当院の記事は、柔道整復師・鍼灸師・看護師・歯科医師・ATC(アメリカのスポーツトレーナー)・L.Ac(アメリカの鍼灸師・漢方医)など、国内外の医療系国家資格をもったスタッフが監修のもと制作しています。
柔道整復師・鍼灸師の小澤です。
今回は、こんなお悩みをお持ちの方へ。
エラの筋肉をなくす矯正方法を、ご紹介いたします。
まず、エラの張りの原因は骨が張っているか、筋肉が張っているかです。
エラの骨の角度が鈍角だと、エラは張ってみえます。
どの程度張っていると、エラが張ってみえるのかというと、参考角度が以下のようになります。
勿論、個人差があるのですが、男性だと113.3°
女性で122.2°
上記の角度よりも角度が90°に近ければ近いほど、エラが張ってみえる事が多いです。
また、エラには咬筋(こうきん)という名前の筋肉があります。
この筋肉が大きく発達すると、やはりエラ張り顔になりやすいです。
詳しくは、『エラ張りは骨格と筋肉どっちが原因?【簡単に出来るエラ張りの原因分析方法】』でも説明しているので、是非ご覧ください!
そして、今回はエラの筋肉を無くす方法を紹介していくわけですが、これには2通りの手順が必要です。
手順1:エラの筋肉へのアプローチ
手順2:エラ張りの根本原因『食いしばり』へのアプローチ
食いしばりの話は少し長くなってしまうので、後程説明していきます。
まずは最初に、エラの筋肉へのアプローチしていきましょう。
こちらの動画を参考に、エラの筋肉の矯正を行ってみてください。
この矯正や体操である程度のエラ張りを解消する事は出来るのですが、これだけでは一時的に良くなったとしても、再びエラが張ってきてしまうのです。
これは、食いしばりを治していないからです!
食いしばりとは食事もしていないのに、奥歯に力をいれてしまう癖の事をいいます。
食いしばると、エラの筋肉が張ってきてだるさやこりを、感じるようになります。
また、エラが大きくなってきてしまうので、顔のサイズを気になされる方が多いです。
では、なぜ食いしばってしまうのでしょうか?
その理由の1つが、ストレスにあります。
ストレスを感じると、ストレスを体から取り除く為に、食いしばりを行うのです。
少しややこしいですが、説明します。
【ストレスと食いしばりの関係】
まず、体が何らかしらのストレスを感じます。
すると、このストレスを和らげたいと、体が反応するようになります。
その対処法の1つが食いしばりです。
奥歯で力いっぱいに噛むことで、β(ベータ)エンドルフィンという、リラックス物質が脳内で発生し、リラックス出来るようになります。
なので、ストレスを感じる度に食いしばる事で、体をストレスから守っているのです。
「いやいや、わたしは食いしばっていないですよ!」
という方も多いのですが、食いしばりを行っているのかチェックする時に、つぎの部分を診ていきます。
これらの症状があると、食いしばっている可能性が高くなります。
なので、エラの筋肉を無くすためには、食いしばりを治さなければなりませんが、一体どのようにすれば、治るのでしょうか?
残念ながら、食いしばりを完治させる方法は、まだ分かられていません。
ですが日々の施術の中で、次の方法を指導すると、食いしばりの症状が軽くなる患者さんが多いです。
これから、食いしばりを軽くしてエラの筋肉をなくす矯正方法をご紹介いたします。
ただ、エラをグリグリと押して矯正するようなやり方ではなく、エラ張りを根本から解決するやり方になりますので、参考にしてみて下さい。
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食いしばりの主な原因は、ストレスですが、それ以外にも食いしばりの原因となるものはあります。
例えば、口呼吸です。
呼吸は主に、鼻で行わなければならないものなのですが、口呼吸を行わなければならない場合もあります。
例えば、マラソンなど長距離を走る時。
長い間走ると、鼻呼吸だけでは酸素を出し入れが十分に行えないので、口でも呼吸して酸素の出し入れを行うようになります。
これは、正常な人間の生理反応ですね。
しかし、食いしばりの問題となる口呼吸もあります。
それが、緊張した際の口呼吸です。
大勢の前でプレゼンをしようとなると、緊張しますよね?
この緊張は、神経を通して心臓に働きかけ、脈拍を早くします。
脈拍が早くなるという事は、酸素も必要になってくるという事。
やはり、通常の呼吸だけでは足りなくなるので、口からも酸素を取り込もうとしまう。
鼻炎なので鼻が詰まっている場合もありますが、このような状態は、体が興奮した状態になります。
いわゆる戦闘モードです。
この状態は、体にとってはストレスになります。
このストレスから楽になりたいと願うようになり、先程のリラックス物質であるβ(ベータ)エンドルフィンを出そうと、体が自然に食いしばってくるのです。
原因不明な症状は『ストレスが原因ですね』と言われることも多いように、日常的に体はストレスと戦っているのです。
しかし、どのようなストレスが自分の体にかかると緊張するのかなどは、分かりません。
上司から少し怒られてストレスを感じる方もいれば、あっけらかんとしている方もいますしね。
何が自分にとってのストレスなのかを見極める事が大変なので、食いしばりの根本解決が難しいと言われている原因になります。
結局、食いしばりがある方は、何らかしらのストレスを体が感じているという事になるのです。
ストレスを無くすことは難しいですが、それでも食いしばりを楽にさせる方法はあります。
リビジョン鍼灸接骨院では、次の3つを行う事をオススメします。
では、それぞれ紹介させて頂きます。
マウスピースをつけると、食いしばりが軽くなる方は多いです。
歯をガードするタイプや、寝ている時に舌が落ちないようにするタイプのものなど、一言でマウスピースといっても様々な種類があります。
歯医者さんに相談すると良いでしょう。
ただ、基本はマウスピースは食いしばりを治すものではなく、食いしばる事で歯が削れてしまう事を予防するために作る事が多いようなので、事前に調べてから相談してみて下さい。
深呼吸は最も簡単に行える、食いしばり予防の方法になります。
口呼吸の方が食いしばりを行いやすいという事は、冒頭で説明しましたが、反対に意識的に鼻呼吸を行う事で、食いしばらないようにかつ、体の中に酸素を取り込む事が出来るようになります。
仕事中でも、通勤中でも気が付いた時に深呼吸をおこなって頂ければ良いのですが、やり方を一つ工夫する事で効果が上がります。
次の方法を試して下さい。
片方の鼻を使い、もう片方の鼻を呼吸を行う事で、酸素を取り込む鼻の筋力がアップします。
【やり方】
1.親指で片側の鼻をふさぐ。
2.首の筋肉を使わないように意識しながら、鼻から息を吸い、息を3秒間止める。
3.3秒息を止めた後に、息を吸った側の鼻を閉じ、反対側の鼻から息を吐く。
4.左右交互に、3回3セット行う。
「姿勢が悪い事に自覚はあるんだけど、なかなか自分で治せないしな~」
と姿勢を治すことを諦めていませんか?
姿勢を治さないと、食いしばりが治り辛くなります。
何故なら食いしばりには、体のバランスをとる働きがあるのですが、体が歪んでいた場合、その働きが食いしばりをひどくさせる原因となるからです。
食いしばりにはストレスを体から無くさせる働きの他に、姿勢を治す働きもあります。
例えば、首が曲がっていた場合。
首を曲げたままですと、やはり体は違和感を覚えるようになります。
なので、左右の噛み方を工夫し首や頭を筋肉を使い、頭が真っ直ぐになるように調節します。
ですが、それだけでは治せないほど、姿勢が悪い状態になってしまうと、問題が生じます。
頭が真っ直ぐなっても尚、食いしばりを続けてしまうのです。
加えて食いしばりが続くと、歯が削れてきます。
歯が削れると、その削れた状態で噛もうとするので、さらに症状が強くなります。
なので、姿勢をあらかじめ正しておくという事は、食いしばり予防に必要な事になるのです。
では、どのように姿勢を治していけば良いのでしょうか?
それには、次の方法がオススメです。
姿勢を治すには、実に様々な部分を矯正しなければなりません。
ですが、これらを自分で治せるようになるには、トレーナーなどの専門家の指導が必要になります。
なぜなら、自分がどのように歪んでいるかが、分からないからです。
しかし、食いしばりを持っている方には、歪みやすい部分というものがあります。
その一つが首です。
首を治すだけのも、食いしばりが軽くなりエラの筋肉がなくなる可能性が、高くなってきます。
例えば首猫背という言葉を、聞いた事はありますか?
最近では、ストレートネックやスマホ首とも言われますが、首が前に飛び出た悪い姿勢の事をいいます。
なのでこの姿勢を治していけば良いのです。
ですが、この首猫背。
なかなか治し辛い事で有名です。
なぜ治し辛いのかというと、ある部分の矯正を行っていない事が多いからです。
そのある部分とは、『舌の筋肉』になります。
舌の動きが悪くなり舌が正しい位置にいられなくなる状態を『舌低位(ぜつていい)』といいます。
舌低位になると姿勢が悪くなり、食いしばりやすくなるのです。
この厄介者は、一体何者なのでしょうか?
首の調節をご紹介する前、とても大事な『舌』についてお話させて頂きます。
舌の筋肉がしっかり使えていないと、首のバランスは整いません。
例えば、
「私、首コリや肩こりがひどくてね、マッサージは欠かせないのよ」
とマッサージに通う方。
やはり、首だけマッサージされても、首の凝りは良くなりませんよ。
何故ならマッサージだけでは、正しい首のカーブが作れないからです。
首を横から見ると、前に弯曲(わんきょく)した状態を保っています。
このカーブを作るために必要な筋肉が、舌になるのです、
更に詳しく説明すると、良い首を作るには次の条件が必要になります。
ではここから、実際どのように調節していくのかをご紹介いたします。
まず、首回りの筋肉が柔らかくなければなりません。
血流が悪くなりやすいですし、なにより凝り固まりますからね。
こちらの方法で、首の後ろの筋肉をほぐしてみて下さい。
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「鼻から息を吸って下さい」
と言うと、首に力が入る方がいます。
これは、正しくない呼吸の仕方になります。
なぜなら、首が曲がってくるからです。
呼吸の際に、不必要に使ってしまう筋肉に、『胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)』があります。
この筋肉は、首を前に動かす筋肉になります。
ただ実際にはその状態を保つには苦しいので、アゴを上げた姿勢をとるようになります。
これが、首猫背の大きな原因の1つです。
呼吸を止める事は出来ないですし、呼吸の度に余分な筋肉に力が入ってしまうと、筋肉は固まります。
少し大げさに表現すると、呼吸する度に首猫背になってしまうのです。
なので次の方法で、筋肉をストレッチしてみて下さい。
『胸鎖乳突筋のストレッチ方法』
【やり方】
1.枕を2つ重ねて、背中から首にかけるようして、仰向けに寝ます。
2.両手で胸骨をおさえます。
3.アゴを上げます。
4.深呼吸に合わせて、胸骨を骨盤の方向へ下がます。
5.一連の動作を、3回3セット行います。
首の前後の筋肉を柔らかくした後に、舌骨の筋肉を鍛えましょう。
舌骨とは、首の前にある筋肉で、首を前側から支える作用があります。
もう少し専門的な話をすると、呼吸にも関係してきます。
息を吸う時に前側、吐く時に後ろ側に動いて、呼吸をしやすくしています。
そして、首を前側に引っ張って、首の正しいカーブを作る役割も担っています。
つまり、マッサージやストレッチで首の後ろ側の筋肉をいくら柔らかくしていようが、舌骨筋群(ぜっこつきんぐん)が使えなければ、首は正しい位置に戻り辛いのです。
では、この部分を調節していきましょう。
『舌骨筋を動かす舌骨体操』
【やり方】
1.舌をスポットにつけて、アゴを上げます。
2.両手で首を引き下げます。
3.その状態を保ちながら、深呼吸を3回行います。
4.アゴ先に両手の親指を置きます。
5.前側に伸ばします。
6.深呼吸を3回行います。
7.一連の体操を3回、3セット行います。
さて、食いしばりを良くする鼻呼吸をやり方を、姿勢の治し方をご紹介してきましたが、ここで東洋医学の話をしていきましょう。
「なぜ、東洋医学?」
となりますよね!
ここで、東洋医学の話をするには、ある意味があります。
その意味とは、『ストレスからくる食いしばりを治すヒント』が隠されているからです。
東洋医学では、ストレスの種類を次のように分けて考えています。
そして、そのストレスに対応する臓器が決まっています。
それぞれの臓器が、その感情をコントロールしているのです。
ですが、その感情が体にたまりすぎると、臓器でコントロールできなくなり、体が壊れます。
その補助として、食いしばるを行っているわけです。
『怒りのストレス』を例に、説明していきます。
例えば、小さい頃。
必要以上に親から怒られてばかりだとします。
これは、大人になっても深層心理に残るトラウマとなります。
確かに悲しみ泣く子供もいますが、
反逆して怒る子供もいます。
肝の働きは、怒りのコントロールを行う事にあります。
ですが、肝にも許容範囲があるので、うまくストレスを体から逃がしてやらなければなりません。
そんな時に食いしばり、肝の働きを助け、その怒りをコントロールするのです。
小さい頃のトラウマが残った場合。
大人になっても、食いしばりの癖が残ってしまいます。
しかも厄介な事に、人間はいやな事を忘れやすい生き物です。
なので怒りの感情。
そのトラウマを忘れてしまい、なぜ自分が食いしばるのかが分からない。
という場合が多いのです。
このように、深層心理まで波及したストレスからくる食いしばりを良くすることは難しいですが、東洋医学の観点からいうと手段はあります。
それは、食事を変える事です。
東洋医学では、臓器の働きを助ける補食(ほしょく)という考え方があります。
その食事を食べる事で、臓器の働きが良くなるのです。
例えば、怒りの感情が肝を傷つけ食いしばっていた場合は、次の食事を積極的に摂る事をオススメします。
栄養学的には、一見なんの関係も無さそうですが、患者さんにすすめてみると、効果を実感される方も大勢いらっしゃいます。
以下に、内臓の働きを良くする食材を紹介しますので、最近感じたストレスに合わせて食べてみて下さい。
以前よりも怒りやすくなった。
または、怒られてばっかりいる方は、肝を助ける食事がオススメ。
嬉しい事ばかり続いているばかりなのに、なぜか体調が優れない。
もしくは、誰かに意地悪されて憎しみの感情を抑えつけている方は、心(しん)を助ける食事がオススメです。
思い込みや、心配事を抱えている方は、脾(ひ)を助けましょう。
失敗してしまって後悔している方や、最近溜息ばかりしている方は肺(はい)を補う食事を心がけてください。
未来への不安や焦り。
なんともいえない恐怖を感じている方は、腎(じん)を強くします。
小顔になるには、エラ張りを無くす事が必要になります。
ですが、食いしばりがあるとエラの筋肉が発達してしまい、エラ張り顔が良くなりません。
エラの筋肉をなおすためには、マウスピースを作る事も良い方法の1つです。
そして、自分で出来る方法としては、次の事を試してみてください。
まずは、鼻呼吸を行って、積極的に体への酸素の入れ替えを行う事から始めてください。
姿勢を正して、舌や首の筋肉を良くすると更に、効果的に酸素の入れ替えが行えて、食いしばりが軽くなります。
そして、忘れてはいけない事がもう1つあります。
それは、食事を変える事です。
どのようなストレスが体にかかっているのかは、自分では分かりません。
ですが、自分でなんとなくでも良いので、なにが自分のストレスになっているのか、予想を立ててみて下さい。
そして、そのストレスに対応している臓器の働きを良くする食事を、意識的に食べてみて下さい。
体調が変わってきますよ。
食いしばりは顔を大きくするばかりか、首こりや肩こりの原因にもなります。
今回の記事が、皆様の助けになっていれば幸いです。
参考にしてみて下さい。
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