顔が曲がってるのは生まれつき!?
うん、でも段々と歪んでくる事もあるようだね。
生まれたばかりの赤ちゃんの顔を見分ける事は、至難の技です。
しかし成長するにしたがい、顔に特徴が出てきて見分けがつくようになります。
なぜなら人によって骨の成長の仕方が違うから。
この成長の違いで外見がある程度決まってきます。
例えば、頬骨は成長に従って次のように成長していきます。
生まれた時は透明な青い形なのですが、成長に従い内側の骨が無くなり、外側に骨がついてきます。
それにより、頬骨は外張りの形になってきます。
下顎の場合は、以下のようになります。
青い矢印の方向の方向へ骨が成長し、黒い矢印の方向へ骨が無くなっていきます。
つくところには骨がつき、無くなっていく部分はくびれていく。
このような成長を繰り返し、大人の顔つきになってきます。
なので顔が曲がってる人は、成長の過程になにかしらの問題がおきて特徴が強調されすぎた結果、顔が曲がってるいう事になりやすいです。
では、顔の曲がってる原因はそれだけなのでしょうか?
実は、顎の位置と肋骨にも原因があります。
【顎の位置】
【肋骨の歪み】
今回は顔の曲がってる人に多い、顎と肋骨の歪みについてご紹介していきます。
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顔が寸分の狂いなく対称の方は少ないです。
大なり小なり皆さん顔は曲がっています。
ただ、その曲がりが行き過ぎると気になってきます。
揃っている方もある一定までで、揃いすぎていると人間なのに人形のように見えて始めます。
どこが変かはいえないが、なんとなく違和感を覚えるようになってしまうのです。
マネキンのような顔つきになります。
その原因の1つが、顔の骨の成長過程で左右差が生じるもの。
意外と小顔の人ほど骨の成長の仕方に癖があります。
なので、小顔なのに顔が曲がっている。
という事も多いのです。
骨の成長以外に、顔を曲げてしまう原因について探っていきましょう。
それではまず、自分の顔の曲がりがどの程度なのかを調べてみましょう。
次の6つの内4つ以上に引っ掛かると、顔が曲がって見られやすいです。
鏡の前で顔を少し上げてみて下さい。
左右のエラの高さに違いがありますか?
また唇を上げるように笑って下さい。
頬肉の盛り上がり方に左右差はありますか?
明らかに左右差がある場合は、チェックして下さい。
エラで重なるように、次の点にテープを貼って下さい。
貼り終わりましたらテープの形が崩れないようにはがして、テープの角を分度器で測って下さい。
左右の差が5~10度以上ありませんか?
あった場合は、チェックして下さい。
メジャーで耳の前(耳珠点)から小鼻までの距離を測って下さい。
左右の長さで0.5センチ以上ありませんでしたか?
舌先を上顎の真ん中につけて口を開けてください。
舌の裏のひだが左右どちらかに曲がっていませんか?
顔を上げた時の左右の目尻の高さの差を、鏡で確認してください。
左右の目尻の高さに左右差はありませんか?
目を大きく開けるように、眉毛を上げて下さい。
その際に、眉毛の高さに違いはありませんでしたか?
小顔矯正の先生は、顔の曲がりをチェックする際に顔の歪み方自体をチェックするのはもちろんの事ですが、その他にもチェックするポイントがあります。
それが、顎の歪みと肋骨の歪みになります。
顔を曲げる原因の1つである顎の歪み。
ただ位置がずれているという事だけではなく、動き方についてもチェックしていきます。
顎が歪むと咀嚼力(食べ物を噛む筋肉)や表情筋の使い方に左右差が生じます。
筋肉の使われ方に差が生じると、バランスが悪くなるので歪んでいると感じやすくなります。
また、筋肉が骨格をずらし、実際に顔が段々と曲がってくる場合もあります。
ここが歪んでいると、顔の他の部分の矯正を行っても元に戻ってしまいます。
例えば、口の開け閉めで著明に曲がってしまう方。
右噛み、左噛みのように食事の際に使いムラがある方。
このような方は、咬筋・側頭筋・外側翼突筋という3つの筋肉の使い方が下手になっています。
食べ物を噛みこむ際には、側頭筋というこめかみの筋肉が顎を後ろに引きます。
しかし、あまり強く引きすぎてしまうと顎が過度に後ろに移動してしまい、問題が生じます。
なので、口を開く際や顎を左右に動かす際に、外側翼突筋という筋肉が顎を前側に動かすようにバランスととります。
この一連の動きが正常なのですが、顎が歪んでいる場合。
顎の前後方向へのバランスをとる力が、上手く働かなくなります。
ひどい方ですと、顎がカクカク鳴るという事にもなりかねません。
顎の歪みを共に、顔を曲げる原因である肋骨の歪み。
肋骨と顔。
一見関係なく見える両者ですが、実はとても関係が深いです。
肋骨が歪むと横隔膜が上手く使えなくなり、鼻呼吸から口呼吸になりやすくなります。
口呼吸は、食いしばりと関係が深いといわれています。
食いしばると、エラの筋肉が過剰に大きくなる事が多いです。
また、顎が歪んでいる場合は片方のエラの筋肉だけ発達してしまい、結果、顔が曲がってしまいます。
このように、食いしばりは顔を曲がらせる癖の1つです。
また、姿勢の悪さにも関係があります。
歩く時に上半身と下半身は反対の動きをします。
右足が前に出たなら、左手が前に出るといった具合です。
体の上下が反対側に捻じらながら前に進んでいけるようになるのですが、この時にもっともよく動く部分が、以下のようになります。
しかし、これらに歪みなどの問題があると、他の部分で捻じりを代償するようになります。
多くは、膝や腰椎なのですが、それ以外でもバランスをとる部分があります。
それが、顎です。
顎が左右に微細に動く事によって重心バランスと保っている事があるのです。
肋骨の歪みが、顔の歪みも引き起こしてしまうのです。
肋骨の歪みを矯正したい方は、こちらを参考にしてみて下さい。
参照:『肋骨が片方だけ出てる?それって自分でも矯正できますよ!』
方法は2つあります。
最初は、自分で治してみたいな。
という方も多いと思います。
これらを参考に自己矯正を行ってみて下さい。
整体院では、実際にどのように歪んでいるかを調べてから、矯正していきます。
しかし、ご自身で治す場合は顎や肋骨の動きを良くするというイメージを持ちながら行ってみると良いでしょう。
【やり方】
1.下顎を右にずらし、指先で左から押す。
その状態で、深呼吸を3回繰り返す。
2.反対側も同様に行う。
3.手と膝で体重を支えるように、四つん這いになる。
4.右手を顔の前まで移動させ、背中が軽く丸まるように調節する。
5.右膝を床から上げ、外側へ広げる。
その際に、お尻に力が入る事を感じる。
6.その姿勢で、鼻から吸って口から吐く深呼吸を3回繰り返す。
7.一連の動作を左右3セット繰り返す。
参照:
『輪郭の左右非対称を防ぐには毎日3分間原因に合わせた顎の体操を行うといい』
『じゃがいも顔はセルフ小顔矯正で調理する【3分クッキング】』
こちらの動画も参考に行ってみてください。
顔の曲がってる方はまず、顔のどこが曲がっているのかチェックして下さい。
そして、顔の曲がりの共通した原因は、顎と肋骨の歪みにあります。
しかも、この2つは歪みやすい部分でもあるので、注意が必要です。
顔が曲がってると感じの方は、今回の体操を是非試してみて下さい。
顔の歪みでお悩みの方の助けになれば、幸いです。
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