こんなお悩みをお持ちの方へ、自分でエラを治すマッサージをご紹介いたします。
なぜ、エラ張りにマッサージが効果的なのでしょうか?
それは、『エラをほぐして血行をよくする事で、エラの筋肉の緊張がなくなり、張りがなくなってくるから』です。
しかし、マッサージをするにも、やり方を間違えてしまうと効果的に筋肉をほぐすことが出来ません。
なので、やり方をご紹介する前に、最低限抑えておきたいポイントが3つあります。
1.エラの張りを無くすには、筋肉をマッサージする方向が大事!
エラの筋肉を横にマッサージするか、縦にマッサージするかで効果が変わるんです!
張りをとるには、横にマッサージすることが大事です!
2.筋肉だけでなく、顔の皮膚や筋膜をほぐさなければエラがとれない。
エラを柔らかくしようとマッサージすると、どうしてもゴリゴリ筋肉をほぐしがちです。
しかし、それでは不十分。
筋肉の上にある皮膚や筋膜のねじれと一緒にとると、エラ表面の張りがとれてきます。
3.エラ張りの根本原因である『アゴの歪み』から治すと更に効果が高い!
エラが大きくなってしまう原因は、アゴの歪みにあります。
骨格の歪みを治すことで、エラ張りを根本から治すことが出来ます。
後程、詳しいマッサージのやり方をご紹介いたしますが、その前に、早くやり方を知りたい方に向けて、簡単なマッサージのやり方をご紹介いたします。
【やり方】
1.握りこぶしを作る。
2.指の第2関節の背中を、筋肉に当てる。
3.筋肉の芯がほぐれるように、前後方向にマッサージする。
これだけでも、エラ張りに対しては効果はあるのですが、小顔矯正のプロの視点から見ると、やはり物足りないです。
出来ればちゃんとしたマッサージのやり方を、覚えて頂きたいです。
しかし、その前に、大事なポイントがあります。
それは、『筋肉や骨格について勉強する事!!』
マッサージは、筋肉のどこ部分を押すので効果が変わってきます。
正しい筋肉や骨格の位置を覚える事で、プロのように、自分でも正しく筋肉にアプローチする事が出来ます。
少し大変ですが、頑張ってついてきて下さい。
それでは、早速はじめていきましょう!!
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「エラを治したかったら、小顔矯正に通わないと行けないのかな?」
この記事を見るまで、そんな風に思っていませんでしたか?
小顔矯正に通わなければエラが治らない。
そんな事は、ありませんよ。
確かに、骨格の歪みがひどい場合は小顔矯正の先生に頼んでしまったほうが、早く治ります。
ですが、へたくそな先生に担当される位だったら、コツさえつかめば自分で治してしまったほうが良いです。
「じゃあ、YOUTUBEや雑誌で勉強しよう!」
「どうやら、やり方を見るとエラを治す時には、筋肉を押している事が多いみたいだぞ!」
押すのか揉むのか?
それも大切なポイントの1つです。
正解は、筋肉は押す。
皮膚や筋膜は、伸ばすです。
ここから、若干ややこしくなってきますよ。
用意はいいですか?
最初に、エラを治すマッサージのポイントを、まとめておきます。
この3つになります。
最初に筋肉の特徴を学んでいきましょう。
まず、筋肉は骨と骨を繋いでいます。
そして、筋肉に力をいれた時には距離が縮み、骨を近づけます。
どの方向へ骨を近づけるか。
それは、筋肉にはに走行(そうこう)によって変わります。
例えば、今回マッサージする筋肉を、咬筋(こうきん)というのですが、この筋肉は次のような筋肉の走行をしています。
咬筋は食事の際に、たべものを奥歯で噛み砕き小さし、食べやすくする時に使われる筋肉です。
頬骨からエラの咬筋粗面(こうきんそめん)と呼ばれる部分にかけて、繋がっている筋肉です。
なので、食事中に食べ物を奥歯で噛もうとした際には、エラに力がはいり縮まり、口が締まるようになります。
エラ張りの原因の多くは、このエラの筋肉。
咬筋(こうきん)が発達し過ぎる事にあります。
咬筋は縦に走っている筋肉なので、マッサージするときは横方向に刺激を入れると効果が高いです。
一般的に、筋肉の走行に対して横方向にマッサージを行うと、以下のような効果が期待できます。
なので、エラの筋肉を横方向にマッサージした際は、次の効果があります。
これに対して、筋肉の走行に対して平行にマッサージを行う場合もあります。
筋肉の線維に対して平行にマッサージやストレッチは、筋肉を使いづらくさせます。
『よく分からないけれど、筋肉が使いづらい状態って悪いんじゃないの?』
そう思う方もいらっしゃると思うので、『肩こり』を例に、簡単に説明いたします。
肩こりの原因にも色々ありますが、大きな原因の1つに【筋肉のこり】があります。
筋肉のこりの原因は、血流やリンパの流れが悪くなった結果、肩の一部分がむくむ事にあります。
では、なぜむくむのでしょうか?
それは、筋肉が伸び縮みしなくなったからです。
筋肉の動きを、復習してみましょう。
特別な場合を除いて、筋肉に力をいれると、筋肉は縮みます。
そして、力を抜くと筋肉が元の長さに戻ります。
この筋肉の伸び縮みの性質を利用して、血流やリンパは流れが良くなります。
しかし、肩こりの方は、肩の筋肉から力を抜く事が出来ないため、血液の流れや、リンパの流れが悪くなります。
縮み固まった筋肉は、血流を悪くします。
なので、血流を良くさせる必要があります。
この縮んでいる筋肉を伸ばすと、筋肉が伸ばられて緊張がとれます。
すると、血流が良くなってきます。
加えて、ストレッチを行った後は筋肉が伸ばされた状態を記憶するので、縮みにくくなります。
つまり、ストレッチのあとは、体が柔らかくなるのです。
これが、筋肉を真っ直ぐ伸ばすマッサージや、ストレッチの目的になります。
顔の場合。
どこに行うかというと、皮膚や筋膜といった筋肉の上にある、薄い部分になります。
このマッサージの方法で特徴的な事が、即効性があるというところです。
筋肉の走行に対して水平にマッサージを行うと、次の効果が期待できます。
この方法をエラに筋肉に対して行うと、以下のような効果があります。
なので横方向にマッサージを行う時と比べると、『コリ』よりも『血行やリンパの流れ』が悪くなったことでむくんだ場合や、たるみが原因でエラが大きくなった際に行うと効果が高い方法になります。
エラの筋肉が必要以上に張ってしまうと、顔が四角くなってきます。
筋肉が大きくなる原因は、アゴの筋トレになります。
「アゴなんて鍛えてないわよ!」
確かに、ジムで行うトレーニングのように意識的には鍛えてはいません。
ですが、エラ張りの方の多くは、無意識の内にエラのトレーニングを行っています。
それが、食いしばりです。
食いしばりの原因のほとんどは、ストレスです。
そして、ストレスに加えてアゴの歪みはあった場合、エラは簡単に張ってきます。
なので、ストレスとアゴの歪みを治すと、エラが小さくなってくるのです。
ストレスを自分で軽くするには、深呼吸をオススメします。
特に、鼻呼吸を行ってみて下さい。
【やり方】
1.片方の鼻を親指で抑えて、息を吸う。
2.息を吸いきったら3秒ほど息を止める。
3.抑える鼻を反対側に変えて、息を吐く。
4.一連の動作を抑える鼻を変えて、左右3セットずつ行う。
そしてもう1つの原因である、アゴの歪みも治していきましょう。
【やり方】
1.口を開けた時に、左右どちらに口が開くか確認する。
2.左の耳の下、アゴの付け根を親指で軽く前に押す。
3.口が真っ直ぐに開くように意識しながら、口の開け閉めを10回繰り返す。
エラの筋肉を自分で治すなら、まずはマッサージのやり方から覚えましょう!
大切な事は、エラの筋肉をどの方向へマッサージすれば良いかです。
一番簡単にエラの張りを治すなら、筋肉に対して横方向にマッサージを行いましょう。
もっと元からエラ張りを治すなら、筋肉に平行へマッサージやストレッチを行いましょう。
筋膜や皮膚のねじれもとれて、シワやほうれい線の予防にも繋がります。
更に骨格へアプローチしてあげると、再びエラが張ってこなくなります。
今回学んだ筋肉の特長を思い出しながら、エラ張りを改善してあげて下さい。
エラでお困りの方の助けになっていれば、幸いです。
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