顔幅が広い顔には、2種類あります。
- 1.頬骨が広いタイプ。
- 2.顔の余白が多いタイプ。
両方とも髪型を変えれば、見た目は変わります。
しかし、元から変えたいと思う方もいらっしゃる事かと思います。
そんな方は、こちらの矯正を試してみて下さい。
詳しいやり方は後程ご説明いたしますが、自分で手軽に顔幅の広さを変えるにも、多少は、筋肉や骨格の事を知っておく事をおすすめします。
なぜなら、押す場所が少しずれただけでも、効果がなくなってしまうからです!!
なので、効果を上げるためにも、骨や筋肉の事から学んでいきましょう。
今回は、
- ・顔の筋肉や骨格の知識。
- ・顔幅の広い顔へのアプローチのやり方。
この2つを中心に、ご紹介させて頂きます。
それでは、早速はじめていきます。
顔幅が広いのがコンプレックス、、
「他の人と比べると顔幅が広い気がする、、」
「顔幅の広いのが気になるから髪型をいつも降ろして、新しい髪型にチャレンジ出来ない、、」
「顔幅の広いコンプレックスを、自分でなんとかする事って出来ないのかなぁ~」
顔幅が広いと、このようなお悩みを持つ方が多いです。
同じ顔幅の悩みですが、『思春期』と『成人』してからでは、若干原因が変わってきます。
思春期女子の顔への悩み。
この時期の女性の方は、女性ホルモンの分泌量が劇的に変わってきます。
脂肪細胞が発達し、大きくなります
なので、体が全体的に丸くなってきます。
そして、顔に脂肪細胞が多くある子の場合、顔がパンパンに張ってくる事が多いです。
そういった事から、特に自分の顔にコンプレックスを抱きやすい時期かも知れません。
年齢を重ねると、体内環境が落ち着いてきます。
なので、よほど太らない限り、顔の張りは落ち着いてくるはず。
しかし、ここで注意点があります。
思春期に必要以上に太ってしまうと、細胞の数が多くなり、太りやすい体質になる方が多いです。
そして、顔の張りがなかなか戻らなくなってくる可能性も、出てきます。
だからといって、無理なダイエットは禁物です。
生理がこないったたりや不妊症。
そして、骨粗鬆症のリスクがあがるからです。
基本的には、次の3つに気を付けて下さい。
- ・甘いものや、ソーダ、食品添加物を避ける。
- ・夜遅く食べない。
- ・運動を行う。
この3つに気を付けて頂ければ、思春期は多少体重が増えても大丈夫です。
詳しくは『思春期の女子が自分の顔に悩んだら覚えておいて欲しい事ベスト5』をご参照下さい。
大人の顔幅の問題は頬骨と脂肪の吸収。
一般的には、年齢を重ねると顔の脂肪は吸収されてきます。
すると生じてくる問題が、ゴツゴツした輪郭。
脂肪で丸かった輪郭が、がいこつのような輪郭になってしまうというもの。
更に、エラ部分の筋肉が発達している方。
こういった方は、
そんな顔の悩み3重苦にもなりかねません。
そんな方には、これからご紹介するセルフ矯正の他に、行うと良い体操があります。
頬こけを良くして、頬骨を目立たせなくする体操。
『頬こけを解消させる頬こけ防止トレーニングのやり方3選』にその詳しいやり方を記載しています。
この記事を最後まで読み終わった後に、是非ご覧になってみて下さい。
顔幅が広い悩みを解決する方法
顔幅が広いお悩みを解決する。
その為には、顔幅が広い見える原因を探さなければなりません。
顔幅が広く見える原因は3つ。
- ・頬骨の張り。
- ・エラ、こめかみの筋肉の発達。
- ・頬骨の上の脂肪が多い。
では、順を追いながら、これらの対処法を考えてきましょう。
顔幅が広く見える原因
顔幅が広くみえる原因のトップは、頬骨の横張りにあります。
この頬骨の横張りの骨を、頬骨弓といいますが、この骨は非常に薄い骨です。
元々が薄い骨なので少し変わった位では、顔幅が狭くなったと感じられません。
骨の薄さだけではなく、形も頬骨が出っ張って見える原因になります。
頬骨弓を上から見てみると、外側に楕円形に広がった形をしている事に、気が付くと思います。
これは、赤ん坊から成人に成長していく経過で、この形を作っていきます。
透明な青い部分が、小さい頃の頬骨です。
ここから、骨の外側に骨が添加(骨がくっ付いて厚く、大きくなる)されます。
そして、内側が骨が無くなり、頬骨の外張りが完成されていきます。
頬骨がどの程度、外側に張ってくるかには、個人差があります。
その個人差の多くは、DNAや遺伝子などで、決定されていて、骨は、そのDNAによって決められた設計図に従って、自律的に成長していきます。
しかし、固い食事を好んで食べる方や、姿勢の良し悪し、頬杖などの悪癖など。
その他にも様々な事が影響して、骨の形は変わってきます。
なので、小さい頃から頬杖をつく癖がある方は注意して下さい。
圧迫の力で、左右の頬骨の形が変わる可能性があるからです。
骨は非常に固い組織です。
ご自身で頬骨を治そうと、力任せに手で押したり引いたりして形を変えようとするには、少々無理があります。
従って、顔の印象を変えたい場合には、ちょっとしたコツがあるのです。
そのコツを覚えて、顔幅が広いコンプレックスを、無くしていきましょう。
顔幅の矯正方法3つのポイント
それは、次の3つになります。
- ①奥歯で噛まないようにガムを当てる。
- ②頬骨を押す。
- ③筋肉をマッサージする。
骨に刺激を与えて、神経の活性化を図り、筋肉が必要以上に発達しないようにするセルフ骨格矯正です。
では、実際にやってみましょう。
①奥歯で噛まないようにガムを当てる
最初に行う事が、奥歯で歯を噛み込まないようにする事です。
歪んだ顎や骨格の状態で奥歯を食いしばる方。
こういった方は、必要以上に筋肉に力をいれてしまい筋肉が大きくなってきます。
なので、意識的に筋肉が脱力するようにして、筋肉の肥大を防いでいきます。
これはエラ張りが気になる方にも、有効な方法なので、
「顔が四角いのが気になる」
という方にも、おススメの方法になります。
やり方は簡単。
ダブレット状のガムを奥歯に当てて、それを5分間噛まないようにするだけ。
先程、説明した頬骨弓の裏には、『側頭筋(そくとうきん)』という筋肉があります。
この筋肉が肥大すると、顔幅が広く感じてきます。
側頭筋は頬骨と同じく、それほど厚くはない筋肉です。
ですがやはり筋肉なので、ある程度は発達します。
そして、こめかみの筋肉である側頭筋に力が入りやすい方。
そういった方は、同じく顔の横幅を広く見せてしまう、『咬筋の発達』も、同時に起こしている事が多いです。
両方とも、常に上下の奥歯に力が入っている為に肥大してきます。
その力を少しでも抜くためには、意識的なトレーニングが必要になってきます。
それがガムを噛まないトレーニング。
やってみると意外と辛いですが、意識的に奥歯を噛み締めない訓練として、効果的です。
また、側頭筋は眼鏡を歪ませる原因にもなります。
眼鏡が似合わないと感じる方は『顔が大きいからメガネがずれる?いえ、原因はこめかみです。』を、ご覧になってみて下さい。
※ただし、5分もガムを口の中に入れておくと、唾液でガムが溶け出してきます。
気になる方は、1分程度にしておいてください。
別法:ストロー唇体操
ガムを噛まないようにする体操の他には、唇の形も同時に整えられるストロー体操があります。
同じく、奥歯で食いしばらないようにする体操ですが、意識的に唇を閉じる事にとり、唇の筋トレにもなるので、おすすめな体操になります。
【やり方】
1.ストローを八重歯(やえば)と舌先で挟み、水平に固定する。
2.歯でストローを噛まないように注意しながら、唇を閉じる。
3.唇を閉じている時に、奥歯が噛み締めないように、意識する。
4.この状態を5分間キープする。
②頬骨を押す
頬骨を押す矯正方法も行ってみましょう。
この時の頬骨の押し方に、コツがあります。
そのコツを押えて骨を押すと、顔の代謝が上がり顔が温かくなってきます。
顔幅を変えたい時の、頬骨の押し方の実際
今回は、口の中のツボを刺激しながら、頬骨を押す方法をご紹介します。
以下の点に注意して行って下さい。
- 1.口の中なので爪を短く切る事。
- 2.強く押さないようにする事。
- 3.衛生面に気をつける事。
【やり方】
1.親指を口の中に入れ、上の奥歯より内側に置いて下さい。
2.他の4本の指で頬骨を外側から軽く圧迫して下さい。
3.深呼吸を行いながら親指で口の中の骨を外側に押して、他の指で頬骨を外から内へ押して下さい。
4.深呼吸に合わせて5回行って下さい。
この方法以外でも、外側から頬骨を押す矯正方法もあります。
その時にも押すポイントがあるのですが、詳しくは『頬骨を押す小顔矯正、プロと自分で押した時の違いって何?』でご説明していますので、参考になさって下さい。
③筋肉をマッサージする
最後に筋肉をマッサージしていきましょう。
その時に主にマッサージする筋肉が、先程も出てきました側頭筋。
こめかみから下顎についている筋肉です。
この筋肉を、次に紹介するマッサージ方法でマッサージして頂くと、顔の皮膚もあがるので
一石二鳥です。
では、やり方をご紹介いたします。
【やり方】
1.指の腹をこめかみ部分の皮膚を上に持ち上げる。
2.そのまま、皮膚へのテンションを弱めず、頭のハチに向けて持ち上げながら10回マッサージを行う。
3.手のひらで顔を両側から挟む。
4.挟んだ状態から、手のひら全体を使って、円を描くように10回マッサージを行う。
悩んだらまず実践!!
顔幅が広いお悩みをお持ちの場合は、
- ①奥歯で噛まないようにガムを当てる。
- ②頬骨を押す。
- ③筋肉をマッサージする。
この3つの矯正方法を実践してみて下さい。
奥歯で噛む締める癖を矯正して、必要以上の筋肉発達を抑える。
頬骨を押し顔の神経に働きかけ、使えていなかった筋肉を使い顔の代謝を上げる。
筋肉や皮膚を持ち上げて、垂れを防ぐ。
これらの効果が期待できます。
特に頬骨弓は薄い骨なので、無理やりに圧迫しないように注意しながら矯正する。
これに気を付けながらコツコツ継続する事が、成功の秘訣です。
この矯正方法で、顔幅を広く見せる原因である。
- ・頬骨の張り。
- ・エラ、こめかみの筋肉の発達。
- ・頬骨の上の脂肪が多い。
この3つへ、アプローチしていきましょう。
顔幅でお悩みの方は、参考にしてみてください。
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