本当の鍼灸に出会った事はありますか?
鍼灸に何回か通ったけど効果なし。
まったくお金と時間の無駄だった、、。
最も避けたい状況です。
こういった場合鍼灸施術が効果なしという訳ではなく
鍼灸師のある能力が衰えていたからだという事が
推測できます。
そのある能力とは表面解剖の能力です。
この表面解剖の能力は施術に関わる施術者は
みんな持っていなければならない能力になります。
今回は表面解剖と腕の良い鍼灸師の見つけ方を
ご紹介していきます。
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鍼灸施術は効果なしと思われたくないので
効果の出せる鍼灸院に通ってもらいたい。
私自身も鍼灸師の駆け出しだった頃は
効果がなかなか出せなったので
いろいろ苦しんでいました。
しかし、ある事を教わった時から少しづつですが
鍼灸施術で効果を出せるようになってきました。
なぜこの鍼灸は効果なしだと思われたのか?
というところからお伝えしていきたいと思います。
首に鍼灸施術を行う。
10分後
いかがでしょうか?
これで鍼灸の効果があったといえるのでしょうか?
これでは市販の湿布や塗り薬を貼ったのと
効果の違いはあまりないのではないかと思います。
なにがいけなかったのでしょうか?
今回の例の患者さんに後日話を聞いても恐らく、
鍼灸にはあまり効果がないわねという感想が
かえってくるのだと想像できます。
その原因には以下の点が考えられます。
問診とは話を聞く事です。
今回の例では患者さんが「首が痛くて、、」という
言葉だけに注目してしまい
なぜ首を痛めたのかという本当の原因を
聞き出す事を怠っていました。
西洋医学の観点では首が痛い原因は首にあると
考える事が多いのですが、
鍼灸などの東洋医学では血の流れが悪い、
肝の動きが悪いなど体の内から痛みが起こってくると
考える事が多いです。
切診とは体を触って症状の原因を推測する
東洋医学独特の診察法になります。
手首の脈を調べたり、お腹の固い部分を調べて
患者さんの悩みの本当の原因を探す方法です。
首が痛いから首だけに鍼灸施術してしまうと
ある程度痛みが和らいでしまい
原因に対しての施術を行っていない場合があります。
すると何日が経つとまた痛みがぶり返してきたと
訴えられる患者さんがいらっしゃいます。
今回のポイントの表面解剖。
一体どういった類の解剖なのでしょうか?
表面解剖とはレントゲンやMRIなどの精密検査を
用いず体を外から見て筋肉や動きの状態から
歪みや症状を判断する技術の事です。
呼吸の仕方や歩き方。
顔色、肩の高さや唇のかさつき具合など様々な事が
症状を推測する事が出来る材料になります。
凄腕の鍼灸師さんは患者さんと診た時に
「いつもと比べて右に傾いているな、背骨が
曲がっているから肩が凝っているかも知れない」
などを判断して症状を伝える前に
悩みを当ててしまう方もいらっしゃいます。
これが出来るか、出来ないかで鍼灸の効果の
有る無しが決まってみます。
私がいままで出会った凄腕の鍼灸師のポイントを
まとめてみました。
1.症状を伝える前に辛い部分を当ててしまう。
2.痛む部分とは直接関係のない部分に鍼を
さして痛みを取り除いてしまう。
(腰痛を足首の鍼で治すなど)
3.悩みの症状以外の症状も取ってしまう。
(不眠や便秘など)
4.施術回数が少ない。(軽い症状であれば1回)
鍼灸施術は効果なしと思わない為にも
鍼灸師は日々腕を磨かなければいけません。
しかし、患者さんからしたら早く症状を取り除いて
貰いたいと思うのは至極当然の事です。
その為には今回例に出したような鍼灸院ではなく
話や検査をしっかり行ってもらえる鍼灸院。
そして少ない回数で症状の緩和が行える鍼灸院を
探してみて下さい。
その為のポイントが表面解剖。
この能力が高い鍼灸師は
少ない回数で症状を緩和してくれます。
今回の記事を参考に良い鍼灸院に巡りあって
早く悩みから解放してもらいたいと思います。
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