がに股。それは男の人ならそれほど気にならないかも知れないですが、女の人にとっては一大事です。
がに股を治すなら骨盤矯正がおすすめですが、骨盤矯正を受けても治らなかった方。
もしかしたら、がに股を治す骨盤矯正の順番が正しくなかったかも知れません。
今回は、今からでも出来るがに股の骨盤矯正体操のやり方をご紹介いたします。
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がに股の人の骨盤をチェックしてみると、ある特定のパターンで歪んでいる事が多いです。
その歪み方をしている場合は、股関節の矯正を優先して行っていきます。
これにはあるワケがあります。
がに股の骨盤矯正より股関節の矯正を優先する理由。
それは、正しい位置骨盤の位置がキープ出来なくなるから。
左右のお尻の筋肉が、骨盤が正しい位置にくるように調整し支えています。
そして、筋肉は骨格が正しい位置にないと、しっかりと力をいれる事が出来ません。
しかし、股関節のずれると(大腿骨頭が骨盤臼にしっかり入っていない状態)お尻の筋肉が使えなくなります。
骨盤の正しい位置がキープ出来ないので、がに股が治らないのです。
なので股関節の矯正を優先する必要があるのです。
先ず、股関節がずれているのかチェックしてみましょう。
やり方
1.ベッドなど高さがあるところから脚を下ろして仰向けに寝る。
2.片方の膝を曲げ抱え込む。その際に反対側の太ももが動くかを確認する。
3.反対側も同様行う。
股関節をチェックした際に、抱え込んだ膝の反対側の太ももが持ち上がらなかった場合は、股関節がずれている可能性が高いです。
その場合は股関節の矯正体操から始めましょう。
やり方
1.太ももが上がらなかった側を上にして、横向きに寝ます。
2.股関節と膝関節を90度に曲げて足裏を壁に着けます。
3.上側の膝を下側の膝よりも前に突き出します。
4.足の裏は壁から離さずに上側の膝を上に上げます。
5.お尻に力が入るように調節して深呼吸を3回繰り返します。
股関節のチェックで片方だけ太ももが持ち上がらなかった方は、股関節の矯正を行った後に、こちらの矯正体操に進んで下さい。
やり方
1.先程と反対側になり横向きで寝る。
2.膝の間にクッションもしくは丸めたタオルを挟む。
3.上側の膝を下側に膝よりも後ろに引き、足首を上げる。
4.息を吐くと同時に足首を上げ膝でクッションを押してお尻に力がはいるように調節する。
太ももの筋肉を使って骨盤の位置を矯正しましょう。
やり方
1.仰向けに寝て膝と股関節を90度に曲げ足裏を壁に着ける。
2.膝の間にクッションを挟み、左の足裏の位置を外側に広げる。
3.膝でクッションを挟み腰を床から軽く上げ右の足裏を壁から離す。
4.太ももの裏に力が入るように調節して深呼吸を3回繰り返す。
がに股矯正の最終目標は、キレイに歩けるようにする事です。
ただし、ここでいうキレイとはモデルさんのように歩けるようになる事ではありません。
歩行学的に、股関節、膝、足首に無理な力がかからないよう、意識しないでも歩けるようになる為に、がに股矯正を行います。
なぜならば、歩行の際に正しくお尻に力が入るようになれば、筋肉が股関節や骨盤を正しく矯正されるようになるので、施術回数が少なくなるからです。
歩くだけで、姿勢や足の形が良くなるのであれば、最高ではないですか?
これは本当です。
矯正を行う先生の腕が悪いという場合もありますが、どんなに矯正を受けても治らない人がいます。
その場合考えられる原因を列記します。
前述したように、股関節とは太ももの骨である大腿骨頭が、骨盤のへこみ部分の骨盤臼に入りこみ関節を構成しています。
しかし、ここに痛みや変形があると折角、がに股矯正をおこなって股関節を正しい位置にしても、元の歪みの位置に戻りやすくなってしまいます。
というよりはむしろ、関節の位置を見た目上美しいからといって、矯正してはいけないという事です。
なので当院では、そういった場合は初診の際にお伝えしています。
骨が伸びる成長期にバレエやサッカーなどのスポーツを行っていた方の中には、骨自体が捻じれ曲がっている方がいらっしゃいます。
骨はリモデリング(作り直される)されるので、ある程度の曲がりでしたら大丈夫ですが、曲がり度合いが強い場合は、がに股が矯正されなくくなる事も予想されます。
これが意外と見落とされやすいのです。
肋骨の歪みを放置しながらがに股の矯正を行っている先生も多いのですが、肋骨が歪んでいると横隔膜が姿勢筋になり、その代償で歩行の際に無駄な力がお尻にかかるようになりって、足の開きが大きくなってしまう場合があります。
こちらに肋骨の自己矯正のやり方を記載していますので、今までにがに股矯正を受けていたけれども、なかなか治らなかったという方は参考にして下さい。
こちらも矯正の中でもかなりマニアックな部分になるのですが、顎や目のバランスの悪さが歩行を乱して、がに股を作ってしまう場合があるのです。
イメージ的には、片目で歩くとふらふらしやすくなるといった感じでしょうか。
こういった場合の人には顔の矯正が効果を発揮します。
がに股になると、脚の筋肉に過度な負担がかかります。
すると、筋肉が過剰に発達して太くなってしまう可能性があるのです!
そうならない為には、骨盤や股関節を矯正して治す必要があるのです!
そんな時の矯正体操のやり方をご紹介いたします!
【骨盤の傾きを矯正する体操】
歩いていてあまりカッコよいとは言えないがに股。
がに股を治すには骨盤の矯正は必須です。
しかし骨盤の矯正を受けても、がに股が治らなかった場合は、矯正の順番が合っていなかったかも知れません。
その場合のポイントは股関節です。
股関節の矯正を優先させると、がに股歩きが変わって歩き方が良くなりやすいです。
がに股矯正で骨盤の矯正を受けたけど症状が改善しなかったという方は、今回の方法を試してみて下さい。
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