女性の体は、ホルモンのバランスが崩れやすいです。
毎月の月経、妊娠、出産、授乳、そして閉経。
事あるごとに体は変化していきます。
今回は、その中でも更年期に起こりやすい障害の代表格。
「のぼせ」や「ホットフラッシュ」
この2つについて、鍼灸師の観点から説明。
そしてのぼせに効くツボと漢方を紹介していきます。
なにもしていないのに、のぼせたという自覚が出てきた方は、参考にしてみて下さい。
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まず、更年期とはどの程度の時期の事をさすのでしょうか?
主に、女性の40代後半から50代半ばから始まる閉経前後の時期の事を表す事が多いようです。
この時期には更年期障害という疾患があり、その障害に苦しんでいる女性は多い事でしょう。
あるデータでは、更年期女性の50−80%は何かしらの症状を訴えて、25−30%は何かしらの治療を必要としています。
更年期障害の主な症状としては、次のものが挙げられます。
のぼせとは、英語で Hot Flash (ホットフラッシュ)と言い、名前の通り、熱が閃光(フラッシュ)のようにピカッと上がって急にどっと汗をかき、数秒後にスッと元に戻る症状の事を言います。
まず、女性ホルモンはエストロゲンとプロゲストロンの二種類があります。
この二つのホルモンは脳の視床下部から下垂体へ指令を送り、卵巣から分泌されます。
しかし、女性ホルモンは加齢とともに下がっていき、40代をすぎると急激に下がってしまいます。
この女性ホルモンの乱れが「冷えのぼせ」という熱くなって、急に体が冷えるという症状を出します。
これは、昼夜問わず、起こってしまうので普通の生活に支障が出てきてしまいます。
それでは、東洋医学の観点から、「のぼせ」のメカニズムを説明しましょう。
東洋医学では、のぼせは腎陰陽虚(じんいんようきょ)という症になります。
腎は体の中で一番大切な臓器の一つ。
東洋医学では、生殖、成長、発育、ホルモンの分泌などに関係している「生命の源」と言われています。
そして、その腎の気を二つに分けると陰と陽に分かれます。
人間の体は水と火のバランスで成り立っています。
このバランスが悪くなってしまうと、水が火をアンカー(鈎のように)留めておく事ができずに、火(熱)が上がってしまいます。
なので、のぼせで困っている人は頭は熱くなり、足先は冷えてしまうのです。
これが、のぼせや、ホットフラッシュの正体なのです。
のぼせの正体が、腎の陰陽虚が原因だとわかりました。
それでは、どうしたらのぼせを解消できるのでしょう?
のぼせに効くツボのいくつかあるのですが、今回は湧泉(ゆうせん)というツボをご紹介いたします。
【湧泉(ゆうせん)】
このツボは腎経の一番最初のツボで、読んで字のごとく泉が湧いているツボなんです。
このツボを刺激することによって、水を補い、熱(火)の上がりを抑えてくれる、アンカーの役をしてくれます。
場所:
土踏まずのやや上、足の指を曲げたところで少しくぼんでいるところ
このツボを毎日30秒ほど指で押してみてください。または、青竹踏みなどで足の裏を刺激しても良いと思います。
フットバスやせんねん灸などで温めてもいいでしょう。
とにかく、足の裏に気を集めてあげることによって、熱を上にあげない努力をしてください。
のぼせに効くツボと一緒に、のぼせに効果が高い漢方を使ってみても良いでしょう。
【二仙湯(にせんとう)】
この漢方は腎陰陽を養い、女性の生殖器に関係の深い任脈と衝脈を整え、熱を排出してくれます。
更年期障害にピッタリの漢方で、のぼせで困っている女性にオススメです。
のぼせは陰と陽のバランスが悪くなってしまった時に起こってしまいます。
しかし、腎気とは、親から授かったエネルギーで個人差があります。
元々、腎気が少ない人などは、普段の生活習慣から正していく必要があります。
精気を養うという言葉の通り、普段から養っていかないと減っていってしまうエネルギーなんです。
そして、今回ご紹介したツボを使ってみてください。
更年期障害、のぼせで困っている女性たちの助けになってくれれば、幸いです。
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