食事をとる際に両方均等に使っている方は少ないのではないでしょうか?
そもそも片噛みはいけないのでしょうか?そして見た目にはどのように影響を及ぼすのでしょうか?
今回は片噛みについて考えていきたいと思います。
目次 [非表示]
食事をする際に片方の歯を多く使う動作の事を片噛みを言います。
所説ありますが、個人的には幼い頃からの癖や、長期同じ動作を繰り返す事による学習に原因があるのではないかと思っています。
これはあくまで推測ですが、無意識に行う行動の殆どは学習による結果だと考えています。 そして施術上の印象なのですが、生まれつき使いやすい筋肉というものは骨格により決まっていると思います。
成長期に足に合わない靴を履き続けた子は歩行で何かしらの癖を持つことが多いですし、虫歯を放置した方は噛み方に癖が出てくる事も多いかと思います。
このように片噛みは、骨格上使いやすい筋肉が決まっておりそこに歯の影響が重なりおこってくるものだと考えられます。
片噛みが見た目に与える影響として主に次のものが挙げられます。
片噛みを長時間行うと片側の筋肉だけ肥大してくる可能性が高くなってきます。
これは片側の筋肉をより使う事が原因だと考えられますが、片噛みで奥歯が削れエラの筋肉が短くなる事により、筋肉に力が入りやすくなる事も原因だと考えます。
すると、左のエラだけ大きい。右のエラだけ大きいといった状態になります。
まずは意識的に左右均等に噛むという事を心がけると良いでしょう。
実はそれよりももっと気を付けなければならない事があります。
それは食いしばりです。
それは筋肉に常に力が入っている状態になってしまうからです。
日中はなるべく筋肉はリラックスした状態をキープする事が良いとされていますが、食いしばりにより奥歯が常に触れた状態になってしまうと、筋肉のスイッチがオンになってしまいリラックスする事が難しくなってしまいます。
これは食事中に使う力よりも強くなる傾向があるので、意識して歯を触れさせないように注意して下さい。
夜間に歯ぎしりする方はマウスピースをつける事も良い方法になります。
その際は市販のものよりも歯医者さんで作った物の方が効果は高いでしょう。
その他には舌の筋肉を鍛えるという事もおすすめします。
舌の筋肉が弱くなると仰向けで寝た際に気管を圧迫して呼吸量も少なくなる事から、歯ぎしりが起こってしまう原因となるからです。
やり方
1.ゴム風船を用意して下さい。
2.風船に息をいれ膨らませて下さい。
3.息をいれる時に風船の先を歯で噛むのではなく、舌先と上顎で風船を挟みから空気が抜けるのを防いで下さい。
4.一連の動さを5回行って下さい。
何故片噛みをしてしまうのか。
その原因は、骨格、筋肉、歯、そして癖の学習にある可能性が高いです。
そして見た目には、筋肉の肥大から顔の左右非対称に繋がる可能性があります。
健康上問題なければ良いのですが、顎の痛みも引き起こす原因にもなりかねないので、気になる方は片噛みしないように意識してみて下さい。
〒104-0061
東京都中央区銀座 6-13-5
銀座NHビル4階
営業時間 10:00-23:00
(最終受付 22:00)
不定休
TEL 03-6278-8862
REVIEWお客様の声
© revision. ALL RIGHTS RESERVED