足がつって治らない!
皆さんは、そんな経験をした事はありますか?
スポーツ中や、寝てる時に足がつった事がある。
そんな方もいらっしゃるかも知れません。
足がつった箇所にもよりますが、つった筋肉を伸ばすように対処すれば殆どの場合で治ります。
例えば、ふくらはぎをつった場合。
つま先を自分に向けるように伸ばせば、治ります。
しかし、どんなに伸ばしても治らない場合があります。
その原因は、筋肉の痙攣(けいれん)が強いという事が考えられます。
普段はあまり意識しませんが、筋肉はその長さを一定にしようと、常に動いています。
それは、姿勢を保つ為でもあります。
不幸にも事故で脊椎を痛めてしまうと、この筋肉が一定の長さを保つという働きが停止してしまう為に、姿勢を保てなくなってしまいます。
いわゆる麻痺(まひ)といった状態です。
その一方で、筋肉の力を必要以上に働かしてしまう場合もあります。
それが足のつりです。
なぜ必要以上に筋肉を動かしてしまうのか?
それは、筋肉の誤作動という事になります。
主な原因には、次のものが挙げられます。
これらが筋肉に誤作動を起こし、筋肉が痙攣します。
結果、筋肉が縮み込み
足がつった
という状態になるのです。
足がつると痛みが生じます。
なぜ、痛むのかというと筋肉は縮む事により、筋膜に圧が加わります。
すると、筋膜にある痛みセンサーが刺激され痛みを脳へ伝えるので、痛いのです。
なので、筋肉を伸ばして縮んだ筋肉をゆるめて、筋膜へかかる圧が抜け痛みが取れます。
しかし、足がつって治らない場合。
筋肉を伸ばしても尚痛みが残ります。
むしろ、筋肉がしっかり伸びずに痛みがとれないような感覚にも陥ります。
このような場合。
足がつったという状態をこし、筋肉の繊維を痛めたという事が考えられます。
これは、怪我です。
なので、最初の処置を誤ってしまうと、痛みが3日以上続いてしまう可能性が強いです。
加えて、足がつりやすくなってしまう癖が出てくる場合もあります。
今回は、そんな恐い足のつりの対処法をご紹介していきたいと思います。
目次
まず筋肉を伸ばして下さい。
足がつる殆どの場合で、ふくらはぎもしくは、足の裏がつる事が多いです。
つま先を自分に向けるように伸ばすと、足のつりが治るはずです。
しかし、足がつって治らない場合。
いくら伸ばしても筋肉が正常な状態に戻ってくれません。
出来れば、自分以外の誰かに頼んで伸ばしてもらう事が良いでしょう。
次に行う事は、無理な体勢を避け足に力が入らないようにする事です。
つりたての足は非常に敏感で、背中を伸ばそうと体に力をいれただけでも再度、つってしまう場合があります。
そして、足のつりが治まったら後も、ふくらはぎに違和感を覚える事があります。
こんな時、湿布を貼る方も多いです。
しかし、湿布を貼るよりも先に行って頂きたい事があります。
それが、保温です。
後ほど説明しますが、つりがなかなか治らない状態の足を伸ばした場合。
筋繊維が傷ついている場合が多いです。
この状態を、挫傷(ざしょう)といいます。
もっと聞き慣れた言葉ですと、肉離れと表現する事もあります。
筋肉の繊維が傷ついていると、その内部では微小に出血しその部分に圧がかかると痛みを覚えます。
なので、ふくらはぎに力をいれて力こぶを作ったり、つま先に体重をかけながら階段を上がろうとした場合などに、痛みが強くなるのです。
本来であれば、痛めた筋肉はアイシングして炎症を抑える事が正しいのですが、足がつった場合はその判断に迷う事があります。
何故なら、つったばかりの足は敏感で、冷やす事で再度つってしまう事があるからです。
確かに、スポーツ中につってしまった場合は、冷やして水分補給に努めた方が良い場合もあります。
しかし、朝起きて足がつってしまった場合は、バンテージもしくは、長めの靴下で保温する事が正しいのです。
なので、足がつって温めれば良いのか。
冷やせばよいのか。
その判断に迷ったら、保温してください。
足のつりを治す処置に時間がかかるような、ひどい足のつりの場合。
足のつりが治っても尚、痛みが残る事が多いです。
そんな時は、1日安静にして下さい。
安静といっても、ベッドで寝るなどではなく、スポーツを行わない。
ハイヒールを履かないなど、過度に足に負担がかからないようにして頂きたいです。
接骨院で、施術を受ける事も良いかも知れません。
2日後からは、積極的に動かして下さい。
傷ついた組織を過度に安静にしてしまうと、硬結(こうけつ)が残ります。
そのコリが組織を固くしてしまい、固い筋肉になってしまう場合があるからです。
押して痛む部分のマッサージや、ストレッチなどが有効です。
足がつってしまう原因の多くが、冷えや疲れや水分不足。
そして、ミネラル不足などです。
そして、歪みも足がつる原因になります。
ふくらはぎは姿勢を保つ為に、常に負担がかかる筋肉です。
しかし、歪みがあると、ふくらはぎの部分への負担が強くなります。
O脚や、X脚。
扁平足(へんぺいそく)などに代表される歪みをお持ちの方は、足の疲れを訴える方も多いです。
また、O脚は整体で治るものと、治らないものに分かれます。
治らないO脚の原因に、大腿骨前捻角の減少というものがあります。
大腿骨前捻角とは、太ももの骨を上から見た場合の捻じれる角度のことを言います。
この捻じれが、15度以上ある場合は過度に前側に太ももが捻じられる状態になり、15度以下だと捻じれが少ない状態の骨という事になります。
膝の角度や、土踏まずの高さなど他の要因も一緒に見なければいけないのですが、この角度が少ないとO脚になりやすい傾向が強いです。
この骨の角度が原因でO脚になってしまっている場合。
治り辛いO脚である。
と診断されることが多いでしょう。
この角度を正確にしる為には、レントゲンなどの精密検査を受けなければならないです。
ですが、大まかな角度を知るだけなら通っている整体院の先生でも検査可能です。
頻繁に足がつる方は、この角度に異常がないか診てもらうとよいでしょう。
足がつる原因は、次の4つが挙げられます。
足がつった時の対処法は、つま先を自分の方へ伸ばしてふくらはぎの筋肉を伸ばす事。
しかし、筋肉を伸ばしているのにも関わらず足のつりが治らない場合があります。
その場合も、諦めずに伸ばしてください。
根気よく伸ばしていけば、つりが治るはずです。
しかし、その後の処置の仕方が重要です。
つったばかりの足は非常に敏感。
温めていいのか、冷やせばいいのかで迷ったら、保温に努めて下さい。
そして、1日安静にした後は、積極的はマッサージやストレッチを行って筋肉の傷を癒してあげて下さい。
これで、ほとんどの場合で足のつりが治るはずです。
しかし、またしばらく経つと足がつってしまうという方。
O脚や扁平足ではないですか?
そんな時は、整体などで歪みを診てもらうと良いかもしれません。
歪みがふくらはぎや足の裏の筋肉に、負担をかけてしまっているからです。
足のつりの痛みがなかなか強烈です。
足のつりが治らないと感じた時の、参考になれば幸いです。
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