個人差はありますが、患者さんの悩みを聞いていると、平面な顔よりも、鼻が高く彫りが深い凹凸のある立体感のある顔が好まれる傾向が強いです。
これは、時代によって流行りの顔が変わるに従って美の基準が変化するので、立体感のある顔が優れているわけではありません。
平面な顔の女性を好んでいた時代もあるわけです。
ですが、現代の日本では欧米人のような高低のある整った顔を求めます。
なぜ、顔が平らになるのかというと、頬骨や鼻の骨。
そして、顎先が低いからです。
なので、鼻と頬などにアプローチをかけると、顔の立体感が増します。
今回は、脱平面顔を目指してチェックしたいポイントと、アプローチのやり方をご紹介いたします。
それでは、早速学んでいきましょう。
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「う~ん、いつ何時鏡をみても自分の顔って平面だね
むくんだ時なんかは更に平面顔が強くなる。
なんでこんなに顔が平らに感じるんだろう?」
顔が平面だと感じる理由は、鼻すじと頬骨が低いからです。
また、まぶたのむくみも、平面顔の大きな原因の1つです。
特に目が腫れぼったくなる方は、朝、顔が平面を通り越してパンパンに膨らんだようにも見えます。
ちなみに、目が脹れやすい原因は寝方に問題があります。
起き上がっている時、重力の関係で上のものは下に落ちてきます。
目の上のむくみも下がってくるので、時間の経過によって目がしっかりしてきます。
ですが、寝ている最中はそう上手くは行きません。
寝ている姿勢は、心臓と顔が同じ高さになっています。
これでは、血液やリンパが顔よりも下に流れる事が出来ません。
なので、起きた際に顔に水分がたまりパンパンになります。
見た目が問われる大事な日の前日は、いつもよりも朝早く起きて、顔の水分を下げる事をおすすめします。
そして、ここから今回の本題である『顔の立体感』を出す方法について、お伝えしていきます。
写真を撮った時、顔の立体感は無くなります。
なので、顔に歪みがある方は写真映りが悪くなりますし、顔が平らな方はより平面な顔に見えてしまいます。
主にどういったところが、顔を平面的に感じさせるのでしょうか?
今回はこの3点にフォーカスして説明していきます。
顔を頭の方から見下ろした場合。
平面顔の方は鼻や頬の高さが低いので、メリハリがなく平面顔になりやすいです。
ただ、その全部が高い方は高い方で、悩みの原因にはなります。
特に頬が高すぎると『丸顔』になる傾向が強いので、立体感があるようには見えません。
また、東洋人の場合は鼻が高くても団子鼻になりやすいです。
鼻が高いというよりは大きいという印象になります。
鼻すじが通っていて細長いからこそ、立体顔になるんです。
鼻が高い方は、鼻のトップが高いわけではないです。
目元から鼻の付け根までの距離が長いのです。
また、頬の脂肪を持ち上げる表情筋が衰えると、平面顔になりやすいです。
そんな場合は、次のマッサージを行ってみて下さい。
筋肉はくっついている部分の距離が短いと、使いやすい場合が多いです。
その性質を利用して、頬を上げながら表情筋のトレーニングを行う方法です。
【やり方】
1.口角を上げる。
2.手のひらを使って盛り上がった頬肉を持ち上げながら、耳の前側の骨を上へ圧迫する。
4.指の腹を使ってこめかみを引き上げる。
5.その状態を保ち、口角を上げる。
6.手の平を頬の中央へ移動させ、頬を持ち上げながら口角を上げる。
7.同じく手のひらで小鼻の付け根を持ち上げながら、口角を上げる。
8.一連の動作を10回行う。
こちらは、頬のメーラーファットをいう筋肉を動かす大頬骨筋を活性化する矯正体操です。
頬肉が持ち上がり顔の立体感が出るので、おすすめの方法です。
顎先が尖っていて、少し前方に突出している事も立体顔の要素になります。
横顔を見た時に、鼻先から顎先の頂点を結び真っすぐに線を引いて時、唇がくっつかない事。
そして、下唇から顎先にかけて軽いS字カーブがあると、綺麗な横顔に見られやすいです。
ただし、この基準は欧米人独特の特徴です。
日本人のような東洋人は、引いたラインに唇が付きやすいです。
なので、絶対的な美の基準ではありません。
ですが、このカーブの減少があると、次の疑いがあります。
唇の筋肉が弱いために、顎先の筋肉が無理して使われて隆起してしまい、綺麗な横顔のカーブが失われている。
そんな時は、次の方法を試してみて下さい。
顎先にある筋肉を『オトガイ筋』といいます。
この筋肉は顎先にシワを作り、顎を丸くしてしまいます。
その筋肉を使わせないようにトレーニングする方法です。
【やり方】
1.ストローを唇で挟む。
2.顎先を指で固定する。
3.歯でストローを噛まないよう注意しながら、唇でストローを内側へ引き寄せる。
また、ストロー体操が上手に行えない方は、一旦オトガイ筋を抑制しないといけない可能性が高いです。
そんな方は、こちらのセルフ矯正をお試しください。
鼻すじが通っている事も、平面顔を治す時は重要です。
いわゆる彫りの深い顔とは、次の条件が必要になります。
しかし、外科的な処置をしない限り、元からないものを付け足す事は難しいです。
そんな時は、目の周りのむくみをとって顔をはっきりさせましょう。
冒頭で紹介したように、目のむくみは起き上がる事で改善されていきます。
しかし、時間が経っても尚、むくみが解消されない方は、次の方法を試してみて下さい。
【やり方】
1.電子レンジで温めたタオルと、冷蔵庫で冷やしたタオルを用意する。
2.2つのタオルを交互にまぶたに当てる。
3.眉頭から眉尻にかけ親指の腹を使って、眉骨を持ち上げるようにやさしくマッサージを行う。
まぶたのむくみをとった後には、眼窩(目のまわりの骨)を矯正すると、より顔に立体感が出ます。
こちらの動画も参考にしてみてください!
日本人の顔は骨格の問題で、どうしても平面顔になりやすいです。
しかし、欧米人のようなメリハリある顔が好まれる事が多いです。
そんな時、顔を変える時のポイントが次の3つです。
マッサージや体操に加えて、顔をむくませないように塩分を摂りすぎないなど、食事に気を使う事も大事です。
日々の少し気を付けるだけで、顔は変わります。
顔の立体感が欲しい方は、参考にして下さい。
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