鍼灸・東洋医学2018/7/31   更新日: 2018/11/13

夏なのに手足が冷える時にオススメのツボ5選

手足の冷え 表紙

 

夏、真っ只中。

 

 

外が暑い中、電車やデパートにひとたび入ると、心地よい冷たい風が吹いてきます。

 

 

しかし、最近では公共の乗り物のエアコンはやや効きすぎに感じる時もあります。

 

 

特に冷え性の方にはつらいと思います。

 

 

実は冷房のせいか、夏の冷え性という方も増えています。

 

 

エアコン

 

 

そこで今回は冷え性についてお話していきたいと思います。

 

 

冷え性の原因

 

冷え性の原因の大まかなに3つの理由が言われています。

 

 

寒気

 

 

  • ・熱がうまく作れない
  • ・熱がうまく運べない
  • ・熱の調整がうまくできない

 

 

どういうことか詳しくお話していきます。

 

 

熱がうまく作れない

人の身体は約35~36℃の体温があます。

 

 

これは生きていくのに必要な熱で、身体はこの温度を保ちながら生活しています。

 

 

この熱を作る仕組みは、運動と食事です。

 

 

運動して筋肉が動くことでも熱が発生して体を暖めてくれます。

 

 

運動

 

 

運動により作られる熱は、身体全体の6割になります。

 

 

また食べたものを消化・吸収して必要なものを体の中で作り変えていきます。

 

 

これを代謝とよび、人が生きていく中で最低限必要な代謝を基礎代謝(きそたいしゃ)と呼びます。

 

 

代謝により熱が発生し、発生した熱を全身に送ります。

 

 

食事

 

 

食事の後に眠くなるのは、代謝による体温が上がったためと言われています。

 

 

食事の不摂生や運動不足により体温が作れない場合は、身体の深部が冷えることが多いです。

 

 

これは規則正しい時間での食事や温かい飲み物などを取ることで、少しずつ変わってきます。

 

 

とん汁

 

 

また運動不足で起こるもの、仕事の合間のストレッチやエスカレーターではなく、階段を使うなど少し体を動かすだけでも変わってきます。

 

 

熱がうまく運べない

発生した熱が、全身に行き渡ることで体温となります。

 

 

血液

 

 

そのために重要となるのが、血液です。

 

 

血液は37~38℃あり、全身にくまなく張り巡らされた血管の中を流れています。

 

 

これにより体温を維持できています。

 

 

体温計

 

 

なので、貧血の方や動脈硬化などでも冷え性になることもあります。

 

 

熱の調節がうまくできない。

うまく熱が作れ、うまく運べても、それらの調整が上手くできなければ、体温を一定に保つ事ができません。

 

 

体温調整で重要なのが自律神経です。

 

 

自律神経とは、体のON-OFFを調節する神経で、交感神経と副交感神経の2つあります。

 

 

交感神経は身体を活発にして、副交感神経は身体をリラックスさせます。

 

 

この調整に不都合が出てくると、体温の調整が上手くできず、冷え性やほてりの原因になります。

 

 

自律神経の乱れが引き起こしやすいのは、更年期障害などが挙げられます。

 

 

女性は男性より筋肉量が少ないく、血管も細いため熱を手足の先まで運びにくい傾向にあります。

 

 

さらに交感神経が興奮すると、手先や足先の血管はさらに細くなるため、手足が冷えやすくなります。

 

 

四肢の冷え

 

 

 

なので更年期障害などの自律神経の乱れから手足の冷えを引き起こすこともあります。

 

 

またむくみがあると、血管が圧迫されて、十分に血流が届かないことがあります。

 

 

これも運動をすることで循環改善を図ることができます。

 

 

東洋医学での冷え性

 

東洋医学でも冷え性の原因は、以下の様なものがあります。

 

 

・陽虚(ようきょ)

・陽気鬱阻(ようきうつそ)

・血寒(けつかん)

・痰湿内阻(たんしつないそ)

 

 

まずは体温の源と考えられているのは気です。

 

 

エネルギーと考えていただけるとイメージしやすいと思います。

 

 

気にはいくつかの作用があり、そのうちの1つに身体を温めるという作用があります。

 

 

これを温煦(おんく)作用といいます。

 

 

気

 

 

気が全身を巡っているので、身体は温かくなってと考えられています。

 

 

この気が少なくなっているか、滞っていて巡っていないことで冷えを引き起こすことがあります。

 

 

 

気が不足していることを、気虚(ききょ)といい、気虚に加えて寒気などの症状が出ていることを、陽虚(ようきょ)といいます。

 

 

冷房

 

 

高齢者に寒がりが多いのは、腎陽虚によるものも多いです。

 

 

気が渋滞を起こしてしまうと、その先には気が巡りません。

 

 

結果、温める事が出来ず冷えていきます。

 

 

この気が渋滞してしまい手足の冷えなどの症状を起こすことを陽気鬱阻

 

 

この渋滞の原因が湿気の場合があります。

 

 

湿気により気が巡らずに手足の冷えを引き起こすことを痰湿内阻といいます。

 

 

湿

 

 

もう1つに理由として、外からくる冷たい空気である寒邪(かんじゃ)が原因です。

 

 

クーラーなどの冷たい風もこれに当たります。

 

 

寒邪には収引(しゅういん)作用いうものがあります。

 

 

これは縮める作用という意味で、身体の筋肉や経絡などを縮めてしまいます。

 

 

血寒では、経絡が寒邪により、通りを阻害されたことで引き起こされます。

 

 

寒気2

 

 

血寒の場合は、経絡に寒邪が入ることで、血にも影響を及ぼし痛みを引き起こすことがあります。

 

 

特に夏場のように汗が出た後は、汗腺が開いているので、寒邪は入りやすくなっています。

 

 

そのため、夏場は外では暑い分、クーラーのかかった建物の中では冷えやすくなります。

 

 

冷え性に効くツボ

ここからはいよいよツボについてお話していきます。

 

 

冷えに対して、効果が高いのはせんねん灸などのお灸です。

 

 

せんねん灸は、熱くなったら取ってください。

 

 

せんねん灸

 

 

今回は、特に効くツボを厳選して選びます。

 

 

  • ・大椎(だいつい)
  • ・合谷(ごうこく)
  • ・関元(かんげん)
  • ・三陰交(さんいんこう)
  • ・湧泉(ゆうせん)

 

 

冷え性のツボ

 

 

首にある大椎というツボは、陽気の集まるツボで温めることで全身が温まります。

 

 

お灸が難しい場所なので、ドライヤーで温めても効果があります。

 

 

ドライヤー

 

 

合谷は気を巡らせる作用の強いツボで、気が滞っている状態には最適です。

 

 

関元というツボは、臍下丹田(さいかたんでん)とも呼ばれます。

 

 

昔から女性がお腹を冷やしてはいけないと言われるのが、これがお腹にあるからです。

 

 

温めるときにポイントとなるところがこのツボです。

 

 

また足先が冷えるという方には、足にお灸を据えるいいでしょう。

 

 

足裏の湧泉は腎経という水分代謝にまつわるツボです。

 

 

ここを刺激することで、末梢の循環が改善されてきます。

 

 

まとめ

 

基本的に夏に手足の末端が冷たくなる場合は、気血の通りが悪いことで起こります。

 

 

さらに暑いところで汗をかき、寒邪が入りやすい状態で、クーラーなどの寒いところに行くという寒暖差の影響してきます。

 

 

夏といっても油断せず、1枚羽織ったり、手足を露出しすぎないように注意が必要です。

 

 

そして、手足が冷えてどうしようもない時は、是非ツボ押しをお試しください。

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