今、私たちの生活は、ITの発達と共に、パソコンを前にする機会が増えてきたと思います。
四六時中、パソコンを使って目を酷使する生活を送っていませんか?
目がシュパシュパする。
頭が重い、痛い、、。
鏡で自分の顔をみると、、、目が真っ赤!
このように、気がついたら目が真っ赤になってしまっていることって、よくありますよね?
今回は、目の充血と頭痛の関連性。
そして解消法を紹介したいと思います。
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医学用語で「結膜炎(けつまくえん)」と言いますが、名前の通り結膜という場所が炎症している症状です。
目の周りには毛細血管がたくさん流れています。
何か異常があると体が反応したら、その毛細血管に血液がたくさん流れ込んで、その異常を治そうとします。
その治そうとする過程で目が赤くなってしまうのです。
原因は色々あります。
そんな中でも目が充血して、頭痛が始まる場合がよくあります。
そういった場合はどうなんでしょうか?
多くの場合は風邪を引いている時に起こりますが、今回は風邪の症状はないのに目が充血して頭痛がする場合が多々あります。
こういった場合の本当の原因は、首のコリにあります。
なぜ、首のコリが目の充血や頭痛に関係しているのかというと、首から上の血行が悪くなるからです。
ようは、頭と体を結ぶブリッジ(橋)が通行止めしてしまっている状態と一緒なのです。
そして、脳への血流も悪くなるので、頭痛が始まります。
血が足らなくなるので、脳が一生懸命、血を流そうと血管を膨張させようとして、たくさん血液を流そうとします。
この時に、一番最初に影響を受けるのが毛細血管なのです。
毛細血管がよく流れている部分はどこでしょう?
そう、目なんです。
だから、頭痛と目の充血が一緒に起こってしまうんです。
これまでの説明で、目の充血と頭痛は首の凝りが原因であることがわかりました。
それでは、その首のコリを解消させる方法を紹介しましょう。
凝りとは血行が悪くなった時に起こります。
なので、血行を流してあげれば良いのです。
その一つの方法として、首を温めるのはすごく効果的です。
温めることで、コリのせいで収縮してしまった血管を膨張するので、血流は上がります。通行止だったブリッジ(橋)を解除するのです。
家でできる方法としては、首用のヒートパックなどのレンジで温められるアイテムを使ってもいいですし、シャワーで熱いお湯を首に当てても良いですね。
常に、首を温めることに努めてください。
首のコリはストレスが貯まると余計ひどくなります。
東洋医学的考え方だと、ストレスが貯まるは「肝気鬱滞(かんきうったい)」と言います。
肝の気は、木のエネルギーで常に流れていないといけません。
なのに、ストレスを貯めることによって、肝の気は溜まっていってしまうのです。
東洋医学の考え方では、五臓六腑のそれぞれの臓器は支配する体の部分があります。
肝の臓器は『筋』を支配しています。
肝が滞れば、筋も滞って硬くなってきてしまうのです。
なので、ストレスによって首の筋肉が硬くなってしまいます。
このようなメカニズムで目の充血と頭痛を引き起こしてしまいます。
人間の体の約60%〜70%は水分でできています。
水分は筋肉に栄養を与えたり、老廃物を排出する血液も90%は水なので、筋肉に与える水分の影響はとても大きいです。
水分がなくなる=血液がなくなる=筋肉に必要な栄養も行き届かなくなる。
水分不足は悪影響なのです。
しっかりと水分補給を忘れないようにしましょう。
目の充血、頭痛は普段生活していて、頻繁に起こる症状です。
その原因が首のコリからきている場合があります。
そんな時はまず、生活習慣を見直してみてください。
目の充血、頭痛があることで、普段通りの生活も不自由してきてしまいます。
それがさらにストレスを生み、負のサイクルに入ってしまいます。
しっかりと原因を理解して、自分の体を労ってください。
そして、今回ご紹介した解消法を試してみてください。
「目の充血」、「頭痛」で困っている人たちの助けになってくれれば、幸いです。
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