顎が左右非対称がある場合、何を治せば良いのでしょうか?
骨でしょうか?
歯でしょうか?
それとも、筋肉なのでしょうか?
顎の左右非対称を治すポイントは、次の3つです。
顎の左右非対称の原因は、殆どこの3つで決まり。
といってもよいかも知れません。
それほど、顎の左右非対称と関係してくるこの3つ。
今回は、何故これらが顎の左右非対称の原因となるのか。
そして、その治し方をご紹介いたします。
顎の左右非対称でお悩みの方は、参考にしてみて下さい。
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顎の左右非対称とは、どのような事をさすのでしょうか?
主には、この3つが気になってくるのではないでしょうか?
では、顎のずれの説明から、始めていきたいと思います。
主には次のような歪みが生じます。
また、これら歪みが方向が一方向の方は少なく、大概の人が複合的に歪んできます。
では、何故歪んでくるのでしょうか?
その原因の1つが、下顎の骨自体の左右差の場合があります。
下顎の構成は次のようになっています。
この下顎枝の骨の長さや、厚さに左右差があると必然的に下顎が歪んできます。
その他の原因には、下顎かの大きさの違いや、上顎の変形なども考えられます。
歯並びが悪い場合や、片側に痛む歯があったり、歯が欠けている場合、そこを避けて噛もうとします。
1回や2回、噛み方が変わった位では歪みませんが、1日の内で歯使う回数は数百回、数千回にも及びます。
何回も同じ歯を使い食事をしていると、健康な歯まで研磨されてきてしまいます。
すると、噛み合わせが悪くなり顎が歪み、左右非対称にもなってくるのです。
リビジョン鍼灸接骨院では、顎の歪みだけではなく、必要な方には姿勢の矯正も行います。
その理由は、姿勢の歪みから顎の左右非対称が起こる事があるからです。
ここの矯正に関しては、とても重要になってくるので、少し詳しくご説明させて頂きます。
顎の左右非対称がある方の多くに、姿勢の歪みがあります。
主には、次に挙げる部分に歪みが生じやすいです。
歪むというよりも、片方の関節の動きは良いのだが、もう片方の関節の動きは悪い。
といった、関節の動きの制限がかかる場合が多いです。
関節の動きに左右差が生じると、どういう事が起こるのでしょうか?
今回は骨盤の歪みを例にとってみます。
骨盤が歪むと、腰の骨(腰椎)が左右どちらかに、引っ張られるように捻じられます。
その捻じりを整えようと、体の他の部分がその捻じりを代償するようになります。
すると、その関節の位置で動く事を体が覚えてしまい、その動きが癖になってきます。
起こりやすい歪みとして、右の骨盤が前に動かなくなって、左の骨盤は後ろに動かなくなります。
その状態で歩くと、片方の足にしっかり体重が乗らないで歩くようになってしまいますので、前にうまく進めなくなってしまいます。
この時に他の関節に歪みが生じます。
【肩】
前に進もうと、肩を回してバランスをとる方は、肩が捻れて歪んでくる事が多いです。
【足の指】
足の親指を思い切り踏み込んでバランスをとるタイプの方は、外反母趾になってしまいます。
【首や顎】
首を前に出して進もうとする方は、首や顎を捻って歩くようになります。
このように、姿勢が歪んでくると顎が歪んでくる可能性がでてきます。
この歪んだ顎の状態で、左右どちらかで噛む癖がついてしまうと、顎が左右非対称になってしまうでしょう。
噛み癖とは、どちらかの歯や顎を多く使い食事をする癖の事をいいます。
虫歯があると、虫歯を避けて食事をとるようになるので噛み癖がつきやすくなるそうです。
いつまでも虫歯を放っておいては、いけませんね。
さて、虫歯がない方が常に両方の顎で、ものを噛んでいるのかというと少し違います。
むしろ、どちらも同じ位使って食事をとる方は、少ないのではないでしょうか?
大概の方に、どちらかの噛みやすい顎があるはずです。
親や兄弟、ご友人の顎を、よく観察してみて下さい。
歪みの大小はありますが、顎の左右非対称があるのが確認出来ませんか?
そうなんです。
どんな方でも、多少の顎の左右非対称がある事が多いのです。
しかし、明らかに差が感じられる方は、何が原因なのでしょうか?
その原因の1つが、噛み合わせです。
噛み合わせが悪いと、歪む可能性が高くなるようです。
もう1つの原因が、先ほどの姿勢からくる顎の歪みです。
歪んだ顎で、片方で噛む。
これが顎の非対称の原因となるのです。
それは、患者さん自身で治す事が難しいからです。
骨盤や肩の歪みなど、ある程度の歪みであれば、ご自身で矯正可能です。
(勿論、矯正を受けた方が早く整いますが。)
しかし、顔の歪みをご自身で矯正する事が難しい事が多いです。
なので、私たちが代わりに矯正を行うのです。
顔の歪みの矯正も、体の矯正の為に必要な技術の1つ。
しかし、顔の歪みは骨盤の歪みと違い、体表から容易に確認ができる歪みです。
その為、悩みの根が深い傾向があります。
その分、患者さんから「顔が整ってきました。」と言われた時の患者さんの笑顔がとても素晴らしいのです。
その顔をみたくて、顔の矯正を行っていると言っても過言ではありません。
顎の左右非対称の原因は、歪んだ姿勢からくる顎の歪み、そして歪んだ顎でも噛み癖。
という事でした。
それでは、治せる部分は自分で治してみようじゃないか。
という事で、やり方をご紹介させて頂きます。
まずは、姿勢から治してみましょう。
まずは、腰や骨盤から矯正してみましょう。
内ももの筋肉を鍛えて、骨盤を矯正する方法になります。
【やり方】
1.椅子に座ります。
2.片方の足を低めの台に乗せ、膝が少し高くなるように調節します。
3.あげた膝と反対側の手で、膝を内側から押します。
4.深呼吸をしながら、手を同時に押していきます。
5.一連の動作を3回行います。
続いて、顎の矯正を行っていきましょう。
舌を顎の筋肉を利用して、歪みを治す方法です。
【やり方】
1.舌先を上顎に押し付けます。
2.手の平で顔を片側から把握します。
3.舌先が上顎から離れないように注意しながら、顎先を曲がっている側とは反対側に動かします。
4.顎の位置は変わらないように意識しながら、手の平で顎を元の位置に戻すよう、力を加えます。
5.その状態で深呼吸を3回行います。
こちらの動画も参考に行ってみてください!
顎に左右非対称が感じられたのなら、あなたの顎は歪んでいるかも知れません。
その顎の歪みの原因は、姿勢。
そして歪んだ顎に噛み癖が加わると、症状が更にひどくなってしまいます。
体の歪みは、ご自身でも矯正可能な事が多いです。
今回の方法を参考に、歪みを矯正してみて下さい。
顔の歪みは目立ちます。
歪みの少ない顔を目指していきましょう。
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