顔が丸かったり、四角い方はシャープな顔になりたいと願うものです。
シャープな顔にするには、小顔矯正や顔整体など、顔を矯正する方法を選ぶ事も一つの手です。
しかし、果たして小顔矯正でシャープな顔になるのでしょうか?
今回は、今までのキャリアから得た骨指圧の本当の目的をお伝えしていきます。
ご自身で顔を矯正する際にも役立ちますので、お試し下さい。
目次
そもそも、顔の矯正を行い始めたきっかけは、顎の脱臼を整復した時の患者さんの一言からでした。
先生に顎を治してもらってから、肩のこりが無くなって、朝顔が疲れなくなったの。
当時は顔が疲れるという感覚が分からなかったのですが、どうやら寝ている時に歯ぎしりをしてしまう方の中には、朝に顔が疲れるといった症状がでる方がいるという事を知りました。
その後も顎が外れたり、顎に違和感がある方の施術は行い続けていたのですが、顎の違和感以外の症状が緩和された方もいれば、顎の違和感のみ改善された方がいたりと感想は様々でした。
何故だろうと不思議に思っていたのですが、ある研修会で講師の方が言っていた言葉を気に顎の矯正に興味が深まりました。
顎には固有受容器(感覚にかかわる組織)があり、かつバランサーである。
目をつぶり肘を曲げた時でも、肘がどれだけ曲がっているのかは感覚で分かると思います。
これは関節周りに感覚に関する特定の組織があり、その感覚を脳に伝える為です。
その組織の事を固有感覚受容器をいいます。
顎周りにはその組織が豊富にあるが、その組織の感覚をおかしくしてしまうと今、自分がどのように立っていて、歩いているかという事が分かりづらくなってしまう。
体のバランスをとる。その為に顎を調節する事は大切であるという事です。
そこから、顎の矯正の勉強が始まりました。
柔道整復師は、顎の整復は行うのですが学校で顎や顔について専門的に勉強するわけではないので、色々な文献や研修に参加しました。
足りない部分も多々あったので、表面筋電計や超音波エコー器も用いて、奥歯で食いしばった時のエラの筋肉の収縮率や、口が真っ直ぐ開かない方の筋電計の乱れなどでデータを集め、患者さんの声からフィードバックをもらい、ベストな矯正を勉強していきました。
ある程度、顎の矯正で症状が緩和される患者さんが出てきたので、もっと顔や顎についての勉強をしたいと思い、帰国後に顎の矯正を専門で行う接骨院に就職しました。
そこの院では、顎や顔の矯正で小顔になるというコンセプトのもと矯正を行っていて、小顔になりたいという患者さんが大勢来院されていました。
小顔矯正という矯正方法があるという事も知らなかったので、顎の矯正は症状の緩和だけではなく、顔の形も変えられるという事を知って、良い勉強になった事を覚えています。
体の各関節部位の動きと正しく適合させる為の手段の1つとして行います。
顔も体の1部分でしかなく、顔だけが歪んでいるという方は少ないです。
顎関節を除く顔の関節は縫合と呼ばれ、ほとんど動かないと言われています。しかし、弾力性はあるのです。
この弾力性を他の関節部分と合わせて、正しい方向に導くように調節してあげると、症状の緩和が起こる事が多いです。
その顔の弾力性を正しい方向に導くための手段の1つとして、骨を指圧します。
その結果、顔の筋肉や神経がしっかり使えるようになり、使われていない顔の部分がシャープになるという事があります。
小顔矯正という言葉が、ある一定の認知が出てきた今日。
矯正の概念、コンセプトは色々ありますが、顔や顎を矯正するという事は体にとってこのようなメリットがあると感じています。
専門的な知識、技術がなくてもある一定ラインまでなら、シャープな顔になる事は可能だと思います。
自分でシャープな顔を作るのならダイエットを行う事はとても有効な手段の1つになります。
しかし、こちらの記事で説明しているように、減量よりも食事の質にこだわった方が良い場合もあります。
ダイエットを行っても、今一シャープな顔にならないと感じた場合は小顔マッサージを行って下さい。
顔の血流が改善して、弛んだ組織が上がりやすくなります。
やり方
1.両手のひらをフェイスラインに沿わせるように置く。
2.フェイスラインを持ち上げるように、耳の付け根までマッサージを行う。
3.人差し指と中指を曲げ、第2関節の背中を顎先つける。
4.頬骨の下まで持ち上げるようにマッサージを行う。
5.頬骨を外、中、内と三部分に分け、それぞれの終着点まで行う。
シャープな顔にならない原因が唇にある場合もあります。
詳しい説明はこちらの記事に譲りますが、唇が上手に使えないと、顎先の筋肉を過度に使ってしまい、顎先が丸くなったしまいます。
唇の力を適切に使えるように、トレーニングしていきましょう。
やり方
1.顎先に指を置く。
2.顎先が丸まらないように指で確認しながら、唇を内側に丸める。
3.最初はゆっくり行い、徐々に素早く行う。
ご自身でシャープな顔にするには、顔の代謝を良くしたり、顔の筋肉や神経に対して体操を行ってあげる事がベストな選択になるでしょう。
そして顎のバランスを骨格矯正で整えてあげると、更に良いです。
まずはご自身でこれらの方法を試してみて下さい。
そしてなかなかうまくいかない場合は骨指圧を行ってみる事も良いと思います。
こちらを参考に行って下さい。
消しゴムでいらない部分を消して、鉛筆で足りない部分を付け足すような矯正は行えませんが、それでも今よりもシャープな顔になる事でしょう。
頑張って続けてみて下さい。
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