体の歪みを自分で治す場合。
おすすめする方法が、次の2つです。
しかし、フィットネスジムなどで行うエクササイズではなく、1人1人の歪みに合わせた歪み矯正体操がおすすめです。
ここで問題があります。
自分の体が、どのような歪み方をしているのかが分からない
といった点。
そんな時に目安になるのが、肩の高さの左右差。
『肩がずれるってどういう事?【銀座の骨接ぎ先生が詳しく解説】』でも紹介しましたが、肩の高さが左右で違う場合は、体の歪みが進行している可能性が高いです。
肩の高さの違いに加えて、
などの癖も加わると、歪みが固定されてしまいます。
すると、体操を行ってもなかなか体の歪みが治らない場合も多くなってくるので、困ったものです。
しかし裏を返せば、癖を利用しながら体の歪みを治す事も可能という事になってきます。
簡単にいうと、カバンをいつも右で持っている方は、左で持つようにすれば良いのです。
「じゃあ、今日からカバンは反対側に持とう」
となるのですが、実は、そのまま同じ側でカバンを持ち続けたら方が、良い場合もあるのです。
「なんじゃそら!?」
今回は、カバンの持ち方を変えて、体の歪みを治す方法をご紹介します。
体の歪みがある方は、○側の肩でカバンを持ってね。
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体の歪みを助長するようなカバンの持ち方をしている方は、歪みが強くなります。
例えば、巻き肩の方。
巻き肩になると、二の腕の骨である上腕骨の前側と胸が近づき、大胸筋という筋肉が使い易くなります。
巻き肩の方が、いつも同じ側でカバンを持つと腕がカバンで固定され、肩や腕をあまり振らずに歩くようになります。
すると、大胸筋が二の腕の骨(上腕骨)を前側に引っ張ってしまい、肩を後ろに戻せなくなります。
また、胸骨(胸の前側の骨)が傾き歪んできます。
胸骨の歪みは、胸郭(胴体)を歪ませる原因となります。
胸郭が歪むと上半身の重心がずれるので、歪みが強くなります。
このように、巻き肩の方が片側でカバンを持つと、体が歪むのです。
両肩とも巻き肩の場合は、まず肩甲骨、上腕骨を一時的に正しい位置に矯正する必要性があります。
そして、正しい肩の位置で、カバンを持つ必要があります。
一時的に肩を正しい位置に戻すには、次の方法を試してみて下さい。
あくまで一時的なのですが、ご自身で、肩を正しい位置に矯正する方法をご紹介いたします。
【やり方】
1.背中を壁につけて、立つ。
2..矯正したい肩の腕を前側に90度上げ、肘を曲げる。
3.反対側の前腕を上側に沿わせる。
4.上側の手で矯正したい側の肘を支え、深呼吸を行いながら肘を後ろ側に押す。
一般的には、次の歪みを見ている事が多いです。
今までに整体へ通った事のある方は、これらの歪みについて、何かしら指摘された事もある事でしょう。
では、どのような歪み方をすると、かばんを右に持つべきなのでしょうか?
左にかばんを持った方が良い時とは、どのような場合なのでしょうか?
右肩が上がっている方は、左肩にかばんを持ちましょう。
と簡単に説明出来ればよいのでしょうが、なかなか、そういったわけにはいかないのが現状です。
その理由の1つに、
重心バランスの取り方には個人差がある
という理由が挙げられます。
例えば、カバンを右肩で持ったとします。
すると、右肩に重心が移動しやすくなるので、体のどこかの部分を使い、右側へ移動した重心を左側に戻さなければなりません。
その方法には、次の方法が考えられます。
これらの方法以外でもバランスをとる事は可能ですし、多くの場合は、複合的に体を動かしてバランスをとります。
なので、
カバンをどちらかの肩で持ちなさいという明確な答えを自分で探す事は、非常に難しいのです。
しかし、カバンの持ち方変えると、体の歪みが治りやすい事も事実です。
確かに一番良い方法は、整体の先生に歪みを検査してもらい、どちらの肩でカバンを持ては良いのかを、調べてもらう事です。
ですが、次の症状がある場合は、明確にかばんを持った持つべき側があります。
それを調べる方法として、次の方法を試してみて下さい。
【やり方】
1.姿見の鏡の前で、肩の高さのチェックを行う。
2.両手をバンザイして、手の高い方をチェックする。
3.椅子や台など安定してところに立ち、前かがみを行い、どちらの手が下にあるかをチェックする。
この検査で、次の事が分かります。
【右肩が高いがバンザイをした際に左手が高くなる場合】
右肩の筋肉が過剰に緊張して、肩を上げている可能性がある。
【右肩が高いが前かがみになった際に右手が左手よりも下に来る場合】
左の背中の筋肉が肩を下に引っ張っている場合がある。
これらに当てはまる方は、次の肩でカバンを持つようにしてみて下さい。
この場合、右肩でカバンを持つことはおすすめしません。
左肩でカバンを持つようにして下さい。
なぜなら、すでに緊張している肩の筋肉を余計にすくませることになり、肩の高さの差が広がる可能性があるからです。
しかも、このような場合。
肩が高くなる原因が、肩関節の歪みからくる場合もあります。
カバンの持ち方を変えて痛みが生じる場合は、専門院でみてもらって下さい。
低い側の肩。
今回の場合は、左肩の背中側の筋肉が、左肩を下に引っ張っている可能性があります。
この場合も、左肩でカバンを持つことをおすすめします。
しかし、カバンの持ち方を意識して変えて下さい。
少し上半身を右傾けるような感覚でカバンを持つと、体の歪みが補正されます。
この場合の注意点。
背骨の歪みが原因で、背中の筋肉が緊張している場合は、背骨の歪みを治さなければならないのです。
そんな場合は、側弯体操やストレッチポール上での体操がおすすめです。
体のバランスのとり方は個人差があるので、実際は整体師に、体の歪みを診てもらい、カバンの持ち方の指導を受ける事がベスト。
しかし、なかなか整体へ通う時間や、良い整体院を見つけられない場合は、次の方法を実践してみて下さい。
肩の高さをチェックして、前かがみとバンザイを行い、手の高さや伸び方をチェックする。
前かがみになった時に、高い肩側の手が下になった場合は、低い側の肩でカバンを持つ。
バンザイをした際に、高い肩の手が低くなった場合も、低い側の肩でカバンを持つ。
これを意識してカバンを持ては、体の歪みはひどくなりません。
そして、バンザイをした際に高い側の手が低くなってしまった方がマッサージを受ける際には、注意が必要です。
このような場合、肩が上がっているのは、肩関節に問題があり、防御の為に筋肉を固くしてバランスを取る為であって、筋肉をほぐしてはいけない場合があるからです。
むやみやたらに肩や首のマッサージを受けると、筋肉のバランスが崩れて歪みがひどくなったり、痛みが生じる可能性が高いです。
肩こりでマッサージに行ったのに、肩に違和感を覚えたら、歪みの検査を受ける事をおすすめします。
それ以外の場合は、肩の高さを指標にカバンを持つようにしてみて下さい。
カバンの持ち方で迷っている方の助けになれば、幸いです。
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