どの程度の顔の大きさだと、小顔と言えるのでしょうか?
頭から顎先にかけて○○センチ。
顔の横幅が○○センチ。
これより小さいと小顔です。
とはっきりした基準値は、あるのでしょうか?
実は、小顔の方も大顔の方も、骨の長さの差は少ししかありません。
しかし、その少しの差で小顔なのか、大顔なのかとイメージが変わってくるのです。
レントゲンやMRIを撮れば、骨の大きさが分かるのですが、体表からでもある程度、小顔なのか、顔が大きいのかの判断は可能です。
そして、顔の大きさ測る時は、長さと共に、角度を測る事もおすすめします。
長さだけでは、小顔の基準値を測るには、不十分な事もあるからです。
それでは、自分の顔は小顔なのか、大顔なのか。
小顔の基準値を探っていきましょう。
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小顔の基準値とは、どのようなものなのでしょうか?
「あの人、小顔だわー」
と感じる方の多くは、下顎が小さいです。
詳しくは『小顔の特徴はここの3つの骨が小さい事にある【原因と対策】』でご説明していますが、一種の成長障害とも言えます。
特に「下顎頭」「下顎角」「筋突起」小さい事が多いです。
このような方の下顎角は、表面的から角度を測って見ると、140度程度の事が多いです。
もしくは、両方エラの間の距離が男性の場合は11センチより狭く、女性だと10センチより狭い事が多いです。
このように絶対的な数値ではないものの、ある程度小顔だと感じる方には、共通した特徴があります。
下顎以外の計測をしてみましょう。
小顔の方の下顎は小さいという事でしたが、その他の部分はどうでしょうか?
次は、頬骨を測ってみましょう。
頬骨を外側から図る方法も色々あるのですが、次の部分を測定してみて下さい。
小鼻から耳の前までの距離
身長の高さによっても大きさが変わりますが、11センチより小さい方は小顔でしょう。
ただし、頬骨弓に形によって11センチより小さくても、頬骨が横に張ってみえてしまう場合もあります。
そんな時は、次の部分を測ってみて下さい。
頬骨からエラまでの角度
この角度の平均値は幅があり、12~15度程度だと平均値内でしょう。
しかし、この角度が15度以上ある方は、頬骨が11センチ以内だとしても、頬骨が張ってみえてしまう傾向があります。
その場合は、小顔にみられない事もあります。
小顔の方は顔の横幅だけでなく、顔の長さも短いです。
1つは、やはり下顎が小さい事に原因があります。
この方は先ほどの下顎角が140度以内でも、小顔にみられます。
何故なら、顔の長さが短い傾向が強いからです。
では、顔の長さはどの程度だと、小顔の基準値以内だと言えるのでしょうか?
次の2つの部分を測って下さい。
目から口
鼻下から顎先
目から口にかけての長さが6.5センチ。
そして、鼻下から顎先にかけてに長さも6.5センチの場合、小顔だといえるでしょう。
顔のサイズは小さくても、バランスが悪いと美しく見えません。
美しく見える顔のバランスの目安をご紹介いたします。
目から唇までの長さと、鼻下からアゴ先までの長さの割合が【1:1】が理想の割合になります。
鼻下から唇までと、唇からアゴ先までの長さの割合が【1:2】
髪の生え際から鼻下と、鼻下からアゴ先までの割合が【2:1】
鼻柱と人中の角度が、90~100°
長さの割合が、【1:1】
オトガイ唇溝の深さが4mm
上唇の厚さと舌唇の厚さの割合が、【1:1.3~1.5】
顔の長さを気になさる方も多いと思います。
実は、顔の長さ前歯と関係があると知っていましたか?
試しに、「自分の顔って面長だな」と感じる方は、鏡の前でイーと口を開いてみて下さい。
面長の方の前歯は、縦に大きい場合が多いです。
更に、上下の前歯の重なりが少ない場合も多いです。
一説には、前歯の形が顔の輪郭と類似するという事もあるようです。
身長の高さにもよりますが、これらに全てに当てはまる方は、小顔の基準値を下回っていると考える事が出来るでしょう。
これに、その目や鼻の角度。
おでこの出っ張り具合や、眉毛の高さの違いなども一緒に調べていくと、自分の顔がどれだけ歪んでいるのかが分かってきます。
実際にどの程度の顔と身長とのバランスがあると小顔に見えるのか。
その1例をご紹介致します。
この数値だと、小顔に見られやすいです。
実は、自分が小顔の基準値より大きいのか、小さいのかは測らなくても、ご自身で自覚はあるはずです。
なので、これらの数値は皆さんにとって、あまり重要ではないのかも知れません。
しかし、小顔矯正を行う時には、とても重要になってきます。
小顔矯正の院によって異なるのかも知れませんが、当院へ顔の矯正に来られる患者さんは、自分の顔をご自身でかなり入念にチェックされている方も多いです。
しかし、厳密に顔のどこが歪んで、そのようになってしまったのか。
というところまで分かっている方は少数です。
顔の歪み方にはある一定の法則があり、計測により基準値より大きく逸脱している場合、残念ながら小顔矯正では対応できない場合もあります。
それが分からなく為に、色々な小顔矯正院を探し回っている小顔矯正ジプシーさんもいらっしゃいます。
こちらで小顔になれるのか判断するポイントをご紹介しています。
参照:『小顔になれるか診断します【小顔矯正師が答える6つの悩み】』
施術院選びは慎重に行ってみて下さい。
ご自身の顔のどこの部分が、基準値と比べて離れているのかが分かったら、やる事は1つ。
顔の矯正です。
しかし、いきなりどこかに通うのは壁が高いな。
という方はセルフ体操から初めてみて下さい。
簡単な矯正方法をこちらでご紹介させて頂きます。
一番簡単に出来る小顔体操は舌回し体操になるでしょう。
【小顔の為の舌回し体操のやり方】
1.舌先を前に伸ばして下さい。
2.その状態から上を向き、首の前側をストレッチして下さい。
3.その状態をキープしつつ、舌の出し入れを10回行って下さい。
4.顔を元の位置に戻して、舌先を上顎にくっ付けて下さい。
5.舌先をくっ付けたまま、口が曲がって開かないように意識しながら、口の開け閉めを10回行って下さい。
こちらのマッサージやエクササイズもおすすめです♪
その他には、これらの方法がおすすめです。
エラのサイズが気になる方は『小顔矯正でエラの左右差を直す事ができるって本当?』。
頬骨のサイズが気になる方は『頬骨を引っ込める方法を伝授【自分で行う頬骨が高い人のお悩み解消術】』
顔の長さは『顔が長くなるのを防ぐなら知っておいた方がよい予防体操とは?』
小顔の基準値まで矯正されるように、日々努力していきましょう。
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