鍼灸・東洋医学2017/12/1

めまいとふらつきを解消する3つの習慣【肝気鬱滞を防ごう】

 

忘年会、新年会のシーズン、食べすぎや飲みすぎてしまうことも多いでしょう。

 

こんな時期に「頭が回っている」、「ふわふわしている」感覚になったことはありませんか?

 

 

実は、それは大変な病が隠されている可能性があります。

 

 

今回は鍼灸師の目線から東洋医学的に「めまい」、「ふらつき」について紹介したいと思います。

 

 

 

めまいはなぜ起こる?

 

まず、めまいとは何らかの原因で、自分のバランスが取れなくなってしまう障害のことです。

 

 

体のバランスをつかさどる器官には、以下のものがあります。

 

 

 

  • ・三半規管(さんはんきかん)
  • ・耳石器(じせきき)
  • ・前庭神経
  • ・脳幹
  • ・大脳皮質

 

 

 

これらの器官に何らかの問題が出た場合に、めまいが起こります。

 

 

めまい、ふらつきの原因は、大まかに3種類に分けられます。

 

 

 

  1. 1.耳からくるめまい
  2. 2.脳からくるめまい
  3. 3.加齢からくるめまい

 

 

 

この中でも、今回は特に耳からくるめまいについて、説明したいと思います。

 

 

 

ふわふわする?それとも、回っている?

めまいの種類も大まかに2つに分けられます。

 

 

1.ふわふわするめまい

まず、ふわふわするめまいとは、まるで雲の上に乗っているかのように、バランスが取れなくなり、宙に浮いているような感覚になるめまいです。

 

 

 

2.回転性のめまい

これは、「自分が回っている」、もしくは「周りが回っている」ような感覚になるめまいです。

 

耳の中には、たくさんの神経やリンパが通っています。

 

その中でも、三半規管と耳石器がこれらの症状の違いを説明してくれます。

 

 

三半規管は体の回転などを認識するための器官です。

 

耳石器は耳の中にある小さな結晶で、体の傾きや重力を認識してくれる器官です。

 

なので、三半規管に異常が出ると、回転しためまいになり、耳石器に問題が出ると、ふわふわしためまいになるのです。

 

そして、これらは耳の中で起こっていることですので、耳鳴りや耳閉感(耳がふさがった感覚)、難聴も一緒に起こることが多いのです。

 

 

 

原因は何?

これら、「めまい」、「ふらつき」の原因は西洋医学では解明されていません。

 

しかし、ストレスや過度な生活習慣によって体のバランスが悪くなることが一つ挙げられます。

 

そして、体のバランスのことを「自律神経(じりつしんけい)」といいます。

 

この自律神経は交感神経と副交感神経の二つに分けられ、緊張している時は交感神経、リラックスしている時は副交感神経が優位に働きます。

 

この自律神経が正常の時は、私たちはバランスを保つことができます。

 

しかし、ストレスをためて生活しすぎていると、交感神経が優位に働きすぎて、体のバランスがおかしくなってしまいます。

 

 

「自律神経失調症(じりつしんけいしっちょうしょう)」になってしまうのです。

 

 

この主な症状が、「めまい」、「ふらつき」なのです。

 

 

 

東洋医学的観点では?

 

では、東洋医学の観点からめまいを紐解いてみましょう。

 

 

東洋医学では、このようなめまい、ふらつきは「痰(たん)」が原因と考えます。

 

痰とは、風邪を引いた時に出るねばねばした物体の事です。

 

 

そして、痰は主に中焦(ちゅうしょう)=消化器官で作られます。

 

 

普段、食べて余ってしまった消化されなかったものなどが「痰」に変わっていきます。

 

この時、健康な体であれば、食べたものはすべて消化され、いらない痰は体の外へと排出できるんです。

 

しかし、ストレスが溜まっている体の場合、このストレスは消化器官を攻撃します。

 

ストレスは東洋医学で「肝気鬱滞(かんきうったい)」と言います。肝の気が滞ってきしまっている状態です。

 

肝とは木のエネルギーでものすごくやんちゃな臓器です。すぐに他の臓器を攻撃してしまいます。

 

この時に一番初めに攻撃される臓器が胃、脾(土のエネルギー)なのです。

 

 

肝=木

脾、胃=土

 

木のエネルギーが土のエネルギーを攻撃する形になります。

 

 

 

木→土 = ストレス→胃腸

 

普段、消化されるはずの食べたものが、消化されずに残ってしまい、「痰」に変化していってしまうのです。

 

 

ストレス→胃腸→痰

 

このメカニズムで作られてしまった「痰」が、経絡上の開口部(口、鼻、耳など)に絡まって残ってしまいますと耳鳴り、めまいなどを引き起こすのです。

 

 

 

めまいを治す3つの習慣

 

めまいを治すには、次の3つの事を心掛けると良いです。

 

 

  1. 1.乳製品を控える
  2. 2.飲みすぎ、食べすぎに注意する
  3. 3.首のストレッチ

 

 

 

1.乳製品を控える

痰が原因の耳鳴り、めまいは消化器官を休めなければいけません。

 

この時に、消化に悪いものを食べていては、いつまでたってもよくなりません。

 

特に、乳製品を痰を生成してしまうものです。控えましょう。

 

そして、消化に良い食べ物を食べましょう。

 

 

 

2.暴飲暴食をやめる

忘年会、新年会のシーズンで呑んで、食べる機会が増えると思います。

 

ただでさえ、痛めつけられ弱っている胃腸にさらに、負担がかかってきてしまいます。

 

楽しいのはわかりますが、気をつけて節制することを心がけてください。

 

 

 

3.首のストレッチ

首はストレスによって影響を受けやすい部位です。

 

首回りが硬いと、血流が悪くてなってしまい、溜まってしまった痰を外に排出できなくなってしまいます。

 

しっかりと首回りを温め、ストレッチをして血行をよくしていきましょう。

 

ヨガやピラティスなどで、体の柔軟を高めるのもオススメです。

 

 

 

急なめまい、ふらつきには首を温めること、生活習慣の改め、そして食事制限をオススメします

 

めまい、ふらつきは一度なってしまうとなかなか治らない症状です。

 

その原因は、過度のストレスによる消化器官の衰えが挙げられます。

 

 

そんな時はまず、生活習慣を見直してみてください。

 

 

好きなだけ食べて、好きなだけ呑むのは、その時は楽しいですが、後で大変痛い思いをするかもしれません。

 

しっかりと原因を理解して、自分の体を労ってください。

 

そして、今回ご紹介した解消法を試してみてください。

 

「めまい」、「ふらつき」で困っている人たちの助けになってくれれば、幸いです。

 

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