首が前に出ると、次のような悩みが出てきます。
原因としては、次のものが考えられます。
・首がずれる事で生じる、首の前の皮膚や筋膜のたるみ。
・背中の筋肉が動かなくなる事による、代謝の低下。
更に筋肉のバランスが悪くなると、見かけの問題だけでは済まなくなります。
肩こりや首コリなどが出てくるので、日常生活にまで問題が生じてきます。
今回は美容面でも健康面でも問題が出てくる『首が前に出てる姿勢』を治すポイントをご紹介いたします。
首を正しい位置に治すと、首が長く見えるなどの効果も期待出来ます。
首まわりの悩みでお困りの方は、参考にしてみて下さい。
目次
首が前に出ている。
冒頭でかなり問題があると説明しましたが、実はこれ。
どんな方でも、首は上半身より若干前に出るようになっている事が普通です。
首の骨は前弯(ぜんわん)といって、前に曲がった緩いカーブがなければなりません。
ですが、このカーブが失われる事があります。
交通事故で首に強い衝撃がかかる。
事故を起こすと首の筋肉が過剰に緊張して、首の正常なカーブが失われる事が多いです。
整形外科でレントゲンを撮ってもらうと『首のカーブが少なくなっていますね』と診断される事もあります。
このような方は首の弯曲が少なくなる為、首が前に出ている姿勢になっている事も多いです。
ここまでくると重症ですが、医師から診断を受けるほどでなくとも、横から見て明らかに首が前に出ている方。
これは問題です。
なるべく早い段階で治してあげないと、その姿勢を体が覚えてしまい、なかなか治せなくなる可能性が高いからです。
交通事故の経験が無くても、首が前に出る場合はあります。
むしろ、こちらの方が原因としては多いでしょう。
事故以外で、首が必要以上に前に出てる原因は、主に次のような事が考えられます。
パソコンやスマホの普及により、首や肩を前方に引っ張る筋肉が発達し、背中の筋肉が衰えると首が前に出ます。
もしくは、骨格の歪み。
特にデスクワークから体が歪んだ場合。
直接首が歪むのではなく、背中の骨の下(下部胸椎)に歪みが生じやすくなります。
すると背骨のアライメントがずれて、結果的に首が前に出やすくなります。
また、顎が歪んでも首が前に出てき易くなります。
首を前に出さないためには、以下の方法がオススメです。
デスクワークやパソコン仕事の方は、要注意です。
知らず知らずの内に、首が前に出てきてしまいます。
主に、胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)や斜角筋(しゃかくきん)に力が入りやすくなります。
この2つの筋肉に力をいれた状態を続けると、僧帽筋(そうぼうきん)にも力が入ってきます。
すると、肩甲骨が上に歪みます。
すると、いわゆる『猫背(ねこぜ)』になります。
猫背を続けると肩甲骨を下へ引く筋肉が弱まってしまうので、首を元の位置に戻そうと姿勢を正しても、元の姿勢には戻らなくなってしまいます。
この状態になる前に、普段から首が前に出ないように注意して下さい。
首の筋肉が強くなり、肩甲骨を元に戻す力が失われると意識して姿勢を正しても首は前に出たままです。
そのような時は、積極的に体を動かす必要があります。
体を動かして、固くなった背骨や弱まった筋肉を鍛える為に体操を行う必要があります。
矯正体操を試してみて下さい。
自分で首を矯正してみましょう。
自分で首を矯正する時のポイントは、胸郭(きょうかく)と鎖骨に加えて背骨の動きを矯正していく事になります。
この体操を行う時のポイントは、手を台で固定して腕を前に伸ばすところです。
そして、腕を前に伸ばす時に背中が反らないように気を付けてください。
背中が反ってしまうと、体の捻じりがでなくなってしまい胸郭の矯正が上手に行えなくなります。
また、深呼吸をしっかりと行う事も忘れずにしてみてください。
次の体操はゴムチューブを使います。
鎖骨は、鎖骨の下の筋肉と首の筋肉がお互いに支えあっているのですが、首の筋肉が強くなり過ぎると肩が上がったような姿勢になります。
すると、首が短くみえ前に出てきます。
1つめの体操と同様、深呼吸をしっかりと行う事がポイントになります。
ストレッチポールか、タオルを丸めたものを準備してください。
背中が浮かないようにストレッチポールにつけながら体操を行う事で、背骨が矯正されて姿勢が良くなります。
こちらの動画も参考に行ってみてください。
首の位置を治すには、骨格から治していく事が多いです。
ですが、骨格を治しただけでは治らない場合もあります。
それは、皮膚や筋膜に捻じれが出た場合です。
筋膜とは全身をボディスーツのように包みこむ組織で、運動の支点や姿勢の保持などの働きを担います。
首の筋膜が歪んでしまうと、筋膜が形状記憶のワイシャツのように歪んだ状態を記憶します。
すると、骨格を矯正しても再度筋膜が歪んだ状態に戻してしまうので、首の位置がずれてきます。
この状態を防ぐには、筋膜のよれを治すマッサージを行う事をオススメします。
先程ご紹介した体操を行う事で、自分で首の位置を治す事は可能です。
では、なぜ整体へ通わなければならないのでしょうか?
その理由はこちら。
先程紹介した体操は、それほど難しくありません。
ですが、体の歪みが複雑になってくると、正しく体操を行えなくなってしまいます。
場合によっては、難しい体操を行って頂く場合もあります。
そして実際に体操を行ってもらうと、正しく出来ていない場合も多いです。
すると治す事が難しくなるので、整体へ通った方が良い場合もあります。
このような場合は、整体へ通った方が良いでしょう。
自分で治すよりも首の位置が早く治ります。
また、歪みが深刻化してくると体操だけでは対応しきれなくなります。
体操の目的は、筋肉を利用して骨の位置を正す事にありますが、筋肉が弱ってしまい骨を戻せなくなってしまうのです。
そんな時は整体で骨を正しい位置に矯正した後に、再び体操を行う事で、自分でも姿勢を治す事が可能になります。
これらが、整体へ通う必要が出てくる状況になります。
首が前に出てる姿勢の原因は、次のようになります。
普段から姿勢には気を使っているべきですが、仕事に集中するといつの間にか姿勢が歪んでいる事もあります。
そんな時は、体操で首の位置を整えて下さい。
弱い筋肉が鍛えられて、首の位置が元に戻ります。
それでもダメなら、整体へ通う事も良いでしょう。
首こりや肩こりの原因にもなる、『前首』を治す参考にしてみて下さい。
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