呼吸をすると背中が痛む原因の多くは、『筋肉のケイレン』です。
ふくらはぎをツった事がある方なら、その痛みがどんなものか想像出来ると思います。
筋肉が過剰に縮んで、伸ばそうとしても伸びない状態です。
これを『こむら返り』とも言います。
筋肉は急激に強く縮むと圧力が上がります。
その圧力を痛みのセンサーが感知して、痛みとして体が感じます。
背中の筋肉が攣(つ)り、盛り上がる事で痛みが出る場合もあります。
また、呼吸をするときに背中が痛む場合もあります。
内肋間筋(ないろっかんきん)や外肋間筋(がいろっかんきん)がこむら返りをすると最も痛みが強くでます。
この2つの筋肉は、肋骨と肋骨の間にくっついている筋肉です。
また、画像では体の前側から説明していますが、実際には背中側にも同様に筋肉はついています。
外肋間筋(がいろっかんきん)は息を吸い込む際に肋骨を広げ、内肋間筋(ないろっかんきん)息を吐きだす際に肋骨を締めます。
肋骨を締める内肋間筋が攣(つ)ると、息を吸うときに筋肉が無理やり伸ばされるので、背中に痛みが出ます。
また、肋骨を開く外肋間筋が攣(つ)ると、同じく筋肉が無理に伸ばされ息を吸うときに背中に痛みが出ます。
呼吸をした時に背中が痛む場合。
基本的には、この2つの肋間筋を治療します。
今回は急に背中が痛くなり、呼吸をすると痛みが増した場合に何を行えば良いのかをご紹介いたします。
参考にして下さい。
目次 [非表示]
「ハクション!!」
とクシャミをした時に背中に鋭い痛みが!
椅子に座りながらネイルを受けている時、長時間手を前に出しているとムズムズとした痛みが出てきて、その後にピキッと痛みが出現!!
あっ、痛い!と思ったら体が動かせない。
しかも呼吸をすると背中が痛い!!
どうやら息を吸った時より、息を吐く時に背中が痛いみたい、、
痛い側に体を捻ったり、倒したりしても背中が痛い時はあるけど、呼吸をすると背中が痛いなんて初めてだから、どうしたらいいんだろう?
なにか良い対処法を教えて~!!!
呼吸をすると背中が痛い時、どういう風に対処したらよいのでしょうか?
今回は、急に背中が痛くなった時におススメの対処法をご紹介いたします。
次のポイントを確認して下さい。
この順番で、呼吸した時に背中が痛い症状に対処してみましょう。
どこが痛いのか確認していきましょう。
まず、呼吸をした時に痛いな思うところの周辺を、指で探していきましょう。
痩せた方ですと肋骨の骨を押して痛むのか。
または、肋骨の間の筋肉を押すと痛みのか。
それらを確認していきましょう。
そして、背中を壁に合わせて息を吐きながら、手で非常に軽い力で肋骨を圧迫してみて下さい。
また、その際の痛みを確認してください。
どのような動きをすると痛みがでるのか、確認します。
1.痛い側に体を倒したり捻ったりすると痛みがでるのかを、確認しましょう。
2.息を吸った時に痛むのか。
もしくは、息を吐いた時に痛むのか。
上記の2つを確認していきましょう。
3.咳づいた時に痛みが出るか、確認してみて下さい。
では実際に、痛みに対して対処していきましょう。
骨や軟骨を痛めている場合があります。
病院や接骨院などの専門のところで、診て貰いましょう。
痛みがある場所を軽く圧迫しながら、次の動きを行って下さい。
【パターン1】
痛み:痛みが出る側に体を動かすと痛みが出る。
対処法:痛いところを指で圧迫しながら、反対側に体を動かして下さい。
【パターン2】
痛み:痛みが出る側の反対側に体を動かすと痛みが出る。
対処法:痛いところを指で圧迫しながら、痛みと同じ側に体を動かして下さい。
【パターン1】
痛み:息を吸った時に痛みが出る。
対処法:体を痛みが出ている側に曲げて、痛みをかばって下さい。
【パターン2】
痛み:息を吐いた時に痛みが出る。
対処法:体を痛みがある側と反対側に曲げて、痛みをかばって下さい。
【パターン3】
痛み:咳をした時に痛みがある。
対処法:咳をする時には痛みがある箇所を手で押さえながら、咳をして下さい。
病院や接骨院などで診て貰って下さい。
呼吸すると背中が痛い時に行う対処法。
ポイントは痛いところを軽く圧迫しながら、次の方法を行う事です。
基本的には安静が良いのですが、今回の処置が上手くいって一晩経てば痛みが軽くなる方も多いです。
「呼吸すると背中が痛いんだけど、病院や接骨院に行くほどの痛みでもないな」
そんな方は試してみて下さい。
【背中の痛みでお困りの方へ、リビジョンおすすめ記事】
〒104-0061
東京都中央区銀座 6-13-5
銀座NHビル4階
営業時間 10:00-23:00
(最終受付 22:00)
不定休
TEL 03-6278-8862
REVIEWお客様の声
© revision. ALL RIGHTS RESERVED