手術を行った事のある方なら分かるあの強烈な痛み。痛み止めを飲んでもひどく痛むので、苦しんだ記憶があるかと思います。
今回はそんな時に鍼をうければ良かった!と後悔するかもしれない内容になっております。手術は受けないに越したことはないですが、運悪く再度手術をうける事になった時に役立てて下さい。
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担当医の先生相談の上で施術をうける事をおすすめします。しかしある程度時間が経ったものや、色々試したけれども痛みが取れなくという方は積極的にうけて頂きたいです。
鍼は副作用が少ない施術法。
体力が落ちた方、ご老人、赤ん坊にも行える非常に優しい施術です。なので手術後に受けるものとしてはうってつけです。
どんな小さい手術でも手術は手術。手術に痛みは付き物です、肉体的にも精神的にも堪えるものです。
では、鍼がどのような理由で手術後の痛みに効果があるのかを考えていきましょう。
鍼には精神を落ち着かせる効果があります。ご自身では気がつかないかも知れませんが、手術の日が決まると精神が興奮してきます。
手術前に精神が興奮した状態でいると手術後の痛みが強く感じられる事があるようなのです。
このような症状にはvaccariaの種を耳のつぼに張り付けて精神を落ち着けます。(日本語でVaccariaの事をなんと言うのでしょう?)
手術後には体力が落ちて、免疫力が下がってしまいます。その状態で一番恐い事が感染です。
手術後は病院に入院しなければならない事が多いかと思うのですが、病院には様々な病気を持った患者さんがいます。
この時に免疫力が下がっていた場合、感染してしまいます。それを防ぐ為に免疫力を上げる鍼が助けになるでしょう。
手術後の痛みを和らげるには痛み止めが効果的な事は周知ですが、強い薬で恐いのが副作用の問題。
そんな時なるべくなら薬の量を減らしたいと思うのですが、そんな時にも鍼には効果があります。
何故なら鍼施術自体痛みを和らげる効果が高く、鍼の本場中国では手術と併用して行う事があるほどです。
何故手術と併用して行うのかといいますと鍼の痛み止めの効果が薬による痛み止めの効果を補い薬の量が少なくてすむからなのです。
薬の量が減れば副作用の問題も少なくなりますので良いですよね。
手術を行うと気になるのが手術痕。赤く腫れ見た目もあまり良くありません。
そんな時に鍼灸師は手術痕周りに鍼や特殊なお灸を施します。すると腫れや赤みがとれ手術後の痛みも軽くなる事が多いです。
手術で内臓にメスをいれる事もあると思います。すると内臓の働き弱り痛みとして感じるようになります。
鍼は内臓の働きを良くする効果があるので、時間の経過とともに働きは良くなっきますが、ただ内臓の機能が良くなることを待っているのであれば、積極的に鍼をうける事をおすすめします。
手術ではないですが、産後に子宮が弱り体力の低下から体調が優れない時にも、同じ理由から鍼がおすすめします。
休息と睡眠。
この2つが間違いなく手術後の痛みを取り除く最も効果的な方法でしょう。鍼はこの休息と睡眠を効率的に行えるようにする方法です。
休めない、眠れないといった原因は体の中にある事が多く、東洋医学では陰の巡りをよくする事でこれらを解決できるという概念があります。
鍼で休息を睡眠の質を上げる事が出来たならば痛みが楽になるのはもうすぐそこまできている事でしょう。
雑誌やテレビなどで、○○に効くつぼは△△です。というものを目にする事があると思います。これ自体に間違いはないので是非試して頂きたいのですが、鍼灸師がつぼに鍼をうつ時は事情が変わってきます。
鍼灸師はそのつぼを使って体に変化が出るように調整していかなければなりません。鍼を刺す角度を変えたり、深さを変えたり、通常のつぼより場所をずらしたりして施術効果をあげていきます。
鍼灸師によって施術効果が変わってくるので、手術後は特に、腕の良い鍼灸師に施術をうける事をおすすめします。
手術後の痛みには急激なものと、緩やかだが慢性的に痛むものまで痛み方にバリエーションがあります。
鍼はこの痛みのバリエーションにも対応した施術が可能になっているので、手術後の痛みでお悩みの方は是非体験してみて下さい。
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