疲れなくなる為の体操法をご紹介していきます。

 

 

良い姿勢でいても疲れなくなる為の体操

 

今回は次のポイントを意識しながら、姿勢を正す体操をご紹介していきます。

 

 

 

  1. 1.背骨の柔軟性を出す。
  2. 2.胸郭・肋骨を柔らかくする。
  3. 3.僧帽筋下部などの筋肉を鍛える。
  4. 4.背中の丸まった部分を矯正する。

 

 

 

まずは、背骨の柔軟性を出す体操法から行ってみましょう。

 

 

 

仕事中でも出来る!簡単背骨のゆるめ方

仕事が終わり、家に帰ってクタクタ。

さぁ、体操を行おうか、、。

 

 

最初は続くのですが、眠さや疲労が優先され、後々体操が行えなくなってしまう事も出てくるでしょう。

 

 

どんな体操にも当てはまる事なのですが、継続してこそはじめて効果が出てきます。

 

 

家に帰ってからでは、なかなか行えない方は、仕事中に体操を行ってしまいましょう。

 

 

仕事中にでも出来る簡単な背骨ほぐしをご紹介いたします。

 

 

【やり方】

1.椅子に腰掛け、胸に膝頭がくっつくように片方の膝を抱え込む。

 

2.抱え込んだ膝を胸から離すように動かす。

 

3.肘が適度に伸び、背中が丸まり筋肉が伸ばされる位置で姿勢を保つ。

 

4.再度、膝を抱え込む。

この際に背中が真っ直ぐになるように意識する。

 

5.一連の動作を深呼吸を行いながら、左右3回3セット行う。

 

 

 

骨格矯正の基本!?肋骨の矯正法

当院では小顔効果や整顔効果が期待できるお顔の矯正の他にも、猫背矯正や巻き肩矯正。

 

O脚矯正など様々な骨格矯正メニューがありますが、そのほとんどに共通して行っている矯正術があります。

 

 

それが肋骨矯正です。

 

 

肋骨の動きを整えて、胴体の歪みを良くする矯正術なのですが、骨格矯正の基本とも言える矯正術になります。

 

 

なぜなら、呼吸と姿勢の矯正を同時に達成する事が出来るからです。

 

 

患者さんから受ける質問の中で、

「なぜ体が歪んでしまうのですか?」

というものがあります。

 

 

そんな時の回答として、以下のように答える事が多いです。

 

 

 

何故体は歪むの?

 

人間は左右で対照に作られているように見えますが、実は左右で非対称な事が多いです。

 

例えば、心臓は若干左側に寄っていますし、肝臓は右にしかありません。

 

顔も左右均等な人は少ないです。

 

そして、最も歪みが生じやすい部分が肋骨になります。

 

これは、呼吸の際に、肋骨が動く事に理由があります。

 

肋骨は横隔膜という筋肉と共同に動いて呼吸を行います。

 

しかし、日常生活では体がどちらかに傾くような姿勢を強要される事が多々あります。

 

電車で立っている際には左右どちらかの足に体重を載せている事が多いですし、片方の肩にカバンを持って歩く事も体が傾く要因の1つになります。

 

このような動作1回1回の作用は体を歪めるほどではないのですが、年単位で行ってしまうと問題が生じてきます。

 

立ちやすい側、カバンを持ちやすい側という癖が生じてしまうのです。

 

すると、骨格はその歪みに合わせ曲がってきてしまいます。

 

この状態で歪みがとまるのなら、まだ正しい位置に戻しやすいです。

 

ですが、この状態を長く続けてしまうと骨格の歪みが進行して、呼吸を浅くしてしまうのです。

 

これは本来、呼吸筋として働くべき横隔膜が、歪んだ体、姿勢を保つ為の姿勢筋として働くように変化してしまう事が原因として挙げられます。

 

また、横隔膜はその形状上の問題で、左側の働きが弱くなる事が多いです。

 

すると、左側の肋骨が飛び出るように歪んできてしまうのです。

 

なので、そのような過程をたどり、体は歪んできてしまうのです。

 

 

 

このような事が理由となり、当院では歪みの進行具合にはよりますが、猫背も巻き肩の矯正もそして顔の歪みの矯正の時も、肋骨の矯正を行う事が多いのです。

 

 

それでは、前置きが長くなりましたが、肋骨を矯正する体操を行っていきましょう。

 

 

【やり方】

1.椅子に座り、右膝が左膝よりも前側になるように骨盤を動かす。

 

2.膝の間にクッションやタオルなどを挟む。

 

3.左手を右膝の上に置く。

 

3.左膝でタオルを押すように力を入れながら、深呼吸に合わせて左手で膝を押す。

 

4.一連動作を3回3セット行う。

 

 

 

背中の筋肉を鍛えよう

最後に僧帽筋下部と菱形筋を鍛えて、猫背を正していきましょう。

 

これらの筋トレとしては、ベントオーバーローというトレーニングが有名です。

 

しかし、トレーニングというものは決まって正しいフォームというものが求められます。

 

 

特に特定の筋肉だけを鍛えたいと思ったら、パーソナルトレーナーからの運動指導が必要になってきます。

 

 

時間やお金に余裕がある方はそれでも良いかも知れませんが、良い姿勢を長時間維持する為には出来れば毎日運動して頂きたいのです。

 

 

なので、今回は特に意識すべきポイントをお伝えします。

 

 

重りを持たない事。

 

 

僧帽筋はその作用上、どうしても上側の筋肉がつきやすいです。

 

 

重りを持ってしまうと、重りを持ち上げる事に意識がまわってしまいます。

 

 

なので、僧帽筋下部を鍛えたつもりでも、僧帽筋上部を鍛えてしまっている方が多いのです。

 

 

筋肉隆々になりたいのであれば話は変わりますが、猫背を治したいだけであれば重りはなくとも、達成可能です。

 

 

ポイントは肩甲骨の動かし方です。

 

 

それではやってみましょう。

肩甲骨を落とすバッテン体操

 

【やり方】

1.膝を肩幅に開き膝を軽く曲げる。

 

2.腰や背中が丸まらないように意識をして、上半身軽度前傾位をとる。

 

3.腰に両手を置く。

 

4.肩甲骨を下げるように意識しながら、背中側で両手を交差させるように動かす。

 

5.息が止まらないように注意しながら、一連の動作を15回3セット行う。

 

 

背骨の丸まった部分を矯正する。

猫背になると、背中が丸まってきます。

 

 

特に、肩甲骨の間辺りが丸まってくる事が多いです。

 

 

この部分は、ゴムチューブを使うと上手に矯正出来ます。

 

こちらの体操を試してみてください。

 

 

ゴムチューブを使った猫背矯正体操やり方

 

 

また、こちらの体操で背骨周りの筋肉を柔らかくする体操も加えてみてください。

 

 

首から腰のストレッチ矯正体操やり方

 

 

良い姿勢が疲れる方は骨格から姿勢を整えましょう

 

良い姿勢を長い間続けていると、疲れてしまう。

 

 

その原因は、肩や首の筋肉に力が入ったまま背筋を正す筋肉にも力を入れてしまっているからです。

 

 

大事な事は、肩甲骨よりも上の筋肉の脱力です。

 

 

肩甲骨を上げる力を10だとしたら、下げる力は10以上必要になってきます。

 

 

これでは、筋肉に必要以上に力が入り疲労し、長時間正しい姿勢を保つ事は難しいでしょう。

 

 

そうではなく、肩甲骨を上げる筋肉の力を5まで弱め、下げる力を6程度に抑える。

 

 

そうする事によって、少ない力で姿勢を良くする事が出来るのです。

 

 

その為に必要な事がこちら。

 

 

 

  1. 1.背骨の柔軟性を出す。
  2. 2.胸郭・肋骨を柔らかくする。
  3. 3.僧帽筋下部などの筋肉を鍛える。
  4. 4.背骨の丸まった部分を矯正する。

 

 

 

1つ1つはそれほど大変ではない体操ですが、大変な事が続ける事です。

 

 

その為に、今回は比較的に簡単に出来る方法をご紹介させて頂きました。

 

 

良い姿勢にはなりたいが、疲れてしまって良い姿勢を保てない方。

 

 

是非、今回の方法を実践してみて下さい。

 

 

姿勢の悪さで悩んでいる方の助けになれば幸いです。

 

 

 

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肋骨を絞めるには寝方にこだわれ!【簡単寝るだけ矯正法】

寝るだけ肋骨矯正法

 

 

肋骨を絞めると、体に良い影響があります。

 

 

肋骨が締まる事によるメリット

 

  • ・腰痛予防
  • ・姿勢改善
  • ・ウエストが細くなる
  • ・呼吸が楽になる
  • ・胃や腸の動きが良くなる

 

 

なんといっても、ダイエット効果は肋骨を絞める上で、最大のメリットの1つになるでしょう。

 

 

 

肋骨を絞めると何故、ダイエットに効果があるのかというと、

 

 

肋骨が締まると痩せやすくなる理由

 

  • ・横隔膜が正しく動くようになり、胃腸を動かしてくれる。
  • ・肋骨の位置が治る事によって、お腹の出っ張りがなくなる。

 

 

などが挙げられます。

 

 

胃腸はそれ自体、蠕動(ぜんどう)運動をいう動きで胃や腸内に溜まった食べ物を便として運ぶ力はあります。

 

 

正常な胃の動きのイメージ

 

 

しかし、横隔膜や腹筋が内臓を外から動かす事によって、その働きを良くする事が出来るのです。

 

 

また、痩せているのに、お腹がぽっこり見える方がいらっしゃいます。

 

 

このような方は、肋骨が広がった為にお腹が出て見えている可能性が高いです。

 

 

肋骨が開くとお腹が出る

 

 

では、肋骨を絞めるには、どのような方法があるのでしょうか?

 

 

主には、次の2つの方法が有効になります。

 

 

  • ・整体、骨格矯正
  • ・肋骨を絞める体操

 

 

これらについては、『肋骨からのダイエットが効果的【痩せてもお腹が出てる理由】』で紹介していますが、実はこの方法以外にも肋骨を絞める方法があるのです。

 

 

それが、こちら。

 

 

『寝るだけ簡単矯正法』

 

 

肋骨の歪んでいる部分にタオルやボールを置き、その上に寝て深呼吸を行うというもの。

 

 

整体では、肋骨歪んでいる部分を指圧して治す事が多いのですが、指圧ではなく、体重を利用して治してしまおう。

 

 

といった矯正方法になります。

 

 

それでは、そのやり方を学んでいきましょう。

 

 

 

肋骨を絞める前に肋骨について知ろう。

 

肋骨の画像

 

 

まずは、肋骨について学んでいきましょう。

 

 

肋骨は左右で12対の半円状の骨で、軟骨を介して背骨と胸の前にある胸骨を結び、胴体部分を固定している骨になります。

 

 

内臓を外部の衝撃などから守る働きや、呼吸の際に横隔膜と一緒に大きく広がり、酸素の入れ替えの際にも役立っています。

 

 

姿勢面での肋骨の役割は大きく、猫背に代表される不良姿勢のほとんどは、この肋骨のゆがみが関係しています。

 

顎前首猫背のイメージ

 

 

 

姿勢面での肋骨の役割

正しい姿勢と肋骨の関係性

 

 

肋骨が長方形を保持する事によって、姿勢を真っ直ぐに保つ事が出来るようになります。

 

 

しかし、この長方形。

人によって若干の個体差があります。

 

 

例えば、肋骨は背骨から斜め下についている事が、一般的です。

 

 

しかし、人よっては角度が急な方がいます。

 

 

その一方で、角度が鈍角で水平方向に近いつき方をしている方もいます。

 

 

肋骨の角度が急な方は、胴体部分が華奢(きゃしゃ)な方が多く、肋骨の角度が鈍角な方は、がっしりした印象が強くなります。

 

 

そして、この肋骨部分、胴体の部分を『胸郭』と呼びます。

 

胸郭の図示

 

 

この胸郭の中に、様々な内臓があるのですが、それこそが肋骨歪みの原因となるのです。

 

 

 

浅い呼吸が体を歪める!?

肝臓と心臓と横隔膜の位置

 

 

骨格は左右に同じ形をしている事が多いのですが、それに比べて、内臓の位置は左右非対称です。

 

 

心臓は若干左に片寄っていますし、肝臓や膵臓などは片側にしか存在しません。

 

 

内臓の位置の左右差は、横隔膜の形を歪め機能低下の原因となります。

 

 

 

良い姿勢を保つ為に欠かせない事の1つに、横隔膜の機能の正常化というものがあります。

 

 

冒頭で伝えたように、肋骨は横隔膜と一緒に動く事により、肺を動かし酸素の入れ換えを達成させます。

 

 

横隔膜の収縮と呼吸

 

 

上の画像の赤い部分が、横隔膜です。

 

 

横隔膜は息を吐く時に、縮んで肺を押し上げます。

息を吐く時の肋骨と横隔膜の動き

 

 

そして、緩んだ際に肺が広がって空気が入ります。

息を吸う時の肋骨と横隔膜の動き

 

 

これが、横隔膜の正常な働きです。

 

 

しかし、体にストレスがかかると、この正常な働きが行えなくなってきます。

 

 

ストレスを感じる女性

 

 

自律神経が横隔膜を緊張させ、固くなり動かなくなってしまうのです。

 

 

この状態で、片側に重心をかけて座る事が癖になっていると、くびれ部分に負担がかかり、呼吸の際に片側の肋骨が動かなくなってしまいます。

 

 

そして、呼吸の筋肉であるはずの横隔膜が、姿勢を保つ筋肉へと変わってしまうのです。

 

 

片側の横隔膜のみ姿勢を保つ筋肉へと変わる事も影響して、体が片方に捻じられていきます。

 

 

肋骨が歪んでいる絵のイメージ

 

 

この状態を『姿勢の歪んでいるという状態』と表現します。

 

 

 

内臓と姿勢について

 

先程の簡単に説明しましたが、重要な部分になるのでここで改めて、どのように内臓が姿勢に関わってくるにかという事を、説明していきます。

 

 

横隔膜は通常、上に盛り上がったドーム状の形になっています。

 

 

骨格と横隔膜の図示

 

 

呼吸時に、横隔膜が緩み、胸郭が広がり肺が引っ張られる事によって、酸素を体に取り込む事が出来る事は、先程ご紹介した通りです。

 

 

ここで、問題になってくることが内臓の位置です。

 

 

 

内臓と横隔膜の関係性

横隔膜の左右差

 

横隔膜の下には肝臓があるのですが、肝臓は右側にしか存在しません。

 

 

なので、右側の横隔膜は肝臓により、常時持ち上げること出来るのです。

 

 

しかし左側の横隔膜は、適切に緩んで持ち上がらなければなりません。

 

 

加えて、左に位置している心臓が上から、横隔膜を押し下げます。

 

 

肺の大きなも左右で違いますし、横隔膜自体も左側が薄く作られています。

 

 

これらが、横隔膜を捻じらせる原因となります。

 

 

 

ストレスや悪い座り方が横隔膜や姿勢を歪める

猫背気味で座る女性

 

ここで、ストレスが横隔膜にかかってくると、横隔膜が固くなり、ドーム状に保つ事が難しくなります。

 

 

そして更に、座り方が片寄っていると更に横隔膜に負担をかけ、呼吸筋としての力がなくなってきてしまうのです。

 

 

それだけではなく、横隔膜が歪みを補正しようと、呼吸の為の筋肉だった横隔膜が、姿勢を保つ筋肉へと変貌を遂げてきてしまいます。

 

 

僕が矯正を行う時には、必ず肋骨の歪みや呼吸の仕方を診ます。

 

 

更に、座り仕事の方は、座った際に骨盤のどの部分に重心がかかりやすいのか。

 

 

後ろから見た座り方の悪い女性の姿勢

 

 

立ち仕事が多い方は、歩き方や立っている時の重心のかかりやすい部分を、確認します。

 

 

スマホと鞄とコーヒーと左足

 

 

これらのどこに歪みが生じているかによって、矯正の順番を変えます。

 

 

詳しい内容は『顔の曲がってる人の原因は顎と肋骨の歪み!?【小顔矯正便り】』で説明していますが、肋骨の歪みは顔の歪みを引き起こす原因の1つです。

 

 

肋骨を締めたい方。

皆さんの顔は歪んでいませんか?

 

顔の歪みがある女性のイメージ画像

 

 

 

寝るだけ肋骨矯正法の実際

 

では、実際に肋骨を絞める肋骨矯正を、行っていきましょう。

 

 

テニスボールや、丸めたタオルをご用意下さい。

 

 

今回のポイントは、どこの部分の肋骨を圧迫すれば良いのか。

 

そして、それに付随する背骨の矯正も、同時に行っていきましょう。

 

 

 

肋骨を押す場所

肋骨の歪みやすい部分は、左のくびれに近い肋骨。

 

そして、胸の骨である胸骨。

 

最後に腰骨。

 

 

この3つを矯正していきましょう。

 

 

 

下部肋骨矯正法

くびれに近い部分の肋骨の事を、下部肋骨といいます。

 

 

左側の下部肋骨が外旋し、姿勢を歪めている方が多いです。

 

 

まずはうつ伏せになり、以下の整体を行ってみて下さい。

 

【やり方】

1.息を大きく吸った状態でうつ伏せになり、テニスボールや大きめのタオルを左の下部肋骨当てる。

 

2.ボール部分体重をかけ、息を吐く。

 

3.息を吐き終わったら、ボール一旦抜き、再度息を吸う。

 

4.一連の動作を3回、3セット行う。

 

 

 

胸骨矯正法

胸骨は前傾(ぜんけい)、後傾(こうけい)。

そして、左右に歪みます。

 

 

左右に歪んだ胸骨は、肩の高さの左右差の原因にもなります。

 

 

胸骨は右の胸の筋肉の影響で、右に歪みやすいです。

 

今回は、右に歪んだ胸骨を矯正していきましょう。

 

 

【やり方】

1.うつ伏せに寝て、右肩を上げる。

 

2.右に鎖骨の下、胸の付け根にテニスボールを置く。

 

3.ボールに体重をかけながら、深呼吸を3回行う。

 

4.一連の動作を3セット繰り返す。

 

 

 

3-1-3.腰骨矯正法

最後に腰骨を矯正しましょう。

 

腰骨は過度に反る傾向が強いので、反り腰の改善を行います。

 

【やり方】

1.仰向けに寝て、膝と股関節を90度に曲げ、ふくらはぎが床と水平になるように、足を椅子などで休める。

 

2.腰と骨盤を床から持ち上げる。

 

3.胸とお腹に空気をいれるイメージで、大きく深呼吸を行う。

 

4.息を吐く際に手で肋骨を軽く圧迫し、肋骨の調整を行う。

 

5.一連を3回、3セット行う。

 

 

整体での肋骨矯正の実際

 

寝るだけ肋骨矯正法は、簡単に肋骨の歪みが整うセルフ矯正体操です。

 

 

ですが、症状が進んであまりにひどくなっていると、治るまでに時間がかかってしまう事もあります。

 

 

そんな時は、整体で肋骨矯正を受け肋骨の位置を元通りに治した後に、再度肋骨のセルフ矯正体操を行うと効果的に行えます。

 

 

整体で肋骨の矯正を行う場合は、次のポイントを矯正する事が多いです。

 

 

  • ・骨盤の歪み
  • ・股関節の歪み
  • ・肋骨の歪み
  • ・首の歪み
  • ・肩甲骨の歪み

 

 

骨盤の歪み

骨盤の歪みは主に、3種類あります。

 

 

  • ・前傾(ぜんけい)/後傾(こいけい)
  • ・前方移動(ぜんぽういどう)/後方移動(こうほういどう)
  • ・内転(ないてん)/外転(がいてん)

 

 

 

例えば、左の骨盤が前傾し前方移動の歪みを呈して、右の骨盤が後傾して後方移動したとします。

 

左寛骨前側回旋

 

すると、仙骨を中心に、骨盤全体が右に捻られるように歪みます。

 

骨盤右傾斜

 

この状態が続くと、股関節の歪みへと症状が進みます。

 

 

股関節の歪み

骨盤が右に向く事により、体全体の力のベクトルは右に向かう事になります。

 

 

すると、真っ直ぐ歩けなくなってしまいます。

 

歩行右曲がり

 

これでは問題なので、股関節を外側に捻って、体重を前側に移動し動くようになります。

左股関節を外旋させる

この状態が続くと、股関節の捻りを固定化させれ、太ももの外側の筋肉が発達してきます。

 

股関節と筋肉

 

タイトなパンツを穿く際に、太ももでつっかえてしまうといった原因が、骨盤と股関節の歪みからくる太ももの筋肉の肥大化が原因である事が多いです。

 

 

 

胸椎の歪み

胸椎の歪み

 

 

肋骨を締めたいので、もちろん肋骨の歪みは矯正していくのですが、胸椎の歪みの改善も行っていきます。

 

 

骨盤が捻れると股関節を捻ってバランスをとるのですが、同じくように胸椎を捻る事でバランスをとっていく事が多いです。

 

 

また、腰椎から胸椎を横から見た際、適度に曲がっていなければいけないのですが、胸椎や腰椎が歪んでいる方は、このカーブが正しく描かれていない事もあります。

 

 

背骨のカーブ

 

 

この状態から筋力が落ちてしまうと、腰が曲がった老人のようになってしまうので、注意が必要です。

腰を曲げた老人

 

 

 

 

肋骨の歪み

肋骨の歪みの主な原因は、肋骨が歪む事による横隔膜の機能不全にあります。

 

とご紹介しましたが、この状態で何がいけないのかというと、くびれ部分の筋肉が固くなってくることです。

 

 

肋骨が開いた側のくびれ部分に筋肉は、体重を支える為に過剰に固くなります。

左腹壁の矢印

呼吸を調節するはずの横隔膜が、姿勢を支える筋肉へと働きを変えるのです。

 

 

そして、筋肉が固まります。

 

肋骨内外旋と呼吸

 

肋骨が広がった側は、息を吸いやすくはなりますが、吐く事が出来なくなります。

 

 

肋骨が閉じたら側は反対に、胸腔(きょうくう)に空気を取り込みづらくさせます。

 

 

また、なるべく沢山空気を取り込む為に、腰を過度に反る方も多くいます。

 

 

肋骨を締める最も大事なポイントは、呼吸をスムースにする事です。

 

 

しっかりと息を吸い、息を吐ききる。

 

 

椅子で脚を組み、寝不足やストレスのため呼吸が浅くなっている方。

 

 

肋骨が歪んでしまいますよ!

 

 

 

首の歪み

首の歪みも同時に矯正します。

 

 

これは、胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)や斜角筋(しゃかくきん)とい筋肉の固さをとるために行います。

 

胸鎖乳突筋と斜角筋

 

これらの筋肉は、首を動かす際に使われる筋肉です。

 

 

ですが、肋骨を締める際に最も重要になることが、鎖骨を介して肩で息をさせる作用があるという事です。

 

 

上半身を上下に2分割した時、肋骨が開くと横隔膜が機能不全を起こして、呼吸が浅くなります。

 

 

すると息苦しくなってしまうので、なんとか息を吸おうと体は頑張っていきます。

 

 

その一つが、腰を過度に反るという動作。

 

 

腰を反る

 

 

もう一つが、肩をすくませて呼吸を深くしようとする動作です。

 

 

肩をすくめた副呼吸

 

 

肋骨を締め、呼吸をスムースにするリハビリを行うと、肩での行う呼吸はおさまっていきます。

 

 

ですが首の歪みがひどくなり、歪みが固定化していると、なかなか肩での呼吸が収まらなくなってしまいます。

 

 

当院では、首と鎖骨の矯正で肩で息をしないように調節していきます。

 

 

 

実は大事な肩甲骨・肩の矯正

肩甲骨や肩の矯正も、肋骨を締めるためには大事です。

 

 

その理由の1つが、体幹の回旋にあります。

 

 

体幹の回旋とは、体を捻る動きの事をいいます。

 

 

左足荷重骨盤回旋テスト

 

 

歩く速度が速くなればなるほど、体の捻じりは大きくなります。

 

 

相反性歩行のモデル

 

 

体が捻られると、肋骨は捻られた側で閉じ反対側で開きます。

 

 

この動きをスムースにする事で、肋骨は絞まりやすくなります。

 

 

その際に必要なことが、肩甲骨が正しい位置でいる事です。

 

 

前からと後ろからの肩甲骨

 

 

しかし、肩甲骨が歪むと肩甲骨を固定する筋肉が固くなり、肩甲骨の動きが悪くなります。

 

肩甲骨の歪み

 

この状態を続けて、肩甲骨が正しい位置で固定されていないと、体幹が捻られなくなってしまうのです。

 

 

体幹が捻れないと、骨盤や顎がバランスをとるように動き、横隔膜の機能が低下して、肋骨の開きや歪みが進行してしまいます。

 

 

このように、肩甲骨の位置も肋骨を締めるためには、とても大事になってくるのです。

 

 

 

肋骨矯正には、色々な矯正が必要なのです

 

リビジョン院長によるボディ矯正

 

 

肋骨矯正というと、肋骨だけを締めれば良いと思いがちですが、実は骨盤や股関節から顎に至るまで、実に様々な矯正が必要になってきます。

 

 

勿論、これらすべての矯正必要なわけではありませんが、歪みの程度がひどいとそれだけ矯正しないといけない箇所は増えていきます。

 

 

まず、肋骨を正しい位置に戻してから、深呼吸を心掛ける事。

 

 

これが大事です。

 

 

歪みのために働けていなかった横隔膜が、呼吸筋として使えるようになると、肋骨が締まりやすくなります。

 

 

呼吸が浅いと自覚がある方や、食いしばりの癖がある方は、深呼吸を意識して行ってみて下さい。

 

 

ストレス緩和で呼吸を楽に

 

 

また、もっと積極的に肋骨を締めていきたいという方は、こちらの動画を参考にしてみて下さい。

 

 

 

 

反り腰猫背を改善する体操ですが、ポイントは肋骨を締める部分になります。

 

 

 

4.肋骨を絞めるには寝方と深呼吸が大事

 

今回は寝るだけで肋骨の歪みを矯正して、肋骨を絞める矯正方法をご紹介いたしました。

 

 

肋骨を治す上で一番重要な事は、肋骨を矯正した後の深呼吸です。

 

 

肋骨は深呼吸で矯正されます。

 

 

整体や寝るだけ矯正法で肋骨を治しても、深呼吸が浅い場合、肋骨は絞まってきません。

 

 

その為には普段から意識して、肋骨を動かしながら深呼吸を行うようにしてみて下さい。

 

 

肋骨の歪みを感じている方なら尚更です。

 

 

呼吸は自律神経を整える作用もあるので、

 

 

「何となく疲れが取れないな」

疲れた女性のイメージ

 

など、病気ではないのだけれど、体に違和感を感じている方にも有効です。

 

 

肋骨を絞める為に、

 

 

  • ・寝るだけ矯正法
  • ・深呼吸

 

 

この2つで肋骨の出っ張りを整えてみて下さい。

 

 

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恥骨が出ている事による恐怖

恥骨が出てる骨盤を放っておく事による4つの恐怖

恥骨が出ている事による恐怖

恥骨が出てると感じた方の訴える事。

  • ・「恥ずかしい」
  • ・「痛い」
  • ・「骨が出てて大丈夫なのか不安」

どこの骨が出てても嫌なものですが、恥骨は場所が場所だけに、他の方に相談しづらいです。

「恥骨が出たままで大丈夫なのか不安だけれども、そのまま放っておいている」という方も多いです。

出来れば誰にも知られず治したい。

そう思う方も少なくないはず。

恥骨が出てる骨盤を放っておくと、次の経過をたどる事が多いです。

  • ・恥骨の出っ張りが戻らなくなる。
  • ・お腹に力をいれると痛みが出てくる。
  • ・他の骨まで出てくる。
  • ・お腹がたるむ。

そんな症状は、避けていきたいものです。

そんな方の為に、自分で恥骨を引っ込める方法をご紹介させて頂きます。

是非試してみて下さい。

何故恥骨が出てくるの?

簡単に説明すると、骨盤が歪むからです。

骨盤右回旋のイメージモデルつき

骨盤の構造から、その理由を考えてみましょう。

骨盤は4つの骨で構成されています。

寛骨仙骨恥骨坐骨

【骨盤を構成する4つの骨】

  • ・腸骨
  • ・坐骨
  • ・恥骨
  • ・仙骨

そして、この4つの骨を繋げている関節が、2つあります。

仙腸関節恥骨結合図示

【骨盤を繋ぐ関節】

  • ・仙腸関節
  • ・恥骨結合

仙腸関節は、仙骨の両側にあり腸骨と仙骨を繋げています。

もう1つの関節である恥骨結合は、両方の恥骨をくっ付けています。

それに加えて、筋肉や靭帯によって関節が補強され、1つの骨盤をつくっています。

ここに、次のような事がおこってくると、骨盤が歪んできます。

骨盤が歪む原因の例

【骨盤が歪む主な原因】

  • ・脚を組む癖や、いつも同じ側に体重をかけて立つ癖。
  • ・体を片側だけ捻るスポーツや、幼い頃から続けている運動。
  • ・骨折や捻挫などの怪我。
  • ・出産。

これらは、骨盤に無理な負荷をかけ、骨盤が捻れてくる原因となります。

骨盤が捻られて傾き更に開くと恥骨部分に力学的にストレスがかかります。

そして恥骨結合がゆるんでしまうと、恥骨が出てきます。

骨盤が広がると恥骨にストレスがかかる

怪我や出産などは避けられない事ですが、脚を組むなどの癖は、注意すれば直せるものです。

恥骨が出てきたなと感じる方は、やらないように注意して下さい。

恥骨が出てる骨盤を治さないと、4つの恐怖があなたを襲います。

その恐怖とは、この4つ。

  • ・恥骨の出っ張りが戻らなくなる。
  • ・お腹に力をいれると痛みが出てくる。
  • ・他の骨(尾骨や仙骨)まで出てくる。
  • ・お腹がたるむ。

恥骨が出てるだけでも気になるのに、弱り目に祟(たた)り目です。

しかし、骨盤の歪みを治せば、恥骨の出っ張りを引っ込める事も可能です。

ただ、恥骨は場所が場所なので、人に触られるにはちょっと、、。

という方は、今回ご紹介する矯正体操を行って下さい。

恥骨を引っ込めようとせず、閉鎖孔を調節する意識を持とう。

閉鎖孔図示

恥骨を引っ込める矯正体操なのですが、基本的には通常の骨盤体操と変わりません。

何が変わるのかといいますと、閉鎖孔という骨盤の穴の位置を、しっかり治す必要があるという事です。

何故なら、この穴の前に恥骨があり、この穴の位置がどうなっているかで、恥骨が出るかでないかという事が決まるからです。

順を追って、その仕組みを考えていきます。

閉鎖孔って何?

上から見た閉鎖孔

まず、この穴の中には、閉鎖筋という筋肉がついています。

内閉鎖筋図示

この閉鎖筋は、内閉鎖筋と外閉鎖筋に分かれていて、閉鎖孔の位置を調節しています。

そして画像では直線に見えますが、内閉鎖筋の骨へのくっ付き方には特徴があり、骨盤の内側から骨盤の後ろを通り、太ももの骨までくっ付いているのです。

さらに特徴的な事では、骨盤が歪みが悪化してくると、左側の内閉鎖筋が右に比べて短くなり、比較的真っ直ぐになる為、筋肉に力が入らなくなって、歪みが固定化してきてしまうのです。

また、右の内閉鎖筋も骨盤が違う歪み方をするのですが、結果的には筋肉に力が入らなくなってしまうのです。

要は、恥骨が出てきやすくなるという事です。

なので、骨盤の位置を治して、閉鎖筋の正常な働きと取り戻すと良いです。

そうする事によって、骨盤が締まり恥骨にかかるストレスが無くなるため、恥骨の出っ張りが気にならなくなってきます。

骨盤が締まり恥骨にかかる負担が減る

恥骨をへこます、骨盤矯正体操の方法3選。

仰向けで膝を曲げて寝る女性

恥骨を治すには、次の手順を踏んでいってください。

  1. 1.右の骨盤の位置を矯正する。
  2. 2.左の骨盤の位置を正す。
  3. 3.骨盤が左右に動くように調節する。

各関節の位置を治してから、骨盤がしっかり動くように矯正する。

この順番が恥骨を治す最も良い骨盤矯正の手順になります。

では、骨盤の位置から矯正していきましょう。

骨盤位置矯正体操

骨盤は前傾、後傾。

前方回旋、後方回旋。

内旋、外旋。

実に様々な方向へ動く部分です。

では、やってみましょう。

【やり方】

1.仰向けに寝て、膝と股関節を軽く曲げる。

2.膝の間にクッションを挟む。

3.左の踵で床を押して、右の膝を伸ばす。

4.深呼吸を行いながら、一連の動作を3回繰り返す。

左の骨盤を治そう。

続いて、左の捻りを治していきましょう。

次の手順で行って下さい。

【やり方】

1.右を下にして横向きに寝る。

2.股関節と膝を90度に曲げ、足の裏を壁につける。

3.膝と足の間にタオルやクッションを置いて、軽い内股になるように調節を行う。

4.足の裏を壁につけたまま位置がずれないよいに注意しながら、左の膝を手前に引く。

5.深呼吸を行いながら、左の内ももに力がはいるように調節しながら、左の膝でタオルを引きながら押す。

6.一連の動作を3回、3セット繰り返す。

2つの体操を続けた後に

左右の骨盤の位置を矯正する体操を2つご紹介しました。

恥骨の出っ張りが気になる方は、まず2週間から1か月は毎日、体操を続けて下さい。

一度歪んだ骨盤は歪んだ位置で固定化されやすい為、多少エクササイズを行っただけではすぐに元に戻ってしまうからです。

体操を持続していただければ、その効果を実感出来るはずです。

そして、骨盤の歪みが治ったら、次に行う事は『骨盤がしっかり動くようにする体操』です。

何故骨盤を動かす必要があるの?

骨盤の役割の1つに、『歩く際の体重移動をスムースにする』というものがあります。

相関性歩行のモデル

足が右、左とバランスをとりながら歩くように、骨盤も左右に捻られながら歩いていくのです。

どちらかの骨盤が動かなくなってしまうと、骨盤の歪みが再発し、恥骨がゆるみ出てきてしまうのです。

そんな事態を防ぐ為に、次の体操を行って下さい。

【やり方】

1.仰向けに寝て、膝と股関節を90度に曲げた状態になり、足の裏を壁につける。

2.膝の間にクッションなどを挟む。

3.足が壁からずれないように注意しながら、腰を床から離す。

4.その状態を維持し、左足を壁から離して膝を伸ばす。

5.同時に右腕を前に伸ばす。

6.反対側も同様に行う。

直接恥骨を矯正する方法

骨盤の歪みを矯正して恥骨の出っ張りを治す体操をご紹介しましたが、この体操だけでは治らない方もいらっしゃいます。

そんな方は、直接恥骨にアプローチしてあげると治る事が多いです。

次の方法を行ってみて下さい。

恥骨周りの筋肉のストレッチ

仰向けで内転筋と殿筋のトレーニング

お尻や内ももの筋肉のストレッチを行って、恥骨を矯正しやすくします。

【やり方】

1.5~10センチ程度の台の上に両足を乗せる。

2.膝を立て、片方の足首をもう片方の膝の乗せる。

3.上げた足とは反対側の手で膝を押す

4.同様に押された膝で手を押し返す。

5.内ももやお尻に力が入っている事を確認して、深呼吸を3回行う。

6.反対側も同様に行う。

7.一連の体操を3回3セット行う。

セルフ恥骨矯正法

セルフ恥骨矯正の画像

恥骨を直接押し込む矯正方法です。

【やり方】

1.仰向けに寝て、5~10センチの台の上に両足を乗せる。

2.膝を立てて、お尻の骨を浮かせる。

3.両踵を手前に引き、太ももの後ろ側に力が入っている事を感じる。

4.恥骨部分に手を添える。

5.深呼吸を行う。

6.息を吐く際に、恥骨に添えた両手をおへその方向に引き上げる。

7.息を吐く度に両手を引き上げ、3回同じ手順を繰り返す。

女性セラピストによる恥骨矯正も承っております

女性セラピストによる恥骨矯正の施術風景

※現在女性スタッフ不在の為女性スタッフの施術は行っておりません

体操を行っても、なかなか恥骨の出っ張りが治らない方。

デリケートな部分の矯正になるので、出来れば女性のセラピストに行ってもらいたいところです。

骨盤矯正に加えて、恥骨の捻じりを治すように矯正を行う事で、恥骨を引っ込める体操も効果的に行えるようになります。

ご興味のある方は、ご相談下さい。

恥骨が出てるなんて、どこで診て貰えばいいか分からない。

疑問を持つ女性

歪みの度合いがそれほど進んでいないなら、今回の体操を根気よく続けて頂ければ、恥骨の出っ張りも気にならなくなるでしょう。

しかし、歪みが強い場合は、整体師の手を借りなければならないかも知れません。

リビジョン院長によるボディ矯正

ただ、恥骨を出っ張りを意識して治せる整体師は少ないですし、場所が場所だけに言いづらい方もいらっしゃると思います。

そんな時は、肋骨の体操を併用すると、矯正力が強くなります。

骨盤の歪みが強い方は、肋骨の歪みも同時に起こしている方が多く、肋骨まで歪んでいると難治な例も多いです

恥骨と肋骨なんて一見関係なさそうですが、体操を行っても尚、恥骨が気になる方は、『肋骨が片方だけ出てる?それって自分でも矯正できますよ!』を参考に、肋骨の歪みも矯正してみて下さい。

これらの矯正体操を行って、恥骨の出てる骨盤が引き起こす4つの恐怖を拭い去りましょう。

【骨盤について詳しく知りたい方へおすすめの記事】

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首が前に出てる姿勢を治したい

首が前に出てる姿勢はどうやったら自分で治せますか?

首が前に出てる姿勢を治したい

 

 

首が前に出ると、次のような悩みが出てきます。

 

前首で困る症状

 

 

  • ・首のたるみ
  • ・首の前の横しわ
  • ・背中のハミ肉
  • ・二重あご

 

 

原因としては、次のものが考えられます。

 

 

・首がずれる事で生じる、首の前の皮膚や筋膜のたるみ。

 

・背中の筋肉が動かなくなる事による、代謝の低下。

 

 

更に筋肉のバランスが悪くなると、見かけの問題だけでは済まなくなります。

 

 

肩こりや首コリなどが出てくるので、日常生活にまで問題が生じてきます。

 

 

首コリ

 

 

今回は美容面でも健康面でも問題が出てくる『首が前に出てる姿勢』を治すポイントをご紹介いたします。

 

 

首を正しい位置に治すと、首が長く見えるなどの効果も期待出来ます。

 

 

首まわりの悩みでお困りの方は、参考にしてみて下さい。

 

 

 

首が前に出てる。実は普通の事!?

 

正常でも首は前にある

 

首が前に出ている。

 

 

冒頭でかなり問題があると説明しましたが、実はこれ。

 

 

どんな方でも、首は上半身より若干前に出るようになっている事が普通です。

 

 

首の骨は前弯(ぜんわん)といって、前に曲がった緩いカーブがなければなりません。

 

頸部の軽度前弯

 

ですが、このカーブが失われる事があります。

 

 

交通事故で首に強い衝撃がかかる。

 

後方からの衝突

 

事故を起こすと首の筋肉が過剰に緊張して、首の正常なカーブが失われる事が多いです。

 

 

整形外科でレントゲンを撮ってもらうと『首のカーブが少なくなっていますね』と診断される事もあります。

 

医師からの説明

 

 

このような方は首の弯曲が少なくなる為、首が前に出ている姿勢になっている事も多いです。

 

 

ここまでくると重症ですが、医師から診断を受けるほどでなくとも、横から見て明らかに首が前に出ている方。

 

 

これは問題です。

 

 

なるべく早い段階で治してあげないと、その姿勢を体が覚えてしまい、なかなか治せなくなる可能性が高いからです。

 

 

 

なぜ首が必要以上に前に出ちゃうの?

 

スマホで悪い姿勢

 

交通事故の経験が無くても、首が前に出る場合はあります。

 

 

むしろ、こちらの方が原因としては多いでしょう。

 

 

事故以外で、首が必要以上に前に出てる原因は、主に次のような事が考えられます。

 

 

  • ・デスクワーク
  • ・スマホ
  • ・顎の歪み
  • ・片方の噛み癖
  • ・背骨の歪み
  • ・筋肉の発達異常

 

 

 

パソコンやスマホの普及により、首や肩を前方に引っ張る筋肉が発達し、背中の筋肉が衰えると首が前に出ます。

 

 

前首の強い筋肉と弱い筋肉

 

 

もしくは、骨格の歪み。

特にデスクワークから体が歪んだ場合。

直接首が歪むのではなく、背中の骨の下(下部胸椎)に歪みが生じやすくなります。

 

 

すると背骨のアライメントがずれて、結果的に首が前に出やすくなります。

 

 

また、顎が歪んでも首が前に出てき易くなります。

 

 

首を前に出さない為の予防法

 

首を前に出さないためには、以下の方法がオススメです。

 

 

  • ・普段から姿勢に気を付ける
  • ・体操をする
  • ・整体へ通う

 

 

 

普段から姿勢に気を付ける

 

デスクワークやパソコン仕事の方は、要注意です。

 

 

知らず知らずの内に、首が前に出てきてしまいます。

 

 

主に、胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)や斜角筋(しゃかくきん)に力が入りやすくなります。

 

骨格と体表での胸鎖乳突筋

 

 

この2つの筋肉に力をいれた状態を続けると、僧帽筋(そうぼうきん)にも力が入ってきます。

 

 

僧帽筋下部線維

 

 

すると、肩甲骨が上に歪みます。

 

 

肩甲骨がずれるイメージ

 

 

すると、いわゆる『猫背(ねこぜ)』になります。

 

 

猫背気味で座る女性

 

 

猫背を続けると肩甲骨を下へ引く筋肉が弱まってしまうので、首を元の位置に戻そうと姿勢を正しても、元の姿勢には戻らなくなってしまいます。

 

 

この状態になる前に、普段から首が前に出ないように注意して下さい。

 

 

 

体操をする

 

首の筋肉が強くなり、肩甲骨を元に戻す力が失われると意識して姿勢を正しても首は前に出たままです。

 

 

そのような時は、積極的に体を動かす必要があります。

 

 

体を動かして、固くなった背骨や弱まった筋肉を鍛える為に体操を行う必要があります。

 

 

矯正体操を試してみて下さい。

 

 

 

自分で出来る矯正法

 

自分で首を矯正してみましょう。

 

 

自分で首を矯正する時のポイントは、胸郭(きょうかく)と鎖骨に加えて背骨の動きを矯正していく事になります。

 

 

首が前に出ている姿勢を治す矯正体操(その1)

この体操を行う時のポイントは、手を台で固定して腕を前に伸ばすところです。

 

そして、腕を前に伸ばす時に背中が反らないように気を付けてください。

 

背中が反ってしまうと、体の捻じりがでなくなってしまい胸郭の矯正が上手に行えなくなります。

 

また、深呼吸をしっかりと行う事も忘れずにしてみてください。

 

首が出ている姿勢矯正体操やり方その1

 

首が前に出ている姿勢を治す矯正体操(その2)

次の体操はゴムチューブを使います。

 

鎖骨は、鎖骨の下の筋肉と首の筋肉がお互いに支えあっているのですが、首の筋肉が強くなり過ぎると肩が上がったような姿勢になります。

 

すると、首が短くみえ前に出てきます。

 

1つめの体操と同様、深呼吸をしっかりと行う事がポイントになります。

 

首が出ている矯正体操やり方その2

 

首が前に出ている姿勢を治す矯正体操(その3)

ストレッチポールか、タオルを丸めたものを準備してください。

 

背中が浮かないようにストレッチポールにつけながら体操を行う事で、背骨が矯正されて姿勢が良くなります。

 

首が出ている矯正体操その3やり方

 

 

こちらの動画も参考に行ってみてください。

 

 

 

 

皮膚・筋膜を伸ばして首の位置を矯正する方法

 

首の位置を治すには、骨格から治していく事が多いです。

 

ですが、骨格を治しただけでは治らない場合もあります。

 

それは、皮膚や筋膜に捻じれが出た場合です。

 

筋膜とは全身をボディスーツのように包みこむ組織で、運動の支点や姿勢の保持などの働きを担います。

 

首の筋膜が歪んでしまうと、筋膜が形状記憶のワイシャツのように歪んだ状態を記憶します。

 

すると、骨格を矯正しても再度筋膜が歪んだ状態に戻してしまうので、首の位置がずれてきます。

 

この状態を防ぐには、筋膜のよれを治すマッサージを行う事をオススメします。

 

前首皮膚マッサージ

 

自分でも首の位置を治せるのに、整体へ通う必要はあるの?

 

顎に手を置き疑問を持つ女性

 

先程ご紹介した体操を行う事で、自分で首の位置を治す事は可能です。

 

 

では、なぜ整体へ通わなければならないのでしょうか?

 

 

その理由はこちら。

 

 

  1. 1.正しく体操を行えない。
  2. 2.早く姿勢を治したい。
  3. 3.症状が進み悪化している。

 

 

 

正しく体操を行えない

先程紹介した体操は、それほど難しくありません。

 

 

ですが、体の歪みが複雑になってくると、正しく体操を行えなくなってしまいます。

 

 

場合によっては、難しい体操を行って頂く場合もあります。

 

 

そして実際に体操を行ってもらうと、正しく出来ていない場合も多いです。

 

 

すると治す事が難しくなるので、整体へ通った方が良い場合もあります。

 

 

早く姿勢を治したい

  • ・体操は面倒くさい。
  • ・早く姿勢を治したい。

 

 

このような場合は、整体へ通った方が良いでしょう。

 

 

自分で治すよりも首の位置が早く治ります。

 

 

症状が進み悪化している

また、歪みが深刻化してくると体操だけでは対応しきれなくなります。

 

 

体操の目的は、筋肉を利用して骨の位置を正す事にありますが、筋肉が弱ってしまい骨を戻せなくなってしまうのです。

 

 

そんな時は整体で骨を正しい位置に矯正した後に、再び体操を行う事で、自分でも姿勢を治す事が可能になります。

 

 

これらが、整体へ通う必要が出てくる状況になります。

 

 

 

まとめ

 

首が前に出てる姿勢の原因は、次のようになります。

 

 

  • ・首を前に出す筋肉の緊張する
  • ・首もしくは背骨の歪みの固定化

 

 

普段から姿勢には気を使っているべきですが、仕事に集中するといつの間にか姿勢が歪んでいる事もあります。

 

 

そんな時は、体操で首の位置を整えて下さい。

 

 

弱い筋肉が鍛えられて、首の位置が元に戻ります。

 

 

それでもダメなら、整体へ通う事も良いでしょう。

 

 

首こりや肩こりの原因にもなる、『前首』を治す参考にしてみて下さい。

 

 

【首の位置が悪くてお悩みの方へ、リビジョンおすすめ記事】

 

 

 

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体のゆがみの原因が目と耳と筋肉にある事を説明したブログのイメージ画像

体のゆがみの原因は目と耳と筋肉にある3つの理由

体のゆがみの原因が目と耳と筋肉にある事を説明したブログのイメージ画像

 

 

体のゆがみを治す方法は、2つあります。

 

 

  1. 1.自分で治す
  2. 2.接骨院で治して貰う

 

 

症状の度合いにもよりますが、体のゆがみは体操を行えば、自分でも治せます。

 

バランスボールで体操を行う女性

 

そして接骨院に通うと、自分で治すよりも早くゆがみを治す事が出来ます。

 

リビジョン院長によるボディ矯正

 

ただ、どうしても治せない場合もあります。

 

 

それは、目や耳の症状を持っている方です。

 

耳に手を当てる女性と疲れ目の女性の画像

 

 

なぜ、目や耳が悪いと体のゆがみが治せないのかというと、この2つの器官が体のバランスを調節する部分という理由になります。

 

 

そして、もちろん体を支える筋肉にも歪みの原因があります。

 

 

体を支える特定の筋肉が衰えて使えなくなる

 

 

今回は、体のゆがみを治しているのにも関わらず、なかなか治らない方へ。

 

 

耳と目の関係性を含めながら、体のゆがみの原因や治し方についてご紹介していきます。

 

 

 

体の歪みの原因には何があるの?

 

なぜ骨格が歪むのか疑問な女性

 

 

知らぬ間に歪んでいる体、、

 

体のゆがみは何故起こるんだろう?

 

原因が分かれば、体のゆがみが治るかも知れない!

 

体のゆがみを治して、体の不調を改善したい!

 

 

体のゆがみが気になる方の中には、このようなお悩みを持つ方も多いわけですが、なぜ体が歪みのかと問われれば、次の行動が問題であると答えます。

 

 

  • ・片足立ち
  • ・うつ伏せや片側寝
  • ・足組み
  • ・偏った座り方
  • ・ソファーで寝る
  • ・力仕事
  • ・足に合わない靴で歩く

 

 

これらの行動を続けると、体が片側の曲がり癖がついてしまいます。

 

 

歪んだ体は見た目にも良くないですが、健康上にで問題が出てきます。

 

 

その代表的な症状が、『肩こり』や『腰痛』です。

 

肩こりや疲れを感じ肩に手を置く女性

 

 

また、コリの原因は血流を悪くさせる自律神経の働きが悪くなる事にも原因がありますが、ここにも体のゆがみは関係してくるのです。

 

 

接骨院では、このゆがみを治して体を綺麗にそして健康にしていくわけですが、前述したように『目』と『耳』が悪くなかなか治らない方がいらっしゃるのです。

 

 

 

体のゆがみの原因は目と耳と筋肉にあります。

 

なぜだか分からないけれども起こってしまう、体のゆがみ。

 

 

体のゆがみとはどういう状態なのかといいますと、次のようになります。

 

 

重力に対して、体が真っ直ぐにならずに傾いている状態。

 

 

体の歪みの機能を表現した画像

 

 

つまり、重力に対して体のバランスをとっている器官がうまく働かなくなってくると、体はゆがみます。

 

 

 

骨盤の歪み首の歪みO脚など、いろいろなタイプの体のゆがみがあります。

 

 

歪んでいる状態は言わば、重力に対して体の歪ませて、なんとか立てる、歩けるようにした結果だとも言えます。

 

バランスをとる男性と骨盤の歪み

 

 

体が歪んでしまう主な原因には、以下のものがあります。

 

 

  1. 1.目
  2. 2.耳
  3. 3.筋肉

 

 

 

体の歪み原因その1・目

視覚で補正する位置情報のイメージ

 

 

真っすぐに立つには、今自分が周りの景色に対してどのようなっているのかという視覚情報が必要になってきます。

 

 

例えば、影なんかもその1つ。

 

 

芝生に写る影

 

 

真っ白く、影が消えるように照明を調節した部屋に入ると、方向感覚を失って真っすぐに立てなくなってしまいます。

 

 

白い部屋でおろおろ

 

 

これは視覚情報が狂い、自分がどのように立っているのかが、分からなくなってしまうためです。

 

 

なので体の歪みを矯正するときには、視覚の調整を行う場合もあります。

 

 

 

体の歪みの原因その2・耳

「真っ直ぐ立っている」

「体が斜めになっている」

 

 

普段は意識していないですが、自分の体が地面に対して、どのような状態になっているかが分からない方は少ないと思います。

 

 

ですが、分からなくなる時があります。

 

 

それは、お酒で酔っ払った時です。

 

酔っ払って周りがふらふら

 

 

 

アルコールと平衡感覚について

耳石器とアイススケートを行う女の子

 

 

耳の奥には耳石器(じせっき)と呼ばれる器官かあります。

 

 

この耳石器は、重力加速度を感知する器官で、自分の重心バランスをとっている部分でもあります。

 

 

そして、お酒を飲み過ぎておこる2日酔いは、この耳と目がバランスをとろうとして起こる症状の1種です。

 

 

アルコールは耳のリンパ液をかき回して、耳石器でとるバランス感覚を麻痺させます。

 

 

すると耳でとるバランス感に合わせて、同じく体のバランスをとる器官である『目』でもバランスを取ろうとして、眼球を一定方向に動かします。

 

 

しかし、それに伴って体は動きません。

 

 

すると、体は動いていないのに、目は回り続け風景が歪みます。

 

 

風景が歪む

 

 

回し続けた結果、二日酔いになるのです。

 

 

二日酔いで頭が痛い男性

 

 

常に酔っ払っている方は多くないですが、耳が悪い方はバランス感覚が悪くなり、体が歪みやすくなる可能性は高いです。

 

 

 

体の歪みの原因その3・筋肉

腱反射のイメージ

 

 

手足などの筋肉や腱がどんな緊張感角度であるか。

そして、足の裏側から受ける感覚。

 

 

これらの情報を元に、体はバランスをとっています。

 

 

足に影響を及ぼす癖

 

 

筋肉が伸ばされた状態で固定されていると、(片足に重心をかけて立っていたり、足を組んだり)その状態でバランスをとろうとするので、骨格が歪みます。

 

 

骨盤の歪みがあると足の太さが変わる

 

片脚だけ太くなるなど、筋肉の発達具合に左右差が生じます。

 

 

片側の脚だけ太い

 

 

するとやはり、体がゆがんできます。

 

 

スマホと鞄とコーヒーと左足

 

 

ある一定の筋肉にだけ負担をかけるような姿勢は、避けた方が良いでしょう!!

 

 

私たちは、無意識のうちにこれらを統合し、反射的に姿勢をコントロールしているのです

 

 

 

体操でゆがみを整えてスッキリ健康になりましょう!

 

猫背と治す姿勢矯正体操のイメージ

 

体の使い方に癖があり、筋肉や骨格が歪んでいた場合は、体操でその歪みを治すことが出来ます。

 

 

今回は、簡単に行える体の歪みを整える体操を1つ、ご紹介いたします。

 

 

 

体の歪みを整える矯正体操

今回は、バランスボールを使って体を整える方法をご紹介いたします。

 

【やり方】

1.バランスボール上で仰向けに寝てお尻を上げる。

 

バランスボールを使った胸鎖乳突筋のストレッチ

 

2.首の前を伸ばし、鼻から吸い口から吐く深呼吸を3回行う。

 

3.右の脇が伸びるように体の左側でバランスボールに乗り、腕を伸ばし、深呼吸を3回繰り返す。

 

右肋間のストレッチ

 

4.体の右側でバランスボールに乗り、右の腕でバランスボールを押す。

体を左側に曲げ、深呼吸を3回繰り返す。

 

左肋間のエクササイズ

 

5.反対側も一連の動作を行い、3~4セット繰り返す。

 

 

まとめ【接骨院からのアドバイス】

 

骨盤前傾後傾のまとめ

 

体のゆがみの原因は、次の3つになります。

 

 

  1. 1.目の問題
  2. 2.耳の問題
  3. 3.筋肉の問題

 

 

度が合わなくなってきた眼鏡をかけ続けたり、耳鳴りや鼻づまりを治さない方。

 

 

また、いつも同じ側の方でカバンを持つ癖がある方。

 

 

体がゆがみやすくなりますので、左右でカバンを持ち変えるなど、気を付けてください。

 

鞄を左右で持ち変える

 

 

接骨院は、体の歪みを整える専門の施術院ですが、それでも骨格矯正を行う時間は1時間程度です。

 

 

1日は24時間ありますし、どんなに正しく矯正を行えても、癖を治さなければ矯正にかかる時間は長くなります。

 

 

目や耳に問題がない方でしたら、今回ご紹介した体操を毎日行ってみて下さい。

体が変化してくるはずです。

 

 

今回の記事が、体の歪みが気になる方の助けになっていてば、幸いです。

参考にしてみて下さい。

 

 

【歪みの矯正は、どの程度の期間が必要なのか?気になる方はこちら】

 

 

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腰猫背の原因と治し方をまとめたブログのイメージ画像

腰が猫背な腰猫背の原因と改善方法を4つまとめてみました。

腰猫背の原因と治し方をまとめたブログのイメージ画像

 

 

「悪い姿勢ってどんな姿勢ですか?」

 

 

そう質問されて思いつく姿勢の中に『猫背』があります。

 

 

顎前首猫背のイメージ

 

 

猫背とは、一般的に背中や首が丸まった姿勢の事を表した言葉です。

 

 

ですが、肩や腰などが丸まった猫背もあります。

 

 

肩が丸まった猫背の事を、別の呼び方では巻き肩といいます。

 

 

そして、腰が丸まった猫背の事を、腰猫背を言います。

 

腰猫背のイメージ画像

 

 

腰猫背を治しに当院に来院される患者さんの腰を検査してみると、猫背の症状が進んで悪化した状態である事が多いです。

 

 

正常な腰骨(腰椎:ようつい)は前弯(ぜんわん)といった前に丸まった形をしています。

 

腰椎前弯の図示

 

 

ですが、腰猫背の方はこの腰のカーブが失われている事が多いのです。

 

 

腰椎の前弯が少ないレントゲンの画像

 

 

正確には、下部胸椎(かぶきょうつい)と呼ばれる背中の骨のカーブが平らになり、下部腰椎(かぶようつい)と呼ばれる腰骨の下の部分のカーブが強くなってしまう事に原因があります。

 

 

腰猫背の原因を表した画像

 

 

今回は、腰猫背の原因とその治し方をご紹介いたします。

 

 

腰猫背でお困りの方へ、参考にしてみて下さい。

 

 

 

腰猫背って何?

 

「猫背は猫背なんだけど、私の猫背ってみんなのと違っていて、なんだか腰が猫背みたいなの、、」

 

 

そうなんです!

猫背でも腰から丸まっている方は腰猫背といいます。

 

 

腰猫背の特徴は背中が丸く、腰を真っ直ぐ伸ばそうとすると、お腹が突き出てしまうなどです。

 

 

では一体何故、腰猫背になってしまうのでしょうか?

 

 

 

腰猫背の原因と対処法

 

腰猫背2つの原因

 

腰猫背の原因は主に2つあります。

 

 

  1. 1.骨格の歪み
  2. 2.筋力もしくは出力量の低下

 

 

それぞれ説明していきます。

 

 

 

1.骨格の歪み

骨盤と股関節と胸郭の図示

 

 

骨格の歪みが原因で腰猫背になる場合は、主に次の3つが原因になります。

 

 

  1. 1.骨盤の歪み
  2. 2.股関節の歪み
  3. 3.胸郭の歪み

 

 

 

これらが複合的に絡み合い、腰猫背が引き起こされます。

 

 

まずは腰の位置を確認してください。

 

仰向けで膝を曲げて寝る女性

  • ・ベルトの高さが左右で違ってないですか?
  • ・仰向けで膝を立てて左右に倒した時に、片方だけ背中が浮いてしませんでしたか?

 

 

これらの症状があると骨盤の歪みがある可能性が高いです。

 

 

片側の脚だけ太い

  • ・腰に手をあてて、左右に上半身を捻った時に捻り辛い方はありませんか?
  • ・ももの太さに著明に差がありませんか?

 

 

このような方は股関節の歪みを疑いましょう。

 

 

肩の高さとくびれの位置が肩を歪ませる

  • ・肋骨の出っ張りに左右差はないですか?
  • ・くびれ具合に左右差はありませんか?

 

 

 

このような方は、胸郭に歪みがでている可能性が大です!

 

 

上の3つの歪みチェックのうち2つ以上でひっかかった方は、腰猫背になる可能性があります。

 

 

 

2.筋力もしくは筋出力の低下

大腰筋と腸骨筋

 

 

腰猫背がおこってしまう原因のもう1つに、筋力、筋出力量の低下があります。

 

 

腰を真っ直ぐ保つには腰回りの筋肉が必要なのですが、この真っ直ぐ保つ筋肉が弱ってしまうと腰猫背になります。

 

 

皆さんは何故、筋肉が落ちるのかご存じですか?

 

 

それは、筋肉中のタンパク質がなくなっていくからです。

 

 

 

年を取ると筋肉は落ちる

筋肉のタンパク質がなくなってしまう原因の1つが、加齢です。

 

 

あんぐり顔の老人

 

年齢を重ねるに従って、筋肉は落ちていきます。

 

 

 

もう1つの原因に筋肉はサボり好きという点があげられます。

 

 

 

筋肉はサボり好き

体を動かすにはエネルギーが必要

 

 

筋肉は必要最低限の力を使って体を動かすように、遺伝子でプログラムされています。

 

 

何故かというと、筋肉を動かすにはエネルギーが必要だからです。

 

 

今、先進国の日本は食べ物が豊富にあるので、エネルギー不足を心配する事はないのですが、昔は常に飢餓と闘ってきた歴史があります。

 

 

飢餓時代の食事と人間のイメージ

 

 

少しでもエネルギーの消費を控えようという情報遺伝子が、細胞内に組み込まれているのではないのかと考えられています。

 

 

なので筋肉を動かす時も、より省エネで動かせるように無駄な力は使わないようにしています。

 

 

極端な話、姿勢を真っすぐにしないで長時間歪んだ姿勢をしていると筋肉が、

 

 

「この筋肉は必要ないな、エネルギー消費を抑えるために使う量を少なくしよう」

 

 

と判断して神経回路を省エネモードに切り替えます。

 

 

するとその筋肉を使おうとしても使えなくなる。

これが、筋出力量の低下になります

 

 

そしてこの状態が続くと、筋肉からたんぱく質が溶け出して筋肉量が落ちてしまいます。

 

 

ここまでくると背骨を真っすぐにしようとしても、筋肉が足りない為に難しくなってきます。

 

体を支える特定の筋肉が衰えて使えなくなる

 

 

足りなくなった筋肉の変わりに、背骨を変形させて体重を支えようとします。

 

 

胸腰椎骨移行部の画像

 

 

この時に最初に変形しやすいのが胸腰椎移行部周辺

いわゆる腰猫背になってくるんです。

 

 

これは大変ですよね!!

 

 

なので腰猫背予防法を試みて予防していきましょう~

 

 

 

腰猫背予防法のご紹介

腰猫背を予防する体操をご紹介いたします。

 

 

股関節強化体操

【やり方】

①壁や棚など安定したところに片手を置いて、体を安定させて下さい。

 

②片脚の膝を腰の高さまであげて、10秒キープして下さい

 

 

 

腰椎可動域拡大体操

【やり方】

1.うつ伏せになります。

 

2.腰が軽く反るように、前腕で上半身を支えて下さい。

 

3.深呼吸をしながら、その姿勢を1分間キープしてください。

 

 

 

腰椎可動力強化体操

【やり方】

①仰向けに寝て、手の平が床へ向くように腰を床との間に手をいれて下さい。

 

②手を床に押し付けるように腰まわりを動かし、この体操を10回行って下さい。

 

 

 

コア強化体操

【やり方】

①椅子に座って両手をそろえて膝の間で挟んで下さい。

 

②上半身を少し後ろに倒して椅子から落ちないように、足の裏を床から離して下さい。

 

③10秒キープを3回行って下さい。

 

 

皮膚や筋膜を動かす事でも反り腰を改善出来ます!

 

反り腰を改善させる時は、骨格をメインに矯正する事が多いです。

 

ですが、長時間骨格が歪んでいると皮膚や筋膜の機能障害が出てきます。

 

皮膚や筋膜は筋肉の上にあり、ミルフィーユのように層になっています。

 

この層の間を滑る事で、体は動かす事で出来ます。

ですが、機能が衰えると滑らなくなってきます。

 

すると、動き易い部分がより動きやすく、動きづらい部分は更に動き辛くなります。

 

結果、まるで形状記憶のワイシャツのように体が反っている姿勢を記憶します。

 

ここまで症状が進むと、骨格矯正だけでは姿勢が良くならなくなってしまうのです。

 

そんな時には、皮膚や筋膜の誘導を行いながら腰を動かす体操を行うと、機能が改善させてきます。

 

その為の体操のやり方をご紹介いたします。

 

反り腰を改善させる!皮膚誘導をいれた運動のやり方

この体操のポイントは、脇腹の皮膚や脂肪を腰の中心に向かって動かす事になります。

 

本来であれば、一番動き辛い部分を集中的に動かすのですが、自分で行う時はまんべんなく皮膚や筋膜を動かす事をオススメします。

 

反り腰を改善させる皮膚誘導運動療法

 

【やり方】
1.横腹のお肉を腰に近づけるように皮膚をよせる。
2.上半身を前に傾ける。
3.よせる場所を変え、再び腰を曲げる。
4.腰の動きが良くなるまで、数回繰り返す。

 

 

加えて、上半身の体重を無くしながら深呼吸を行って反り腰を治す矯正体操も行ないましょう。

 

 

上半身の体重を免荷して反り腰を治す矯正体操

 

 

腰を真っすぐして綺麗なくびれも手にいれよう!

 

腰猫背の原因は次の2つになります。

 

 

  1. ①体の歪み
  2. ②筋肉量もしくは筋出力量の低下

 

 

筋肉の性質上、常にある程度の負荷をかけていないと筋肉が弱くなり、背骨を真っすぐに支えられなくなります。

 

その結果、腰から曲がった姿勢になってきます。

 

 

これが腰猫背という訳です。

 

 

今回ご紹介した腰猫背予防体操を参考に、きれいな姿勢、綺麗なくびれを手に入れるためにも、積極的に適切な負荷をかけ、腰猫背を予防していきましょう。

 

 

【猫背をお困りの方へ、リビジョンおすすめの記事】

 

 

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整体で猫背を治す前に試した方が良い猫背体操3選

猫背を整体で治す前に試すと良い体操を紹介したブログのイメージ画像

 

 

猫背を治したいと思われる方は多く、当院にも大勢の方にご来院頂いています。

 

 

ついつい猫背になってしまう方の中には、背筋をピンッと張った姿勢をしようと努力している方もいらっしゃいます。

 

姿勢を正したスーツ姿の方々

 

 

この姿勢はこの姿勢で良いのですが、ひとつ問題があります。

 

 

骨盤や背骨の歪みがある方が、姿勢を正したこの姿勢を維持する事は、ほぼ不可能なのです。

 

猫背は時間の経過と共に元に戻ってしまう

 

 

その理由は、骨格の歪みからくる筋肉のアンバランスに原因があります。

 

 

体を支える特定の筋肉が衰えて使えなくなる

 

 

例えば、背中のカーブは下の画像のようになっています。

 

 

背骨のカーブ

 

このカーブを維持する為の筋肉に、腹斜筋(ふくしゃきん)や腹横筋(ふくおうきん)という筋肉があります。

 

 

腹斜筋と腹横筋の図示

 

 

この筋肉が弱まると背骨のカーブが無くなり、猫背になってしまいます。

 

 

腰椎の前弯が少ないレントゲンの画像

 

 

また、骨盤が歪むので、腰から丸い『腰猫背』にもなってきます。

 

 

腰猫背のイメージ画像

 

 

接骨院では、骨格の歪みを矯正した後に腹斜筋や腹横筋の体操を行い、歪みが再発しないようにしていきます。

 

 

腹斜筋や腹横筋の体操のスタートポジション

 

 

 

 

ですが、時間はかかりますがコツさえ掴めば高い確率で、猫背は自分で治す事が出来るのです。

 

 

 

今回は、猫背で整体や接骨院に通う前に行うと良い、猫背矯正体操をご紹介します。

 

 

 

整体でしか猫背は治せないのか?

 

顎に手を置き疑問を持つ女性

 

悪い姿勢の代表的なものといったら、猫背ですよね!?

 

 

今は、小学生の子も猫背になる時代です!

 

 

猫背を治そうと思い、整体にいってみようと思われる方も多いと思います!

 

 

でも、ちょっと待ってください!

待ってのハンドサイン

 

 

 

整体で猫背を治そうとする前に、自分で出来る猫背矯正体操を行ってから、整体にかかってみるのも悪くないです。

 

 

 

整体の先生おススメの猫背体操3選

オッケーサインを出す白衣を着た女性

 

まず、自分の猫背のタイプを知りましょう。

 

 

  1. 1、首猫背
  2. 2、巻き肩猫背
  3. 3、骨盤猫背
  4. 4、円背猫背

 

 

チェックの仕方はそれぞれ、以下のようになります。

 

 

 

首猫背のチェック方法

前首・首猫背の特徴

 

 

写真を撮った時に、前から見て首が見えない場合は、このタイプの可能性が高いです。

 

 

 

巻き肩猫背のチェック方法

巻き肩猫背の特徴

 

ベッドの仰向けに寝て、肩を上げた際に腕がベッドに付かない方は、このタイプの猫背の可能性が高いです。

 

 

 

骨盤猫背のチェック方法

尾骨座りのイメージ画像

 

猫背の方で椅子に座った時に尾骨(お尻の骨)が椅子に着きやすい方は、このタイプの可能性が高いです

 

 

 

円背猫背のチェック方法

仰向けで腰が浮いてしまうイメージ画像

 

ベッドに仰向けに寝て、腰がベッドから浮いている方は、このタイプの猫背の可能性があります。

 

 

 

それぞれのタイプに合わせた猫背矯正方法のやり方

この4タイプそれぞれに特異な猫背体操があります!

 

 

たとえば首猫背はこちら→ 首猫背の矯正体操

 

今回はこの全てのタイプに共通した、選りすぐりの猫背体操をご紹介いたします。

 

 

 

猫背を治すにはまず骨盤から

 

骨盤の画像

 

 

猫背に限らずなのですが、自分で姿勢を矯正しようと思ったらまず、骨盤から行ってみてください!

 

 

骨盤にはさまざまな筋肉が付いているので、その筋肉を利用して骨盤を正しい位置に整える事ができるんです。

 

 

大腰筋と腸骨筋

 

骨盤という土台を整える事によって、さまざまな悪癖の姿勢を自分で矯正する事が

できます。

 

 

では、今の自分の骨盤がどのように歪んでいるのか、チェックしてみましょう!

 

 

 

骨盤の歪みチェック方法

片足に体重をかけて、骨盤の歪みをチェックする検査法です。

 

【やり方】

右足荷重回旋テスト

①足を肩幅に広げて真っ直ぐ立ってください。

 

②両手を胸の前で交差して二の腕のところで、支えてください。

 

③右足を半歩後ろに引いていただいて、右足に体重をかけたまま、上半身を左右に捻ってください。

 

④同様に左足を半歩後ろに引いて頂いて、左足に体重をかけて上半身を左右に捻ってみてください。

左足荷重骨盤回旋テスト

 

 

どうでしたか?

左右の足を入れ替えて、捻り方の具合は変わりましたか?

 

 

もし、左右差を感じていたら、あなたの骨盤は左右どちらかに歪んでいる可能性が高いです。

 

 

なので、骨盤を自分で矯正してみましょう!

 

 

 

右足に体重をかけたほうが体が捻りやすかった方

 

このタイプの矯正体操は、腰上げブリッジをします。

 

【やり方】

腰上げブリッジ左ハム体操

①仰向けに寝て、両膝を曲げてください。

 

②左足の踵を右の膝の上に乗せてください。

 

③その状態で腰を浮かせてください。

 

④左足の踵で右膝をゆっくり10回押してください。

 

 

 

左足に体重をかけたほうが体を捻りやすかった人

 

このタイプの方は先ほどの体操(ブリッジ)の前に、内もも閉め体操を行います

 

【やり方】

左内転筋と左ハムの体操

 

①仰向けに寝て、膝を立てて下さい。

 

②足裏を壁につけ、枕やクッションを膝の間で挟んで下さい。

 

③左足を外側に移動させて下さい。

 

④膝をタオルを挟みながら、右足裏を壁から離して下さい。

 

⑤再度、右足の裏を壁につけて下さい。

 

⑤この体操を10回3セット行ってください。

 

 

両方の体操が終わった後に行う体操

 

最後に行って頂きたい体操です。

 

【やり方】

大腿部前面エクササイズ

 

①床に仰向けに寝て両膝を立て、丸めたタオルや台に踵をつける。

 

②踵で体重を支えながら腰を浮かせて、右膝を上げる。

 

③天井に向かって足を伸ばす。

 

④ゆっくりと膝を曲げながら元に戻す。

 

⑤この運動を左右10回3セット行う。

 

 

追加:おすすめの猫背矯正体操

猫背を治す時には、胸郭をストレッチしておくと上手に姿勢を矯正出来ます。

 

 

こちらの体操をオススメします!

 

 

猫背矯正胸郭棒ストレッチやり方

 

 

 

棒を使った胸椎を伸展させる猫背セルフ矯正法やり方

 

 

整体に行く前に自分で猫背を矯正してみよう

 

ガッツポーズの女性の画像

 

 

猫背は整体で矯正できます。

でも、その前に自分で矯正してみるのも良い手段の1つです。

 

 

  1. ①自分の猫背のタイプを知る。
  2. ②自分の骨盤の捻りを知る。
  3. ③骨盤の捻りを矯正する体操をおこなう。
  4. ④それぞれの猫背のタイプにあわせた体操を行う。
  5. ⑤それでもだめなら整体へ行く!

 

 

整体にいっても体操は大切な事の1つです!

 

覚えておいて損はないので、猫背が気になる方は参考にしてみて下さい。

 

 

【更に詳しく猫背の矯正体操を知りたい方へ、リビジョンオススメの記事】

 

 

 

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ストレッチポールを使った猫背体操のブログのイメージ画像

猫背を直す時にプロも行うおススメの4体操【ストレッチポールを使って】

ストレッチポールを使った猫背体操のブログのイメージ画像

 

悪い姿勢の代表的な姿勢である猫背。

 

 

猫背気味で座る女性

 

 

気が付くと、背筋を伸ばして姿勢を正してはいるけれど、気が付くとまた背中が丸まっている。

 

 

猫背の一番の原因は、骨格の歪みです。

 

 

骨格が歪む事によって、体を支える為の筋肉が衰える事により、背中や肩が丸まって猫背になります。

 

 

腰猫背2つの原因

 

 

接骨院の骨格矯正では、骨格の位置を整えながら筋肉のバランスを整えて猫背を治します。

 

 

ですが、コツさえつかめば、自分で猫背を治すことの可能です。

 

 

今回は、猫背が気になる方へ。

猫背矯正体操のやり方をご紹介いたします。

 

 

それでは、早速やっていきましょう。

 

 

 

プロが自分で猫背を直す時に行う体操とは?

 

独立してからというもの、施術に事務仕事に大忙し。

 

 

本業の施術は今までずっと行っている事なので、慣れていて疲れないです。

 

 

ですが、パソコン仕事が慣れない!!

 

 

机でうつ伏せで寝る男性

 

 

元々目も悪いのもあってか、視点も合わなくなってきている始末。

 

 

眼精疲労を訴える女性

 

 

気が付くと、どんどん猫背になっている自分がいます。

 

 

猫背になると、ベルトの上に脂肪が乗っかってきて、、、

 

 

ポッコリお腹

 

 

これはなんとかしなければならない!!

 

 

猫背を直そう!

 

 

と思ってはみたものの、自分で自分は矯正できないしな~

 

 

じゃあ、自分で猫背矯正体操をするしかないな!

 

 

猫背体操で背中シャキッとお腹スッキリ

 

今回はストレッチポールを使って猫背を自分で治していきます。

 

今回行う猫背体操は、次の4つです。

 

 

  1. 1、抱きかかえ体操
  2. 2、抱きかかえ腹筋体操
  3. 3、抱きかかえ捻り体操
  4. 4、腕上げ伸び腰あげ体操

 

 

それでは、1つ1つやり方をご紹介いたします。

 

 

 

1、抱きかかえ体操

まず、猫背矯正体操の基本の姿勢から、覚えていきましょう。

 

【やり方】

猫背抱きかかえ体操

①ストレッチポールを横に置いて、背中の丸まっているにポールがくるように、仰向けに寝てください。

 

②自分で自分を抱きしめるように、腕を交差して手を肩甲骨まで伸ばしてください。

 

③上半身がのけ反らないように真っ直ぐ保ち、背中の伸ばしたい部分にポールを当て深呼吸を行ってください。

 

④伸ばしたいところ1つに対して、1回づつ深呼吸を行って下さい。

 

 

2、抱きかかえ腹筋体操

背中を伸ばしながら、軽い腹筋運動をしていきましょう。

 

【やり方】

猫背抱きかかえ腹筋体操

①抱きかかえ体操と同じように、ポールを伸ばしたい背骨の部分ところに当て、仰向けになって下さい

 

②伸ばしたいところにポールを当て、再度、手を肩甲骨まで回して下さい。

 

③背中がのけ反らないように上半身を支えて、腹筋に力をいれてください。

 

④背中でポールを押し当てるように、細かい腹筋を5回ほど行ってください。

 

 

3、抱きかかえ捻り体操

猫背は背中が丸いだけではなく、実際には少し捻じれながら丸まっています。

 

その捻じれを治していきましょう。

 

【やり方】

猫背抱きかかえ捻り体操

①セットポジションは一緒です。

 

②そのまま、伸ばしたいところにポールを当てて下さい。

 

③脇にポールが当たるように、上半身を左右に捻ってください。

 

④ 左右で10回行ってください

 

 

4、腕あげ足上げ体操

腕を壁につけて、足を上げながら猫背を治す体操です。

 

【やり方】

猫背足上げ体操

①セットポジションは一緒です

 

②バンサイして壁に両手をつけて、背中を伸ばしてください。

 

③膝と太ももを持ち上げてください。

 

④反対側も同様に、10回ずつ行ってください。

 

 

こちらの体操もおすすめです。

 

ストレッチポールを使った姿勢リセット矯正体操

 

 

猫背気になるその前に猫背直そう予防体操

 

さー、猫背体操もやったし、バリバリ仕事するぞ~!!

 

と思ってパソコンをしていると、また猫背。

 

デスクワークでむくむ理由

 

体操も必要だけど、猫背にならないように座る姿勢も気をつけなくてはいけませんね!!

 

 

猫背は治す時は、予防と両方に気を付けて、仕事を頑張っていきましょう。

 

 

【猫背が気になる方へ、オススメブログ】

 

 

 

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