顔の歪みが気になるのですが、矯正を受けるか迷っています。
当院に寄せられるご相談の中でも、顔の歪みについてのお問い合わせは多く、それだけ顔の歪みで悩まれている方も多いという事でしょう。
ならば、顔の歪みの矯正を受ければ良いのではないのか?
と簡単に考えがちにはなりますが、しっかり納得した上で矯正を受けなければ、後々、後悔する事になります。
顔の歪みを矯正を受けたけどあまり変わらなかった。
と後悔しない為に、事前に顔面骨の仕組みについて勉強しておく事をおすすめします。
今回は、顔の歪みのお悩みに合わせて、顔面骨の仕組みをご紹介させて頂きます。
参考にしてみて下さい。
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顔の歪みの矯正と受けられる方でも、顔のどこの部分が歪んでいるかは、人それぞれです。
まずは、エラの左右差について関係してくる骨について、勉強してみましょう。
エラの左右差で関係してくる骨は、下顎骨です。
特に関係してくる部分が、下顎枝や下顎角と呼ばれる部分。
この骨に長さや厚さが変わると、エラの高さに左右差が生じてきます。
この部分が顕著に違う方の多くが、小顔です。
そもそも小顔自体、骨の成長不足の結果だと考える事もできます。
そして、骨の成長期に、その成長を阻害するような外力が加わった結果、エラの左右差が生じてくる場合があるのです。
【顔の成長を阻害する癖の一例】
顔の歪みが原因で来院される方に、小顔の方が多い事のは、これが原因がと考えられます。
フェイスラインの左右差と表現するのが良いのか、それとも輪郭の左右差が表現するのが良いのか。
顔のアウトラインの左右差が気になる場合に関係してくる骨が、先ほどの下顎骨と、頬骨になります。
頬骨は成長に従い、横に出っ張ってくる傾向があります。
この出っ張りが、大きさの原因です。
また、左右差が出てくると顔の輪郭に歪みが生じ、悩みの種となってきます。
頬骨の大きさに関係してくるものが2つあります。
それは「骨の厚さ」と「曲がり具合」です。
これらについては、次のお悩みと類似する部分が多いので、一緒にご紹介していきます。
「頬骨の大きさの左右差が気になります。」
と相談しに来られる方も含めて、顔の横幅を気になされる方は多いです。
顔の横幅と決める大きな原因の1つが、やはり頬骨になります。
この骨が厚い場合や形がいびつな場合に、横張りが気になってきます。
頬骨の横張りが気になる場合。
頬骨の頬骨弓と言われる部分が、厚い事があります。
ここの骨が元々薄い骨なのですが、やはり厚さには個人差があります。
骨が厚い方は、頬骨の出っ張りが気になってきます。
そして、骨の厚さと共に注意したい部分が、骨の形です。
下の画像のように、透明な青い部分がら外側にかけて頬骨弓は、ある程度横に広がり楕円形状に大きくなる骨になります。
この横への広がりにも個人差があり、広がる幅が大きい方は、顔が大きく見られる傾向にあります。
顔の外側の形だけではなく、顔の内側の歪みも気になってくる部分となります。
今回は、その中でも高いお悩みとなってくる鼻と目についてご紹介させて頂きます。
鼻の曲がりに関係してくる骨は、鼻骨です。
そして、その他には、「外側鼻軟骨」、「鼻翼軟骨」、「鼻中隔軟骨」などの軟骨があります。
鼻は元々、若干曲がっている事が多いです。
しかし、あまりにも曲がっている場合は、やはり気になってくる部分ではあります。
そして、目の高さに左右差があるというお悩みを持たれている方も、大勢いらっしゃいます。
この場合に関係してくる骨が、以下のようになります。
これらは、顔の外側から直接触る事の出来る骨で、目の入れ物である「眼窩」を作っている骨でもあります。
例えば、頭蓋骨に大きな歪みがある方は、前頭骨の出っ張り具合に左右差が生じ、眼窩の位置の奥行き感が変わって見える事があります。
すると目の高さにも影響が及びます。
目の立体感が変わるので、左右の目の大きさが変わるように見えますし、写真では平面的に2次元で映る事が多いので、目の高さが違いという認識を持つ方が多くいます。
エラやフェイスラインの左右差や頬骨の大きさや形。
そして、鼻の曲がりや目の高さの違いなどについてご説明してきました。
しかし、実はこれだけでは顔の歪みについて語るには、不十分な事が多いのです。
今回ご紹介した骨はどれも外側から見える、触れる骨になります。
なので直接的には、これらの骨のバランスを整えられれば、顔の歪みは整います。
しかし、骨を整えただけでは、顔の歪みが元に戻ってしまう事が多いです。
その原因は筋肉にあります。
顔にある筋肉には、「咀嚼筋」と呼ばれる物を噛む時に必要な筋肉や、「表情筋」という表情をつくる時に必要な筋肉があります。
先程の骨に歪みが生じ、長期間、顔に歪みがあった場合は、これらの筋肉の使い方も歪んでいる場合が多いのです。
筋肉の力は強大で、時には骨を変形させてしまう事もある程です。
骨の歪みは治ったのだけれでも、筋肉のリハビリテーションを怠った為に、再度、顔に歪みが生じてしまうケースも十分に考えられます。
筋肉のリハビリテーションは、顔の骨を矯正するのと違い、比較的ご自身でも行いやすい体操が多いです。
いくつかやり方をご紹介いたしますので、これらを参考に顔の歪みを整えてみて下さい。
エラの左右差が気になる場合。
【やり方】
1.前から4番目の歯で割りばしを噛む。
2.舌先を使い、割りばしを上の歯と挟み固定する。
3.舌先が左右にずれないように注意しながら、口を開ける。
4.口を開く際に顎先が中心からずれないように、意識する。
5.一連の動作を10回繰り返す。
フェイスラインの左右差が気になる場合。
【やり方】
1.舌先と上の歯で割りばしを挟み固定する。
2.固定した位置がずれないように注意しながら、右の口角を上・横・下に動かす。
3.同様に左の口角を上・横・下に動かす。
4.左右差が生じてしまう場合は、指で口角を軽く引っ張りながら行う。
5.この体操を左右で10回行う。
顔の歪みが気になったら、直ぐに矯正。
という事も良いのですが、事前に色々調べておく事をお勧めします。
顔の矯正や整体はまだ科学的根拠に乏しく、歪みが改善されたと実感される方は多いものの、不思議な矯正方法を行うところも多いようです。
そして、矯正方法も施術院によって変わってくるので、効果に違いが出てくる事も多いです。
ですので、ご自身が納得されて矯正を受けられるように、先生のいう事を鵜呑みにするのではなく、いろいろ質問してみると良いと思います。
その為には、皆さま自身がある程度、知識を持たなければなりません。
今回の記事を参考にして頂いたり、本やネットを駆使して調べてみて下さい。
顔の歪みで悩む方が1人でもいなくなるように、お手伝いさせて頂いておりますし、
気になる事がありましたら、『FACEBOOK』からメッセージも受け付けております。
顔の歪みの矯正を受けようと思ったら、今回の記事を活用してみて下さい。
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