小顔矯正には欠かせない事なのですが、骨を押す意味ってなんだか分かりますか?
それは骨に刺激を入れて、顔の筋肉を使いやすくする為です。
正確には骨を押すというよりも、関節やツボに刺激を入れています。
ここに刺激入れると、神経伝達が促進されて使えなかった筋肉が使いやすくなるのです。
この方法を利用して歪みを治すのですが、これが下唇が出てる悩みに対しても応用可能なのです。
今回は1人で出来る下唇の出てる悩み解決塾と称しまして、下唇を引っ込めていきたいと思います。
目次
横顔美人の条件の1つに、Eラインが綺麗な事があげられます。
横顔とEラインの関係余りにも有名ですが、ここで一度復習してみましょう。
記事によって若干の表記の差はあるようですが、おおよそこのようになっています。
しかし、毎日大勢の患者さんの顔を分析していますが、この基準に当てはまる方は3割程度しかいないと感じます。
なぜなら、この基準は鼻が高く、顎も尖っている傾向の強い欧米人を例にしたものなので、平面顔の日本人には当てはまらない事が多いのです。
そして下唇がこのラインにくっつくと下唇出てるという事になりますが、何故下唇が出るのかといいうますと、次の事が原因に挙げられます。
また、口元がキレイに見える割合がこちら。
上唇の厚さに対して、下唇の厚さの割合が【1:1.3~1.5】
そして、オトガイ唇溝の深さが4mm程度と言われています。
【2.出っ歯】を自分で治す事は難しいのですが、それに比べて【1.下唇内側の力が弱い】と【3.顎先の無駄な筋肉】が原因で下唇が出ている場合は、自分でなんとか対処する事も出来ます。
次の方法を試してみてください。
下唇の特に内側の筋肉を鍛えていきます。
【やり方】
1.口角に指を置いて、唇を尖らし丸める。
2.下唇が歯の後ろにいかないように、内側に丸めていれる。
3.一連の動作を10回行う。
歯に押し付けないように唇を内側に丸める事はポイントです。
この時に下顎に力が入らないようにして頂きたいので、指での口角を抑える力を調節しながら行うとし、上手く体操しやすいです。
難しい場合は、ボタンを使った体操をオススメします。
【やり方】
1.ボタンに糸を付け適度な長さで糸を切る。
2.ボタンを歯の前に置き、唇で包むこみます。
3.唇の力でボタンが出ないように抵抗をかけながら、糸を10回引っ張ります。
こちらの動画を参考に行ってください。
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下唇が出てる方に多いのが、顎先に力をいれて唇を歯に押し当てながら口を締めるタイプ。
このタイプの方は、顎先に力が入らない様に、筋肉が脱力していく感覚を学習して頂きます。
【やり方】
1.割りばしを先を上顎にくっ付ける。
2.下唇の内側と外側の境界線を割りばしにつける。
3.15回×3セット行う。
【やり方】
1.歯を触れ合わせないように、口を開く。
2.下唇の形を変えないように、下唇を持ち上げる。
3.15回×3セット行う。
これらの体操の際には、オトガイ筋という筋肉が使われる事が多いです。
すると、アゴ先に余計な力がはいるので、口先が尖がってくる傾向があります。
下唇を意識的に下げて下さい。
下唇が出てる方は前述した方法を試して頂きたいのですが、上手くいかない方もいらっしゃると思います。
そんな時に役立つのが骨押し。
顔のタイプによって若干押す部分は違うのですが、人差し指で小鼻の際の骨を押して下さい。
この時に押す方向が重要です。
ポイント:真っ直ぐ押してその後に斜め下に押し下げる。
押した後に一連の動作を行うと行いやすくなっているはずです。
上手くいかない場合は、押しながら唇を動かして下さい。
動き易くなった理由の1つが、骨への刺激にとり唇回りの神経が意識しやすくなったという事が考えられます。
下唇が出てる患者さんにこの体操を行ってもらうと大抵の方が、どこに力をいれたら良いのかが分からないという回答が返ってきます。
この時神経のアンカーとして骨に刺激をいれると、どの方向へ力をいれれば良いのかが分かり易くなるので、唇を動き易くなったと考えられます。
こちらの動画を参考に行ってみて下さい。
小鼻の横の骨を斜め下に押しても尚、唇を動かしにくい場合は顎の歪みが進んでいる可能性が高いです。
『顎のズレを治すにはあごの神経、舌の筋肉、歯の感覚の3つを治さなければならない理由とは?』で説明しているように、顎が歪むと神経伝達が上手くいかなくなるので、顎の歪みを整える必要があります。
次の方法で顎の歪みを整えて下さい。
口を軽く開いて口がどちらに開いてくるのかを確認してください。
今回は、右に曲がって開いてくる場合を想定して、その矯正のやり方をご紹介いたします。
まずは、下顎の歪みを治していきます。
【やり方】
1.口を開けた時に顎が曲がってくる側の耳の下にある、翳風(えいふう)というツボを見つける。
2.翳風を斜め前にグーっと押します。
3.翳風を押しながら、口の開け閉めを5回行います。
【やり方】
1.口を開いた時に顎が曲がってくる側の反対側の口の中に小指を入れます。
2.小指で口の中の筋肉を圧迫しながら、口の中の開け閉めを5回行います。
【やり方】
1.割りばしを上の歯に当て、舌先で挟みます。
2.割りばしが落ちないように注意しながら、口の開け閉めを10回行います。
下顎の歪みが矯正した後は、下顎をストレッチします。
顎関節の詰まりがあってポキポキと音がする方にも、オススメの方法になります。
【やり方】
1.親指を下顎の後ろに引っ掛けて固定する。
2.親指と小指以外の指を、歯の内側にいれる。
3.下顎を三日月状に引き下げる。
4.5秒間ストレッチさせる。
顎の矯正が終わったら、エラ筋のコリをマッサージしていきます。
【やり方】
1.口が閉じた状態で指の腹を使って、円を描くようにマッサージする。
2.口を開いた状態で、指の腹を使い円を描くようにマッサージする。
下唇が出てる原因は主に3つ。
出っ歯が原因で下唇が出てる場合、セルフで矯正するのは難しいかも知れませんが、それでも今回の体操は唇の良い体操になります。
しかし、なかなか意識的に動かす事が難しい顔の筋肉。
そんな時に役に立つのが骨押しです。
いつも下唇が乾燥してしまうなんて事があったら下唇が出てる証拠かも知れません。
積極的に唇トレーニングと骨押しを行って乾燥予防を行いましょう。
綺麗な形の唇を手に入れて、美人度を3割り増しにしてあげて下さい。
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