肋骨が変形してきたと感じた事はありませんか?
骨盤や顔だけではなく肋骨も変形するのです。
そして当院で顔の矯正の次に、肋骨の矯正のコースを受けられる方が多い事を考えると、肋骨関係でお悩みの方は多いようです。
肋骨の矯正を行う時には肋骨の仕組みが分かっていないといけないのですが、肋骨の仕組みをよく分からないまま、ご自身で肋骨を押して矯正している方も多いようです。
肋骨が変形してきた感じはあるが、どこをどうして矯正を行えば良いのか分からないという方の為に、肋骨の仕組みから考えたセルフ矯正の方法をご紹介していきます。
肋骨矯正を受けたいけれど、遠くて受けられないという方は是非お試し下さい。
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肋骨は全部で12対の円筒状の骨で構成されています。
そのうち、下2本は浮遊肋骨と呼ばれ胸骨と連続していません。
肋骨はこちらの画像の様に動くと考えられています。
肋骨には横隔膜が付着します。
これが肋骨の矯正を行う時のポイントとなります。
横隔膜の主な役割は、呼吸を行う時に動いて肺を陰圧にし空気を入れ込むという働きにあります。
しかし肋骨が変形、歪むと横隔膜が本来行うべき、空気を胸に入れ込むという働きを行わなくなってしまいます。
その代わりに姿勢を真っ直ぐ保つ為の姿勢筋になってしまうのです。
こうなってしまうと肋骨の歪みの矯正を行う事が難しくなってしまいます。
横隔膜が姿勢筋になってしまうと肋骨の動きに制限が出ます。
すると歩行を初めとした、体を捻る動作に左右差が生じます。
デスクワークなどで余り歩かないという方もいらっしゃいますが、1日の中で歩行が占める割合は大きいです。
片方の肋骨が動かないだけで、左右非対称に体を歪めている事になります。
肋骨の変形の為に、長い間歩行を歪めている方はその動作脳が覚えてしまっているために、肋骨の矯正を行い正しい位置、動きを取り戻しても尚肋骨に違和感を感じるという事になってしまいます。
肋骨を正しく治すには、肋骨の動きがどの様に制限されているのかを分析することが必要不可欠です。
しかし、肋骨はその形状上歪みに一定のパターンがあります。
左の肋骨が開きやすい。
症状が進むと歪み方も変わってきますが、大概がこの歪み方から症状が進むので、まずはこの症例でのセルフ矯正をご紹介していきます。
ゴムチューブをご用意ください。
やり方
1.椅子に座り左手で椅子の下を支えて下さい。
2.左の股関節が後ろにくるように骨盤を回して下さい。
3.左のくびれを作るように体を傾けて下さい。
4.左手で椅子を下から上に持ち上げるように力を入れながら、左の骨盤を持ち上げて下さい。
5.その状態から左のくびれ部分に力がはいるように調節しながら、深呼吸を3回行って下さい。
6.この一連の体操を3セット行って下さい。
やり方
1.左足を少し後ろに引き、膝を軽く曲げる。
2.体重を左に持っていき、左のお尻が伸ばされるように調節して下さい。
3.左腰にくびれを作るように、体を傾けて下さい。
4.腕を肩の高さまで持っていき両肘を90度に曲げて下さい。
5.上半身を右に捻って下さい。
6.その状態で深呼吸を3回3セット行って下さい。
やり方
1.ゴムチューブをドアなど安定した部分で固定して下さい。
2.ゴムチューブの端を左手で持って下さい。
3.左足を後ろに引いて膝を曲げ体重をのせて下さい。
4.左手でゴムチューブを下に引きながら、左のくびれが出るように体を曲げて下さい。
5.右足を床から持ち上げる。
6.深呼吸を3回3セット繰り返して下さい。
肋骨が変形しているのですが、矯正は可能ですか?というお問い合わせを頂く方の中には、胸が凹んでいる方もいらっしゃいます。
胸が凹んでいるので、肋骨が変形しているように見えるのですが、この場合は漏斗胸といった疾患名が付く事が多いです。
この場合、矯正で胸の凹みを治す事は難しいです。
病院で検査、治療を受けるようにして下さい。
肋骨が変形しているかもと感じたら、歪み方を確認して下さい。
左の肋骨が出ているだけの場合は、矯正期間が少なくてすむ可能性が高いです。
肋骨が歪むと骨盤や肩の高さにも差が生じる事が多いです。
そして単純に骨盤を矯正しても治らない事もあります。
まずは肋骨の矯正体操を試してみて、肋骨の違和感が矯正されるか確認してみて下さい。
体のラインがでる洋服を着た時に気になる肋骨の歪み。
積極的に体操を行ってみてください。
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