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エラの筋肉を無くす矯正のやり方を説明したブログのイメージ画像

【接骨院の院長が教える】エラの筋肉をなくす矯正のやり方!

当院の記事は、柔道整復師・鍼灸師・看護師・歯科医師・ATC(アメリカのスポーツトレーナー)・L.Ac(アメリカの鍼灸師・漢方医)など、国内外の医療系国家資格をもったスタッフが監修のもと制作しています。

 

エラの筋肉を無くす矯正のやり方を説明したブログのイメージ画像

 

 

柔道整復師・鍼灸師の小澤です。

 

 

今回は、こんなお悩みをお持ちの方へ。

エラの筋肉をなくす矯正方法を、ご紹介いたします。

 

 

エラやアゴまわりの悩み

 

  • ・朝起きるとアゴまわりがスッキリしない。
  • ・アゴが痛いのか、首がだるいのかわからない。
  • ・エラが張って顔が大きくみえて困っている
  • ・エラが痛い・だるい

 

 

まず、エラの張りの原因は骨が張っているか、筋肉が張っているかです。

 

 

エラの骨の角度が鈍角だと、エラは張ってみえます。

 

 

エラ張りのイメージ画像

 

 

 

どの程度張っていると、エラが張ってみえるのかというと、参考角度が以下のようになります。

 

 

下顎角と下顎水平角

 

 

勿論、個人差があるのですが、男性だと113.3°

女性で122.2°

 

 

上記の角度よりも角度が90°に近ければ近いほど、エラが張ってみえる事が多いです。

 

 

また、エラには咬筋(こうきん)という名前の筋肉があります。

 

 

横から見た咬筋

 

 

この筋肉が大きく発達すると、やはりエラ張り顔になりやすいです。

 

 

通常顔とエラ張り顔の対比

 

 

詳しくは、『エラ張りは骨格と筋肉どっちが原因?【簡単に出来るエラ張りの原因分析方法】』でも説明しているので、是非ご覧ください!

 

 

そして、今回はエラの筋肉を無くす方法を紹介していくわけですが、これには2通りの手順が必要です。

 

 

手順1:エラの筋肉へのアプローチ

手順2:エラ張りの根本原因『食いしばり』へのアプローチ

 

 

食いしばりの話は少し長くなってしまうので、後程説明していきます。

 

 

まずは最初に、エラの筋肉へのアプローチしていきましょう。

 

 

こちらの動画を参考に、エラの筋肉の矯正を行ってみてください。

 

 

 

 

この矯正や体操である程度のエラ張りを解消する事は出来るのですが、これだけでは一時的に良くなったとしても、再びエラが張ってきてしまうのです。

 

 

これは、食いしばりを治していないからです!

 

 

くやしい食いしばり

 

 

食いしばりとは食事もしていないのに、奥歯に力をいれてしまう癖の事をいいます。

 

 

食いしばると、エラの筋肉が張ってきてだるさやこりを、感じるようになります。

 

 

肩こりや疲れを感じ肩に手を置く女性

 

 

また、エラが大きくなってきてしまうので、顔のサイズを気になされる方が多いです。

 

 

エラが張っている女性のイメージ画像

 

 

では、なぜ食いしばってしまうのでしょうか?

 

 

その理由の1つが、ストレスにあります。

 

 

ストレスを感じる女性

 

 

ストレスを感じると、ストレスを体から取り除く為に、食いしばりを行うのです。

 

 

少しややこしいですが、説明します。

 

 

【ストレスと食いしばりの関係】

 

まず、体が何らかしらのストレスを感じます。

 

 

ストレスを感じてうなだれる女性

 

 

すると、このストレスを和らげたいと、体が反応するようになります。

 

 

その対処法の1つが食いしばりです。

ストレス食いしばり回路のイメージ画像

 

 

奥歯で力いっぱいに噛むことで、β(ベータ)エンドルフィンという、リラックス物質が脳内で発生し、リラックス出来るようになります。

 

 

ベータエンドルフィンとリラックス

 

 

なので、ストレスを感じる度に食いしばる事で、体をストレスから守っているのです。

 

 

「いやいや、わたしは食いしばっていないですよ!」

 

 

という方も多いのですが、食いしばりを行っているのかチェックする時に、つぎの部分を診ていきます。

 

 

食いしばっているかチェックするポイント

 

  • ・舌の周りに歯型がついている。
  • ・口の中の粘膜に白く線がはいる。
  • ・舌が歯を裏側から前に押している。
  • ・出っ歯がひどくなってきた。
  • ・エラが張っている。
  • ・口蓋部分や歯茎の内側に、固く盛りあがっているものがある。

 

 

 

これらの症状があると、食いしばっている可能性が高くなります。

 

 

なので、エラの筋肉を無くすためには、食いしばりを治さなければなりませんが、一体どのようにすれば、治るのでしょうか?

 

 

残念ながら、食いしばりを完治させる方法は、まだ分かられていません。

 

 

ですが日々の施術の中で、次の方法を指導すると、食いしばりの症状が軽くなる患者さんが多いです。

 

 

食いしばりに有効な対処法一覧

 

  • ・マウスピースを使う。
  • ・鼻呼吸や深呼吸を心がける
  • ・姿勢を良くする
  • ・アゴや舌の体操を行う。

 

 

 

これから、食いしばりを軽くしてエラの筋肉をなくす矯正方法をご紹介いたします。

 

 

ただ、エラをグリグリと押して矯正するようなやり方ではなく、エラ張りを根本から解決するやり方になりますので、参考にしてみて下さい。

 

 

 

エラの筋肉をなくすには食いしばりを治す必要があるけど、ストレス以外にも食いしばりの原因はあるの?

 

食いしばりの主な原因は、ストレスですが、それ以外にも食いしばりの原因となるものはあります。

 

 

例えば、口呼吸です。

 

 

口呼吸

 

呼吸は主に、鼻で行わなければならないものなのですが、口呼吸を行わなければならない場合もあります。

 

 

例えば、マラソンなど長距離を走る時。

 

 

マラソンする女性

 

 

長い間走ると、鼻呼吸だけでは酸素を出し入れが十分に行えないので、口でも呼吸して酸素の出し入れを行うようになります。

 

 

息を切らして走るランナー

 

 

これは、正常な人間の生理反応ですね。

 

 

しかし、食いしばりの問題となる口呼吸もあります。

 

 

それが、緊張した際の口呼吸です。

 

 

大勢の前でプレゼンをしようとなると、緊張しますよね?

 

 

プレゼンをする女性

 

 

この緊張は、神経を通して心臓に働きかけ、脈拍を早くします。

 

 

交感神経が心臓の鼓動を早くさせる

 

 

脈拍が早くなるという事は、酸素も必要になってくるという事。

 

 

やはり、通常の呼吸だけでは足りなくなるので、口からも酸素を取り込もうとしまう。

 

 

沢山の呼吸が必要になる

 

 

鼻炎なので鼻が詰まっている場合もありますが、このような状態は、体が興奮した状態になります。

 

 

いわゆる戦闘モードです。

 

 

戦闘モードの女性

 

 

この状態は、体にとってはストレスになります。

 

 

このストレスから楽になりたいと願うようになり、先程のリラックス物質であるβ(ベータ)エンドルフィンを出そうと、体が自然に食いしばってくるのです。

 

 

原因不明な症状は『ストレスが原因ですね』と言われることも多いように、日常的に体はストレスと戦っているのです。

 

ストレスの診断を行う医師

 

 

しかし、どのようなストレスが自分の体にかかると緊張するのかなどは、分かりません。

 

 

上司から少し怒られてストレスを感じる方もいれば、あっけらかんとしている方もいますしね。

 

 

何が自分にとってのストレスなのかを見極める事が大変なので、食いしばりの根本解決が難しいと言われている原因になります。

 

 

 

結局、食いしばりがある方は、何らかしらのストレスを体が感じているという事になるのです。

 

 

 

食いしばりを軽くさせる3つの方法

 

ストレスを無くすことは難しいですが、それでも食いしばりを楽にさせる方法はあります。

 

 

リビジョン鍼灸接骨院では、次の3つを行う事をオススメします。

 

 

食いしばりを治す3つの方法

 

  1. 1.マウスピースをつける
  2. 2.深呼吸を行う。
  3. 3.姿勢を治す。

 

 

では、それぞれ紹介させて頂きます。

 

 

マウスピースをつけると食いしばりが軽くなる!?

マウスピースの画像

 

マウスピースをつけると、食いしばりが軽くなる方は多いです。

 

 

歯をガードするタイプや、寝ている時に舌が落ちないようにするタイプのものなど、一言でマウスピースといっても様々な種類があります。

 

 

歯医者さんに相談すると良いでしょう。

 

 

ただ、基本はマウスピースは食いしばりを治すものではなく、食いしばる事で歯が削れてしまう事を予防するために作る事が多いようなので、事前に調べてから相談してみて下さい。

 

 

鼻からの深呼吸がストレス対処に重要な理由

鼻呼吸

 

深呼吸は最も簡単に行える、食いしばり予防の方法になります。

 

 

口呼吸の方が食いしばりを行いやすいという事は、冒頭で説明しましたが、反対に意識的に鼻呼吸を行う事で、食いしばらないようにかつ、体の中に酸素を取り込む事が出来るようになります。

 

 

仕事中でも、通勤中でも気が付いた時に深呼吸をおこなって頂ければ良いのですが、やり方を一つ工夫する事で効果が上がります。

 

 

次の方法を試して下さい。

 

 

意識一つで体が楽になる!?片側鼻呼吸のやり方

片方の鼻を使い、もう片方の鼻を呼吸を行う事で、酸素を取り込む鼻の筋力がアップします。

 

 

食いしばり予防鼻呼吸のやり方

 

【やり方】

1.親指で片側の鼻をふさぐ。

 

2.首の筋肉を使わないように意識しながら、鼻から息を吸い、息を3秒間止める。

 

3.3秒息を止めた後に、息を吸った側の鼻を閉じ、反対側の鼻から息を吐く。

 

4.左右交互に、3回3セット行う。

 

 

 

実は大切!姿勢と食いしばりの関係性

「姿勢が悪い事に自覚はあるんだけど、なかなか自分で治せないしな~」

 

 

お手上げの外国人女性

 

 

と姿勢を治すことを諦めていませんか?

 

 

姿勢を治さないと、食いしばりが治り辛くなります。

 

 

何故なら食いしばりには、体のバランスをとる働きがあるのですが、体が歪んでいた場合、その働きが食いしばりをひどくさせる原因となるからです。

 

 

 

食いしばる事で歪みが治るって本当!?

食いしばりにはストレスを体から無くさせる働きの他に、姿勢を治す働きもあります。

 

 

例えば、首が曲がっていた場合。

 

首が右に曲がってる男性

 

首を曲げたままですと、やはり体は違和感を覚えるようになります。

 

 

なので、左右の噛み方を工夫し首や頭を筋肉を使い、頭が真っ直ぐになるように調節します。

 

 

食いしばりで歪みが治る

 

ですが、それだけでは治せないほど、姿勢が悪い状態になってしまうと、問題が生じます。

 

 

頭が真っ直ぐなっても尚、食いしばりを続けてしまうのです。

 

 

食いしばりが続くと歪みがひどくなる

 

 

加えて食いしばりが続くと、歯が削れてきます。

 

 

食いしばりのイメージ画像

 

 

歯が削れると、その削れた状態で噛もうとするので、さらに症状が強くなります。

 

 

なので、姿勢をあらかじめ正しておくという事は、食いしばり予防に必要な事になるのです。

 

 

では、どのように姿勢を治していけば良いのでしょうか?

 

 

それには、次の方法がオススメです。

 

 

 

首の筋肉を調節しよう!

姿勢を治すには、実に様々な部分を矯正しなければなりません。

 

 

ですが、これらを自分で治せるようになるには、トレーナーなどの専門家の指導が必要になります。

 

 

体操指導を行うトレーナー

 

 

なぜなら、自分がどのように歪んでいるかが、分からないからです。

 

 

しかし、食いしばりを持っている方には、歪みやすい部分というものがあります。

 

 

その一つが首です。

 

 

首を治すだけのも、食いしばりが軽くなりエラの筋肉がなくなる可能性が、高くなってきます。

 

 

例えば首猫背という言葉を、聞いた事はありますか?

 

 

顎前首猫背のイメージ

 

 

最近では、ストレートネックやスマホ首とも言われますが、首が前に飛び出た悪い姿勢の事をいいます。

 

 

ストレートネック

 

 

なのでこの姿勢を治していけば良いのです。

 

 

ですが、この首猫背。

なかなか治し辛い事で有名です。

 

 

なぜ治し辛いのかというと、ある部分の矯正を行っていない事が多いからです。

 

 

そのある部分とは、『舌の筋肉』になります。

 

 

舌の動きが悪くなり舌が正しい位置にいられなくなる状態を『舌低位(ぜつていい)』といいます。

 

 

舌低位になると姿勢が悪くなり、食いしばりやすくなるのです。

 

 

舌のアニメ画像

 

 

この厄介者は、一体何者なのでしょうか?

 

 

首の調節をご紹介する前、とても大事な『舌』についてお話させて頂きます。

 

 

 

首のバランスに関係する『舌』の話

舌の筋肉がしっかり使えていないと、首のバランスは整いません。

 

 

例えば、

「私、首コリや肩こりがひどくてね、マッサージは欠かせないのよ」

 

 

マッサージに喜ぶおばちゃん

 

 

とマッサージに通う方。

 

 

やはり、首だけマッサージされても、首の凝りは良くなりませんよ。

 

 

何故ならマッサージだけでは、正しい首のカーブが作れないからです。

 

 

頸部の軽度前弯

 

 

首を横から見ると、前に弯曲(わんきょく)した状態を保っています。

 

 

このカーブを作るために必要な筋肉が、舌になるのです、

 

 

更に詳しく説明すると、良い首を作るには次の条件が必要になります。

 

 

正しい首のカーブを作る3つの条件

 

  • ・首から肩にかけての筋肉が柔らかい事。
  • ・首の筋肉を使わずに、呼吸が出来る事。
  • ・舌がスポットについて、舌骨(ぜっこつ)まわりの筋肉がしっかりと使える事。

 

 

 

ではここから、実際どのように調節していくのかをご紹介いたします。

 

 

 

条件1:首後ろの筋肉の柔らかさ

僧帽筋の図示

 

まず、首回りの筋肉が柔らかくなければなりません。

 

 

血流が悪くなりやすいですし、なにより凝り固まりますからね。

 

 

こちらの方法で、首の後ろの筋肉をほぐしてみて下さい。

 

 

 
 
 
 
 
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条件2:首を使わない呼吸が大事

「鼻から息を吸って下さい」

と言うと、首に力が入る方がいます。

 

 

胸鎖乳突筋を使った呼吸

 

 

これは、正しくない呼吸の仕方になります。

 

 

なぜなら、首が曲がってくるからです。

 

 

呼吸の際に、不必要に使ってしまう筋肉に、『胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)』があります。

 

 

骨格と体表での胸鎖乳突筋

 

 

この筋肉は、首を前に動かす筋肉になります。

 

 

胸鎖乳突筋とストレートネック

 

 

ただ実際にはその状態を保つには苦しいので、アゴを上げた姿勢をとるようになります。

 

 

これが、首猫背の大きな原因の1つです。

 

 

呼吸を止める事は出来ないですし、呼吸の度に余分な筋肉に力が入ってしまうと、筋肉は固まります。

 

 

少し大げさに表現すると、呼吸する度に首猫背になってしまうのです。

 

 

なので次の方法で、筋肉をストレッチしてみて下さい。

 

 

 

『胸鎖乳突筋のストレッチ方法』

枕を使った胸鎖乳突筋のストレッチ方法

 

【やり方】

1.枕を2つ重ねて、背中から首にかけるようして、仰向けに寝ます。

 

2.両手で胸骨をおさえます。

 

3.アゴを上げます。

 

4.深呼吸に合わせて、胸骨を骨盤の方向へ下がます。

 

5.一連の動作を、3回3セット行います。

 

 

 

条件3:舌骨筋群

舌骨上筋群と舌骨下筋群の画像

 

首の前後の筋肉を柔らかくした後に、舌骨の筋肉を鍛えましょう。

 

 

舌骨とは、首の前にある筋肉で、首を前側から支える作用があります。

 

 

もう少し専門的な話をすると、呼吸にも関係してきます。

 

 

息を吸う時に前側、吐く時に後ろ側に動いて、呼吸をしやすくしています。

 

 

そして、首を前側に引っ張って、首の正しいカーブを作る役割も担っています。

 

 

つまり、マッサージやストレッチで首の後ろ側の筋肉をいくら柔らかくしていようが、舌骨筋群(ぜっこつきんぐん)が使えなければ、首は正しい位置に戻り辛いのです。

 

 

では、この部分を調節していきましょう。

 

 

『舌骨筋を動かす舌骨体操』

 

舌骨筋群の体操

 

【やり方】

1.舌をスポットにつけて、アゴを上げます。

 

横から見たスポットの位置

 

2.両手で首を引き下げます。

 

3.その状態を保ちながら、深呼吸を3回行います。

 

4.アゴ先に両手の親指を置きます。

 

5.前側に伸ばします。

 

6.深呼吸を3回行います。

 

7.一連の体操を3回、3セット行います。

 

 

 

ちょっと意外な東洋医学の話

東洋医学の話

 

 

さて、食いしばりを良くする鼻呼吸をやり方を、姿勢の治し方をご紹介してきましたが、ここで東洋医学の話をしていきましょう。

 

 

「なぜ、東洋医学?」

 

子供と不思議

 

となりますよね!

 

 

ここで、東洋医学の話をするには、ある意味があります。

 

 

その意味とは、『ストレスからくる食いしばりを治すヒント』が隠されているからです。

 

 

 

東洋医学的!ストレスの対処法

東洋医学では、ストレスの種類を次のように分けて考えています。

 

 

五志

 

  • ・怒りのストレス
  • ・嬉しいストレス
  • ・思いすぎるストレス
  • ・憂い・悲しみのストレス
  • ・恐怖や驚きのストレス

 

 

そして、そのストレスに対応する臓器が決まっています。

 

 

五行を説明した画像

 

  • ・怒りの感情は肝(かん)
  • ・喜びは心(しん)
  • ・思いは脾(ひ)
  • ・憂い・悲しい気持ちは肺(はい)
  • ・恐怖は、腎(じん)

 

 

それぞれの臓器が、その感情をコントロールしているのです。

 

 

ですが、その感情が体にたまりすぎると、臓器でコントロールできなくなり、体が壊れます。

 

 

その補助として、食いしばるを行っているわけです。

 

 

 

『怒りのストレス』を例に、説明していきます。

 

 

 

怒りのコントロールをするには、肝の力が必要です

例えば、小さい頃。

必要以上に親から怒られてばかりだとします。

 

 

これは、大人になっても深層心理に残るトラウマとなります。

 

 

確かに悲しみ泣く子供もいますが、

 

怒られて泣く子供

 

反逆して怒る子供もいます。

 

怒られて反逆する子供

 

 

肝の働きは、怒りのコントロールを行う事にあります。

 

 

ですが、肝にも許容範囲があるので、うまくストレスを体から逃がしてやらなければなりません。

 

 

そんな時に食いしばり、肝の働きを助け、その怒りをコントロールするのです。

 

 

怒って食いしばるイメージ画像

 

 

小さい頃のトラウマが残った場合。

大人になっても、食いしばりの癖が残ってしまいます。

 

 

しかも厄介な事に、人間はいやな事を忘れやすい生き物です。

 

 

なので怒りの感情。

そのトラウマを忘れてしまい、なぜ自分が食いしばるのかが分からない。

という場合が多いのです。

 

 

このように、深層心理まで波及したストレスからくる食いしばりを良くすることは難しいですが、東洋医学の観点からいうと手段はあります。

 

 

それは、食事を変える事です。

 

 

食事を変えると食いしばりが軽くなる?食事の不思議について

食事の摂取方法

 

東洋医学では、臓器の働きを助ける補食(ほしょく)という考え方があります。

 

 

その食事を食べる事で、臓器の働きが良くなるのです。

 

 

例えば、怒りの感情が肝を傷つけ食いしばっていた場合は、次の食事を積極的に摂る事をオススメします。

 

 

  • ・干しシイタケ
  • ・りんごのおろし汁+レモン
  • ・大根

 

 

栄養学的には、一見なんの関係も無さそうですが、患者さんにすすめてみると、効果を実感される方も大勢いらっしゃいます。

 

 

以下に、内臓の働きを良くする食材を紹介しますので、最近感じたストレスに合わせて食べてみて下さい。

 

 

気持ちの整理をつかせる、良い食事のすすめ

以前よりも怒りやすくなった。

または、怒られてばっかりいる方は、肝を助ける食事がオススメ。

 

  • ・干しシイタケ
  • ・りんごのおろし汁+レモン
  • ・大根

 

 

 

嬉しい事ばかり続いているばかりなのに、なぜか体調が優れない。

もしくは、誰かに意地悪されて憎しみの感情を抑えつけている方は、心(しん)を助ける食事がオススメです。

 

 

  • ・玉ねぎの皮
  • ・小豆
  • ・人参

 

 

 

思い込みや、心配事を抱えている方は、脾(ひ)を助けましょう。

 

  • ・甘い野菜スープ
  • ・かぼちゃ
  • ・はとむぎ

 

 

 

失敗してしまって後悔している方や、最近溜息ばかりしている方は肺(はい)を補う食事を心がけてください。

 

 

  • ・れんこん
  • ・はす茶
  • ・茎茶

 

 

 

未来への不安や焦り。

なんともいえない恐怖を感じている方は、腎(じん)を強くします。

 

  • ・こんぶ
  • ・大根おろし
  • ・かぼちゃ

 

 

 

小顔になりたいなら、呼吸を姿勢と食事を変えてみよう!

 

小顔になるには呼吸と姿勢と食事を変える事が重要です

 

 

小顔になるには、エラ張りを無くす事が必要になります。

 

 

ですが、食いしばりがあるとエラの筋肉が発達してしまい、エラ張り顔が良くなりません。

 

 

肥大化した咬筋

 

 

エラの筋肉をなおすためには、マウスピースを作る事も良い方法の1つです。

 

 

そして、自分で出来る方法としては、次の事を試してみてください。

 

 

  • ・呼吸を深くする
  • ・姿勢を良くする
  • ・食事を変える

 

 

まずは、鼻呼吸を行って、積極的に体への酸素の入れ替えを行う事から始めてください。

 

 

姿勢を正して、舌や首の筋肉を良くすると更に、効果的に酸素の入れ替えが行えて、食いしばりが軽くなります。

 

 

そして、忘れてはいけない事がもう1つあります。

 

 

それは、食事を変える事です。

 

 

どのようなストレスが体にかかっているのかは、自分では分かりません。

 

 

ですが、自分でなんとなくでも良いので、なにが自分のストレスになっているのか、予想を立ててみて下さい。

 

 

そして、そのストレスに対応している臓器の働きを良くする食事を、意識的に食べてみて下さい。

体調が変わってきますよ。

 

 

食いしばりは顔を大きくするばかりか、首こりや肩こりの原因にもなります。

 

 

今回の記事が、皆様の助けになっていれば幸いです。

 

 

参考にしてみて下さい。

 

 

【更に詳しくエラの筋肉をなくす方法を知りたい方には、こちらがオススメ】

 

 

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お腹の骨盤矯正の表紙

自分でできる骨盤矯正【ヤセても残る下腹部のたるみ退治】

お腹の骨盤矯正の表紙

 

皆さん、お腹には自信がありますか?

 

 

 

  • ・去年買ったパンツのファスナーが締まらない。
  • ・ズボンの上に乗っかってる、脂肪をなんとかしたい。
  • ・座った時に、プニプニしている肉をとりたい。
  • ・去年撮った写真と比べると、お腹周りが明らかに違う。

 

 

 

このように、お腹まわりを気にされている方も、多いのではないでしょうか?

 

 

下腹部のたるみをとるには、次の方法が一般的ですね。

でも、なかなか続ける事が難しいものが、多い印象が強いです。

 

 

・ダイエット

付き合いがあって、食事の量を落とす事は難しい、、。

 

・トレーニング

通うのが大変で、続けられるか不安、、、。

 

・脂肪吸引

でも、ちょっと怖いし、いくらかかるんだろう?

 

 

そんな時に、当リビジョン鍼灸接骨院がオススメする方法に『セルフ骨盤矯正』があります。

 

 

なぜ、骨盤矯正が下腹部のたるみにオススメなのでしょうか?

 

 

それには、次の理由があります。

下腹部のたるみの原因は、骨盤が開いた事による筋肉の衰えにあります。

 

筋肉が衰えしまう事で、お腹の脂肪を支えられなくなった結果、お腹がたるんでしまうのです。

 

なので、骨盤を締めるセルフ骨盤矯正が下腹部のたるみに有効なのです。

 

では早速、下腹部のたるみに効く骨盤矯正のやり方を、ご紹介いたします。

 

 

 

【下腹部のたるみを取る骨盤矯正】

 

骨盤矯正の整体

【やり方】

1.仰向けになり、両手をおへそとみぞおちの間におき、膝を立て間にボールを挟みます。

ボールがなければ、クッションなどを代用しても大丈夫です。

このとき、背中と腰の間に空間ができないようにしっかりとつけてください。

 

2.鼻から息を吸い、口から吐きます。

 

3.息を吐きながら、両手で軽く押しながらお腹をへこませ、骨盤を後ろに傾けながら、お尻を締めるように力を入れます。

この時、両膝でボールを押し潰すように力をいれてください。

 

4.息を吐ききったら、3秒その姿勢をキープしてください。

 

5.3秒経ったら、ゆっくりと戻し、リラックスしてください。

 

6.同じ動作を3回繰り返してください。

 

 

このセルフ骨盤矯正をオススメする理由には、3つあります。

 

 

1.骨盤が締まる事で、お腹のたるみを引っ込める事が出来るから。

骨盤が締まると、筋肉がお腹の出っ張りを引っ込めてくれるようになります!

 

2.3分程度で行える体操になるので、続けやすい。

道具がなくても自宅で簡単に行える体操なので、わざわざ時間を作らなくとも行えます。

 

3.骨盤底筋群も鍛えられるので、たるみを下からも持ち上げる事が出来るから。

下腹部がたるむ原因には、骨盤底筋の衰えがあります。

骨盤の歪みが整う事で、普通に腹筋を鍛えてお腹を凹ますよりも、お腹がすっきりします。

 

では、これから更に詳しく、下腹部のたるみの原因や骨盤矯正のやり方をご紹介いたします。

 

 

 

下腹部のたるみには種類がある

 

 

下腹部にたるみができる原因は、大きく2つに分けられます。

 

 

  • ・お腹周りに脂肪が溜まっている
  • ・骨盤がゆがんでいる

 

 

この2つが、下腹部のたるみにどうつながってくるのか、1つずつ説明していきます。

 

 

お腹周りに脂肪が溜まっている

 

 

これは、なんとなくわかると思います。

 

 

食生活や運動不足などの不摂生の結果、お腹周りに脂肪が溜まり、ぽっこりとたるみが出来てしまった状態です。

 

 

不摂生

 

 

お腹周りの脂肪は、なかなか取れにくいですよね。

 

 

しかも、男性と女性では、同じ脂肪でも取れにくさが違いがあります。

 

 

女性は脂肪がつきやすく取れにくい

 

 

体に付く脂肪には、皮下脂肪(ひかしぼう)と内臓脂肪(ないぞうしぼう)があります。

 

 

その名の通り皮膚の下に付くのか、内臓の周りに付くのかの違いです。

 

 

女性の下腹部のたるみになりやすいのは、皮下脂肪になります。

 

 

内臓脂肪は男性に付きやすく、皮下脂肪は女性に付きやすいです。

 

 

なぜかというと、女性ホルモンの影響により、皮下脂肪が溜まりやすいようにコントロールされているからです。

 

 

女性は、子供を授かったときには、子供を育てるためのエネルギーが急に必要になってきます。

 

 

エネルギー不足を避けるため、エネルギーを脂肪という形にして体に溜めておく必要があります。

 

 

また内臓に脂肪を貯めてしまうと、妊娠した時に、赤ちゃんが大きくなるのを邪魔してしまう恐れがあります。

 

 

そのため、子宮などの内臓の周りではなく、皮膚の下辺りに脂肪を蓄えます。

 

 

たるみ

 

 

妊娠用のエネルギーなら落としちゃダメなんじゃないの?

 

 

妊娠するために必要なエネルギーなら、落としちゃいけないように思いますよね。

 

 

確かに体脂肪率が少なすぎるのはいけませんが、ある程度なら落として大丈夫です。

 

 

その目安となるのは『体脂肪率』です。

 

 

体脂肪率とは、体重のうち、脂肪が何%入っているかを表すものです。

 

 

これは、専用の体重計で測定するとわかります。

 

 

体脂肪率

 

 

年齢にもよりますが、女性の標準的な体脂肪率は、21~34%とされています。

 

 

思ったより、幅広いですよね?

 

 

この中でも、2つに分かれています。

 

 

21~27%を標準-(マイナス)としてヤセ寄りの標準、28~34%を標準+(プラス)として肥満寄りの標準にしています。

 

 

そして、35%以上から、軽度の肥満になります。

 

 

またモデルやアスリートの体脂肪率は、10%台の人も多いです。

 

 

モデル

 

 

それだけ低いと、憧れますよね。

 

 

しかし、体脂肪率が低すぎると、デメリットもあります。

 

 

先ほど、女性の体にある脂肪は、妊娠のためのエネルギーの貯蓄だと説明しました。

 

 

10%台では、妊娠を保つためのエネルギーが十分ではありません。

 

 

そのため、体は妊娠すると、エネルギー不足になり、危険だと判断してしまいます。

 

 

その結果、妊娠しないように生理を止めてしまいます。

 

 

健康のためにも、体脂肪を絞るのは20%前半で留めておくのが、理想です。

 

 

この数値なら下腹部のたるみは、取れていることが多いです。

 

 

しかし、20%前半までダイエットしても、下腹部たるみが変わらない場合があります。

 

 

この場合、骨盤のゆがみからくるものの可能性が高く、骨盤矯正が必要になります。

 

 

なんで骨盤がゆがむと、下腹部がたるむの?

 

 

疑問

 

 

長くなりましが、ここからが本題になります。

 

 

骨盤がゆがむことによって、下腹部がたるむ場合があります。

 

 

それには、以下の2つことが関係しています。

 

 

  • ・骨盤が開き、前に倒れている
  • ・骨盤底筋群が弱くなっている

 

 

なぜこの2つが、下腹部のたるみに影響するのか、お話ししていきます。

 

 

骨盤が開き前に倒れている

 

 

骨盤は、仙骨(せんこつ)と寛骨(かんこつ)が組み合わさってできています。

 

 

骨盤の解剖図

 

 

寛骨の腸骨という部分と仙骨が、仙腸関節(せんちょうかんせつ)という関節を作り、数mmでありますが、動いています。

 

 

この関節で、両方の腸骨の方が前に倒れると、骨盤の腸骨が仙骨から開くように動き、前へ傾いた状態になります。

 

 

骨盤前傾

 

 

この骨盤が前に倒れた状態を『反り腰』といいます。

 

 

反り腰の状態では、腹筋が弱くなって、お腹が前に押し出されてしまいます。

 

 

さらにこの状態が長く続くと、骨盤の下の肛門回りにある骨盤底筋群が弱ってしまいます。

 

 

骨盤底筋群ってなに?

 

 

骨盤底筋群とは、文字通り骨盤の下にある筋肉の総称で、子宮や膀胱などを支えています。

 

 

また体幹を安定させるインナーマッスルの1つであり、この筋肉はお腹の中を下から支えてくれる大黒柱の役割もしています。

 

 

これが弱くなると、下からお腹を支えることができなくなり、反り腰で前に出たお腹は、下へ落ちてしまいます。

 

 

その結果、下腹部のたるみとなってしまいます。

 

 

下腹部気にする

 

 

骨盤が前に倒れると、他にも不具合が起こる

 

 

骨盤が前に倒れると、下腹部のたるみ以外にも、多くの悪影響を与えます。

 

 

  • ・腰痛
  • ・お尻が大きくなり垂れる
  • ・下半身太りになる
  • ・便秘
  • ・内臓下垂

 

 

皆さんが、「実は結構、気になる。」っていう症状ですよね。

 

 

なぜこうなってしまうか、簡単にお話ししていきます。

 

 

腰痛

 

 

反り腰の状態では、腰の骨に前へズレる力が生じ、腰の筋肉に負担がかかり、その結果、腰の痛みになります。

 

 

お尻が大きくなり垂れる

 

 

骨盤が前に倒れると、お尻が後ろにセリ出てきます。

 

 

その結果、出っ尻になってしまいます。

 

 

出っ尻

 

 

またその状態が長くなると、お尻の脂肪は重力により、下に垂れてきてしまい、タレ尻になってしまいます。

 

 

下半身太りになる

 

 

骨盤が前に倒れると、重心も前に移動します。

 

 

そのため、身体は前に倒れないように、太ももの筋肉で常に支えようと、力が入ります。

 

 

その結果、太ももの筋肉は、鍛えられ太くなってしまいます。

 

 

またこの姿勢では、鼠径部の循環が妨げられやすくなります。

 

 

そうなってしまうと、リンパの流れが悪くなり、老廃物や水分が溜まりやすくなって、むくみの原因となります。

 

 

便秘

 

 

一見、関係なさそうですが、これには骨盤底筋群が関係してきます。

 

 

骨盤底筋群は、腹圧(ふくあつ)と呼ばれるお腹の中の圧を調整する役割もあります。

 

 

腹圧は排尿やお通じをするのに、大変重要な役割を持っています。

 

 

そのため、骨盤底筋群が弱くなってしまうと、腹圧を高めることができず、排尿やお通じを出しきれなくなってしまいます。

 

 

その結果、便秘になってしまいます。

 

 

また尿を出しきれなくなると、くしゃみの際に、腹圧が一瞬高くなり、尿漏れをおこしてしまうこともあります。

 

 

内臓下垂

 

 

こちらも骨盤底筋が関係してきます。

 

 

先ほども言いましたが、骨盤底筋群には、膀胱や子宮などの臓器を支える役割もあります。

 

 

そのため、骨盤底筋群が弱くなると、それらが支えられなくなり、下に落ちてきてしまいます。

 

 

その結果、子宮脱や膀胱脱、脱腸などの内臓下垂を起こしてしまいます。

 

 

これらの悪影響も起こしてしまわないためにも、骨盤矯正を行い、さらに骨盤底筋群を鍛えるエクササイズを行う必要があります。

 

 

エクササイズする人

 

 

自分でできる骨盤矯正で下腹部のたるみを撃退

 

 

下腹部のたるみの原因は、「骨盤が開き前に傾く」と「骨盤底筋群が弱る」であることをお話ししました。

 

 

ここからは、自分で行う骨盤矯正と骨盤底筋群を鍛えるエクササイズについて、お教えします。

 

 

自分で行う骨盤矯正の整体

 

 

まずは、骨盤矯正についてお話していきます。

 

 

これから説明する骨盤矯正の整体は、深呼吸をして、それに合わせて行っていきます。

 

 

そのため、腹式呼吸で使われる横隔膜や腹横筋などのインナーマッスルも鍛えることができるエクササイズも兼ねています。

 

 

【骨盤矯正を行う整体】

 

骨盤矯正の整体

 

【やり方】

1.仰向けになり、両手をおへそとみぞおちの間におき、膝を立て間にボールを挟みます。

ボールがなければ、クッションなどを代用しても大丈夫です。

このとき、背中と腰の間に空間ができないようにしっかりとつけてください。

 

2.鼻から息を吸い、口から吐きます。

 

3.息を吐きながら、両手で軽く押しながらお腹をへこませ、骨盤を後ろに傾けながら、お尻を締めるように力を入れます。

この時、両膝でボールを押し潰すように力をいれてください。

 

4.息を吐ききったら、3秒その姿勢をキープしてください。

 

5.3秒経ったら、ゆっくりと戻し、リラックスしてください。

 

6.同じ動作を3回繰り返してください。

 

 

この骨盤矯正の整体をすることで、骨盤を締め、さらに正しい位置になり、弱った骨盤底筋群も鍛えられます。

 

 

また骨盤の前が倒れるのが治ると、腹筋にしっかりと負荷がかかるため、腹筋が鍛えやすくなります。

さらにもう1つ、座ってできる骨盤底筋群を鍛えるエクササイズをお伝えします。

 

 

【骨盤底筋群を鍛えるエクササイズ】

 

骨盤底筋群のエクササイズ

【やり方】

1.椅子に深くかけ、膝の間にボールを挟み、背もたれに腰を着けて座ります。

ボールがなければ、クッションなどを代用しても大丈夫です。

 

2.手を下腹部に当て、深呼吸を行います。

 

3.息を吐きながら、膝の間にあるボールを押します。

 (この時、下腹部に力が入っているか、手で確認してください)

 

4.息を吸いながら、お尻をお腹に引き上げるように締めていきます。

(この時、10~15秒程かけて吸うようにしてください。)

 

5.3回深呼吸を行ったら、1度リラックスして、これを3回繰り返してください。

 

 

 

こちらは、骨盤底筋群を鍛えるのに、効果が高いエクササイズになります。

 

 

座ってできるため、テレビを見ながらなど、ちょっとした時に行うことができます。

 

 

【ベルトの上に乗っかるはみ肉が気になる方の骨盤矯正体操】

骨盤を整えて骨盤底筋の活性化と共に、脇腹の筋肉を鍛えて骨盤の安定化をしていきます。

 

 

ゴムチューブに抵抗しながら背骨の曲げ伸ばしを行いながら、脇腹を意識して体操をする事でバランスが整います。

 

 

はみ肉骨盤矯正体操やり方

 

 

骨盤の開きが治らない時の大腿筋膜張筋のリリース法

骨盤の開きと大腿筋膜張筋の関係

 

 

これまでにご紹介した、セルフ骨格矯正を行うと骨盤の歪みは矯正されてくるのですが、尚歪みが残る方もいらっしゃいます。

 

 

そんな時は、太ももの外側にある大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)という筋肉を緩めると骨盤の歪みを治しやすくなります。

 

 

その為のリリース方法をご紹介いたします!

 

 

大腿筋膜張筋リリース

 

 

お腹が突き出てしまう方の体幹バランス矯正体操

ある程度骨盤の歪みが治ったと実感が出来たら、上半身と下半身のバランスをとる体幹のバランス矯正体操を行います。

 

この体操は、横っ腹の筋肉を使って体を真っ直ぐ保つ事を目的にしています。

 

 

お腹が突き出てしまう方の体幹のバランス矯正体操

 

 

骨盤をゆがませない生活 ~骨盤矯正した後の過ごし方~

 

 

骨盤のゆがみは、日常生活のクセからおきるものです。

 

 

ゆがみやすいクセには、以下のようなものがあります。

 

 

  • ・ヒールを履く
  • ・うつ伏せで寝ることが多い
  • ・足をよく組む
  • ・頬づえをつく
  • ・椅子に浅く座る

 

 

これらは骨盤のゆがみを起こしやすいクセになっています。

 

 

ヒール

 

 

そのため、普段の生活で意識して避けるようにしてください。

 

 

しかし、普段の生活をしていても、避けられない場面もあります。

 

 

「仕事で、ヒールをどうしても履かなければならない」「寝て起きたら、うつ伏せになっている」など、仕事の都合や自分が気づかないうちに行ってしまっているものは、避けずらいですよね。

 

 

そういう時や骨盤のゆがみやすい姿勢をしてしまった時には、先ほど紹介した骨盤矯正とエクササイズを行って、こまめにゆがみをリセットしてあげることが大事です。

 

 

避けづらい生活習慣の1例~椅子の座り方~

 

 

ソファーのような柔らかい椅子は、一見楽に思えます。

 

 

ソファーでくつろぐ

 

 

しかし、骨盤を倒して座る姿勢になってしまうので、骨盤をゆがませる原因の1つです。

 

 

椅子に浅く座る姿勢を楽に感じる人は、そういう座り方に慣れてしまっているからです。

 

 

そのため、柔らかい椅子は難しいですが、硬い椅子に座る際は、気を付けてほしいポイントが2つあります。

 

 

椅子の座り方

 

 

  • ・座ってお尻の坐骨(ざこつ)が、ちゃんと座面に当たっている
  • ・背もたれがしっかり腰を支えてくれている

 

 

この2つのポイントに気を付けて座り、骨盤がゆがまないように気をつけて下さい。

 

 

やせても取れない下腹部のたるみには骨盤矯正が必要

 

 

下腹部のたるみの原因は、脂肪が溜まったことによることと、骨盤が開いて前に倒れていることです。

 

 

脂肪が溜まっている場合は、体脂肪率を標準内に抑えることが重要です。

 

 

骨盤が前に倒れている場合は、骨盤矯正が必要です。

 

 

さらに骨盤底筋群が弱ると、たるみを悪化させるので、これらの筋肉を鍛えるエクササイズを行わなければなりません。

 

 

骨盤矯正やエクササイズを行い、骨盤を整え筋肉を鍛えることが、下腹部のたるみを取るのには、重要になってきます。

 

 

また日常生活を送っていると、椅子の座り方などちょっとしたクセで骨盤がゆがむ原因になります。

 

 

だらしない恰好

 

 

そのため、普段から偏りのあるクセを避けて過ごしていくと、骨盤がゆがみなく過ごせ、ぽっこりが収まったお腹で過ごすことができます。

 

 

下腹部のポッコリでお困りの方の参考になれば、幸いです。

 

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肩こり動画のタイトル

デスクワークの合間に!【肩こり解消1分ストレッチ 】

 

 

最近、肩こりがひどい。

 

 

気温が下がり、秋から冬に肩こりがひどくなる。

 

 

デスクワークで、肩が重だるいのが続いている。

 

 

そんな悩みをお持ちの方へ!

 

 

今すぐにできる!【肩こり解消1分ストレッチ】を紹介させていただきます!

 

 

 

まずは、辛い肩こりは、なぜ起こってしまうのか、、

 

 

 

原因について説明させていただきます!

 

 

肩こりについて

 

 

よく『昔から、肩こりがひどい』『本当、肩凝るわ~』と、言っている方が多いですが、なぜ【肩こり】が起きているのか、あなたは、知っていますか!?

 

 

肩こりの原因として、考えれるものは様々あり、東洋医学と西洋医学でも、考え方が変わります!

 

まずは、西洋医学の考え方から、説明させていただきます!

 

肩こりの原因【西洋医学の考え方】

肩こりの原因

多く考えられる原因としては、【血流不全】です!

 

最近では、デスクワークが増え、同じ姿勢で何時間も過ごしている方が多く、体の中の血液の流れが、悪くなってしまいます。

 

 

肩周りの筋肉が、うまく栄養されない事で、固まってしまい【肩こり】が起きてしまうのです!

 

また

 

【冬になってから肩こりがひどい、、】

 

 

そんなことはありませんか?

 

 

実は、天気や気候も関係しているのです!寒い場所にいると、全身の血流が悪くなり、血液がうまく巡らずに、滞ってしまいます!その結果、全身に凝りが、起きやすくなってしまいます!

 

 

 

また、東洋医学では、別の考え方で肩こりの原因を考えます。次に、東洋医学の考え方を紹介させていただきます!

 

 

肩こりの原因【東洋医学の考え方】

 

 

 

東洋医学では、体の中を巡っている気・血・津液という生理物質の状態や、五臓六腑といわれる体の中の臓器の状態から、原因を考えています!

 

 

【気】という生理物質は、肩こりと深く関係しています!

 

 

まず、【気】というのは、生命エネルギーのことです!

 

 

運動や内臓の働き、何をするのもすべてに、気の働きが、必要となっています!

 

 

気は、筋肉や臓器、体の全身を巡り、栄養をしています!スムーズに流れることで、運動や、体の中の臓器のバランスを、うまく保っています!

 

 

なので、何らかの問題で、気の流れが悪くなると、筋肉にまで、影響が出てしまいます!その結果、筋肉が、硬く凝ってしまい、肩こりが起きているのです!

 

 

気の問題で多いものが、【気滞(きたい)】という状態です!簡単に、説明させていただきます!

 

 

【気滞(きたい)】とは

気滞

 

気滞とは、体の中の気の巡りが、滞っている状態です!

 

 

自立神経系の緊張や、コントロールができなくなり、精神と体のバランスが不安定な状態です!

 

 

ストレスでイライラしたり、不安感や憂鬱感を感じやすくなります!

 

 

体に出る【気滞(きたい)】の症状としては、以下のものが、あげられます!

 

  • ・イライラしやすい
  • ・怒りっぽい
  • ・おなら・げっぷが出やすい
  • ・憂鬱感や不安感がある
  • ・胸や季肋部が張る
  • ・首コリや肩こりがある
  • ・お腹がはる

 

特になにかの病気とかではなく、上記の症状が増えた場合には、【気滞】になっている可能性があります!

 

気の巡りをスムーズにするためには、鍼治療や食事などが関係してきます!

 

気の巡りを改善させる食べ物

ジャスミンティー

滞ってしまった【気】の巡りをよくするためには、カモミールティーやジャスミンティーなどの香りの良いものを飲みましょう!

 

食べものでは、イカ・シジミ・玄米・魚介類、他にもオレンジやライム・みかんなどの柑橘系の食べ物が、イライラや不快感を改善させるものになります!

 

ミント・ラベンダー・ローズマリーなどの香りの強いものもおすすめです!

 

他にも、ツボ押しや体操が【肩こり】解消に有効なので、紹介させていただきます!

 

肩こり解消セルフケアその①【ツボ押し】

 

速攻性のあるツボを3つ紹介させていただきます!

 

(1)肩井(けんせい)

肩こりのツボ

 

肩こりの原因となる僧帽筋の凝りの局所にあるツボです!1日10秒おすだけでも、楽になるのでオススメです!

 

(2)気海(きかい)

生理痛 気海

 

気海は、体の中を巡る気が、多く集まる場所になります!循環がスムーズになり、イライラなども改善されます!

 

(3)壇中(だんちゅう)

壇中

 

両胸の、真ん中のくぼみにあるツボです!壇中も、気が集まっているツボになるので、おすすめです!

 

 

時間があるときに、ツボ押しを行ってみてください!次に、ストレッチを紹介させていただきます!

 

 

肩こり解消セルフケアその②【1分ストレッチ】

 

 

(1)両肩に力を入れて、頭の方向に持ち上げます!

肩を持ち上げる

  その状態を5秒間キープして、一気に下ろします!

 

  これを5回繰り返してください!

 

 

【2】片手で、反対側の頭を倒し、首を伸ばしていきます!胸鎖乳突筋を伸ばすことで、肩こりがすっきりします!

肩こり

  伸ばした状態で5秒間キープします!(この時、痛みが出ないように、強さに気を付けながらストレッチしてください!

 

反対側も同様に行います!

 

【3】最後に、肩を回すストレッチをします!

肩を回す

  両手を両肩において、その状態で肘を10回まわします!

 

  反対回しも10回行ってください!

 

 

肩こり解消!肩甲骨体操のやり方

辛い肩こりをほぐす肩甲骨体操

 

 

辛い肩こりをほぐすには、肩甲骨を色々な方向へ動かす必要があります。

 

そんな時は、肘や手首を返しながら動かすと肩甲骨がしっかりと動くようになります。

 

【やり方】

1.胸の前で腕を組み、上にあげる。

2.手のひらを返し、横に開く。

3.そのまま、胸の前に戻す。

4.外側に手を返しながら手を開き、手を上にあげる。

5.10回×3セット行う。

 

 

こちらの体操もおすすめです!

 

辛い肩凝り予防の為の首と背中の矯正体操

 

 

運動不足からくる背中のこりをとる棒回しの矯正体操やり方

 

 

以上のストレッチをデスクワークの合間や、時間があるときにぜひ、行ってみて下さい!

 

 

 

食事の改善と、ツボ押しとストレッチの3つを行っていただき、【肩こり】を解消してください!

 

 

参考にしていただければ幸いです。

 

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仰向けで仙骨痛いの表紙

【骨盤のゆがみが原因!!】仰向けで寝ると仙骨が痛い理由

仰向けで仙骨痛いの表紙

 

 

フローリングに「ゴロンッ」と横になってみると、お尻の真ん中の骨が床に当たって痛い。

 

 

前よりも、骨が出っ張ってきている気がする・・・。

 

 

そんな経験ありませんか?

 

 

仰向け

 

 

他にも

・子供を産んでから、仰向けになるとお尻のでっぱりが当たるようになった。

・ダイエットして腰回りの肉が落ちたら、寝るときにお尻の間の真ん中が当たるようになった。

・運動せずに、休みの日に家でゴロゴロしていたら、お尻の骨がなんか当たって痛い。

 

 

患者さんは、ふと横になった時に気づいて、『気づいたら当たるようになっていた。』と、話される方が多いです。

 

 

こういった方からは、『どこに相談すればいいの?』って聞かれることもあります。

 

 

病院かな・・・整体かな・・・と悩まれている方、自分で治してみませんか。

 

 

『仰向けになると、仙骨が当たって痛い』という症状には、実はトレーニングが効果的なのです。

 

 

なぜ『仰向けになると、仙骨が当たって痛い』という症状に、トレーニングが効果的なのかをお話します。

 

仰向けになると仙骨が当たってしまう原因は、骨盤がゆがみ、開いてしまったことで、お尻の後ろの骨が出っ張ってしまったからです。

 

骨盤には、たくさんの筋肉が付いており、骨盤の開きを締めるには、骨盤の周りにある筋肉を鍛えてあげる必要があります。

 

そのため、骨盤の周りにある筋肉を鍛えるトレーニングを行うことが、骨盤の開きを締めるには、効果的なのです。

 

 

一般的なトレーニングでも、効果はありますが、これからご紹介するトレーニングの方が、骨盤の開きを締めるには効果が高いです。

 

 

では、そのトレーニングの一部をご紹介させていただきます。

 

 

 

【骨盤を締めるトレーニング】

腹斜筋の体操

 

【やり方】

1.クッションを1つ用意してください。

 

2.壁から1歩(20-30cm)離れ、背を向けて壁に寄り、背中を丸める。

 

3.足を肩幅に開き、膝を曲げ、股の間にクッションを挟む。

 

4. 両手を前斜め下に伸ばし、骨盤を後ろに傾ける。

 

5.鼻から息を吸い、口から息を吐く。

息を吐く時は、骨盤を後ろに傾けながら、両手を斜め下に向かって伸ばす。

背中は、肩甲骨全体が壁から離れる程度に留める。

(この時、太ももの内側と脇腹に力が入っていることを感じる。)

 

6.深呼吸を3回行う。

息を吸う時、背中に空気を取り込むように膨らませる。両腕の位置は、伸ばした位置から戻らないように注意する。

息を吐きたびに、両手を更に前方へ伸ばす。

 

7.一度リラックスし、同じ手順を3回繰り返す。

 

このトレーニングが、おススメである理由は以下の4つになります。

 

1.体幹の筋肉を鍛え、骨盤の開きを締める

骨盤の開きを締めるトレーニングには、お尻周りを鍛えるものが多いです。

しかし、このトレーニングは、肋骨から骨盤の上部にかけて斜めに走る腹斜筋(ふくしゃきん)という筋肉を鍛えるトレーニングになります。

ここを鍛えることで、体幹部を引き締めし、骨盤の上部から開きを引き締めることができます。

 

2.ウエストのくびれを作れる。

腹斜筋がある部分は、ウエストの位置に当たります。

そのため、ウエストラインに関係が深い筋肉で、ここを鍛えることで、ウエストのくびれを作ることができます。

 

3.姿勢が良くなる。

体幹の筋肉を鍛えることで骨盤の開きを締めてくれ、さらに太ももの内側を鍛えることで、骨盤が正しい位置で固定してくれます。

体幹の筋肉が強くなることで、背骨をしっかりと支えてくれ、太ももの内側の筋肉により骨盤も固定されるため、上半身が安定します。

その結果、背筋が伸びて、姿勢が良くなります。

 

4.ご自宅で簡単にできる

使う道具がクッションだけで、特別な器具がいらないため、スポーツジムなどに行く必要がなく、ご自宅で簡単に行うことができます。

 

この記事の最後の方には、もう2つトレーニングをご紹介しています。

 

1つ目の体幹を締めるトレーニング、2つ目は、お尻の筋肉で骨盤をしっかりと締めてくれるトレーニングになります。

 

これらのトレーニングを行うことで、骨盤の上側と下側から締めることができるので、非常に効果的です。

是非、お試しください。

 

 

では、より詳しく、仰向けになると仙骨が痛くなることについて、お話していきます。

 

 

骨盤を知りましょう!

 

 

まずは、骨盤がどういうものなのかお話しします。

 

 

骨盤とは、ももの付け根と腰をつなぐ骨で、上半身を支え、股関節に乗せるとても大事な骨です。

 

 

骨盤は、寛骨(かんこつ)という骨が、左右に1対あり、それに背骨の一番下にある仙骨が、組み合わさって出来ています。

 

 

骨盤の骨

 

 

寛骨は、3つの骨で出来ていて、その中の腸骨(ちょうこつ)という部分が、仙骨とつながって仙腸関節という関節を作っています。

 

 

仙腸関節は骨盤の要なので、靭帯でしっかりと固められており、数ミリしか動くことができません。

 

 

あまり動かないように感じると思いますが、この数mm動くということが、体を動かす中では、大事な動きになっています。

 

 

なんで、痛みが出るの?

 

 

仙腸関節は、上半身の重さがかかるため、靭帯で固められていて、頑丈にできています。

 

 

簡単に緩むことはありませんが、骨盤のゆがみや開き、負荷のかかる動作の繰り返しにより、負担がかかることで緩んでしまうことがあります。

 

 

そして緩んだことで、その周囲にある腰や股関節に負担がかかり、痛みが出ます。

 

 

仙腸関節痛

 

この状態を仙腸関節不安定症(せんちょうかんせつふあんていしょう)といいます。

 

 

そして骨盤のゆがみにより、骨盤の後ろの骨が出っぱることがあります。

 

 

この骨が、仰向けで寝たときに、床に当たってしまうため、仙骨のところが痛くなってしまいます。

 

 

これが仰向けで仙骨が痛くなる原因です。

 

 

また出産するときには、赤ちゃんが出やすいように、骨盤が開きます。

 

 

この時、靭帯を緩めるリラキシンというホルモンが出ます。

 

 

産後

 

 

これにより、出産のときには、赤ちゃんが出やすくなりますが、靭帯が緩んでしまうために、骨盤がゆがみ開いてしまう危険性があります。

 

 

出産後も数か月は、リラキシンの効果が続くため、この期間はゆがみに気を付け、骨盤を整える必要があります。

 

 

痛くなりやすいところが決まっている

 

 

疼痛部位

 

 

仙腸関節不安定症では、仰向けになると、上の写真の赤い丸の所が痛くなる人が多いと思います。

 

 

また人によっては、座った時に写真の青い丸の所が痛くなる人もいます。

 

 

お尻痛い

 

 

このように仙腸関節不安定症では、ピンポイントで痛いところがわかるのが特徴的です。

 

 

またももの付け根である鼠径部(そけいぶ)にも痛みが出ることもあります。

 

 

骨盤をキュッと締める筋肉

 

 

骨盤の靭帯が緩んでしまったら、締める方法はあるでのしょうか?

 

 

あります。

 

 

それは、脇腹にある「腹斜筋」という筋肉とお尻にある「大殿筋(だいでんきん)」という筋肉を鍛えることです。

 

 

腹斜筋は、脇腹に位置し、肋骨から骨盤にかけて斜めに走る筋肉で、体幹を締めてくれる筋肉です。

 

 

体幹を締めることで、骨盤の開きを締めてくれます。

 

 

またウエストのくびれを作ってくれる筋肉でもあります。

 

 

大殿筋は、左右の腸骨と仙骨についていて、大腿骨(だいたいこつ)という足の骨についています。

 

 

これを鍛えてあげることで、左右の腸骨からギュッと締めてくれて、仙骨を安定させてくれます。

 

 

大殿筋

 

 

その結果、骨盤の仙腸関節を引き締めてくれるため、不安定性を解消してくれます。

 

 

骨盤を締めて仙腸関節を安定させるトレーニング

 

 

それでは、腹斜筋と大殿筋を鍛えて、開いてしまった骨盤を筋肉で引き締めるトレーニングについてお話します。

 

最初に紹介した腹斜筋のトレーニングとは別に、腹斜筋と大殿筋のトレーニングを1つずつ紹介します。

 

 

【体幹を鍛えるトレーニング】

 

体幹を鍛えるjpg

 

【やり方】

1.よつんばになり、右手を左肩の前に付く。

 

2.左腕を肩と同じ高さまで挙げる。

(肘は90°に保つ。)

 

3.鼻から息を吸い、口から吐きながら、左手を右側に伸ばせるだけ、伸ばす。

(この時、左の脇腹に力が入るのを感じてください。)

 

4.息を吐ききったら、3秒同じ姿勢を保つ。

 

5.3秒経ったら、元に戻り、5回行う。

 

これを左右1~3セット行ってください。

 

これは、最初にお伝えしたトレーニングと同じように腹斜筋を鍛え、骨盤を上側から締めるトレーニングになります。

 

 

 

【大殿筋のトレーニング】

大殿筋の体操

 

【やり方】

1.クッションを1つ用意してください。

 

2.仰向けになり、痛いところが当たらないように骨盤の下にクッションを敷いてください。

 

3.両手は体の横に置き、足を肩幅程度に開き、両膝を立てます。

 

4.鼻からゆっくりと息を吸い、ゆっくりと吐きます。

 

5.息を吐きながら5秒かけてお尻を上げていきます。

 

6.お臍とお尻が一直線になったら、最後にお尻をキュッと締めて3秒保ちます。

(この時、お尻に力が入っているのを感じてください。)

 

7.3秒経ったら、5秒かけてゆっくりと戻します。

 

8.1度、リラックスして、同じ手順を3回繰り返してください。

 

 

こちらが、大殿筋を鍛えるトレーニングになります。

 

 

骨盤の開きを引き締めて、仙腸関節を安定させてくれます。

 

 

大殿筋が強くなることで、筋肉自体が骨に当たるのを防いでくれるクッションにもなってくれます。

 

 

仰向けになるので、仙骨が痛くならないようにクッションを下に引いて行ってください。

 

 

円座クッションのようなドーナツ型のクッションがあると、最適です。

 

 

また最後にお尻をキュッと締めることで、骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)という筋肉も鍛えられ、より骨盤を引き締めることができます。

 

 

仰向けに寝ると仙骨が痛ければ、骨盤を締めるトレーニング

 

 

仰向けで寝ると仙骨が痛い原因は、仙腸関節が緩んでしまい、骨盤がゆがんで開いてしまった結果、骨盤の後ろにある骨が出っぱりが、寝たときに、床に当たってしまうからです。

 

 

この状態は、仙腸関節不安定症と言われ、靭帯の緩みや骨盤のゆがみが原因となります。

 

 

また痛みは、座った時にぶつかる坐骨や、鼠径部にも広がることもあります。

 

 

これらを解消するためには、腹斜筋や大殿筋を鍛え、骨盤の開きを取ることが大事になります。

 

 

仰向けで寝ると、仙骨が当たった痛いという人は、ぜひお試しください。

 

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股関節の表紙

股関節がガクガクと抜ける感じを治すエクササイズ教えます

股関節の表紙

 

 

股関節に違和感・・・痛いわけじゃないんでけど、ガクガクと抜けるような感じがする。

 

股関節

 

 

そう感じる人は、いませんか?

 

 

その他にも

  • ・靴下を履こうと、足を上げたら股関節が外れるような感じがした。
  • ・片足に体重をかけ立っていたら、ガクッと抜けるよう感覚がした。
  • ・歩いていて、角を曲がろうとした時に、時々抜ける感じがする。

 

 

このように『股関節がガクガク抜けるような感じがする』という症状は、患者さんからしばしばお聞きします。

 

 

病院へ行っても「レントゲン取りましたが、股関節が外れて(脱臼して)いる感じはなさそうです。」と一言で終わってしまうことが多いみたいです。

 

 

整骨院へ相談してみようかな・・・でも、通うのは大変だし、とりあえず自分なんとかしたいなぁ。

 

 

そんな方には、これから説明するエクササイズがおススメです。

 

 

まず「股関節がガクガク抜ける感じがする」症状に、なぜエクササイズが良いのか、お話します。

 

 

股関節がガクガク抜ける感じがする原因は、股関節の周りの筋肉が弱く、体重を支えきれないためです。

 

エクササイズを行い、股関節の周りの筋肉を鍛えれば、体重を支えられるようになり、股関節のガクガク抜ける感じはなくなります。

 

 

一般的なエクササイズでも、効果はあるのですが、これからご紹介するエクササイズを行うと、股関節が安定するため、より効果を実感していただけます。

 

 

では、早速そのエクササイズの一部をご紹介します。

 

【骨盤の傾きを整えるエクササイズ】

 

 

【やり方】

1.まず仰向けになり、膝を曲げて足を挙げ、足の裏を壁に付けて下さい。

 (このとき膝と股関節が90°になるまで曲げてください。)

 

2.お尻を少し上げて下さい。

 

3.足の裏を壁に付けたまま、右膝が左膝より高くなるように、腰を右に捻って下さい。

 

3.右足を伸ばし、足を上下に10回動かして下さい。

 (このとき左の太ももの後ろに力が入っていることがポイントです。)

 

4.10回行ったら、リラックスして休み、そのあと4回繰り返して下さい。

 

 

 

他にもたくさんのエクササイズがありますが、このエクササイズをおススメする理由は、以下の3つになります。

 

 

1.骨盤のゆがみが整い、股関節がしっかりとかみ合います。

股関節に体重をかけると、太ももの骨に骨盤が乗っかり、しっかりとかみ合うようになっています。

しかし、骨盤がゆがみ、前に傾いていると、太ももの骨と骨盤が上手くかみ合わず、股関節が不安定になり、ガクガクと抜ける感じがしてしまいます。

このエクササイズを行うと、骨盤の傾きを治してくれるため、股関節が正しくかみ合うようになります。

 

2.姿勢がよくなります。

普段の生活での悪い姿勢は、骨盤のゆがみを起こし、また骨盤のゆがみは悪い姿勢の原因になります。

このエクササイズを行うことで、骨盤のゆがみを治り、上体が安定して、姿勢が良くなります。

 

3.特殊な道具が必要ないので、家で簡単に行うことができる。

スポーツジムなどに行かなくてよく、 自宅で簡単に行える。

 

 

またこの記事の最後には、他に2種類のエクササイズをご紹介しています。

 

 

股関節をより、安定させてくれるエクササイズになりますので、是非、お試しください。

 

 

では、より詳しく股関節がガクガク抜ける感じについてお話していきます。

 

 

股関節とは

 

 

股関節がガクガク抜ける原因は、股関節が体重を支えられないためと説明しました。

 

 

では、股関節はどのようにして、上半身をささえているのでしょうか?

 

 

まずは股関節のつくりについてお話します。

 

 

股関節とは、骨盤と太ももの骨である大腿骨(だいたいこつ)をつなぐ関節で、太ももを上げたり、足を引いたりする関節です。

 

 

股関節

 

 

股関節は、骨盤にある腸骨臼(ちょうこつきゅう)という受け皿が、大腿骨の骨頭(こっとう)という球状のところにかぶさってできています。

 

 

股関節にある筋肉の役割って

 

 

股関節は、上半身の体重を支え、さらに歩いたり、走ったりするのに重要な関節です。

 

 

先ほど、球体に受け皿がかぶさっているとお話ししました。

 

 

構造上は、それほど安定しているようには見えないと思います。

 

 

そのような構造の関節が、上半身の重さや動きを支える事ができるのでしょうか?

 

 

それには、股関節の周りに筋肉が影響しています。

 

 

股関節を作っている骨盤と大腿骨には、多くの筋肉が付いており、これらが股関節を補強しているので、安定しています。

 

 

殿部の筋肉

 

 

さらにその筋肉が、連動して動くことによって、股関節がかみ合って体重を支えた上で、足を動かして歩行する事が出来ます。

 

 

股関節がガクガクと抜ける理由

 

 

それでは股関節が、抜けるような症状がでるのは、なぜでしょうか?

 

 

それは、骨盤が前に傾き、そのゆがみによって股関節の筋肉が弱くなってしまうからです。

 

 

お尻

 

 

骨盤が前に傾くと筋肉って弱るの?

 

 

筋肉は、ゴムみたいに伸び縮みする組織です。

 

 

この伸び縮みすることで、関節を固定したり動かすと同時に、筋肉を健康で保つ上で大事なことなのです。

 

 

お尻筋肉

 

 

しかし、同じ姿勢が続いたり、動かさないでいると、筋肉は弱くなってしまいます。

 

 

また筋肉は、引き伸ばされた状態が続いても弱くなってしまいます。

 

 

骨盤が前に傾くと、筋肉がついている部分がズレてしまい、お尻周りの筋肉が引き伸ばされてしまいます。

 

 

その結果、筋肉が弱くなって、支えられなくなり、抜ける感じにつながってきます。

 

 

弱っている筋肉ってどれ?

 

 

股関節が抜ける感じがするとき、弱っている筋肉には、以下のものがあります。

 

 

  • ・大腿二頭筋(だいたいにとうきん)
  • ・内転筋(ないてんきん)
  • ・大殿筋(だいでんきん)

 

 

これら弱くなると、なぜ抜ける感じがしてしまうのでしょうか?

 

 

1つずる説明していきます。

 

 

大腿二頭筋

 

 

大腿二頭筋

 

 

太ももの後ろにあり、本来は、膝を曲げたり、太ももを後ろに引く筋肉になります。

 

 

またもう1つ役割があり、骨盤が前に傾くのを防止する役割もあります。

 

 

この筋肉は、骨盤の下の方に付いていて、骨盤が前に傾いていると、この筋肉は引っぱられて弱くなってしまいます。

 

 

大内転筋

 

 

大内転筋

 

 

これは太ももの内側にある筋肉で、太ももを閉じる筋肉です。

 

 

またもう1つ役割があり、寛骨臼と大腿骨頭のかみ合わせる役割があります。

 

 

この筋肉がしっかり機能していると、股関節はしっかりとかみ合い、安定させてくれます。

 

 

しかし、骨盤が前に傾くと、引き伸ばされてしまい、弱まってしまいます。

 

 

その結果、大内転筋は弱まってしまい、股関節のかみ合わせが不安定になってしまいます。

 

 

大殿筋

 

 

大殿筋

 

 

お尻の後ろにある筋肉です。

 

 

足を後ろに引く働きですが、それと同時に大腿骨と寛骨臼を引き寄せ合う役割もあります。

 

 

これにより、寛骨臼を大腿骨頭にしっかりと乗っけることができ、体重をかけても安定を保つ事が出来ます。

 

 

骨盤が前に傾くと、大殿筋も引き伸ばされ弱くなり、体重を支えるのが不安定になります。

 

 

ガクガクと抜ける股関節からガッチリ安定した股関節にするエクササイズ

 

 

ここまでは、股関節が抜ける感じがする原因についてお話ししてきました。

 

 

いよいよガクガクと抜ける感じに対するエクササイズをお話ししていきます。

 

 

今回、ご紹介するトレーニングは、3つです。

 

 

先ほど挙げた3つの筋肉を鍛えるエクササイズです。

 

 

【大腿二頭筋のエクササイズ】

 

【やり方】

1.まず仰向けになり、膝を曲げて足を挙げ、足の裏を壁に付けて下さい。

 (このとき膝と股関節が90°になるまで曲げてください。)

 

2.お尻を少し上げて下さい。

 

3.足の裏を壁に付けたまま、右膝が左膝より高くなるように、腰を右に捻って下さい。

 

4.右足を伸ばし、足を上下に10回動かして下さい。

 (このとき左の太ももの後ろに力が入っていることがポイントです。)

 

5.10回行ったら、リラックスして休み、そのあと4回繰り返して下さい。

 

 

【大内転筋のエクササイズ】

 

クッションを大きい物と小さい物を1つずつ用意して下さい。

 

 

【やり方】

1.左を上にして横向きになって下さい。

 

2.膝と股関節を90°に曲げて、足の裏を壁に付けて下さい。

 

3.足首の間に大きめのクッション、膝の間に小さめのクッションを挟んで下さい。

 

4.腰を捻る様に左の膝を後ろに引いて下さい。

 

5.後ろに引いたまま、深呼吸をしてください。

 

6.深呼吸の際、吸っている時は4のように足を後ろへ引き、吐くときは左の膝をクッションに向けて押し付けて下さい。

(この時、左の内ももに力が入っていることがポイントです。)

 

7.深呼吸を3回行ったら、1度リラックスをして、これを4回行って下さい。

 

 

【大殿筋のエクササイズ】

 

クッション1つとゴムバンドを1つ用意して下さい。

 

 

【やり方】

1.右を上にして横向きになって下さい。

 

2.両太ももにゴムバンドを巻き、足首の下にクッションを入れて下さい。

 

3.膝と股関節を90°に曲げて、足の裏を壁に付けて下さい。

 

4.腰を右にひねり、右膝が左膝より前になる様にしてください。

 

5.右の膝が天井を向くように、ゆっくり膝を開いて下さい。

 

6.お尻に力が入っているのを感じたら、そこで止めて深呼吸を3回行って下さい。

 

7.一度リラックスして、これを4回行って下さい。

 

説明だけだと、わかりにくいと思うのでこちらの動画をご覧ください。

 

 

こちらの動画のSTEP①が大腿二頭筋、STEP②が大内転筋、STEP③が大殿筋になります。

 

このトレーニングにより、骨盤が正しい位置になり、股関節を安定させる筋肉が鍛えられれば、股関節の抜ける感じは無くなるので、頑張ってみて下さい。

 

 

股関節をしっかりとはめる矯正体操

筋肉を使って骨盤と股関節を動かした後は、股関節を機能的に動かします。

 

 

こちらの体操を行ってください。

 

 

股関節の矯正体操やり方

 

 

また、股関節のはずれる感じがある方の中には方は、股関節がつまる感じがある方もいます。

 

 

そのような方は、こちらの体操をお試しください。

 

 

股関節がつまってトントン叩きたくなる時の大腿部矯正体操やり方

 

 

 

四股ストレッチ矯正体操やり方

 

 

 

股関節のガクガク抜けるのを防ぐには、お尻周りのエクササイズ

 

 

股関節が抜けるような感じがするのは、骨盤のゆがみと股関節の筋肉が弱くなっているからです。

 

 

弱っている筋肉は、大腿二頭筋・大内転筋・大殿筋です。

 

 

そのため、骨盤を正しい位置にし、これらの筋肉を鍛えて上げる必要があります。

 

 

エクササイズで、弱った筋肉を鍛えることで、抜けることのない股関節にすることができます。

 

 

股関節が抜ける感じがして、気になっている方は参考にしてみて下さい。

 

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ブログタイトル

辛い腰痛改善法!すぐにできる【腹筋トレーニング】

最近、腰痛がひどい。。

 

 

寒くなると、腰が重ダルい。

 

 

そんな、辛い腰痛で悩んでいる方へ!

 

 

今回は、【腰痛改善!】簡単!腹筋トレーニングの2分の動画を、紹介させていただきます!

 

まずは、腰痛の原因を、簡単に説明させていただきます!

 

 

腰痛とは

腰痛

 

まず、腰痛とは、腰部に起こる痛みや、違和感の総称です!

 

 

 

腰痛の起こる原因として、考えられるものが、様々あります!

 

 

 

また、東洋医学と西洋医学では、腰痛の原因の考え方が異なります!

 

 

 

まずは、腰痛の一般的な考え方から、紹介させていただきます!

 

 

腰痛の原因【西洋医学の考え方】

薬

腰がいきなり痛み始めた場合には、ぎっくり腰や椎間板ヘルニアなどが、考えられますが、鈍い痛みが続いたり、重苦しい痛みがある場合には、ほとんど腰痛症と考えます。

 

 

多い原因としては、デスクワークがなどで姿勢が悪くなっていたり、同じ姿勢を続けることで、血行が悪くなり、筋肉に栄養がいかなくなってしまいます。

 

 

そうなると、腰の周りの筋肉がこわばり、痛みが起きてしまうのです!

 

 

また、女性の場合は、月経時痛や子宮筋腫、子宮内膜症などの婦人科疾患のでも起こります。ストレスなどの心因性なものから起こる腰痛もあるので、様々な要因が、組み合わさり起きている事が、多いのです!

 

次に、東洋医学の考え方を説明いたします。

 

 

腰痛の原因【東洋医学の考え方】

内臓 ブログ

東洋医学では、体の中を巡っている気・血の状態や、五臓六腑という内臓の状態から、原因を考えていきます。

 

 

まず、【腰】と関係が深い臓器として、【腎】があります!

 

 

【腎】という臓器が、何らかの影響で、機能の低下が起こると、腰に症状が出やすいと、言われています。

 

 

1番多く考えられる病態として、【腎虚(じんきょ)】というものがあります!

 

 

では、簡単に【腎虚(じんきょ)】という状態の説明をさせていただきます!

 

 

腰痛が起こる原因【腎虚について】

不眠イラスト

 

 

まず、腎虚という状態は、腎の作用の低下が、起こっていることを言います!

 

 

東洋医学からみた【腎】の作用として、以下のものがあげられます!

 

 

(1)運動など、体の全てに必要なエネルギーを貯めています。

 

腎は、精(せい)というエネルギーを、貯める作用があります!精は、体の成長・発育をつかさどっている大事なエネルギーです!

 

このエネルギーは、月経や生殖に、関わります!なので、不妊症や月経不順が起きている場合には、腎の機能低下が起きている場合があります!

 

 

(2)腎は【骨】をつかさどる。

 

腎は、【骨】を司る作用があり、成長と深く関係しています!

 

腎の機能低下が起こると、足腰に痛みが出る場合もあります!

 

腎の機能は、全身の様々な作用と、関わっているため、機能の低下が起こると、全身に悪影響が、起きてしまいます!

 

腎虚症になりやすい方と、そうでない方がいます!腎虚症になりやすい方は、元々虚弱体質の方や、働きすぎなどで、疲れがたまっている方などです!

 

腎虚症の症状として、以下のものがあげられます!

 

  • ・足腰がダル重い
  • ・動悸・息切れ
  • ・耳鳴り・難聴
  • ・四肢の冷え
  • ・呼吸が浅い
  • ・不妊症

 

 

腰痛だけでなく、全身に様々な症状が出る場合があるので、早めの治療・予防が必要になります!

 

 

 

東洋医学では、腎虚症が原因で起きている腰痛に、ツボを使用して、治療を行います!

 

セルフケアとして行えるツボ押しが、とてもおすすめなので、紹介させていただきます!

 

 

自分でできる!【腰痛】のセルフケア

代謝 ブログ

 

まずは、有効なツボを5つ紹介させていただきます!

 

腰痛に効く!即効性のあるツボ5選!

 

(1)腎兪(じんゆ)

 

腰痛 腎兪

 

腎兪は、腰の一番くびれているラインで、背骨から指2本分外側にあるツボです!弱っている腎の機能を高める作用があります!

 

(2)腰腿点(ようたいてん)

 

腰腿点

 

手の甲にあるツボですが、すべてのタイプの腰痛に効く万能なツボです!深呼吸とあわせてツボ押しを行ってください!

 

(3)復溜(ふくりゅう)

復溜

 

足の内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみにあるツボです!復溜も腎に直接作用するツボなので、腎の機能が高まります!

 

(4)気海(きかい)

 

腰痛 気海

腎虚症になると、全身に気が、不足している状態となります!なので気海を使い、気を増やして、循環を改善させます!

 

(5)血海(けっかい)

 

生理痛血海

 

腰の周りの筋肉の血液循環が、悪くなっているので、血海を使用して、血行を改善させます!

 

 

以上の5つのツボ押しは、とても有効で、即効性があるので、ぜひ試してみてください!

 

また、他に簡単なセルフケアとして、腰痛のトレーニングがあるので、紹介させていただきます!

 

辛い腰痛改善!腰痛トレーニング!

 

①呼吸に合わせて腹筋を鍛えるトレーニング

腹筋

まず、仰向けで手を体の横に置き膝を曲げます!足は、肩幅に開いた状態になります。

 

その状態で深呼吸をします。

 

 

鼻から息を吸い、口から吐きます。口から吐くときに、お腹をへこませるように力をいれます。

 

 

息を吐ききったら3秒間キープします!この体操を10回繰り返します。

 

 

②インナーマッスルを鍛える体操(応用編)

佐野先生

先程と同様、仰向けで寝ます!足を肩幅くらいに広げ、膝を曲げます。

 

その状態で深呼吸をします。

 

鼻から息を吸い、口から吐きます。息を吐きながらおへそをのぞき込むように頭を持ち上げます。

 

この時、お腹に力が入っている事を感じてください。この状態を3秒間キープします。

 

この体操も10回行ってください!

 

動画はこちら!

 

 

 

ただ、仰向けになって上半身を曲げる腹筋を行うと腰が痛くなってしまう方のいらっしゃいます。

 

 

これは、腹圧といって上半身が過度に曲がらないように調節する圧が足りない為におこる症状です。

 

 

そんな方は、こちらの体操から行ってみてください。

 

 

膝浮きの矯正体操やり方

 

 

また、長く座っていると腰が痛くなる方はこちらの体操がおすすめです。

 

 

座って出来る腰の矯正体操やり方

 

 

まとめ

まとめ 画像

 

腰痛となる原因は、本当に様々ありますが、どの場合でも早めの治療・予防がとても大事になります!

 

 

痛みが強く、気になる場合には一度、医療機関で診てもらう事も大事です!

 

 

また、今回紹介させていただいた、ツボ押しと腹筋トレーニングは、どちらも簡単にできるものなので、とてもおすすめです!

 

 

ぜひ、参考にしていただき、腰痛を解消してください!

 

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肩甲骨ポキポキ

【肩甲骨がポキポキ鳴る正体が判明!】肩と体のゆがみの関係性

肩甲骨ポキポキ

 

最近では、1日机に向かってパソコンとにらめっこをするデスクワークが増えてきています。

 

 

仕事を一通り終えて、「ふーっ」と一息。

 

 

そんな時、ふと肩をグルっと一周・・・「パキパキッ」

 

 

別に痛くはないけど、なんか肩甲骨の辺りから変な音が鳴る。

 

 

そんな経験ありませんか?

 

 

他にも

 

 

  • ・肩を怪我してから、肩が動かしずらくなって動かすと肩甲骨の辺が鳴る。
  • ・四十肩が落ち着いて、うごかせるようになったらパキパキいう様になった。
  • ・小さい頃から肩を回すと音がする。
  • ・肩をぶつけてなんともないけど、気づいたら動かしたときにパキパキ鳴る。

 

 

このような「肩甲骨がパキパキと鳴るんですけど」という質問をされることが、しばしばあります。

 

 

痛くはないけど、気になるという方は多い様で、皆さん色んな所で聞いているみたいです。

 

 

病院に行ったんだけど・・・

「なんともないですね。レントゲン見ても異常ありません。痛くないなら様子を観ましょう。痛くなった時のために湿布出しておきますよ。お大事に。」

 

 

マッサージに行ったんだけど・・・

「だいぶ凝ってましたよ。姿勢が悪いみたいなので、普段の生活で気を付けてみてください。」

 

 

整体に行っきたんだけど・・・

「体がだいぶゆがんでいますね。治すには、しばらく通っていただいた方がいいですね。」

 

 

湿布では治らないだろうし、普段から姿勢は気を付けているんだけど、すぐに凝ってしまう。

 

通うのは大変だろうなぁ・・・。

 

 

そんな人には、これから紹介するトレーニングを試してみてください。

 

 

これから紹介するトレーニングが、なぜおすすめなのか、それには、次のような理由があります。

肩甲骨がパキパキ鳴る原因は、肩甲骨が肋骨の盛り上がりを乗り越えた時に、肩甲骨と肋骨が擦れることで起こります。

 

肩甲骨が動く際、肋骨の上を滑るように動きますが、肋骨がゆがんでいると、肩甲骨が正しく動いていても、肋骨に引っかかってしまいます。

 

その結果、肋骨の引っかかりを乗り越えた時に「パキパキ」と音がなります。

 

これを治すには、肋骨のゆがみからくる盛り上がりを整えなければなりません。

 

紹介するトレーニングは、肋骨のゆがみを整えてくれるので、背中の肋骨の盛り上がりを解消してくれます。

詳しい話は、後程ご紹介いたしますが、まずはこちらの動画をご覧ください。

 

 

 

 

見た感じは、地味で楽そうですが、実際やってみると結構疲れます。

 

 

この体操には、以下の3つの効果があります。

1.肋骨のゆがみを整え、背中側の肋骨の盛り上がりを治してくれる。

肋骨の前側が開いてしまうと、背中側の肋骨が盛り上がるようにゆがみます。

このトレーニングは、肋骨の前側を締め、背中側のゆがみを取ってくれます。

 

2.呼吸がしやすくなる。

肋骨が締まることで、胸郭が広がりやすくなり、また横隔膜も正しく働けるようになります。

その結果、空気の出入りがスムーズになり、呼吸が行いやすくなります。

 

3.骨盤のゆがみが取れる。

骨盤の開きを締めてくれるため、姿勢が良くなります。

猫背などの悪い姿勢からくる筋肉残りや体のゆがみを治し、予防してくれます。

また道具やトレーニングマシンもいらないので、自分の家で簡単に行えるのも魅力的ですね。

 

 

この記事の後ろの方にも、別のトレーニングやストレッチの方法をご紹介しています。

 

 

同じようにお家で簡単にでき、また仕事の合間に手軽にできるものもあるので、是非、ご覧なってお試しください。

 

 

では、これから更に詳しく肩甲骨がパキパキ鳴る原因や治療、予防についてお話してきます。

 

 

首肩周りの構造について

 

 

最初に肩甲骨がポキポキ鳴る原因は、肩甲骨が肋骨の盛り上がりを乗り越えるときに擦れて鳴るとお話ししました。

 

 

その他にも、肩甲骨の動きが、筋肉が張って硬くなったことで、正しく動くのを邪魔していることも原因の1つになります。

 

 

そのため、体のゆがみだけではなく、肩甲骨の周りの筋肉の張りを取り、動きやすくしてあげることも必要になってきます。

 

 

どの辺の筋肉が張っているのか、また体がどのようにゆがんだりしているか説明していきますが、その前に普通の状態がわかっていると理解しやすいと思いますので、説明していきます。

 

 

肩ってどうなってるの

 

 

肩は、鎖骨と肩甲骨、上腕骨の3つの骨が、つながってできています。

 

 

 

 

そして、背骨から出ている肋骨の上に肩甲骨が乗っかっている状態になっています。

 

 

腕が上がるにつれて、肩甲骨も斜め上に動かなければ、腕を上げることができません。

 

 

腕と肩甲骨は連動して動いているのです。

 

 

肩周り

 

 

また肩には、たくさんの筋肉がくっついています。

 

 

特に肩甲骨は、鎖骨とつながっていますが、それ以外は筋肉に囲まれていて、多くの筋肉がくっついています。

 

 

肩筋肉

 

 

肩甲骨は、僧帽筋(そうぼうきん)という筋肉と前鋸筋(ぜんきょきん)という筋肉に挟まれていて、肩甲骨と肋骨の間にある前鋸筋の上を滑るように動いています。

 

 

前鋸筋拡大図

 

 

肋骨って動くの?

 

 

背骨から胸にかけて出ている肋骨は、肺や心臓など内臓を守るのと同時に、呼吸をするのに重要な役割をしています。

 

 

肋骨の一番下には、横隔膜(おうかくまく)というドーム状の筋肉があります。

 

 

この横隔膜は、呼吸の主役となる筋肉で、肋骨と背骨にくっついています。

 

 

この筋肉が働くと、下に動いていき、肋骨で囲まれた空間である胸郭(きょうかく)という部分が広がります。

 

 

その結果、胸郭が広がることで肺に空気が流れ込み、呼吸を行うことができます。

 

 

呼吸の仕組み

 

 

さらに胸郭は、肋骨に囲まれている空間ですが、空気の出入りの伴って、肋骨も動きます。

 

 

肋骨の間には、肋間筋(ろっかんきん)という筋肉があり、息を吸うと肋骨を広げるように動き、息を吐くと肋骨は閉じるように動いています。

 

 

胸郭

 

 

この横隔膜と肋間筋が協力して働くことによって、胸郭はポンプのように伸び縮みして、胸郭の中にある肺を動かし、呼吸を行っています。

 

 

肩甲骨が鳴る原因とは・・・

 

 

肩甲骨がパキパキっと鳴る音は、肩甲骨が肋骨に引っかかって、それを乗り越える時に鳴る音だと説明しました。

 

 

しかし通常であれば、肩甲骨と肋骨が引っかかることはありません。

 

 

それでは、なぜ肩甲骨と肋骨が引っかかってしまうのでしょうか?

 

 

この肩甲骨と肋骨が引っかかる原因には、大きく分けて2つあります。

 

 

  • ・猫背などの不良姿勢
  • ・体のゆがみ

 

 

ここからは、この2つの原因についてお話していきます。

 

 

猫背などの不良姿勢

 

 

猫背など姿勢の悪い状態が続くと、偏った筋肉ばかり使ってしまい、一部の筋肉が使い過ぎになります。

 

 

猫背で負担がかかりやすい筋肉は、首や肩周り、腰などの筋肉です。

 

 

筋肉を使いすぎると、筋肉が硬くなり、肩こりや腰痛などの様々な症状の原因になります。

 

 

「肩甲骨がポキポキと鳴る」状態もその症状の1つです。

 

 

肩甲骨が鳴る状態では、猫背などの不良姿勢による「肩回りの筋肉の緊張」と「首回りの筋肉の緊張」が悪影響を及ぼしています。

 

 

肩周りの筋肉の緊張

 

 

先ほども言いましたが、肩甲骨は、僧帽筋と前鋸筋に挟まれて、肋骨の上に乗っかっています。

 

 

これらの筋肉が連動して動くことで、肩が複雑な動きをすることができます。

 

 

しかし、デスクワークなど背中を丸める状態が長く続くことで、僧帽筋が硬くなってしまい、肩甲骨を肋骨に向けて、上から押さえつけるような形になります。

 

 

デスクワーク

 

 

さらにこの姿勢では、腕が前に出て、肩を巻き込んでしまいます。

 

 

そうなると肩甲骨も前に動くので、前鋸筋が使われたままになった結果、前鋸筋は硬くなり、肩甲骨の動きが悪くしてしまいます。

 

 

肩周り筋肉が硬くなってしまうと、肩甲骨の肋骨の上での滑りが悪くなり、引っかかりやすくなってしまいます。

 

 

首周りの筋肉の緊張

 

 

背中を丸めた姿勢は、呼吸での肋骨の動きを制限してしまいます。

 

 

背中が丸まることで、胸郭は、背中の筋肉や肩甲骨などから抑えつけられる形となり、息を吸っても広がりにくい状態になっています。

 

猫背の影響

 

 

この広がりにくさを補うために、肋骨についている首周りの筋肉が、肋骨を広げようと、上に持ち挙げように働きます。

 

 

頸部

 

 

その結果、肋骨がゆがんで、胸郭が広がり、肩甲骨が引っかかる原因になります。

 

 

また背中を丸める姿勢では、首が前に出た状態になってしまいます。

 

 

こうなると、本来、背骨で支えている頭の重さが、首にかかります。

 

 

頭の重さとは、実はボーリングの玉ほどの重さがあります。

 

 

そのため、首は猫背になっている間、ボーリングの玉ほどの重い頭を、首や背中の筋肉で支えなければならなりません。

 

 

僧帽筋はもちろん、首や肩、背中にある筋肉に大きな負担がかかってしまいます。

 

 

その結果、首の筋肉はもちろん、肩や背中の筋肉も硬くなり、肩甲骨の動きを悪くし、肋骨のゆがみを悪化させてしまいます。

 

 

体のゆがみ

 

 

普段からの生活で、片方だけ使うなどのクセがある人は多いです。

 

 

そういう人は、骨盤や体幹のゆがみにつながってきます。

 

 

体幹がゆがむと、肋骨や肩甲骨にも影響を及ぼします。

 

 

体幹のゆがみから肩甲骨は、前や後ろに傾いて、肋骨に近づいて、ぶつかりやすくなる部分ができてしまいます。

 

 

さらには肋骨がゆがみます。

 

 

肋骨の前側が開き、背中側に盛り上がるような形にゆがんでしまいます。

 

 

この状態で肩甲骨が肋骨上を滑ると、ゆがんでいる部分に引っかかってしまいます。

 

 

そして、肩甲骨が引っかかりの部分を、乗り越える際に「ポキポキ」というような音がなります。

 

 

また呼吸をする時は、横隔膜が働きますが、肋骨が前に開くことで、横隔膜は引き伸ばされた状態になります。

 

 

この状態では横隔膜が、上手く働くことができません。

 

 

横隔膜がうまく動くことができず、胸郭の広がりが悪くなり、呼吸が浅くなってしまいます。

 

 

その結果、先ほど挙げたように、肋骨についている首周りの筋肉が、肋骨を持ち上げようと負担がかかり、さらに硬くなってしまう悪循環に陥ります。

 

 

これらを治すためにも、丸まった姿勢を正し、筋肉の張りを取ってあげることが、ゆがみを治すには重要です。

 

 

肩甲骨のパキパキと鳴るのを取る方法

 

 

肩甲骨が音が鳴るのは、最初は特に痛くないことが多いです。

 

 

しかし、繰り返し行っていると、肩甲骨と肋骨が引っかかりにより擦れ、炎症を起こって痛みがでる危険性があります。

 

 

そのため、筋肉の張りやゆがみを整えて、音が鳴らないようにする必要があります。

 

 

音が鳴らなくなるようにするには、先ほど挙げた2つの原因を解消する必要があります。

 

 

不良姿勢を治す

 

 

猫背などの不良姿勢による首肩周りの筋肉の緊張を取るには、ストレッチが効果的です。

 

 

ここでは、首肩周りの張りを取るストレッチと、猫背に有効なストレッチを2つを紹介します。

 

 

これは簡単なので、仕事の合間にもすぐ行えるので、是非行ってみてください。

 

 

【首肩の筋肉のストレッチ】

 

ストレッチ

 

 

【やり方】

1.軽く胸を張り、手のひらを前に向けて、手を下に降ろします。

 

2.頭に軽く手を添え横に倒し、反対側の肩は下に引き、肩が伸ばされるのを感じてください。

 

3.そのまま、深呼吸を3回行ってください。

 

4.一度、元に戻って、反対側も行ってください。

 

手で添えると強くなるため、無理に引っ張りすぎないように注意してください。

 

 

このストレッチでは、首肩全体の筋肉を伸ばすことができるため、有効です。

 

 

ストレッチをかける強さを自分で調整できるため、痛気持ち良いところで止めることができます。

 

 

強く伸ばし過ぎると、痛めてしまう危険性もあるので、心地よく伸ばされている程度に強さを留めて下さい。

 

 

痛いくらいに伸ばすのは、伸ばし過ぎですので、注意しましょう。

 

 

次に猫背で丸まっている背中を反対側にストレッチする方法をご紹介します。

 

 

【猫背のストレッチ】

 

キャットレ

 

 

【やり方】

1.手を後ろに回して指を組みます。

 

2.鼻から息を吸い、口から吐きながら胸を張り、腕は下へ引きます。

(この時、肩甲骨を寄せるように意識してください。)

 

3.そのままゆっくりと上を向き、息を吐ききって3秒間待ちます。

 

4.3秒経ったらゆっくりと戻します。

 

5.この動作を3回繰り返してください。

 

 

肩甲骨を寄せることによって、前鋸筋がストレッチされるので、肩甲骨が動きやすくなります。

 

 

また胸の大きな筋肉である大胸筋を伸ばす作用もあり、巻き肩の人にも効果があります。

 

 

肩甲骨が背骨に寄せることで、胸を張るような姿勢になり、丸まるクセのついた背中を伸ばしのに、最適なストレッチになります。

 

 

体のゆがみを取る

 

 

体のゆがみを取るには、日常生活からのクセを気を付ける必要があります。

 

 

さらに体の土台である骨盤のゆがみが、肋骨や肩甲骨のゆがみにつながっています。

 

 

骨盤のゆがみにより、筋肉の強い所と弱い所ができてしまいます。

 

 

この弱くなった筋肉を鍛えてあげることは、体のゆがみの改善にもつながります。

 

 

そこで、骨盤や肋骨のゆがみを治すトレーニングをお教えします。

 

 

【骨盤と肋骨のゆがみを取るトレーニング】

肩のトレーニング

 

 

【やり方】

1.壁に向かって立ち、手を伸ばした時、掌が壁に付くぐらいに離れます。

 

2足は肩幅くらい開き、恥骨が前に出るように、腰からお尻まで丸めてください。

 

3.掌を壁に付け、鼻から息を吸ってください。

(この時、背中に空気を取り込むイメージで、背中を広げてください)

 

4.口から息を吐き、壁を掌で押しながら、膝を曲げてください。

(この時、目線は下げないように注意し、太もも・肩甲骨・お腹に力が入っていることを感じてください)

 

5.息を吐き切きったら、そのままの姿勢を3回深呼吸をしてください。

(深呼吸は、息を吸う度に背中を広げ、息を吐く度に、背中~お尻を丸めるように意識してください)

 

6.3秒経ったら、一度、リラックスして、3回繰り返してください。

 

 

この体操は、骨盤のゆがみと同時に、肋骨の前側の開きを閉めてくれます。

 

 

肋骨が閉まることで、背中側のゆがみが取れ、肩甲骨が擦れにくくなります。

 

 

また横隔膜が引き伸ばされた状態から、働きやすい状態に戻るので、呼吸しやすくなり、肩周りの筋肉の緊張も取れます。

 

 

さらに骨盤のゆがみが取れると、ポッコリと出たお腹を締める効果もあるので、お試しください。

 

 

肩甲骨のポキポキ鳴るのを取るのは、姿勢を治して体のゆがみを治す

 

 

肩甲骨がパキパキっと鳴る正体は、肩甲骨と肋骨が引っかかり、それを乗り越える際に起こる音です。

 

 

その原因は、悪い姿勢による首肩周りの筋肉の張りと肋骨や骨盤などの体のゆがみからくるものです。

 

 

通常は、肩甲骨と肋骨が擦れる事はありませんが、日常生活のクセや姿勢不良により、筋肉の張りや体のゆがみを起こって音が鳴るようになってしまいます。

 

 

最初は痛くない事が多いですが、繰り返し鳴らしていると、痛くなってしまう事があるので、治しておく必要があります。

 

 

 それを治すのには、首肩周りの筋肉の緊張をほぐして姿勢を治すのと、体のゆがみを取ることが重要です。

 

 

猫背の改善や筋肉の緊張を取るには、首や肩、背中のストレッチが有効です。

 

 

また体のゆがみでは、普段の生活でのクセに注意しながら、ゆがみを治し、さらにゆがみによって弱った筋肉を鍛えてあげるトレーニングを行う必要があります。

 

 

肩甲骨がポキポキなって気にしている方の参考になれば、幸いです。

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【動画で簡単!】眼精疲労を改善!1日1分ストレッチ!

 

 

今回は、【眼精疲労(がんせいひろう)】を解消する1日1分!簡単ストレッチを紹介させていただきます!

 

 

 

現代病といわれ、多くの方の悩みである【眼精疲労】

 

 

 

そんな辛い悩みを、お持ちの方に向けて。

 

 

 

【眼精疲労】の原因とセルフケアを紹介させていただきます!!

 

 

【眼精疲労(がんせいひろう)】とは

頭痛

 

 

まず、簡単に眼精疲労について、説明させていただきます!

 

 

 

【眼精疲労】の状態とは、目の疲れや、ゴロゴロと違和感のある感じ、しょぼしょぼする、涙が出る、目の痛みの総称です!

 

 

眼精疲労が、なぜ起こるのか、原因としては様々なものがあり、西洋医学と東洋医学でも考え方が変わります。

 

 

まずは、西洋医学の観点から見る原因から説明させていただきます!

 

 

眼精疲労の原因【西洋医学の考え方】

 

デスクワーク

一般的に多く考えられるのは、デスクワーク・スマホなどで、目を酷使していることが原因として考えられます。

 

 

ドライアイや、緑内障などの疾患や、コンタクトレンズや眼鏡などを、度が合わないまま使用している場合も、眼精疲労の原因となります。

 

 

また、眼精疲労が原因となり、首こり・肩こり・めまいや吐き気。頭痛などの全身症状につながる可能性があります。

 

 

眼精疲労を放っておくと、症状が重くなってしまうので、早めの対策が、必要になります!

 

 

また、東洋医では、【眼精疲労】の原因を、別の見方で考えているので、説明させていただきます。

 

 

眼精疲労の原因【東洋医学の考え方】

 

頭痛 漢方

東洋医学では、体の中をめぐっている気・血の状態や、五臓六腑という内臓の状態から原因を、考えていきます!

 

 

まず、目と関係の深いものとして、【肝という臓器と血】があげられます!

 

 

多く考えられる状態としては、【肝血虚(かんけっきょ)】というものがあるので、簡単に説明させていただきます!

 

 

肝血虚(かんけっきょ)とは

くらくら

 

肝血虚というのは、肝という臓器に(血)が不足している状態のことを言います。

 

 

様々な原因が考えられますが、もともと虚弱体質の方や、ストレスを多く感じている方に、なりやすいと言われています。

 

 

肝の機能が低下すると、目や爪に症状が出やすいと言われています!目の渇きや爪がもろくなります!

 

 

女性では、生理が遅れるなどの月経不順が起こる場合があります!

 

 

西洋医学・東洋医学どちらの観点から見ても、早めの治療や対策が必要となります!

 

 

それでは、簡単にできる【目のストレッチ】とセルフケアを紹介させていただきます!

 

 

眼精疲労に効く!簡単セルフケア!

ホットアイマスク

 

まずは、目のストレッチから紹介させていただきます!

 

眼精疲労に効く!1日1分ストレッチ!

 

 

【1】まずは、目を右に3かい回します!

 

目

  ※反対側も、同様におこなってください!

 

 

【2】次に、眉頭にある【攅竹(さんちく)】というツボを、押していきます!

 

さんちく

  攅竹(さんちく)は、眉頭にある左右2つのツボとなります!疲れ目に、とても有効といわれています!

 

 片側ずつ、10秒間押して下さい!※強めに押すことで、目がよりすっきりします!

 

 

【3】最後に、目をギューッとつぶります!

め 体操

 

  その状態を1~2秒キープします!

 

  そこから、瞼をパッと思いっきり開きます!

 

 

他にも、眼精疲労に効くツボ押しを紹介させていただきます!

 

 

たった5つのツボで改善!簡単セルフケア!

ホットアイマスク

 

 

眼精疲労にとても有効と言われている5つのツボを紹介させていただきます!

 

 

【1】眼精(がんせい)

 

がんせい

 

足にあるツボす!ツボの名前の通り、眼精疲労にとても有効です!グリグリ押すことで、目がすっきりします!

 

【2】晴明(せいめい)

 

せいめい

目頭の先端のくぼみにあり、鼻の付け根の両端にあるツボです!目の周辺の筋肉の血流をスムーズにします!疲れ目やドライアイに有効です!

 

【3】血海(けっかい)

生理痛血海

 

血が不足していることが、眼精疲労の原因となっているので、血を増やすために使用します!血海は、体の中の【血】が集まっているツボなので、おすすめです!

 

【4】膈兪(かくゆ)

 

腰痛 膈兪

膈兪も、血海と同様の理由で、使用します!体の中をめぐっている【血】の状態もよくなるので、おすすめです!

 

 

【5】太衝(たいしょう)

不眠 太衝

 

太衝は、肝の機能を、高める作用があります!肝の機能が改善されると、全身を流れている気・血の状態が、とてもよくなります!

 

 

以上の5つのツボが、眼精疲労に、とてもオススメなので、ぜひ試してみてください!

 

 

まとめ

ブログ

 

眼精疲労は、たくさんの方が悩まれている、とても身近な症状です!

 

 

辛い現代病と言われ、原因も様々です!放っておくと、全身症状が出てしまう場合があるので、早めの治療と対策が大事です!!

 

 

 

なので、紹介させていただいたツボ押しや、ストレッチなどの簡単なセルフケアを続けてみてください!

 

 

 

他にも、入浴時に行うマッサージや、ホットアイマスクなどの使用で、目の周りの筋肉の血流を改善させる事も、眼精疲労のケアにおすすめです!

 

 

簡単にできるケアや、予防法が、様々あるので、ぜひ、試してみてください。

 

 

参考にしてみてください!

 

 

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ブログ 猫背タイトル

【動画で分かる!】たった3つの体操で猫背改善!必見です

 

 

今回は、【猫背】を解消させるたった3つの体操を、紹介させていただきました。

 

 

 

人から、猫背を指摘されたり、昔から姿勢が気になる…。

 

 

など、

 

【猫背】で、悩まれている方も、多くいると思います。

 

 

そんな方へ向けて。

 

 

猫背の原因と、解消法を紹介させていただきます!

 

猫背について

 

 

まずは、猫背について簡単に説明させていただきます。

 

デスクワーク

 

最初に、背骨について簡単に説明させていただきます。

 

【正しい背骨の位置】

 

 

背骨は、椎骨(ついこつ)という骨が積み重なってできています。

 

 

椎骨の中にも種類があり、首にあるのが頸椎(けいつい)・胸にある骨が、胸椎(きょうつい)・他にも腰椎(ようつい)・仙椎(せんつい)の4種類に分けられます。

 

 

 

この4種類の椎骨が積み重なり、背骨は、S字のカーブを保っています。

 

 

これが背骨の正しい位置になります。ですが、猫背になるとカーブのバランスが崩れてしまいます。

 

 

このカーブは、絶妙なバランスを保っていて、衝撃を吸収したり、頭の重さを支えています。

 

猫背になると背骨のカーブが不安定になり、全身に様々な悪影響が出てきます。

 

 

 

猫背の状態とは、背中が丸まって、肩・首が前に出ている状態のことを言います。

 

 

では、なぜ猫背になるのか、原因を紹介させていただきます!

 

猫背の原因【一般的な考え方】

 

首こり

猫背となる原因は、様々ありますが、最近多く言われているのが、『スマホ猫背』です。

 

 

現代では、多くの方がスマホをもって生活しています。

 

 

電車の移動や、歩きながらでも、スマホをいじっている方を多く見ます。

 

 

 

スマホを見ている時は、気が付くと、下を向いている姿勢になっている事が多いです。

 

 

下を向いていることで、自然と背中が丸くなり、猫背の姿勢を作ってしまっています。

 

 

また、猫背になると、首の後側が縮まります。首の後ろには、大事な神経が、たくさん通っています。なので、猫背の姿勢で、神経が、圧迫されて、さまざまな不調が出てしまう場合があります。

 

 

猫背が原因で、起こりやすい不調として、以下のものがあげられます。

ストレス

 

  • ・肩こり
  • ・片頭痛
  • ・耳鳴り
  • ・浅い呼吸
  • ・首こり

 

 

猫背の姿勢は、とてもかっこ悪く見えてしまいますが、なかなか治し方が分からなく、なやんでいる方が多いです。

 

 

なので、そんな方に向けて、簡単にできる猫背の治し方を紹介させていただきます!

 

 

簡単!猫背解消セルフケア

ストレッチ

 

まず、お家で簡単にできる【猫背を治す3つの体操】を紹介させていただきます。

 

 

【1】反り腰猫背を治す体操

 

 

(1)まず、ボールと椅子を準備します(クッションでもOk)。

 

 

(2)椅子の前に正座になり、お腹にクッションを挟みます。その状態で、椅子に腕をのっけます。

画像

 

(3)その状態で、鼻から息を吸い、口から吐く深呼吸をしていきます。息を吐く際に、体を前に倒していき、肋骨でボールを押します。

 

 

(4)この体操を5回繰り返してください。

 

この体操で、背中が伸ばされ、猫背の改善につながります

 

それでは、2つ目の体操を紹介します。

 

【2】肋骨の出っ張りを矯正する体操

 

この体操も椅子とボールを使います。

 

(1)まず、足にボールを挟みます。その状態で、椅子に逆手をついて、腰を浮かせます。

 

(2)右手で体重を支え、左手を椅子から離し、体の右側に持っていきます。

 

 

(3)この状態をキープしたまま、深呼吸を3回繰り返します。

ブログ画像

 

(4)この体操を反対側を繰り返してください。

 

 

3つめの体操を紹介させていただきます。

 

【3】丸まっている背中を矯正する体操

 

この体操もボールと椅子を使用します。

 

(1)まず、椅子の上にボールを置きます。

体操方法

 

(2)ボールの上に体を乗っけます。その時、両方の肘を椅子について、体重を支えて下さい。

 

 

 

(3)肘で、体重を支えたまま、背中でボールを動かします。(この時、ボールが椅子から落ちないように、ゆっくり動かすのがポイントです。)

 

 

 

(4)上下に10回動かしてください!この体操を1日3セット行ってください!

 

 

 

以上の3つの体操を行っていただき、猫背を解消してみてください!

 

 

猫背を治して背中のコリを柔らかくする体操

先程ご紹介した体操はとても効果的な体操なのですが、仕事中に行うにはちょっと目立ってしまいます。

 

なので、仕事中でも簡単に背中のコリを治したい方に向けて、その体操のやり方をご紹介いたします。

 

背中のコリ体操やり方をご紹介

 

【やり方】

1.小さく前に習えの格好をとる。

2.肩甲骨を意識し手首を返しながら、腕を伸ばす。

3.手首を反対側に返し、元の姿勢に戻す。

4.一連の動作を10回×3セット行う。

 

 

こちらの体操もおすすめです。

 

ダンベルを使った胸椎伸展矯正体操やり方

 

 

ストレッチ以外にも、日常生活の習慣で、気をつけなきゃいけないこともあります。

 

 

まず、原因として多い【スマホ】を、使用している時の姿勢です。どうしても、目線が下向きになりやすいので、腕を上げて、同じ目線で使用することを心掛けてください!

 

 

 

他にも、デスクワークなどで、同じ姿勢が続くと、どうしても首が、前に出やすく、背骨が丸くなってしまいます!

 

 

なので、長時間の作業の際は、1~2時間に1回は、伸びやストレッチをして体を動かす事が大事です!

 

 

日々の生活習慣の癖は、なかなか治し辛いですが、自分のお体を見つめなおして、美しい姿勢を目指しましょう!

 

 

まとめ

 

まとめ 画像

猫背は、放っておくと、様々な悪影響を及ぼすことが分かっています。

 

 

なので、早めの予防や対策が、とても大事になります!

 

 

紹介させていただいた、3つの体操を、ぜひ行っていただき、を改善してください!

 

 

猫背が改善されると、体のさまざまな不調も改善されるので、体の状態がどんどん良くなります。

 

 

気になる不調を無くし、姿勢美人になりましょう!!

 

 

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便秘の表紙

【タイプ別ツボ3選】便秘のツボでお腹スッキリ

便秘の表紙

 

突然ですが、お通じの具合、いかがですか?

 

 

「お腹が張って苦しいけれど、お通じが来ない。」なんてことありますよね。

 

 

「何かお通じをよくする方法はないか?」なんて思っている人も多いと思います。

 

 

便秘は、体質もあるのですが、ちょっとした生活習慣を変えることで、改善することもあります。

 

 

また東洋医学では、便秘をタイプ別に分けており、同じ便秘でも治療法が違います。

 

 

東洋医学的にタイプ別で対処すると、普段とは違ったケアにより、便秘解消の効果は上がります。

 

 

今回は、一般的な便秘のケアに加え、便秘を東洋医学的にタイプ別に分け、それぞれに効くツボを3つずつご紹介していきます。

 

 

トレイ

 

 

どれぐらいお通じがないと便秘なのか

 

 

まずは、便秘についてお話していきます。

 

 

お通じは、個人差がありますが、1~2日に1回が通常とされています。

 

 

そのため、3日以上お通じがないと、便秘と考えます。

 

 

便秘の原因は、大腸の癌や炎症など腸自身の問題がない場合、大きく3つに分けられます。

 

 

  • ・弛緩性(しかんせい)
  • ・痙攣性(けいれんせい)
  • ・直腸性(ちょくちょうせい)

 

 

便秘の種類

 

 

便秘の種類

 

 

3種類の便秘を1つずつ説明していきます。

 

 

弛緩性

 

 

大腸がうまく動かなくなり、便が運べなくなったことで起こります。

 

 

便意を感じにくく、便が太くて硬くなる傾向がありますが、お通じ後は、残遺感は少ないです。

 

 

痙攣性

 

 

自律神経の乱れなどによって、腸が緊張して痙攣してしまい、うまく便が運べなくなります。

 

 

便意が強く、ウサギの糞のようなお通じになり、お通じ後には、残遺感があります。

 

 

精神的なストレスを感じやすい人や、過敏性腸症候群の方に多いです。

 

 

直腸性

 

 

肛門のすぐ前にある直腸は、お通じがある程度溜まると、直腸は、出そうとして収縮します。

 

 

しかし、直腸の感覚が鈍くなると、お通じが溜まっても、直腸は縮まりづらくなります。

 

 

その結果、便意を感じにくくなり、排便ができずに、便秘になってしまいます。

 

 

高齢者やお通じを我慢する人が、なりやすいです。

 

 

便秘が女性に多い理由

 

 

腹痛

 

 

便秘には、男性より女性のほうが多いです。

 

 

これには、4つ原因があります。

 

 

  • ・男性に比べ、お通じに必要な筋肉が弱い。
  • ・男性に比べ、骨盤が広いため、腸が下に垂れやすく、垂れた腸にお通じがたまりやすい。
  • ・ダイエットで食事を抜くことで、腸への刺激が少なくなる。
  • ・女性ホルモンの影響で、体に水分を貯めようとした結果、お通じが硬くなる。

 

 

さらに妊娠すると、ホルモンバランスが崩れたり、胎児が邪魔をすることもあり、便秘になりやすいです。

 

 

下剤にはどんな種類があるの

 

 

便秘を解消する下剤には、大きく分けて2種類に分かれます。

 

 

 

 

  • ・浸透圧性(しんとうあつせい)
  • ・刺激性

 

 

浸透圧性とは、水分の吸収を抑えて、お通じを緩くして出すお薬です。

 

 

マグミットなどがこれになります。

 

 

刺激性は、腸を刺激して動きをよくするお薬です。

 

 

プルゼニドなどがこれに当たります。

 

 

下剤には、繰り返し使っていると、効きにくくなってしまうので、日常生活のケアで、便秘を予防していく必要があります。

 

 

トイレ

 

 

お通じの一般的なケア

 

 

便通をよくする上で、重要となってくるのが、食事です。

 

 

食事では、まず朝食を摂ることが大事です。

 

 

朝の食事をすることで、腸は動き出し、消化器の生活リズムが整います。

 

 

さらに朝に冷たい水や牛乳を飲むと、大腸で反射が起き、大腸の大きな動きにつながります。

 

 

他に良いとされているのは、野菜です。

 

 

野菜の食物繊維は、水に溶けにくいので、大腸まで届いてくれます。

 

 

野菜

 

 

大腸に届いた食物繊維は、水分を吸収して大きくなります。

 

 

その結果、大腸を刺激してくれ、腸を動かしてくれます。

 

 

またお腹を「の」の字を書くようなお腹のマッサージや、運動することは、腸は元気に動くことができ、便秘の解消につながります。

 

 

東洋医学のタイプ別の便秘

 

 

東洋医学では、便秘は4つのタイプに分けられます。

 

 

  • ・熱秘(ねっぴ)
  • ・気秘(きひ)
  • ・虚秘(きょひ)
  • ・冷秘(れいひ)

 

 

1つずつ解説していきます。

 

 

熱秘

 

 

炎

 

 

このタイプの人は、赤ら顔で、お腹が張りやすく、お通じが固い、喉が渇きやすいという特徴があります。

 

 

胃腸に熱がこもり、水分が消耗されて、お通じが固まってしまい、便秘になるものです。

 

 

辛い物や脂っこいもの、お酒や味の濃いものなどの食べ過ぎで起こりやすいとされています。

 

 

これには、内庭(ないてい)・上巨虚(じょうこきょ)・天枢(てんすう)のツボが効きます。

 

 

内庭

上巨虚

天枢

 

 

 

気秘

 

 

このタイプは、お腹に張るような痛みがあり、時には脇まで張る、げっぷが出やすい、便秘になると食事量が減るという特徴があります。

 

 

悩みや心配事などのストレスで、胃腸の動きが悪くなったり、普段、座って過ごし、動くことが少ない人に多いです。

 

 

ツボは、天枢・太衝(たいしょう)・中脘(ちゅうかん)をつかいます。

 

 

太衝

 

 

虚秘

 

 

このタイプは、色白でいきむ力が弱く、疲れやすい、いきむと息切れがする、お通じ自体は硬くない特徴です。

 

 

病気の後や出産後、高齢者に多く、大腸の動きが悪い人に多いです。

 

 

 

ツボは、関元(かんげん)・三陰交(さんいんこう)、大腸兪(だいちょうゆ)が有効です。

 

関元

大腸兪

 

 

冷秘

 

 

このタイプは、色白で冷え性、むくみやすく、お通じは渋って出てこないという特徴があります。

 

 

冷えにより、胃腸の動きが悪くなり、お通じが出にくくなってしまします。

 

 

ツボは、関元(かんげん)、気海(きかい)、章門(しょうもん)を用います。

 

気海

章門

 

この便秘では、お灸のようにツボを温めてあげると効果が高いです。

 

 

便秘のお腹に効くツボ

 

 

先ほどの、タイプ別にツボに加え、全般的な便秘に効くツボもあります。

 

 

タイプ別のツボと合わせて、ここも使ってみてください。

 

 

・支溝(しこう)

支溝

・照海(しょうかい)

照海

 

・大横(だいおう)

大横

 

 

便通を良くする矯正体操

便通を良くする矯正体操をご紹介いたします!

 

 

【便通を良くする矯正体操(その1)】

便通を良くする矯正体操その1やり方

 

 

【便通を良くする矯正体操(その2)】

便通改善矯正体操その2やり方

 

 

【便通を良くする矯正体操(その3)】

便通改善矯正体操その3やり方

 

 

こちらの動画も参考にしてみてください。

 

 

 

 

まとめ

 

 

便秘とは3日以上お通じがない状態です。

 

 

便秘の原因は、腸に問題がなければ、弛緩性・痙攣性・直腸性の3に分けられます。

 

 

また便秘は、男性より女性のほうがなりやすいです。

 

 

お通じをよくするのに重要なのは、食事です。

 

 

具体的には、朝ご飯を食べ、水分と食物繊維を摂ることです。

 

 

東洋医学では、便秘は熱秘・気秘・虚秘・冷秘の4つのタイプに分けられます。

 

 

便秘に有効なツボは支溝・照海・大横があります。

 

 

さらにタイプ別として、熱秘では、内庭・上巨虚・天枢、気秘では、天枢・太衝・中脘、虚秘では、関元、三陰交、大腸兪、冷秘では、関元、気海、章門のツボを使います。

 

 

便秘でお困りの方は、是非参考にしてください。

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