下顎の成長が不十分だと、どんな事が起こるのでしょうか?
下顎が小さいと顎が短くなるために、舌の入る十分なスペースが確保出来なくなり、舌が気道を塞いでしまいます。
気道が狭まると、体に十分に酸素が行きわたらなくなる為に、以下の症状が起こる事が予想されます。
では見た目にはどのような影響があるのでしょうか?
どれをとってもあまり望ましくない症状ばかりです。
今回は下顎が小さいのは骨の成長が不十分だからなのか、それとも他に原因があるのかなどについて、考えていきたいと思います。
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下顎が小さい原因の多くは骨にあります。
そして、骨の成長不足の方が多い印象があります。
レントゲンを撮ってもらうと、自分の下顎が小さいかが分かります。
そして同じく、下顎が小さい方は気道が狭くなっている事も確認できると思います。
気道・気管とは、肺に酸素を届ける通り道の事。
正しい呼吸は息を鼻から吸うことです。
しかし、下顎が小さいと舌の位置が奥に入りこの気道を圧迫します。
これはイビキにも繋がるのですが、呼吸がしっかり出来なくなってしまいます。
息苦しくなるので、本来であれば必要ない口呼吸を行うようになります。
口呼吸は本来の呼吸法では無いがゆえに、鼻にある細菌やウイルスの侵入を防ぐフィルターがありません。
細菌が簡単に体に中に入るので、風邪を引きやすくなったりもします。
口呼吸をしやすくする為に、口が常に開いている事も特徴の1つです。
それほど気道を狭くするという事は、体に良くない事なのです。
予防法の1つが、成長期に柔らかいものばかり食べない事です。
下顎の骨は噛む事により太く大きくなると言われています。
では成長期を過ぎてしまったら、どうすれば良いのでしょうか?
1つが舌の筋肉を鍛えるという事です。
【舌のストレッチ体操】
前述した様に、下顎の小さい方は舌が後方部分にあります。
なので舌先を出す、上げるなどの舌回し体操は、気道を広くする有効な手段となります。
本当です。
勿論、一番顔つきが変わる時期は成長期です。
しかし、成長期を過ぎても顔つきは変わります。
もし下顎が小さく顎先がなくて悩んでいるのでしたら、 あなたの気道は狭くなっている可能性が高いです。
舌回し体操を行い、舌の位置が変われば成長期を過ぎた顔つきにも変化が出るはずです。
早速舌回し体操を行ってみましょう。
舌を鍛える事で舌の位置を動かす。
そして様々な不調の改善も行えるといった優れもののエクササイズになります。
【やり方】
1.舌を出し舌先で鼻を触るように舌を動かす。
2.舌先が上の状態から舌を左右に10回動かす。
3.舌先で顎先を触るように舌を動かす。
4.同じく左右に10回動かす。
下顎が小さい事は、見た目や健康に影響が出てきます。
もし、成長期にあるのであれば食事のとり方や、歯並びなどに注意して下さい。
成長期を過ぎてしまった方も、舌の筋肉を鍛えて空気の通り道を広げてあげれば、見た目と健康に良い影響を与える事が、出来る可能性は高いでしょう。
最後にもう1つ大事な事があります。それは姿勢。
猫背を代表とする不良姿勢の方は下顎が小さくなくても、舌が後方に移動してしまい、酸素が体に入って来なくなる為、やはり見た目や健康に悪影響を及ぼしてしまいます。
姿勢の悪さに自覚がある方は、姿勢を治す事をおすすめします。
下顎が小さい、顎が短い、原因不明の体の不調などで お困りの方は、参考にしてみて下さい。
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