メガネを作る前に顔を矯正しないと、メガネが合わなくなる可能性がある!?
何回直してもずれてくる、メガネ。
メガネを自分の骨格に合わせて作る方は、少ないでしょう。
なので、平均よりも顔が大きいとメガネが広がって、メガネがずれるという事も、確かにあります。
しかし、メガネを作る前にやっておかなければならない事があります。
それは、こめかみの矯正。
正確にはこめかみの筋肉(側頭筋)の矯正になるのですが、この筋肉の左右差を治さなければ、せっかくメガネを作り直したのにまた作り直す羽目になるかもしれません。
今回は、顔が大きくても大きくなくても有効なメガネがずれなくなる方法を、ご紹介いたします。
アイスの棒を3本用意して、読み進めていって下さい。
目次
顔が大きいとメガネはずれます。
正確には、顔が大きい方は目尻から耳までの距離が長く大きいです。
なので、メガネが広がりずれてきます。
また、頭蓋骨の形にも顔の横幅は左右されます。
横に長い頭蓋骨の方は、頬骨や頭のはち、こめかみも横に広がる傾向があります。
なので、既存のメガネフレームが合わないので、メガネが広がってずれるようになります。
顔が大きい方も、大きめなフレームのメガネに変えれば、メガネはずれ落ちなくなります。
と言いたいところですが、顔が大きい事以外にも、メガネがずれ落ちる原因となるものは沢山あります。
顔が大きい以外にメガネがずれる原因として考えられるものに、次のものがあります。
メガネを作る時には、これらを考慮しながら行うと良いでしょう。
この中でも、大きな原因の1つあります。
しかも、それはメガネの造型を変えるだけでは、どうにもならない部分になります。
メガネの造型を変えても尚、メガネがずれる原因となるもの。
それは、こめかみの筋肉です。
こめかみとは、奥歯に力をいれた時に盛り上がる、目の横側のへこみの部分。
この時に盛り上がる筋肉を、側頭筋といいます。
こめかみの筋肉は咀嚼(ものを噛む)時に働く筋肉で、更に顎を支える筋肉でもあります。
この筋肉がないとものをしっかり噛めないですし、あごを真っ直ぐ正しい位置で支える事が出来なくなってしまいます。
この筋肉は非常に薄い筋肉なのですが、奥歯に力をいれた時に盛り上がりますよね?
そして、メガネをかけた時にはフレームがこの筋肉の上を通ります。
この盛り上がり方に左右差があったとします。
すると片方のフレームは筋肉に押しやられて広がり、もう片方のフレームは真っ直ぐのまま。
メガネの大きさ自体に左右差が生じずれてくるというわけです。
その大きな理由の1つに、顎のずれがあります。
これがあると左右均等に物を噛んだつもりでも、左右差が生じこめかみ部分の筋肉の盛り上がりに歪みがでてきます。
ですので、顔が大きくメガネがずれる事があったとしても、この歪みを矯正しないでメガネを作ってしまうと、結局再度メガネを作り直すといった可能性も出てくるわけです。
顎のずれがこめかみの筋肉の左右差につながるのだとしたら、顎のずれの矯正を行う事は、メガネのずれを防ぐ有効な手段の1つだと考える事が出来ます。
では実際に、顎のずれを矯正していきましょう。
アイスの棒を3本用意してください。
【やり方】
①鏡でどちらの口角が上側にあるか確認してください。
②両方の歯でアイスの棒を縦方向で噛み歯型を付けて下さい。
口角の上がっている側の棒は上側と下側が分かるようにしておいて下さい。
③口角の上がっている側の棒を新しいものに変え再度、棒に歯型を付けて下さい。
④口角の上がっている側の棒を重ねて下さい。
その際上には上の歯の歯型。
下には下の歯の歯型が付いている側になるように注意してください。
⑤アイスの棒を再び噛んで下さい。
この時口角が上がっている側は2本、反対側には1本アイスの棒を噛んでいる状態になっています。
⑥2本重ねたアイスの棒の下側の棒を1mm前にずらして下さい。
⑦その状態を肩を回したり、その場で足踏みをしたりしながら1分間保持して下さい。
顔は小さいのに、メガネがずれると感じる方。
鼻が低く、メガネをひっかけるところがないと、顔が大きい場合と同じようにメガネはずれます。
ですが、鼻が低い場合以外にも顔が小さいのにメガネがずれる原因があります。
それは頭のいびつさです。
頭を触ったら時に、右の頭のはちと左の頭のはちのカーブが違う方。
目や耳の高さに左右差がありませんか?
諸説ありますが、頭が大きくなる理由は脳ミソの成長にあります。
脳ミソが大きくなるに従い、頭蓋骨に刺激が入ります。
その刺激が骨を成長させる原動力になり、骨が出来てきます。
ですが、寝方なども関係して骨の一部分に常に圧が加わってくると、骨の成長に障害が出てきます。
頭の骨が歪んでくるのです。
目や耳の高さに大きな差がある方の頭を触ってみると、頭の形が悪い事も多々あります。
「メガネ、ずれたりしませんか?」
と訊ねると、
「はい、結構ずれるんです。」
と回答する方が多いです。
頭の形を治す矯正は出来ません。
(時折、整体で頭の形を治しますという話を聞きますが、恐らく、いうほど治らないと思います。)
ですが、顔が小さいのにメガネがずれると感じる方は、自分の頭の形をチェックしてみると良いでしょう。
顔が大きいとメガネがずれるのか?
その答えはイエスです。
しかし、顔が大きいだけがメガネがずれ落ちる原因ではないです。
その原因の1つが、こめかみの筋肉の左右差。
顎がずれてこめかみの筋肉に左右差が生じるとメガネが徐々に広がっていってずれの原因となってしまう事があるのです。
今回ご紹介した顎の矯正法を参考にして、メガネのずれでイライラしない快適な生活を送って下さい。
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