その鼻の曲がり自分で治すの諦めていませんか?
当院のアンケートによると、今までに自分で鼻の矯正を行おうと試みた経験があるという方は、意外と多いです。
鼻の歪みを治す為に鼻をコリコリ押したり、鼻筋をまっすぐにする為に指で圧迫したり。
やり方はその方法であっていますか?
実は間違えた方法で鼻の矯正を行うと、鼻が曲がる原因になる可能性があります。
なので鼻の歪みを治すなら、しっかり鼻の歪みを治す方法を学んでみる事を、お勧めします。
鼻の骨が曲がっているから自分では治せないと思っている方も、意外となにかが変わるかもしれませんよ。
鼻についてお悩みの方は、是非参考にして下さい。
目次
鼻が曲がっているのが気になる!
そんなお悩みをお持ちの方って、多いと思います。
鼻の曲がりを自分で直す事って、可能なのでしょうか?
簡単でないことが多いです。
その理由がこちら。
外から力づくに加えて、鼻骨の曲がりを治す事はおすすめ出来ません。
ですが、軽度の曲がりであれば、あごのうごきを改善し、顔の歪みを整え後に鼻の矯正を行う事で、顔の歪みからくる鼻の曲がりを目立たせなくさせる事は出来ます。
次のポイントを抑えながら、矯正を試してみて下さい。
鼻を単独で治す事は難しいですが、顔の歪みを整えるとバランスがとれてきます。
そして、顔の矯正の基本は、歪みを整えた状態で積極的に顔の筋肉を使う事。
自分で治すときには、最初にあごの歪みから整えましょう。
その際に役にたつ筋肉が、外側翼突筋(がいそくよくとつきん)という筋肉です。
この筋肉は、蝶形骨大翼側頭下稜という部分から、顎関節の関節円板と、関節包という部分にくっついている、上頭と呼ばれる部分。
そして、翼状突起外側板の外側面から、下顎骨関節突起の頚部の翼突筋窩にくっついている、下頭と呼ばれる部分があります。
同じ名前の筋肉なのですが、使われるタイミングが違います。
この2つの働きが口の開け閉めの際に、とても重要になってきます。
また、あごまわりの靭帯などの組織に支えられて、顎は安定した位置で動かす事が出来るのです。
骨格やあごの動きを整えて、この筋肉を調節する事は、顔の歪みを治すための最も有効な手段の1つだと考えています。
では、鼻の曲がりを治す前に、全体的な顔の歪みを整えていきましょう。
顎の動きを良くする矯正方法からご紹介いたします。
【やり方】
1.右手の親指を口の中のスポットと呼ばれる部分に置く。
2.右手の中指と人差し指で、目頭の内側を固定する。
3.左手の親指と人差し指で、こめかみを挟み、固定する。
4.右手で骨を固定しながら、左手の親指と人差し指を前後に動かす。
5.反対に、左手でこめかみを固定しながら、右手の親指を前に引く。
続いて、骨格が整った状態から、筋肉を効果的に鍛えていきましょう。
この2つで、あごの動きや歪みを整えてから、次から紹介する鼻の矯正を行っていくと効果があがります。
それでは、鼻の矯正のやり方を学んでいきましょう。
鼻に限らず、顔の曲がりが気になるな~と思ったら、皆さんはどうしますか?
直るかどうかはわからないけど、とりあえず自分で押してみる事が多いと思います。
鼻を高くしたい時は、洗濯はさみで挟んでみたりもします。
鼻を自分で矯正したい場合はまず、ある程度鼻の構造を知らなければなりません。
鼻は、骨と軟骨の2つから出来ています。
眉間から鼻すじを下に擦っていって鼻の根元の固いところが、鼻骨と呼ばれる骨です。
そして、そこからさらに下に下がっていくと柔らかい部分があると思います。
そこが軟骨です。
この軟骨は主に3つから出来ています。
鼻骨は非常に薄い骨なので、自分で矯正する時は気を付けてください。
力まかせに押しすぎると折れてしまいます。
鼻の骨はデリケートに出来ています。
余談ですが元々格闘技の選手の施術をする事が多く、鼻にパンチをもらい鼻を曲げてくる子ってすごく多かったです。
鼻が折れたら、すぐに整復してレントゲンとみて真っ直ぐに戻して貰わないと、確実に曲がります。
この場合は時間が命です。
早ければ早いだけ治療を行えば、真っ直ぐにもどる可能性が高くなります!
話は戻しまして、鼻を自分で矯正するやり方を説明していきます。
まず、鼻のどこが曲がっているかにもよるのですが、鼻周りの筋肉のマッサージから行ってください。
【やり方】
1、頬の部分から鼻の高いところに向けて、人差し指と中指の腹をつかって持ち上げるように滑らせてください。
2、マッサージが終わったら鼻のてっぺんをつまんでかるく引っ張り、小さく右周りに1回、左周りに1回に回してください。
この時に鼻からコリコリ音をさせてはダメですよ!!
3、これで鼻軟骨の可動性を出せたので、次に両手の指の腹を使って鼻をかむ要領で両方からかるく圧迫して1分間保持してください。
本当に軽い圧で良いので力加減してくださいね!!
以上が自分で出来る矯正術になります。
ポイントは軽い圧で行う事!!
こんな弱い力で押して本当に効果があるの?
と思う位の圧で大丈夫です。
1回で直そうとしないで、何回にも分けて直す気持ちで行ってください。
他にはこんな方法もあるので参考にしてみてください♪
整体で鼻の曲がりを治す時のポイントは、体の歪みを整える事です。
そして更に、頭蓋骨やアゴのバランスをとる必要があります。
『鼻を治すのに、体を治すの?』
そう感じられる方もいらっしゃると思います。
ですが必要な事なのです。
その理由がこちら。
アゴや顔面骨の歪みを整えるため。
それでは、若干ややこしくなりますが、その過程を説明していきます。
まず、顎関節よりも下の関節は、比較的動く範囲が大きいです。
それに比べて顎より上の関節は、他の部分と比べると非常に固い構造になっています。
なので、ここの形を変えるには、次の圧力が必要になってきます。
1回で大きな力を加えて動かそうとした場合。
多くの場合は形が変わらないか、折れます。
なので、鼻の曲がりが強い場合。
鼻を直接押す力には限界があります。
先程、自分で治す方法として鼻を圧迫するやり方をご紹介しました。
やり方について多く寄せられる質問が、次になります。
力は軽く。
1回で多く行うよりも、何日にも分けて繰り返し矯正すると経過が良いです。
そして、手で鼻を押すよりも強く矯正力が強く与えられる方法があります。
それが、筋肉による牽引力(けんいんりょく)です。
基本的に、筋肉の多くは骨から骨にくっついています。
なので、筋肉が使われると関節を介して骨が動きます。
それに対して顔の筋肉の多くは、骨から皮膚についています。
なので、筋肉の動きにつられて皮膚が動き、表情が作られるわけです。
表情筋エクササイズの多くは、筋肉の使いムラを治して顔をスッキリみえる体操法になりますが、肝心の骨が歪んでいた場合。
効率よく体操を行えないばかりか、歪みが強くなってしまう場合もあります。
鼻を治す際に必要な事が、以下のようになります。
筋肉がついている骨の位置を正して、顔の筋肉を正しく使わせる。
鼻のついている主な筋肉には、次のものがあります。
これらの筋肉がくっついている骨が、次の部分です。
なので、鼻を真っ直ぐにする場合。
これらの筋肉のくっついている部分の骨の動きを、良くしたいのです。
ですが、多少押したり引いたりした程度では動きません。
この時に使いたい力が、噛む力になります。
普段何気なく食事をして、食材と噛んでいると思うのですが、この時に頭蓋骨には力がかかります。
この力は顔を整える力にもなりますし、歪める力にもなります。
なにが力の影響を変えているのかというと、『歯のかみ合わせ』や『頭蓋骨の動き』です。
歯のかみ合わせは歯医者さんの専門になるので、詳しくは書けませんが噛み合わせは重要です。
そして整体師が治す時には、頭蓋骨の噛み合わせを矯正します。
噛んだ時に、微細ですが頭蓋骨は下の画像のように動きます。
この動きが阻害されると、骨についている筋肉の使い方に左右差が多く生じます。
鼻の周りの筋肉も歪みますし、目や口角の位置も歪みます。
なので整体をする際は、この動きが良くなるように顔の矯正をいれます。
ですが、顔の歪みの原因が体やアゴの歪みの場合。
顔だけ整体しても効果が維持できません。
基本的には体全体をチェックして整体するのですが、特に鼻の歪みと関係が深い部分が首の歪みです。
首の歪み。
特に、胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)という筋肉は、鼻を整体する際に重要になります。
首が歪みこの筋肉が固くなりすぎると、顎の骨が押されます。
すると、顎の噛み合わせが悪くなります。
通常、右で噛む際にはアゴは右に動き、左で噛む際には左に動き噛み合わせます。
ですが、首が歪みアゴの位置がずれると、この動きが出なくなります。
すると、先ほどの頭蓋骨の動きが悪くなります。
その状態で生活をすると、かみ合わせた際に頭蓋骨にかかる衝撃を緩和する事が出来なくなります。
その結果、顔が歪んできます。
そして、鼻が曲がります。
このように整体で鼻を治す際には、鼻だけではなく首などの全身の歪みを考慮しながら施術する必要があるのです。
1回行っての効果はそこそこです。
鼻の軟骨部分はある程度可動性(動く)があるので一瞬は直った感じにもなるのですが、動きやすいので良い状態で固定し辛いというデメリットもあるのです。
なので重複になりますが、鼻を押したりして単独で曲がりを治す事は難しいです。
あごの動きを顔の歪みを整えたのちに、1回で直そうとしないで何回にも分けて治す気持ちで行ってください。
自分でやればタダですしね
鼻の曲がりが気になる方は、参考にしてみてください。
【鼻の曲がりでお悩みの方へオススメのリビジョンブログ】
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